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監禁 来栖川シスターズ 長岡志保編2
井川 正寿/文


 「ぐすんっ・・うっ、うっ」

  志保はしゃくりあげながらスカートで一糸纏わない下半身を隠していた。緊張が切れて涙が溢れてくる。

  床に女座りをして学生服の男達から処女を奪われないことを心から安堵した。

 「くそっ!! 逃げやがって・・・」

  相当イラついた声でカラオケボックスのロゴがプリントされたエプロンを着た。20代ぐらいの青年がボックスの中に入って来た。

  志保はこの店員が、今まさに襲った他校の生徒とグルなのを知らなかった。

 「あん!? まだ残っていたのか警察に突き出してやる!! ここはラブホテルじゃないんだぞ!!」

  どなりながら志保の腕を掴み、強引に立ち上がらせる。スカートを穿く暇が無かったので素肌に乗せていただけで恥かしい場所を隠していたのだ。空いた手でスカートを持って懸命に隠すが、隙間から恥毛が覗く。

 「そんな・・・アタシ、あの人達とは関係ないです。無理やりこんな事になって・・・放して、放して」

  身をよじって店員の腕から逃げようとする。片手がふさがったままじゃ思うように動けない。

 「うるさい! 話はゆっくり事務所で聞いてやるよ。さっさとついてこい」

 「ねぇ・・・せめてスカートぐらい穿かせてよ」

 「なんだ反省してんのか?」

  わめく志保の手首を絡めながら店員は志保に聞いた。

 「うん、反省するから・・手を放してよ」

  興奮しながら、しぶしぶ店員は志保の手を放す。

  志保はお尻が丸見えになるのに屈辱を覚えた。後ろを向いてくれとは、男の怒りの形相を見ると聞き入れてくれそうも無い。やもえず、お尻を見せながらスカートを穿いた。

 「こい」

  いちいち大声を上げて志保の手首を引っ張ってボックスの外に出た。

  新装したフロアは特有のニオイが充満して、何処の部屋も埋まっていない通路は静かで不気味だった。

  真実を説明すればきっと解かってくれる。

  不安で胸が締め付けられる。考えて見れば一人の人間が本気で怒っているのを初めて見るような感じがした。

  何も悪いことはしていないのに怖くなっていた。

  エレベーターに乗って、店員は上の階のボタンを押す。ますます家が遠くなっていく。

  無言で怒っている店員を見ると上手く説明する自身が無くなる。不安が首をもたげてかぶさってくるようだ。

  扉が開いて、事務所に連れられる。

  清潔な感じのする事務所には他に人の気配が無い。男と二人きりで部屋の奥に進む。

  パーテンションに囲まれた区画にある奥のソファーに勧められて、掴まれた手首を離された志保は座った。

  先ほどと同じように肌にスカートの生地が直接当たるのは恥かしかった。

 「じゃあ、生徒手帳を見せてくれる?」

  不機嫌で怒りのこもった声。

 「・・・どうぞ」

  スカートのポケットから生徒手帳を差し出す。とにかく素直に従がって信じてもらうしかなかった。

 「長岡 志保さん・・・。本人に間違いないようだね」

  貼ってある写真と志保本人を良く見比べる。

 「自分が何したか自覚しています? もう、高校生何だしさすがに自覚しているようねぇ」

 「あの・・・服を脱いでいたのは・・・えっと、罰ゲームだったんです。アタシは騙されていただけで悪いことはしていません」

  しどろもどろで説明する口調では、とても店員を説得することは出来そうもない。志保は尚更、焦って返って支離滅裂な説明になる。

 「そんな話を信じろって方が無理だよ。それに君たちは未成年でしょ、カクテル注文しているよね。アルコールでしょ、長岡さんの言う事が全部ホントウだったとしてもお酒は関係ないよね」

  店員の言葉に硬直する。

  いくら自分が注文したモノじゃなくても飲んだのは事実だ。志保はドンドン追い込まれていった。

 「不純異性交遊に未成年の飲酒・・・。警察と学校に連絡しないと駄目だね」

 「そんな、お願いします。・・・・ごめんなさい」

  すがるような声を出して、志保はガラスのテーブルに頭を下げる。

 「・・・・謝ってもらって困るよ。ラブホテルと同じだなんて知れたら営業できなくなってしまう」

  志保は店員の言葉に、怯え、震える。

  停学・・・・退学。不吉な言葉が脳裏を掠める。警察に連絡されたら停学は免れない。ましてや自分は下半身裸で取り押さえられている。不純異性交遊も加われば、退学だっておかしくない。

  せっかく苦労してあかりや雅史と同じ学校に進学できたのに、こんな事で終わりにしたくはなかった。

  うつむいて小刻みに震え、どうしていいか解からずに涙がこぼれそうになっていた。

 「それじゃ、逃げた友達の名前を教えてくれるなら警察や学校には連絡しない。親御さんに迎えに来てもらうけどね」

  志保はもちろん彼らを庇うつもりなど無かった。しかし、知らないのだ。このへんの制服じゃないし、そう言えば名前も名乗りあわなかった。

 「知りません・・・・」

  消えるような声で志保は告白する。

 「知らない!? 知らないはずないだろう。君は知らない人の前で脱いだりするのかね!」

  立ち上がって怒鳴りつける。

 「庇っていても直ぐわかるぞ。罪が余計に重くなるだけだ。素直に逃げた奴らの名前を言えば警察や学校には言わない。下手に庇い合うの友情とは言わないぞ」

  険しい顔で諭すように志保をなだめる。

  知っていれば志保は何でも喋っただろう。少なくとも自分はハメられたのだから庇うつもりは無い。それどころか無罪を証明できるのだから・・・

 「・・・知りません。今日始めて合った人達です」

 「ウソをつくな!! 知らない人間の前でスカートや下着を脱いで、チンポを咥えるヤツなんかいる訳ないだろう」

 「そんな・・・信じて下さい。アタシ騙されたんです。何か機械に細工されて見たいで、逆らえる雰囲気じゃなかったんです」

 「はぁ? じゃあ家の機械がおかしいって言うのかね」

 「そうじゃありません。調べてみれば解かります」

  店員は腕を組んで志保をジロジロと見回す。

 「そうか解かったぞ。お前は人前で、平気で脱ぐ変態だな。若いのに随分と淫乱だね」

  店長の言葉に一瞬つまる。

 「ち、違います。アタシ変態なんかじゃありません!!」

  今まで俯き加減で下を向いていた志保が顔を向いて抗弁した。

 「君の話を信じればそうだろう。赤の他人の前で裸を見せつけたり、チンポを喜んで咥えるヤロウを変態って言うんだぞ。彼らの事を知らないならそうなるだろ」

  そう言われれば口答えができない。

  店員は滑り込むように、志保の肩口から抱え込んで、器用にセーラー服の赤いリボンをほどいていく。

 「イヤッ! 何するのよ。エッチ、何処、触ってんのよ」

  ポカポカと店員を殴りつけても、所詮は女子高生の力じゃ成人男子の力に適わない。

  リボンを抜き去って、制服を巻くり上げる。そして、ブラジャーのホックを指で摘まんで取り去ると、露にされた胸の突起を指先で摘まんだ。

 「・・・いやっ!」

  声を荒げて抵抗する。

  爪先が敏感な乳首を立つたびに、ビクンの身体が跳ねて、全身に爪先まで電気が走ったような衝撃が巡る。

 「やっぱ変態だな。こんなに乳首を固くして、イヤらしいたらないぜ」

 「はん・・・・そんなことない・・・放して・・・お願い触らないで」

  なんとか逃れようともがく志保の制服を捲って脱がしてしまう、

  あどけない顔立ちや、しぐさに似合わない乳房がブルブルと揺れた。

 「ガキだと思っていたら随分大きなオッパイだな。やっぱ変態娘は身体の発育も違うねぇ」

  服をあっさり脱がされた志保は店員の胸で激しく暴れ喚き散らす・

 「見られて喜ぶ変態だろ。大人しくしてれば気持ちよくしてやるから暴れるなよ」

  志保がどんなに暴れてもがっしり掴まれた手首から逃れることが出来ない。

 「ちょっと固いかな。まだまだ揉みたりないってことかな」

  空いた手で志保の胸を揉みながら言う。

  上半身を裸、下はスカートだけで踊るように抵抗する姿に店員は益々興奮した。

 「痛い・・。痛いっ、さわんないでよ」

  店員は志保の片手を後ろ手にネジって、首を押さえて、テーブルに押しつぶした。

 「ぐぅ」

  肺から空気が漏れるような悲鳴を上げる。

  関節が決められ、店員が体重をかけているので起き上がることが出来ない。

  女って言うのはこんなに弱いのかと志保は絶望的な気分で悟っていた。

 「どれどれ変態娘のマンコを鑑賞させてもらおうかな」

  スカートに手がかからないように志保は激しく足をバタつかせて、店員の身体を蹴りまくる。

  店員は落ち着いて志保の足を掴んで、片方づつ靴を脱がしてしまう。力がたいしたこと無くても、靴で直接、蹴られるのは痛いからだ。

 「キャァー!! ヤメテ、ヤメテ、誰か助けてぇー」

  カヨワイ少女の抵抗は空しく、ついにスカートが腰まで捲り上げられてしまう。

  テーブルに胸を押さえつけられ、腰を突き出した格好で恥かしい穴を全部晒してしまった。

  お尻の穴も処女の秘裂も、うすく生えている恥毛すら見ず知らない男に露呈してしまったのだ。

  ヒクヒクと蠢く肛門、赤ピンクなワレメ、髪の毛と同じ色の陰毛。

 「いい眺めだぜ」

 「いやぁ、恥かしい・・・見ないでよ」

  空いた片方の手を股の間から通して、耳まで真っ赤になって必死に一番恥かしい場所を何とか隠そうとする。

 「奥まで見せてみろ。変態娘ちゃん」

  言いながら店長は志保の腕を捻り上げる。

 「痛い、痛い、腕が折れちゃう」

 「指をV字にしてマンコをぱっくり割ってみろよ」

  スットリップ劇場のヌードダンサーが良くやる卑猥なポージングを志保に強要する。

 「V字?」

 「すっとぼけるなよ」

  腕を更に捻る。痛みが羞恥にまさり手を退かして、力を和らげる為に店員の手を掴む。

 「中指と人指し指でマンコを開いてみせろよ」

 「そんなことできない!」

  首を振って抵抗する志保の腕を、深く曲げる。

 「あっ痛ぅ・・・イタイ!!」

  志保は無言でオズオズと自らの秘部に手を添える。

 「パックリ開いて奥までイヤらしいマンコの奥を見せてみな」

 「うぅぅ」

  悔しさと羞恥に唇を噛みながら志保は二本の指で秘所を割ろうとする。

  最近の女性らしく、すらりと伸びた指にネイルアートとも言える形の整った爪が、こんもりと盛り上がった大陰唇を少しずつ開いていく。

 「ああ・・・」

  店員の視線が恥かしい場所に突き刺さっているのを感じ、あまりの屈辱に嗚咽がもれる。

  ピンク色の肉ひだが志保の指で割られ、恥毛の間からヌラヌラと光る粘膜が見えた。

 「変態娘の分際で処女みたいにキレイじゃねぇか」

  店員はじっくり見るために腰を沈めて志保の腰に顔を迫る。

  志保は恥かしさのあまりテーブルにうつ伏せになって泣き始めた。

 「これがなにか言ってみな変態娘さん」

  店員は下衆な笑いを浮かべて志保の一番敏感な肉突起をしごいた。

 「はうっ!」

  小陰唇の上にある皮をかぶったクリトリスを指先でめくろうとしているのだ。

 「なんだ包茎かぁ。オナニーしまくっている変態娘のマンコは大人だと思っていたのにガッカリしたぜ」

  勝手なことをいいながら、店員の指使いは巧みにしごいてクリトリスの包皮をめくろうとする。

  志保の全身はガクガクと激しい官能の波にヒクヒクと振るえ。声を出さないよう堪える。指だけはしっかりとV字をつくりながら羞恥に耐える。

 「なんだ。気持ちいいのか? 声を出せよ感じが出ねえじゃんか」

  男はセンズリの要領で志保のクリトリスをシゴキ抜く。

  志保は外見に似合わず奥手だった。自分で慰めたこともない。敏感な肉真珠は勃起して今にも全部捲れてしまいそうだ。

 「うんあ・・・ああぁん・・・いぃぐ」

  男の手で与えられる刺激は志保をビンビンに感じさせていた。腰が抜けるような刺激で志保の口からか細くイヤらしい女声が漏れる。

 「よしよし。そら、いっちゃえ、いっちゃえ」

  店員の動きがラストスパートをかけて更に激しく包皮をシゴク。

 「あああぁぁぁぁぁ」

  弓なりに背中がそって爪先がピンっと伸びる。

  ジャァァァァァァァァァァ・・・。

  志保の股間から黄色い液体がほとばしった。

  店員のズボンを濡らし、床に水溜りをつくって勢いを弱めていく、そして志保の足下をとって膝裏を滝のように水流がすべり落ちていった。

 「ああ、見ないで、見ないで」

  志保はイクと同時にオシッコを漏らしてしまった。一部始終を店員に見られ志保の秘所は確かに愛液で濡れていた。

 

 

 


解説

  志保編を書いたのいつだよ・・・・。

  ども、あの時は会社員だった井川です。あんまりプライベートを吐露するのはいけませんねぇ。日記じゃないんだし反省して今後は作品についてだけにします。

  馬さん元気? 放尿プレイやりました。待たせてごめんね。半年もたったよ。でも放尿プレイってこういうのじゃないよね。必ずやるからもう少しだけ待てって下さい。

  今月は志保編メインでがんばる。

  今回から。

 志保「こんにちは」

  台本のような書き方をやめてみました。あれに頼りすぎると表現力が低下するそうです。ウミル様批評ありがとうございました。勉強になります。

  これで監禁20作目・・・。

  最初よりだいぶ上手くなったでしょうか、自分的にはマダマダレベルが低くて鬱になる。厳しい意見をお待ちしています。

  今後ともよろしくお願いします。

 


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