ミルフィー「さて…それじゃお待ちかね!いよいよ清算にしますのぉ〜!」
ティア「収集品はこれで全部かしら?」
カトレア「後、コイツの鑑定も頼むぜ、ミルフィー」
透明な布を初め、馬の蹄や死者の遺品等を収集品商人に売りつけるにいくと
ミルフィー「ん〜と、是はツヴァイハンダーなの、絶対に壊れない両手剣ですの」
絶対に壊れない剣…それ故だろうか、切り結んだ方のクレイモアは既に刃毀れだらけだ
カトレア「まぁ…もう終わったことだしな、適当な値で露天で売ってくれ」
しかし、もう無理に戦う必要も無い…ならばZenyに変えたほうが現実的だ
ミルフィー「判りましたの♪…それじゃひいふうみぃ」
それぞれにZenyを分配し残ったのは…古い紫色の箱
ティア「…開けるのはやめましょうね」
嫌な思いが詰まった箱だ
カトレア「想い出いっぱい夢いっぱい」
箱には夢が詰まっている!そう、夢だけが
ミルフィー「あははは…私もそう思うですの…これも売っておきますの」
と、カートに戻そうとしたときだった
後ろから伸びた手が…箱を空けた、躊躇いも無く
リリー「何よ、詰まらない事言ってるわねぇ」
ミルフィー「リリ、リリーちゃ?!」
ティア「もう大丈夫なんですか?って?!は、箱が!」
カトレア「リリー…生き返って早々だが…手前!!」
リリー「開けてこその箱よ」
リリーを連れて町に飛んだ後、すぐさま魔術師の下に向かい蘇生術を施すと暫くは絶対安静である物の一命は取り留めた
助かったのは奇しくもリリー自身の忌み嫌う悪魔の血によってではあったが…
リリー「…ま、こんな事もあるわよね…ゴ、ゴメン…」
ミルフィー「ゔあ゙でずの゙〜〜」
鉄の矢1本獲得…
4人の間を冷たい風が吹き抜けていった…
カトレア「信じられん…」
リリー「わ、悪かったわよ…でもそっちだって私抜きで清算なんて酷いじゃない」
ティア「そ、それはミルフィーさんが…その」
ミルフィー「これだからリリーちゃんのお財布にはお金は入れられませんの」
リリーの分のお金もどうやらミルフィーの管理下に置かれたようだ
夜…復讐を終え、いよいよリリーの呪いを解く為に部屋に訪れたカトレア
呪いを解く等と言ってもその方法にはまったく心当たりは無い
生まれつきの悪魔の血…呪いですらないのだ
…んっ……
リリーの部屋の前で立ち止まったカトレアの耳に押し殺したような声が耳に響く
…鍵は掛かっていなかった
そっと扉を開けると中を覗き込んだカトレアの目にとんでもないものが飛び込んでくる
リリー「んぁっ!…ダメェ…止まら…ない」
硬く張り詰めた陰茎を握りしめゴシゴシと擦りながらマスターベーションをしていた仲間の姿
リリー「んぁっ…カト…レア…もっと…して欲しいのぉ」
しかもどうやらおかずは自分のようだ
据え膳食わぬは女の恥だ!(違っ
そっとベットに歩み寄るとその手を握り意地悪くも動きを止めさせた
カトレア「なんだ、リリーして欲しかったのか?」
リリー「カ、カトレア?!」
カトレア「ふふっ…どちらも随分物欲しそうにヒクついてるじゃないか」
半分皮が被ったままの陰茎の包皮を手で剥いていくと舌先で舐る様に嘗め回す
リリー「ダメェッ!…酷いわ…勝手に入ってくるなんて」
聞かれただろうか…顔が自然と紅潮する
カトレア「リリー…先に言っておくぞ」
突如ずいと顔を寄せると正面から目を見据えた
カトレア「あたしはリリーが好きだ…本気でな」
リリー「カト…レア…」
カトレア「リリーはどうなんだ?…女同士じゃ嫌か?」
この世界でもやはり女同士の結婚は認められては居ない…差別も偏見もあるがそれでもカトレアはきっぱりと言い切った
リリー「…嫌いなわけ…ないわ」
ギュッと抱きつかれ猫のように体を摺り寄せられる…黒い髪を掻き揚げて唇が寄せられる
どちらからとも無く唇が触れ合う…最初はフレンチだったキスも繰り返す毎に粘着質な音を上げる唾液を貪るようなキスに変わる
舌を絡ませながらコクコクとお互いの唾液を嚥下し、口内を嘗め回されるたびに獲も云われぬ感覚が体を支配する
息をするのも忘れそうに成る程の長い深い口付け…唇が離れる頃には唾液で濡れ光る唇にキラキラと煌く粘液の橋が掛かる
カトレア「リリー…あたしにもしてくれるか?」
リリー「…うん」
リリーにカトレアが跨るとお互いの恥部に顔を埋めていく
張り詰めた陰茎を飲み込むように深く銜え込むと舌で亀頭を舐り出す
リリー「んんっ!…チュッ…ピチャッ」
声を漏らすまいとカトレアの恥部を嘗め回すように舌を伸ばす
未だ拙い舌使いだがそれでも自分が何処が感じるのかを思えば自ずとやり方は判る
充血し皮から顔を出したクリトリスを舐めあげては指で膣壁を擦るように抽送してくる
最初は遠慮がちだった指や舌もカトレアの容赦ない責めにあてられて夢中になって指と舌でクリトリスや膣壁を舐め上げ、撫で擦る
しかしカトレアには容赦が無い
カトレア「んむっ…んっ…チュルッ」
陰茎を飲み込んだまま喉元で亀頭部を圧迫し竿を舌でチロチロとむず痒い様な程に舐めながらも指が蜜を垂れ流す膣内に潜り込み陰茎を内側からコリコリと刺激する
更に余った指に蜜を擦り付けるとその指が肛門に触れてゆっくりと揉み解され始める
リリー「んん〜っ!…そ、そっちダメェ!」
言うが早いかグニュグニュと指がもぐりこみ始めるとゾクゾクと背筋を羽虫が這うような感覚に身が反り返った
カトレア「ふふっ…こっちでも気持ちよくしてやるよ」
指が膣壁と腸壁を交互に擦る度、体が痺れそうな快楽に次第にリリーの手や舌の動きが止まってしまう
リリー「ひぁああっ!ダ…メェ!」
亀頭部が口内に含まれ舌が精管に潜り込みそうなほどに捻じ込まれながら強烈に吸い上げられる
更に指が二本に増えると膣内と腸内を挟み込むように壁越しに指が擦れ合う!
リリー「ぁぁあああっ!!もォ…ダメェ!」
遂にねを上げたリリーの陰茎から先走りの露が漏れると啜り取るように唇を突けて嚥下してから漸く口を離してやった
そろそろ頃合かもしれない
カトレア「あんな奴等に横取りされたしな…せめてこっちくらいはあたしがもらうか…」
今思い出しても居た堪れない気持ちになる…誰よりも何も出来なかった自分自身に一番腹が立つ想いだ
一旦唇を離し身に纏ったプレートを外し肌着を脱ぎ去るとリリーの上にのしかかる
ここ数日、リリーとの関係はあった物の一線は未だ越えていなかった
だが、此処に来て心は決まった…残りの一生掛けてでもリリーの呪いは解いてみせる
共に歩む為…純粋に一つになりたいと思う…今度は悪夢などに流された馴れ合いなどではない
カトレア「リリー…いいか?」
リリー「えぇ…お願い、カトレア」
ヒクヒクと物欲しそうに猛る陰茎を膣口に導くとゆっくりと腰を落としていく
熱い膣粘膜に包まれた陰茎がそれだけで大きく震えた
カトレア「んっ…太い…リリーのが…入ってくる」
顔に似合わず立派な太さと硬度を持った一物が濡れ光る膣口に挿入されると共に強い圧迫感から熱い吐息が漏れる
リリー「ひぃんっ!…そ、そんな締め付けないでぇ…で、出ちゃ」
既にイク寸前だったのだ、熱い粘膜に包まれただけでもトロトロと先走りの露が溢れ膣内に潤いが増していく
カトレア「もうちょっと…我慢して」
グッと腰を落とすとグラインドを始めた
グチャグチャと粘液を飛び散らせ結合部から汁が溢れかえる
リリー「ひぃんっ!ダメェ…動かない…でぇ」
ビクビクと震えだすリリーの肢体と陰茎…耐えるだけで精一杯で腰を動かすどころじゃない
カトレア「もう…我慢できない?んっ…出ちゃいそうなのか?んぁっ」
カトレアが腰を上げるとヌラヌラと濡れ光る陰茎が小陰唇を引き出すようにめくり上げながら膣口から覗き、腰を落としていくと粘液を溢れ返らせながら小陰唇のビラビラをも巻き込むように埋め込まれていく
張り詰めた陰茎を震わせながら息もつけずにコクコクと頷くリリーを見て更に可愛がってあげたくさえなる
カトレア「ふふっ…良いよ…そのまま出してっ!あたしの胎内に…」
一度出してしまっても夜は長い…今はゆっくりと楽しみたい
ギシギシとベットが軋むほど激しく抽送を繰り返すカトレア自身も硬く反り返った陰茎に膣壁の弱いところを擦られて早くもイキそうなほどだ
お互いの乳房が密着し潰れそうなほど強く抱き合いながら次第に上り詰めていく
反り返った亀頭部の張りがクリトリスの裏側を擦りながら子宮口までも突き上げられるとお返しとばかりに膣壁が陰茎を痛くなるほどの締め付けと共に根元からザーメンを搾り取ろうとする様に蠢く
リリー「もぉ…ダメェ…で、出ちゃう!ぁぁあああ!!」
反り返った体をカトレアに抱きしめられたまま奮わせる
膣内に潜り込んだ陰茎が一際大きく膨れ上がると精管を熱い粘液の塊が駆け上がってくる
陰茎がビクビクと戦慄き子宮口に向けて熱い奔流が迸った
カトレア「んんんっ!熱っ!…もっと…リリー、もっと出して…」
リリー「はぁぅ…カトレアァ…好きぃ」
胎内に溢れ出す熱い粘液の奔流を感じながら震えるリリーの唇に唇を合わせた
ピチャピチャと舌を絡ませながらお互いの乳房を指で弄くり揉み上げ撫で回す
ドクドクと胎内に溢れ許容範囲を超えたザーメンが膣口からドプリと溢れ返り熱い粘液がリリーの局部に伝い落ちていく
お互いの恥部をドロドロになる程粘液を吐き出しても尚も硬度を保ったままの陰茎が膣内で震えている
カトレア「もう一回…いけるよな?」
リリー「うん…もう一回…しよ」
お互いの汗で滑る躯を強く抱き合いながら今度は下からも上からもお互いに腰を使い出す
とはいえ此処でもカトレアに一日の長があった
単調になりがちなリリーの突き上げをフォローする様にうねらせくねらせながら時に膣内を締め付けてみせる
既に胎内に出されたザーメンとカトレア自身の愛液で泡立つほどにグチョグチョと粘着質で卑猥な音を立てる結合部から伝い落ちた粘液がシーツに沁みを作っていく
リリー「ふぁっ…良いのぉ…気持ち…良い」
カトレア「あ、あたしも…今度は一緒にイこう」
一旦は力の弱まり出していた陰茎も再び張り詰め出すとカリ首が膣壁を擦る
カトレアの腰使いにより縦横無尽に蠢くカリ首が膣壁を擦り、擦られた膣壁が震えるように収縮しては陰茎から精液搾り出すように締め上げた
ギュッと目を閉じて耐えるリリーの顔を見つめながら次第に高まっていく自身の官能に身を委ねる
カトレア「綺麗だ…リリー…ずっと…ずっと一緒に」
汗に濡れる黒髪と光るように輝く紅い瞳を見つめながら唇を重ねた
腰が自然と動き徐々に再び絶頂に駆け上っていく
そして今度は略同時だった
リリー「ふぁぁ…また、また出ちゃう…出ちゃうよ…カトレアァ!」
カトレア「出して!また、あたしの胎内にいっぱい…あ、あたしも…もう」
臀部が略同時に震えるとゴポリと愛液とも精液ともつかぬ交じり合った粘液が逆流して溢れ出す
もはやあふれ出した白濁液で小さな水溜りさえ出来そうなほどシーツがびしょびしょに成っていた処にさらに粘液が滴り落ちていく
ドクンッドクンッ
リリー「あああぁぁ!!」
カトレア「ふぅぅぅんっ!」
震える陰茎、蠢く膣内、溢れ出す精液と愛液…
再び子宮口に叩きつけられるような熱いザーメンの感覚…そして震えるように蠢く膣内が陰茎を根元から締め付け更にザーメンが導かれるように後から後から続けざまに吐き出されていく
カトレア「もっと…もっと出して良いよ…リリー」
絶頂の余韻に浸りながら今尚吐き出されるザーメンを胎内に感じつつ再び唇を重ねようとしたとき
ドターン!!
突如大きくドアが開かれると共に転がる一人の影と呆気に取られドアの外で硬直する影
…そういえば、自分が来たとき鍵は閉められていなかった…そして自分は鍵をしただろうか
ミルフィー「わきゃぁっ!ですの〜」
ティア「えっ?!あっ!あのそのこ、これは?!」
覗きに夢中になりすぎドアの隙間から身を乗り出しすぎて倒れこむミルフィーと慌てふためくティア
リリー「キ、キャァアア!!」
驚きのあまり慌てて体を離すと毛布を引き上げて肢体を隠す…が、今尚精液を吐き出す陰茎が毛布を斑に汚していく
まさか覗かれていたとは…如何に千里眼を持つといえど自慰の時にしろ行為の最中にしろそちらに意識が向けば廻りの景色には意識が向かなくて当然
しかし、収まりつかないのはカトレアだ…美味しいところにやっと在り付けたのにまたもや横槍が入るとは
カトレア「…お前等…」
膣口から白濁したザーメン交じりの粘液を滴らせながら幽鬼の様にユラリと立ち上がる…目が据わっていた
ミルフィー「ち、違いますの!べ、別に覗いてたんじゃないですの!」
ティア「こ、これは…そのリリーさんのお加減伺いに来て…その」
で、鍵が掛かっておらず中の二人の痴態に見入っていた
カトレア「要は覗いていた訳だな」
ミルフィー「うぅ…ゴメンなさいですのぉ〜」
ティア「あぁ、神よ、お許しを…」
喩え神が許してもカトレアに許す気等毛頭も無い!
カトレア「天誅!」
疾風のような神速で二人に飛び掛ると一瞬で二人の急所に手刀での一撃!
カトレア「スタンバッシュ!」
急所攻撃を受け二人の体が痺れ崩れ落ちた
ミルフィー「ありえませんのぉ〜?!」
ティア「嘘…速いっ!」
二人を軽々と抱き上げると部屋に連れ込みセイントローブやメイルを剥ぎ取り仰向けにさせてしまった
最後に今度こそ鍵はしっかりとかけておくと漸く二人に向き直り
カトレア「さて、覚悟はいいな、二人とも」
内腿を伝い堕ちていくザーメンが濡れ光り二人を転がすカーペットに沁みが出来ていくのを見ながら是からの我が身を慮る
ティア「ミ、ミルフィーさん」
ミルフィー「ふぇぇんっティアちゃん助けてですのぉ〜」
しかも衣服を剥ぎ取った二人の局部は今までの覗きからか既に滴りそうなほどに濡れ光っていた
リリー「カ、カトレア…ちょっとまって…ミルフィー…ひょっとして貴女…その、まだよね?」
是に息を呑んだのは…何故かティアだった
ミルフィー「あぅ…そ、そのぉ…あのぉ……ゴニョゴニョですのぉ」
ティア「えっ?!あの…えっと…成り行きっていうか…あ、いえ、別に成り行きでって訳でもないんですけど…」
既にティアは聖職者の風下だった!
リリー「………」
何時の間に…まぁ実際此処暫くよく二人でいるなとは思っていたのだが
カトレア「つまり、遠慮は無用という訳か」
二人の受難は始まったばかりだった
ハーデス「さて、サクサクといきましょうかね」
カナ「3〜4話ってまたアバウトだねぇ」
マナ「そして5話位になってしまうのがこの作者の特徴です」
ハーデス「(´Д\)ウワァァァン」
カナ「鬱陶しいから転んでも泣かない」
マナ「まぁ少なくとも1話1回はエッチ入れようとする努力だけは買っておきますから」