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監禁 来栖川シスターズ 佐藤雅史編6
井川 正寿/文


   5月4日 23時50分 

 

 監督「何か、おもしといことでもあったのか?」

  雅史と琴音がささやかな安息を破るように男達が帰ってきた。出って行った時と雰囲気が違っていた。視線が歪んで、悪意が滲み出ている様だ。そう、理緒を責めていた店長にそっくりなのだ。

  後ろからヤンキーがワゴンを押して入ってくる。ワゴンの上には大きめな金ダライに温めた生理食塩水が湯気を立てていて、下の段には大きな注射器のようなモノが大小いくつかあった。

   注射器と呼ぶには大きすぎるサイズで、シリンダー状で先端は丸く、針の変りに液体を吸い取り易い穴が開いてあった。

 ヤンキー「これが何に使うか分かるか?」

  ヤンキーは一番の大きいサイズの注射器を取って見せた。2リットルは入る馬などの家畜用のだ。

  二人は、怪訝そうに首を振った。

 ヤンキー「浣腸だ!」

  戸惑いの表情を浮かべ雅史が抗議する。

 雅史「そんな、あれでお終いだって言ったじゃないですか?」

 監督「営業はお終い。これは警察対策の口止め用」

  監督があっさり宣告する。その間にヤンキーとカメラマンはワゴンから道具を降ろしいく。

 雅史「・・・そんな」

 監督「よ〜し、準備が出来たようだな。もうすぐ日付も変るからちゃちゃっとやってしまおう。二人ともベットから降りて柵を手で掴んで、腰を突き出すように身体をL字に折り曲げろ。膝も肘も背中も全部をピンっと伸ばせよ」

  雅史も琴音もこれから何をされるか十分に理解できた。雅史は琴音を庇うように前に出て震える声で監督に許しを請う。

 雅史「勘弁してください・・」

 監督「しょうがねえな」

  雅史の必死の嘆願が聞いたのだろうか、監督は頭に手をやり「しょうがない」と言ったのだ。雅史は全身から力が抜けるのが分かった。

  パーンッ、

  監督の手が雅史の頬を打つ。目の前の男達の恐怖を思い出した。

 監督「柵に手をつけ」

  雅史は手で頬を押さえながらノロノロの立ち上がる。琴音は雅史の動きを目で追って、あきらめたように後に続く。

  二人は1メートルぐらいの間隔で並んで腰を突き出すが、恐怖で身震いしている。

  ヤンキーが後ろに回り込んだ。

 雅史「・・ふ、くっ・・・・」

 琴音「いやぁぁぁ、ゆるしてぇぇ・・・」

  ヤンキーは琴音の尻穴に浣腸器の先端をあてがおうとすると、琴音は手で先端を払った。

 ヤンキー「てめえ!! まだわからねえのか!!」

  琴音の長い髪を掴んで床に押しつける。雅史が慌てて二人の間に入った。

 監督「ヤレヤレ、ローソクでも垂らして二人とも素直になってもらうか」

  監督の意図を察して、ヤンキーが雅史の背中に回って、膝を持って幼児の排便すようなポーズをとらす。大きく開いて、ペニスもアヌスも暴き出す。陰毛を除去された雅史の股間は、幼い顔立ちとマッチして随分と卑猥に見えた。

 雅史「放せ」

  自由な手を使って、ヤンキーの手を解こうとしても体格が段違いだ。適うわけが無い。

 雅史「姫川さん逃げろ!!」

  雅史の声で、琴音が這うように出口にむかって逃げ出した。

  男達は薄ら笑いを浮かべて追いかけもしなかった。

  琴音が出口の柵の前に来て手で押し開けても、鉄の音がするばかりで開かない。鍵がかかっているのだ。それでも力いっぱい上下に押す。

  その間、雅史の眼前にはユラユラとローソクの炎が蛇が舐めるように雅史を照らしていた。

 監督「蝋はね。低い所から落すのと、高い所から落すのでは熱さが全然違うんだ。これはプレイじゃなくて罰だから低い所でやるよ。場所は熱さに敏感な粘膜に垂らすとしようか」

  雅史のまだ、ピンクのペニスを指で摘んで皮を剥く。

 雅史「・・・やめ!!」

  炎が近づいて雅史のおちんちんを炙ると、予告も無しにドロドロに溶けた灼熱の塊が数滴、亀頭に垂れた。突然の衝撃に声が出ない。

 雅史「うぎぐ」

  雅史は床に放り捨てられ、あまりの痛さに股間を押さえてのた打ち回った。敏感な粘膜は軽い火傷を負っていた。

  男達は出口の柵を掴んだまま嗚咽を上げている琴音を囲んだ。ヤンキーが雅史と同じ様に膝を持ち上げて股を大きく開く。

  恥毛は既に無く、ドテは見事な一本線のみであった。それも数日に渡った責めで赤く腫れている。

 琴音「見ないで、見ないで・・・」

  そういって、手で隠すそうとした琴音の手を監督は片手で一つにまとめ、蝋燭に蝋をタップリと溜める。

 監督「雅史と同じ場所に垂らしてやるよ」

  楽しそうに琴音のこんもりと盛り上がった恥丘の上に、ローソクの炎を持ってくる。琴音は涙で潤んだ脅えきった眼で炎を見るしかなかった。

  全裸のまま男に抱えられ、雅史と同じ場所、女にとってはクリトリスに蝋を垂らされる。琴音はいまだに苦悶の声を上げたまま蹲っている雅史を見ると、恐怖で自然と歯の根が震え、カチカチと音を鳴らすのだ。

  ローソクが傾いて、赤い滴が琴音の肉芽に落ちる。

 琴音「あぎゃぁぁぁああああああ」

  自分でもどこから出した声か分からない。熱いより痛いが張るかに勝った。転がり回りたい苦痛の中、ヤンキーは琴音を放したりしない。抱えれたまま、声にならない声を上げて、身体をゆするしかなかった。

 琴音「はぉあうあははぁはぁぁぁ」

  痛みで呼吸が満足に出来ない。ただ吐くだけだ。

 監督「素直になったか?」

  監督は琴音の頬を撫でながら聞く。

  すると琴音の秘裂からプシャァーと水音がした。痛みのあまりに小便を漏らしたのだ。

 琴音「ぅはぁぁぁ」

  しばらく続いた水流も衰え、止まった。床には湯気を立てた黄色い水溜りが出来ていた。

  なにもかもさらけ出し、がっくりと力の抜けた琴音を抱えたまま雅史の側に降ろした。後ろには琴音の小水の水滴が落ちた跡が点々と続いている。

 監督「素直になれただろ。さあ、腰を突き出せ」

  力無く立ち上がって腰を突き出す。柵につかまって何とか立っている感じだ。痛みのあまり互いを思いやる余裕も無く、膝を震わせ素直に従うしかなかった。

 監督「手間かけさせたんだ。浣腸してやるんだからお願いしてもらおうか」

  監督は二人に言わせる言葉を考え込む。

 監督「子供のクセにセックスをしてすいませんでした。いやらしい性根を直すためにも、厳しいお仕置きをお願いします、だ。二人そろうまで何度もやりなおさせるからな」

  監督のねらいは、さっきのセックスシーンと編集して繋げる為、二人の口から浣腸のシーンの繋ぎが欲しかったからである。

  十数回のやり直しで、何度も浣腸をせがまなければならず。その後、二人は口をそろえて罰をせがむのだった。

 雅史・琴音「子供のクセにセックスをしてすいませんでした。いやらしい性根を直すためにも、厳しいお仕置きをお願いします・・」

  言い終わって、琴音は柵を掴んだまま泣き崩れた。

  それを無視してヤンキーがワセリンを塗った両手の人差し指を同時に二人の肛門に突き立てた。

  突然の侵入に声が漏れる。

 雅史「ううっ」

 琴音「ひっ・・・!」

  緊張しているのか硬く締まっていた。雅史は何度か経験済みだが、琴音は後ろの穴の経験は無い。

  ヤンキーはグリグリと指を回したり、腸壁を引っ掻く、手を離せば部屋の道具で二人を責められるからである。

  それでも、ローソクの恐怖から二人は指で排出器官を嬲られる汚辱感から手を離すのを耐え忍んだ。

  美少年と美少女が一人の男に指だけで弄ばれる光景。

  交互に楽器を奏でるように指を捻って声を出させる。

 監督「あんまり遊ぶな」

 ヤンキー「へへ、すいません」

  指を引き抜く。二つの穴はイヤらしくヒクヒクと開閉している。

  そして、浣腸器の中に生理食塩水を入れ直し、試し出しをする。水は勢い良く出る。

  液体を入れ直し始めた。

 ヤンキー「ひひ、暴れるなよ・・・」

  ヤンキーは浣腸器を持って呟くのだった。

 

 

 


解説

 ハオ、井川(馬さん、オシッコ書きかましたよ。どうでしたか?)正寿です。

 シリーズ最短。次回は要望が多かったスカトロになるだろうな。

 檻夜さんメールありがと。これからもがんばります。

 それでは今日はこのへんで・・。

 読者のメールが創作意欲を書き立てます。感想下さい。

 


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