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監禁 来栖川シスターズ 長岡志保編
井川 正寿/文


 志保「あっかり〜。志保ちゃんよ〜。あかり?お〜い」

  志保があかりの顔の前で手を振る。ぼーとっしているあかりは気づいていない。

 志保「ねぇ、ちょっと聞いてる?」

  けだるそうに、あかりは志保の方に向く。目は重くまどろんでいた。

 あかり「志保・・・。どうしたの?」

 志保「もう、ヒロが休みだとあかりまで元気がなくなるのねぇ。あいつが二日も休む何て珍しいわ。今日は雅史も休みだし、風邪が流行ってんのかしら?」

 あかり「・・・」

 志保「ちょっと、聞いてる? だから一緒にカラオケに行かないかって誘ってんの。あかりぃ〜、朝から絶対変よ。ぱーっと、遊びに行こうよ〜」

  机に突っ伏してあかりにせがむ。

 あかり「ごめんね。今日は考え事がしたくて家に帰るね」

  あかりは鞄を持って教室を出て行ってしまった。

  今朝の智子の言葉が耳について離れない。何も考えたくなくても考えてしまっていた。

 志保「あーあ・・」

 

  志保は結局、一人で普段使わないカラオケボックスに来ていた。寂れた繁華街の一角にあるビルで、外観は老朽化して朽ち果てたイメージが強かったが、中に入ると小奇麗な内装になっていた。店内ではカウンター横のゲームコーナーで見なれない制服の女子高生が3人で遊んでいた。

 他校女「ねえ、一人? ここね、4人以上で入ると割引して貰えるんだ。良かったら一緒にどう?」

  エレベータを降りた志保に女の子の一人が話しかけてきた。

  3人とも私立のお嬢様って感じだ。志保は何となく気後れする。それでも、一人より大勢で遊んだ方が楽しいに決っているっと思い快く承諾した。

 志保「助かる〜。今日は誰もつかまんなくて退屈する所だったんだ。ありがとー」

  4人の女子高生は、受付を済ましてエレベータに乗り込む。

 志保「あれ? 409って4階じゃないの?」

 制服女「やっぱり、ここ初めてなんだ。この間、改装して5階もカラオケになったんだ。それで、部屋番号を間違えて409って5階にあんの」

  一人が得意げに言い終わると扉が開くと、出来たばかりの包装のニオイが鼻を刺激する。目的の部屋は一番奥にあった。

  部屋に入ると、他校の一人がカラオケ採点でビリになった人は罰ゲームと言い出した。すると残りの二人も同調した。カラオケが得意な志保が拒む理由もなく進んで賛成した。

  最初は他愛の無い罰ゲームだった。もちろん志保は一度も負けなかった。おかしく成り始めたのは、隣の部屋の人を呼んでくるっといったものだ。

 制服男「面白いじゃん。俺達も仲間に入れてくれよ」

  女の子に連れられて制服姿の男が3人入ってきた。3人とも美形で部屋の雰囲気は一気に盛り上がった。

  7人になってルールが変った。即席で作ったクジを引いて、二人が勝負して勝った方が罰ゲーム用のクジを引いて負けた方がそれに従うという方法だ。

 志保「えー、下着を脱ぐだって、誰よ書いたの?」

  志保が勝ってクジを読み上げた。すると、制服女の一人が立ち上がってスカートに手を入れてパンティーを抜き取った。ピンク色の布は速やかにポケットに仕舞われた。

 志保「ちょっと、何してんのよ!」

 制服女「いいの・・。負けたんだし」

  下着を脱いだ女の子は真っ赤になって俯いている。足をピッタリつけて身体は小刻みに震えていた。

 志保「だめだめ、やめようよ」

 制服男「しらけんな〜。本人が大丈夫って言ってんだから平気だろ。それによ、クジ引いたのお前だろ」

  他の人は何でも無いような態度だ。志保もそれ以上何も言えなかった。

  幾つかのゲームが続いたが内容は、男同士で乳をもみ合ったり、一気のみや物真似とかでソコソコ盛り上がった。ただ一人、下着を脱いだ女の子はスカートをきにして精彩を欠いていた。志保は気になっていただけで雰囲気を楽しんで何もしなかった。

  そして、志保と下着を脱いだ女の子との勝負では、又、志保が勝った。最後の一枚を開くと志保は真っ赤になってクジを丸めた。

 志保「こんなの絶対駄目よ」

  志保をよそに女の子の一人、クジを開く。

 制服女「わぁー、スカートを巻くって見せるだって」

 志保「だめよ」

  志保の抗議を無視して、スカートの裾は徐々に捲くり上がって行く。真横の志保には見えないが、正面の男の子達には丸見えになっているはずだ。志保はどうしていいか解らずに下を見るばかりだ。

 制服男「へへへ」

 志保「見ないであげようよ・・」

  たよりない声で哀願しても、志保以外の5人の視線は股間に集中している。自分が見られている分けでもないのに志保の方が恥かしがっている。見せている女の子は見たければ見ればいいって感じで堂々としていた。

  スカートを戻すと、一斉に喝采の声が上がる。室内の興奮度は最高潮に達している。志保も何だかボーっとしてきた。飲み物に若干のアルコールが入っているのも一役買っている。志保は流されていた。

  今度も、脱いでいる女の子と志保が勝負した。志保は91点。相変わらずの高得点。志保以外は70点代をウロチョロしているのだから今度も勝つ筈であった。

  歌い終わって、得点が表示される。100点。たいして上手くも無いのに満点が出た。常勝していた志保が負けたので場は盛り上がる。志保は納得がいかなかったが機械の採点に文句はつけられない。

  クジが引かれ志保に渡される。内容はパンティーを脱ぐだった。

 志保「いや・・」

  冷静になって断っても聞き入れてもらえる雰囲気ではない。隣の女の子は自分に負けて素直に従ったのに自分だけ断るのは虫が良すぎた。

  観念して座ったままの状態でスカートの中に右手を入れる。左手はスカートを押さえたままだ。ゴムの部分に指がかかると流石に後悔した。

 制服女「ずるいよ。人を脱がしておいて自分は脱がない気?」

  そういわれると、どうにもならない。ゆっくりとパンティー降ろして行く。肌に直接、スカートの生地が当たるとノーパンでいるのがイヤでもわかる。すばやく脱いだ下着は鞄に仕舞いこむ。頼りない気分になってくる。

 志保「スースーする」

  両手でスカートをしっかり押さえて、腿をピッチリ閉じる。

  再び志保が歌うことになる。得点が表示される。77点。気になって集中出来なくて、志保の今日の最低得点だった。次は音痴の男の番だ。さっきから60点以上の点を取っていないのだから安心していた。

  軽快なドラムロールの後に得点が表示される。100点。志保は唖然とした。どう考えてもヘタクソなのに満点は納得が出来なかった。

  男はクジを開いて志保に見せる。

 志保「いや!」

  自分に向けられたクジに顔を背ける。

 制服男「スカートを脱げよ。書いてあんだろ(怒)」

  志保は立ち上がって扉に向って逃げ出す。

 制服男「待てよ、何処に行くつもりだ!」

  怒鳴りつける。志保も黙ってばかりではない懸命に抗議する。すぐに男達によって抱き止められる。

 制服男「お前、汚えーんじゃないの? 自分が負けたら逃げ出すんだ」

 制服男「そうだよ。俺達、罰ゲームは素直に受けたぜ。ゲームだもんルールは守んなきゃ」

 制服女「短いスカート履いてんでしょ。今更、お嬢さまぶんなよ」

 制服女「・・私は見せたのに・・」

 志保「だって・・・」

 制服女「ふざけんなよ! お前が一番勝ってんでしょが! 人に罰ゲームヤラセテ自分はサヨナラ?」

 制服女「マジ、ムカツク!」

  他の6人が志保を吊るし上げる。

 志保「・・・解ったよ。でも、でもね、脱いだら帰るから・・」

  男が志保を放す。

  志保はどうしようか迷って、短めにたすき上げていたスカートを標準に戻す。

  膝上7センチのスカートが膝下15センチぐらいの丈になる。こうして見ると志保をおしとやかに見えるのだから制服のイメージとは強いものだ。

  志保は観念してビーニル製のソファーに座る。直に人肌で暖められた感触が羞恥を絞り出す。助けて、許して。逃げ出したくてしょうがなかったがどうにもならない。しばらく静止した後に、制服の上着をスカートから取り出す。

  上着の裾を限界まで引張るが、長さが足りるわけが無い。いよいよ、スカートに手をかけた。ベルトを緩め腰を浮かせて徐々に下ろしていく。スカートが膝にの辺りまでくると、隣で座っていた女の子がサッと抜き取ってしまった。

 志保「返して」

  手だけで追かけても空を掴むばかりだ。スカートは宙を飛んで反対のソファーの後ろに落ちる。

 制服女「モタモタしってからだよ。もう一度やったら帰っていいよ」

 志保「ホンとにホンと?」

 制服女「ホンと! 負けっぱなしじゃ悔しいじゃん。アタシだって見られたんだし。お遊び何だからムキになんないでよね。罰ゲームが嫌なら勝ったら帰んなよ」

 志保「・・・うん」

 制服男「あんま怒るなよ。ふざけ過ぎたのはみとめるからさ。ごめん。ほんとにゴメン」

  次々に志保に手を合わせて謝り始めた。とにかく帰りたかった志保は、いいからいいからと気安く許してやった。恥かしいのには違いないが男達も志保の方を見ないようにしてるし、手で押さえて屈んでいれば見える心配は無かった。

  選曲後、局が流れる。男の一人が歌い出したが下手には違いない。だが、無常にも得点は100点を指す。これで、志保の勝ちは無い。例え100点を取ってもやり直すだけだ。ここにきて、志保は自分が蜘蛛の糸に絡め取られた小虫に過ぎないことを思い知らされた。

 志保「あんたたちグルでしょ」

 制服男「ヒヒ・・」

  笑って誤魔化してリモコンで志保の選んだ曲を流す。男の一人がマイクを取って適当に歌う。得点は0点。志保は悔しくて男たちを睨む。男達はやり方は判らないが得点表示を操作している。それをヤッテ見せたのだ。

 志保「帰る! スカートを取ってよ。警察に言うからね!」

 制服女「ダメ! お願い逆らわないで・・・。もう遅いの。あきらめてよ・・」

  下着を脱いでる女性の一人が志保を諭す。怯え方が普通じゃなかった。

 制服男「罰ゲームはこれでーす!」

  一発ヤル。

 志保「人呼ぶわよ」

 制服男「呼べばぁ〜」

 制服女「辞めなよ。逆らっても無駄だってば」

 志保「恥かしくないの! 無理矢理やって」

 制服男「うるせえな! 初めてってわけじゃないんだろ。ウダウダいわないでやらせろよ」

 志保「アタシまだだもん」

 制服男「つまねえウソこいてんじゃねぇよ。そんな格好してるやつが男知らないわきゃないだろ」

 志保「・・・・」

  身体をキツク閉じて黙っている。

 制服男「膜があるか見せてみろよ。あったらフェラチオで勘弁してやるよ」

 志保「絶対ヤ!」

 制服男「だったら無理矢理にでも犯してやるよ。何度も中で出すからな」

 志保「ヒッ」

 制服男「オレ一番な」

 制服女「ねえ、許してやってよ。処女みたいだしさ。あたしら見たいに遊んでるわけじゃないみたいだし」

 制服男「お前らは黙ってろ!」

  女達は俯いてしまう。

 制服女「ごめんね。こんな事に巻きこんじゃって・・・。あたしらも似たようなことされててさ逆らえないんだ」

 制服女「ちょっと舐めるだけでいいの。処女を奪われるよりマシでしょ」

 志保「早くしてよ」

 制服男「何を?」

  男は余裕たっぷりに聞く。志保の口から恥かしい言葉を聞きたいのだ。

 志保「わかってるクセに」

 制服男「じょーだん」

  ガチャガチャとベルトを緩めてチャックを下ろす。ズボンの間から赤黒い棒が突き出た。志保は嫌悪を隠そうともせず苦々しく顔を背ける。

 制服男「何だ? てめぇ」

  態度に腹を立ててペニスで志保の頬を打つ。ムットしたニオイが鼻に来る。志保は息を止めて口を開けたまま唇を振るわせる。どうしても気持悪くてできない。

 制服男「最初は舐めろ」

  志保は舌を出して亀頭をチロチロと舐める。

 制服男「手で舐めやすいように支えるんだよ」

  二本の指で添えるように持って、舐めるというより当てるといった感じだ。舌先から口中に広がる苦味の有る塩味。このままじゃ今日じゃなくても近い内、ここにいる女の子達のように、こいつらのいいなりになってしまう。どうしよう・・。

  知っていてもどうにもならない。あきらめるしかないのだろうか。

 制服男「くわえろ」

  志保は吸い込むように口の中に収める。奥まで入らず亀頭の部分だけが中に入る。その為、カリの部分を前歯で引っ掻いてしまった。

 制服男「イッ」

 志保「あ、ごめんなさい」

 制服男「このやろー。突っ込んでやる」

  怯えた志保を床に倒すと覆い被さる。そのまま腰を持ち上げていよいよ、突き破ってやろうというのだ。志保のフェラチオで勃起したペニスは雄々しく反りかえっていた。

 制服女「待って、許してやってよ。ほら、あんたも」

  女達が男に許しを請う。志保にも謝るように促した。

 志保「もう一度ヤラして下さい・・・」

  唇を噛み締め、悔しさで胸が一杯になった。それでも、女の子達は自分の味方だと思うと少し勇気が出てきた。

  両手を組んでファーに腰掛けている男の怒りは収まっていない。男の股の間に顔をおそるおそる埋める志保。目の前には勃起したペニスが突き出されていた。

  両手でペニスを添えて、今度は舌全体を使って奉仕する。自分を庇ってくれている女の子達の為に、一刻も早く終わらせようと思ったからだ。唾液に苦味がするがそれすら構わず飲み下す。経験の無い志保にとって、味は吐き気を感じさせるのには十分だったがそうもいってられない。

 制服男「よしよし、咥えろ」

  言われたとうりに咥えこんで、硬い肉の塊を押し出そうとする。もちろん志保自身が放すつもりが無いのだからペニスが頬の裏をグリグリとなぞる。

 志保「んふー」

 制服男「舐めるだけじゃなく吸え」

  ちゅう、とやった瞬間、口の中に熱い液体が溢れる。射精したのだ。

 志保「おえ、ぐぁぁぁぁげぇ」

  ザーメンを必死に出す。手で押さえれば白いものが手についた。口の中には粘り気のあるものが取れない。飲み込む気にもなれずゲーゲーと吐く。

 制服男「早えな。早漏?」

 制服男「うるせえ、初めてだったの!」

 制服男「はいはい、じゃあ、処女を頂きますか」

 志保「ウソ、約束が違う」

 制服女「あんたお人好しでしょ。ダメよ簡単に人を信じちゃ」

  下着を脱いでいた女がスカートを捲り上げる。そこには信じられないモノがあった。スパッツ。そう、志保に同情していた女達もグルだったのだ。女はスパッツの上からショーツを履いていただけで、男達にはスパッツを見せただけだった。どれもこれも、志保を騙す手段でしかなかった。

 志保「きゃーーーーーー」

  志保は狂ったように助けを呼んだ。雅史、浩之、あかりの名前を叫んだ。怖くて怖くてしょうがなかった。何も信じたくなかった。一人になりたかった。

 店員「こら!」

  志保は泣き出した時。店員が部屋に乗り込んできた。

 店員「まて、ガキども。一人残らず警察に突き出してやる!」

 制服男「やべ、逃げろ」

  志保を置いて6人の男女は逃げ出した。

 店員「待て、待ちやがれ!」

  志保だけを残して誰もいなくなってしまった。

 志保「ぐす、へへへ」

  何と無く可笑しくなった。とにかく助かった。早く家に帰りたかった。

  志保は知らなかった。追いかけた店員は、逃げ出した六人に現金をエレベータの前で渡しているのを・・悪夢はこれからだということを・・・。

 

 

 


解説

 とにかくマネしないでね。相手を騙すの時は、自分も被害者を装う。サクラ戦術の応用です。

 個人的なことなんですが馬さん、並びに放尿プレイ好事者の方へ、志保編2では必ずやりますので期待していて下さい。忘れてた・・・。

 何かひさしぶりです。仕事先の先輩の一人が忘年会で洗面器2杯ぐらい血を吐く、救急車で運ばれたのを皮きりに、もう一人の先輩の自宅の隣で火災発生、年明け草々焼け出される。仕事量の増大によりバイトが6人(全員)辞める・・・。現在、社長と契約社員の私と、事務のお姉さんだけ・・。

 一日、約4時間半の睡眠を続け、早10日。会社は近いうちにつぶるでしょう。会社に泊まってんだよ。寝る以外は仕事してるの・・。

 冗談抜きで、抜き差しなら無い状況に追い込まれています。

 2月ぐらいで井川が消えたら、会社潰れたんだな・・・と了解してください。

 黒字倒産・・・。

 解説でも何でも無いが相談できる人がいないので、愚痴ってしまいました。

 こんな私に励ましのメールを・・

 


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