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純心 其の弐 少女達の心境!
ハーデス/文
ハーデス/画


 エナSIDE

 

 ルナちゃんが・・・変なんです、昨日から・・・

 エナ「ねぇ?ルナちゃん、朝ごはんなんだけど・・・」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 ボーッっとしたまま、首を振るだけ・・・原因は判ってる、昨日、先生の事が好きだってルナちゃんに相談してから・・・やっぱり、私じゃダメ?・・・よね、

 判ってる・・・先生は綺麗だしおとなだし・・・こんな子供みたいな私じゃダメだって事、判ってたけど・・・でも、ルナちゃんならきっと・・・応援してくれるって・・・おもってたのになぁ・・・

 ルナちゃんを見たら、朝ごはんの焼き魚をお味噌汁につけてお新香と食べてる・・・なんだかすごい味になりそう・・・

 エナ「ル、ルナちゃん?それチョコレートなんだけど・・・」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 ・・・だめです・・・ルナちゃんご飯の上にチョコレートかけて食べてる・・・ボーっとしたまま・・・やっぱりルナちゃんの事だから、困っちゃったのかなぁ?・・・だって普通、「ルナちゃんのパパが好きになっちゃった」なんて言われたら・・・困っちゃうよね?

 エナ「ルナちゃんってばぁ!」

 呼びかけて見た・・・けど、

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 はぁ〜・・・ダメね・・・何もきこえてない・・・チョコレートにポテトチップス混ぜたご飯を食べながら頷くだけ・・・あ、おばぁちゃん着いたみたい、

 祖母「大丈夫?エナ?」

 エナ「あ・・・うん、大丈夫、ほら!ルナちゃんも居てくれるし・・・」

 祖母「あらあら・・・お世話になりますねぇ、ルナちゃん、」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 祖母「あら?ルナちゃん?」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 祖母「エナ?ルナちゃんはどうしちゃったの?」

 無理も無いけど・・・普段のルナちゃん知ってる人なら・・・・大抵は驚いちゃうと思います・・・

 エナ「う〜ん・・・昨日からちょっとね・・・」

 まさか、おばぁちゃんにはあの事は言えないし・・・ねぇ?

 その後、暫くおばぁちゃんは着替えとかいろいろ運んでくれて・・・お喋りしてから帰ったんだけど・・・その間もずっとルナちゃんは「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」ばっかり・・・・はぁ〜・・・でも、なんで此処までなっちゃうのかなぁ?

 ・・・まさか、ルナちゃんってば!まさかまさか!先生の事・・・自分のお父さんの事、好きだったり・・・するの?・・・そういえば、なんだかルナちゃん家って仲良いし、ルナちゃんはどんな男の子から交際申し込まれても門前払いだし・・・だって、普段から先生みたいな人といたら・・・普通の男の子なんか目に入らなくて・・・ルナちゃんってファザコンなのぉ?・・・あ、ありえるかも知れないわ!だって先生ってとっても素敵だし・・・

 ・・・とっその時、

 ぐぐぅぅ〜〜・・・

 はう・・・おトイレ行きたくなっちゃった・・・

 エナ「ねぇ?ルナちゃん?・・・・私、ちょっとおトイレ行ってくるね」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 ダメです・・・ねぇ?

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルナSIDE

 ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・何だか・・・変な味がするなぁ・・・甘じょっぱ酸っぱいような・・・

 ね・・・眠れなかった・・って言うか、な〜んにも覚えてない・・・チェスが負けたのかどうかも・・・あの後、エナと何を話したのかも・・・覚えてるのは一つだけ・・・

 エナ「わ、わたし!ルナちゃんのパパ・・・先生の事・・・好きに・・・なっちゃったの・・・」

 あはは・・・笑っちゃった・・・あたしってば・・・バカ?

 勝手に思い込んで、勝手に舞い上がって・・・挙句の果てに・・・大失恋・・・バカみたい・・・エナに一服盛って、入院までさせて・・・あたしは・・・エナと・・・エナと・・・一緒に・・・

 エナ「ねぇ?ルナちゃん?・・・・私、ちょっとおトイレ行ってくるね」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・あ、うん」

 何度目かのエナ呼びかけ・・・ちゃんと答えなきゃ・・・でも・・・何も考えられない・・・何も判らない・・・だって、完全に振られちゃった、しかも・・・相手はパパだなんて・・・あはは・・・笑っちゃう・・・その時、何だか聞こえた・・・あたしが一番聞きたくない声・・・エナの悲鳴が・・・

 エナ「キ、キャァァァァァ〜!!」

 ルナ「・・・・・・・・・・・・・えっ?・・・・エナ?・・・エナァ!!」

 い、いない!エナの悲鳴が聞こえたのに・・・隣のベットにエナが居ない!・・・あたしは考えるより先に部屋を飛び出していた!でも、でも、一体何処?何処に居るの?エナァ!

 エナ「ヒッ、ヤァァァァァ〜!」

 聞こえた!こっちだ!・・・・・って、こっちはトイレ?エナの悲鳴って此処からかな?

 コンコン

 ルナ「エナ?大丈夫なの?」

 エナ「ル、ルナちゃん?ルナちゃぁん!」

 ルナ「エナ・・・一体どうしたの?」

 エナ「ヤ、ヤァァァ・・・」

 ブチュブチュブチュ

 えっ?・・・もしかして・・・エナってば

 ルナ「・・・ゴクッ・・・入るよ・・・エナ」

 エナ「えっ?・・・ル、ルナちゃん?」

 こっちの(病室の)トイレは万が一のため、外からも鍵は開けられる・・・

 ガチャッ・・・パタン

 エナ「ダ、ダメェ!ルナちゃん、見ないでぇ!」

 エナ・・・そっか、これが原因か・・・エナのお尻の下には・・・長い虫・・・サナダムシがいた・・・

 ルナ「大丈夫よ、エナ、もう死んでるわ・・・」

 エナ「ホ、ホント?ルナちゃん?」

 ルナ「うん・・・だから安心して、全部出しちゃって・・・ね?・・・外で待ってるから・・・ね?」

 エナ「う・・・うん・・・でも・・・わ、私・・・怖いよぉ・・・」

 エナってば震えちゃってる・・・あ〜、胸が高鳴るわ〜・・・ギュッ、

 エナ「アッ・・・ルナちゃん?」

 あたしは震えているエナの手を握りながら頭を抱き寄せた・・・

 ルナ「こうしていてあげるから・・・ね?」

 エナ「うっ・・・は、はずかしいよぉ・・・ルナちゃん」

 ルナ「じゃぁ目も瞑っててあげる・・・ね?」

 エナ「う・・・うん、あと、音も聞かないで・・・」

 ルナ「わかった」

 それは無理だけどね・・・エナってばやっぱり可愛い!・・・けど、さすがにちょっと可哀想だったなぁ、ゴメンネェ・・・エナ、ちょっとだけ見せてね?

 あたしはそっと・・・すこぉしだけ目を開く

 ブチュブチュブチュ

 エナ「ううっ・・・クゥッ・・・・・はぁ・・・」

 エナのお尻の穴からすごい長さのサナダムシが出てきている・・・なんだか、興奮しちゃう、

 エナ「くぅぅ・・・もうヤダぁ・・・ぅぅ・・・これってどの位入ってるのぉ?・・・」

 ルナ「え〜と・・・たしか、5mから長い物は10m位だとか」

 言ってから、「しまった!」と思った、

 エナ「そ、そんなにぃ?!イヤァ!」

 ルナ「大丈夫よ・・・エナ、落ち着いて・・・何時までも中にいたらもっと嫌でしょ?・・・だから全部出しちゃお?・・・ね?」

 エナ「・・・う、うん・・・・・くぅぅ・・・・んんっ」

 再びエナがお腹に力を込めたら・・・お尻の穴がポッカリ開いてその中からまた・・・

 ブチュブチュブチュ



 はぁ〜・・・エナの匂いがする・・・決していい匂いじゃぁないけど、エナの匂いだと思うと胸いっぱい吸い込んじゃぅ・・・ゴメンネェ、エナ

 エナ「くっ・・・ぅぅぅっ・・・ぁぁぅ・・・」

 ブピッブチュブチュブプッ

 エナってば顔真っ赤・・・踏ん張ってるのと、恥ずかしいのと・・・両方って感じ、

 長ぁい・・・もう4mは越してる・・・またエナのお尻の穴から可愛らしい音と一緒に長い線虫が後から後から?がって出てくる・・・ウ?チまみれになった虫の死骸はダラダラと便器の上に積み重なっていく・・・エナってば、お腹が弱いのかなぁ?虫についてるのは、かなりゆるい感じのウ?チだぁ、便器の中の水に溶けていく・・・あっ、くすりのせいだったわね、

 エナ「クゥゥン・・・ハァゥ・・・ぅぅぅぅぅ・・・」

 ギュゥゥ・・・

 エナが握られた手を握り返してきた・・・あたしもしっかり握ってあげる・・・改めてエナの手って、ちっちゃぁい・・・小?生みたい・・・お尻もとっても可愛い!食べちゃいたいわ!・・・お尻からぶら下がったままの虫はあんまり頂けないけど・・・そんなものじゃぁエナの可愛さが損なわれる事は無いわ!・・・エナのちっちゃい手もちっちゃいお尻もみんな可愛い!

 ブチュチュゥゥ・・・・ポトッ

 だんだん虫が細くなってきた・・・お尻の穴はポッカリ開いたままだけど、最後に「ニュルルッ」って感じで出きった後、ポトッって落ちて・・・終わった・・・のかな?

 ルナ「・・・あ、全部出た?エナ?」

 エナ「う・・うん・・・」

 カラカラ・・・ガサガサッ

 エナがあたしの手を離すとペーパーでお尻拭いて下着とズボンを上げていく・・・あっ、もっと見たかったのにぃ・・・

 エナ「ゥゥ・・・グズッ・・・フェェェェン・・・エエェェェェェン・・・」

 ・・・・・エナ?・・・泣いてる・・・エナが泣いてる・・・こんなの・・・違う・・・違う!あたし、あたし、エナを泣かせたかった訳じゃない!・・・なんだかエナの泣いてるとこ見たら、急に今までの興奮なんか吹っ飛んじゃった・・・あたしは只・・・エナと・・・エナと・・・

 あたし・・・バカだ・・・どうしようもないバカ・・・子供だ、あたし・・・思いっきり子供だ、

 エナの気持ちなんかまるで考えず、ただエナが欲しいってだけで突っ走って・・・無理矢理入院させて・・・挙句に泣かせちゃって・・・目的の為に手段は選ばないってのがあたしの信条、でも・・・目的って何?あたしはエナと、エナと仲良くなって相思相愛になって・・・エナの恋人になりたかった・・・のに、これじゃ、これじゃぁあたし、エナのこと苛めてた連中と何もかわんない・・・ゴメンね・・・ゴメン

 あれ・・・あたしも・・・泣いてる?

 エナ「グズッ・・・ルナちゃん?」

 ルナ「ゴメンね・・・ゴメンね・・・エナ・・・あたし・・・あたしのせいで・・・グズッ・・・」

 あたし・・・何言い出すつもりだろう・・・ダメ・・・エナに嫌われる・・・でも・・・謝んなきゃ・・・なんか・・・もういいや・・・だってこれ以上・・・エナに、嘘、つきたくないもん・・・たとえ嫌われたっていいや・・・それでもきっと・・・あたしは・・エナの事、ずっとすきだから・・・

 ルナ「あ、あたし・・・あたし・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 エナSIDE

 怖い・・・怖いよォ・・・ルナちゃんの手を握りながら私は一刻も早く、このおぞましい虫を躯から出し切りたかった・・・気持ち悪いよォ・・・

 エナ「くっ・・・ぅぅぅっ・・・ぁぁぅ・・・」

 ブピッブチュブチュブプッ

 イヤァ!・・・一体何時まで出るの?・・・もう・・・イヤァ!

 エナ「クゥゥン・・・ハァゥ・・・ぅぅぅぅぅ・・・」

 まだでてくるよぉ・・・こんなの・・・恥ずかしいよぉ・・・

 ブチュチュゥゥ・・・・ポトッ

 唐突にお腹の痛みが消えた・・・やっと・・・終わったの?・・・やっと不安から開放されたら・・・何だか急に恥ずかしさがこみ上げてきた、だって・・・あの時はもの凄く怖かったけど・・・ルナちゃんのいる所で・・・あたし、

 ルナ「・・・あ、全部出た?エナ?」

 エナ「う・・うん・・・」

 私は慌ててお尻を拭いてパジャマのズボンをあげた・・・こんなの・・・スゴク・・・はずかしぃよぉ・・・

 エナ「ゥゥ・・・グズッ・・・フェェェェン・・・エエェェェェェン・・・」

 全てが終わったとき、私は泣き出していた・・・だって、さっきまではお腹の痛さと虫の気持ち悪さで気が動転してたけど・・・改めて考えたら、これってもの凄く恥ずかしい・・・まさか、ルナちゃんがいるとこであんな事、しちゃうなんて・・・情けなさと恥ずかしさで涙が出て止まらないよぉ・・・

 ・・・えっ?・・・ルナちゃんが・・・泣いてる?

 エナ「グズッ・・・ルナちゃん?」

 ルナ「ゴメンね・・・ゴメンね・・・エナ・・・あたし・・・あたしのせいで・・・グズッ・・・」

 えっ?・・・「あたしの・・・せい」?

 ルナ「あ、あたし・・・あたし・・・」

 ルナちゃん?

 ルナ「あたしなの・・・グズッ・・・あたしが・・・エナに・・・エナに寄生虫・・・食べさせたの・・・ゴメン・・・ゴメンね・・・」

 な・・・に・・・それ・・・ルナちゃん?・・・アタシガエナ二キセイチュウタベサセタノ・・・う・・・そ・・・だ・・・よね?

 ルナ「ゴメ・・・グズッ・・・ゴメンね・・・」

 エナ「・・・うそ・・・だよね・・・ルナちゃん・・・」

 だってルナちゃんいつも私のこと・・・守ってくれて・・・だから・・・ルナちゃん・・・ルナちゃんだけは・・・初めて・・・信じてた・・・のに・・・

 ルナ「あたし・・・あたしは・・・」

 エナ「・・・い、いや・・・いや!」

 ルナ「エナ・・・あたし・・・」

 怖い・・・ルナちゃん・・・怖い・・・ルナちゃんも私のこと・・・苛める・・・他の誰かに苛められるのが嫌よりも・・・ルナちゃんに苛められるのは・・・そんなの・・・それだけは嫌ぁ!

 エナ「嫌ァ!!来ないでェ!!」

 気がついたら逃げていた・・・また私逃げてる・・・でも・・・何処へ?・・・判らない・・・判らないけど走った、スリッパなんかとっくに何処かで脱げていた・・・走った・・・病院を出て・・・躯がフラフラしてるのに・・・とにかく逃げた・・・後ろは振り返らずに・・・ただ衰弱した躯で走ってフラフラして・・・足がもつれた・・・転んで・・・なにしてんだろ?私・・・

 キキキキキーーー

 何?何の音?・・・気がつくとスローモーションの様に車が・・・私に向かって来る・・・私・・・此処で死ぬんだ・・・でも、いいや・・・だってもう・・・疲れたもの・・・どうせ、誰も・・・私が死んだって・・・悲しまないもの・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルナSIDE

 言わなきゃ・・・理由を・・・もう失恋してるけど・・・

 ルナ「あたし・・・あたしは・・・」

 エナ「・・・い、いや・・・いや!」

 ゴメンね・・・エナ・・・嫌ならもう私はエナに近づかないから・・・せめて、これだけは言わせて・・・

 ルナ「エナ・・・あたし・・・」

 エナ「嫌ァ!!来ないでェ!!」

 あっ・・・行っちゃった・・・あたしは・・・気がつくと追いかけてた・・・でも、追いついたら・・・何ていうの?判らない、判らないけど、このままじゃあたしらしくない!はっきりさせて・・・バイバイかもしれないけど・・・エナを追いかけて・・・言わなきゃ!

 何処?どっちに行ったの?・・・居た!病院の正面玄関からエナが飛び出していった、

 あたしも追いかける!あたしなら直ぐ、追いつける!

 あたしが玄関を出たら・・・エナが居た!あたしはとにかく追いかけた!・・・あ、エナ転んだ・・・ふぅ・・・って?ええ?!・・・く、車!!

 頭で考えなかった・・・躯が・・・頭より先に・・・動いた、

 クスッ・・・やっぱりエナってば、かる〜い、

 あたしの力なら軽く向こう側まで放り投げられた・・・

 その後、鈍い音がしたけど・・・って?ええっ?

 あたし?こんなとこで死んじゃうのぉ?

 そんなのいやぁ〜!

 まだ、やりたい事一杯あるよぉ〜!!

 まだ・・・言ってない事もある・・・の・・・・に・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 エナSIDE

 ・・・あいたたた・・・・腰打っちゃった・・・って、

 な、なんで?痛いって事は・・・つまり私?死んでないの?

 ・・・そ〜いえば・・・躯が一瞬誰かに放り投げられたような・・・?

 ザワザワザワザワ・・・

 う〜ん・・・何だか人が集まってきた・・・ムクリッと躯を起こしたけど・・・?

 誰も・・・私の方を見てない?・・・っていうか何時の間にか私、反対側の歩道まで移動してる?

 そういえば・・・皆何を見てるんだろ?

 私が覗き込むと・・・其処には・・・

 先ず、手が見えた・・・変な方に曲がってる・・・

 足が見えた・・・やっぱり変な方に曲がってた・・・

 顔が・・・ルナちゃん?・・・ルナちゃん?!

 エナ「ど・・・し・・・て・・・?ル、ルナちゃん!!」

 私が呼びかけても傍に駆け寄っても・・・ルナちゃんが起きない・・・だって・・・血が・・・血が・・・

 エナ「ルナちゃん!!」

 私が飛びつこうとしたら、誰かが止めた、

 誰か「う、動かさないで、頭を打ってるかもしれない・・・今、救急車を呼んだから」

 もしかして・・・ルナちゃん・・・また、助けてくれたの?・・・でも・・・でも、こんなの・・・いや・・・イヤァ!!

 誰か「落ち着いて、君は怪我は無い?君も病院で一応診てもらったほうがいい・・・」

 びょういん?・・・病院!

 エナ「あ・・・あの!電話、電話は?!」

 誰か「ああ、携帯なら・・・」

 私はその人の携帯電話を受け取って震える手でダイヤルしていく・・・うまく押せない・・・何度もかけた番号なのに・・・

 プルルルルル・・・プルルルルル・・・ガチャ

 翔「はい、神崎医院で」

 エナ「せ、先生!!助けてぇ!ルナちゃんが・・・ルナちゃんが!!」

 

 

 


解説

 純「甘い!甘ァい!おい!ハーデス!」

 ハーデス「な、何でしょ?」

 涼「何ですか?このとってくっつけた様な排泄シーンは?・・・ね?」

 ハーデス「う・・・ごめんなさい・・・お話メインにしたかった・・・ううう」

 純「泣くな!鬱陶しい!・・・ストーリーをとってくっつけりゃ良いだろうが!」

 ハーデス「さぁ!事故にあったルナちゃん!これからどうなるのでしょうか?」

 純「死んだな・・・」

 涼「半身不随・・・改造を施される・・・ね」

 ハーデス「そして、エナは?!」

 純「自殺・・・」

 涼「その場で輪姦・・・ね」

 ハーデス「・・・勝手なことばかり言うなぁ!」

 


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