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純心 其の参 少女達のこくはく!
ハーデス/文
ハーデス/画


 ルナSIDE

 誰もいらない・・・何もいらない・・・エナがいればいい・・・

 ルナ「好きよ・・・エナ」

 エナ「やぁん、ルナちゃぁん!」

 ルナ「あは!・・・可愛がってあげる!」

 あたしはエナに飛びつくと何時の間にかエナは服を脱いでベットの上にであたしを待っててくれた!

 エナ「うん・・・来て、ルナちゃん・・・」

 ルナ「あは・・・それじゃ、いっただっきま〜す!」

 あたしは先ず、エナの耳たぶにそっと・・・やさしいKISS、

 エナ「あんっ・・・」

 ルナ「あはは、エナってばびんか〜ん!」

 そのまま、唇で甘噛みしながら、そっと右手でエナの乳首を軽く、ソフトに弄くっちゃう!

 エナ「んっ・・んんっ・・・」

 左手で肉付きの少ないえなのお尻をそっと撫でていく・・・あくまでも優しく・・・強すぎないように・・・

 エナ「キャッ・・・んん〜っ・・・んっ・・・」

 ルナ「あは、エナってば、声出してもいいよ?・・・だって、此処にはあたし達しか居ないんだから・・・」

 そう・・・此処には誰も居ない・・・でも、エナが居る!

 それだけでいい・・・後は、あたし、いらないから・・・

 エナ「う・・うん、あんっ!やぁんっ!」

 あたしがエナの可愛らしいスリットに手を忍ばせたら、もう濡れてる・・・あは、エナってばもう、顔真っ赤!

 ルナ「んッ・・・エナァ・・・」

 エナ「んんっ・・・ルナちゃぁん・・・んん」

 あたし達は舌を絡ませてむさぼる様にお互いの唾液を啜りあう・・・何だか、KISSも・・・気持ちいいなぁ

 判ってる・・・ホントは・・・是は夢、何度も見ている夢だもの・・・だからどうしてもわからない・・・エナの味、エナの裸・・・はっきりと見えない、ぼやけてる、

 あたしがエナの足の付け根に顔を埋めても・・・やっぱりよく見えない・・・けど、舌で舐めながら、軽く吸い上げると、夢のエナが鳴いてくれる・・・あたしも知ってるエナの声で

 エナ「やぁぁん!そ、そこ・・・ダメェ!」

 ルナ「あはは、あたしに任せて!ね?」

 エナ「・・・うん、お願い・・・ルナちゃん・・・あんっ・・・んんっ」

 ピチャ・・・ピチャピチャ・・・チュゥッ・・・チュチュッ

 あたしがエナの大事なとこ、舌先で舐めたり転がしたりするたびにエナが小さな躯を震わせる・・・



 プハァ・・・ツ〜・・・

 エナのスリットからくちをはなすと、唾液がエナのジュースと混じって糸を引く・・・プツッと切れちゃった・・・でも勿体ないから啜っちゃう!

 エナ「ルナちゃん・・・いいよ、来て」

 ルナ「うん・・・いくよ?エナ」

 あたしはエナのあそこにあたしのあそこを合わせると、前後に擦りだす・・・

 クチュクチュ・・・ピチャクチュ・・・

 エナ「あんっ!き、気持ちいいよ・・・ルナちゃぁん!」

 ルナ「あ、あたしも、エナ・・・エナァ!」

 段々、音も激しく、声も激しくなってきた・・・けど・・・

 エナ「嫌ァ!こないでぇ!!」

 ルナ「エナ?・・・どうして・・・」

 エナ「さよなら・・・ルナちゃん」

 ルナ「エナ?・・・エナァ!まってぇ!!」

 突然、エナが泡のように消えていく・・・あたしが叫んでも、追いかけても・・・届かない・・・

 エナ「バイバイ・・・ルナ・・・ちゃん」

 エナが居ない・・・何処にも・・・・いないよぉ・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 エナSIDE

 私は、病院の廊下にぺタリとへたり込んでました、目の前には「手術中」のランプが点灯してます・・・

 エナ「・・・ルナちゃ・・・ん・・・・」

 さっきまでの喧騒が嘘のよう・・・あの後、救急車で総合病院に運ばれて、緊急手術・・・私は、何も出来なかった・・・その時でした、

 カツカツカツカツ

 後ろから走ってきたのは・・・

 翔「エナちゃん!ルナは?」

 エナ「せ、せんせぇえ・・・グズッ・・・ルナちゃ・・・たすけ・・・ヒグッ・・・」

 翔「落ち着いて、エナちゃん、さぁ、椅子に座って」

 エナ「わ、私の・・・せいでルナちゃ・・・たすけてぇ・・・」

 自分でも何がいいたいのか良くわからない・・・

 翔「君のせいじゃない・・・君は此処で待ってなさい、そもそも君は病人なんだから・・・」

 そう告げると先生が手術室のドアを開けた、

 医師「?・・・神崎?・・・神崎か?」

 翔「ご無沙汰してます、先輩、・・・私も手伝います!」

 医師「あ、ああ、かまわんが一体?」

 翔「患者は・・・ルナは私の娘です!」

 医師「!・・・判った!正直、人手が欲しい!急げ!」

 翔「はい、状況は?」

 看護婦「左上腕部骨折、右足靭帯断裂、右腎破裂、折れた肋骨が小腸上部に突き刺さってます、頚動脈からの出血多量、後は全身打撲に擦過傷、左足の脱臼・・・」

 翔「フルコースだな・・・頭部は?」

 看護婦「CTの結果、異常ありません、脳震盪を起こしてますが・・・」

 翔「元々頭の中は異常だらけだ・・・特に念入りに調べてくれ」

 先生、冗談めかしてるけど・・・顔が焦ってる・・・かなり酷いみたい・・・そして扉が閉じていった・・・

 私の・・・私のせいだ・・・私なんかのこと、助けたりしたから・・・ルナちゃんまで・・・

 先生も看護婦さんもルナちゃんを助けるため、一生懸命・・・私は、何も出来ない・・・無力で、情けなくて・・・涙が出そう・・・ううん、もう私泣いてる・・・

 お父さんもお母さんも交通事故で死んじゃって、この上、ルナちゃんまで居なくなったら・・・そんなの嫌!絶対に嫌!

 神様なんて信じてない!だって私がどんなにお願いしたって、神様は何も叶えてはくれなかったもの・・・きっと神様は願いなんか叶えてくれない・・・

 でも、ルナちゃんの為に祈るしか私には出来なかった・・・お父さんとお母さんに祈っていた

 エナ「お願い!お父さん、お母さん、ルナちゃんを助けてぇ・・・お願いだから・・・グズッ・・・ルナちゃんを連れてかないでぇ・・・ふぇぇ・・・ぇぇん」

 ・・・長い、気が遠くなるくらい長い・・・でも、時計を見たらまだ十分しか経ってない・・・時間が・・・凄く、遅かった、

 どれくらい経ったのでしょうか・・・もう夜になってる・・・只、私は待っていた、静かだった・・・只、心臓だけが忙しそうに動いていた・・・どうしようもなく不安だった・・・こんな時、ルナちゃんがそばに居てくれたら・・・私、ルナちゃんが居ないとダメ・・・もしも、ルナちゃんが死んじゃったりしたら・・・私・・・私・・・

 その時、唐突に「手術中」のランプが消えた・・・消えた?!

 ギィ〜・・・

 エナ「せ、先生!ルナちゃんは?ルナちゃんは?」

 翔「大丈夫、暫くは絶対安静だけど、命には別状ないよ!安心して・・・」

 ・・・大丈夫?・・・助かったの?!・・・涙が・・・堰を切ったように、溢れた

 エナ「あり・・・ありが・・・とうご・・・ざいま・・・す・・・グズッ、ありがとう・・・ございます、せんせぇいぃ・・・グシッ・・・」

 力が抜けていった・・・少しずつ、心臓が落ち着いたリズムを取り戻していく・・・よかった・・・本当に、よかった・・・

 翔「どうもありがとうございました、先輩」

 医師「神崎と一緒でタフな娘さんだな・・・大学でお前に見せてもらったあの子が今じゃ・・・俺も歳だな」

 翔「まだお若いですよ、先輩は」

 医師「ふんっ・・・お前には言われたくない・・・お前は歳をとらんのか?」

 翔「あはは・・・今度おごらせて下さい、先輩」

 医師「ああ、そのうちにな・・・はぁ〜、疲れた・・・」

 翔「それじゃまた・・・先輩」

 先生はお医者さんに何時までも頭を下げていた・・・手術室からルナちゃんが出てきた・・・包帯だらけで痛々しい・・・ごめんなさい・・・ルナちゃん、私のせいで・・・

 翔「さ、エナちゃん君は病院に戻って、君は入院患者なんだから・・・いいね?」

 エナ「・・・いや・・・です・・・先生ぇ・・・わがままですけど・・・せめて、ルナちゃんが気がつくまで・・・お願いします」

 翔「だめですよ・・・医者としては認められません」

 エナ「・・・でも・・・私のせいで・・・ルナちゃん」

 翔「・・・はぁ・・・でもルナの父親としては・・・そうして貰えれば嬉しいんですがね・・・」

 エナ「そ、それじゃぁ!」

 翔「幸い此処には知り合いが多い・・・少しは融通も効きますから・・・それに意識が戻って移動可能なら家に転院しますから・・・まぁそれまで此処に入院してくれますか?」

 エナ「せ、先生ぇ・・・あ、ありがとうございます!」

 もう一度先生にお辞儀してから、私はルナちゃんの運ばれた後を追っていった・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルナSIDE

 エナが・・・いない・・・どこにも居ないよぉ・・・やっぱりあたし、エナに嫌われちゃったのかなぁ・・・

 真っ白な空間をあたしは彷徨ってた・・・エナを探して・・・

 ルナ「エナァ!何処ぉ?!エナァ!」

 もう泣きそう・・・なんで、こんな事になっちゃったんだろう・・・そうだ・・・あれは二ヶ月前・・・

 ルナ「よし!で〜きたっと!」

 エナ写真集&ダイアリーに書き上げた「☆★エナと初H計画!★☆」こう書いてある・・・

 1・先ずはエナを家に入院させる!(パパにも協力要請!)

 2・尽きっきりでエナの面倒を診てあげる!(お風呂やおトイレも・・・キャ〜)

 3・そして少しずつ・・・着実に距離を縮め、エナが完全に警戒を解いたらベットに押し倒して・・・えっへっへ〜

 4・抵抗された場合、「ちょっとふざけてみただけよ〜」と言って誤魔化す!(うんうん)

 5・すかさず冗談めかして「でも、ちょっと試して見ない?」と聞いたら返事も待たずにKISS!(きっとエナはビックリするけど)

 6・そこでエナが暗くなっちゃう前にできるだけ明るく「えっへっへ〜・・・KISSしちゃった!」と言いながら型道り謝っちゃう!(うん、きっとエナなら許してくれるわ!)

 7・次の日にエナをお風呂に入れてあげる!

 8・エナは昨日のことをきっと意識してるはず・・・だから此処で何もせず、ただお風呂に入れるだけ・・・それで警戒はまた解かれる・・・(意識すれば意識しただけ何もされなかった時は警戒心は消えるのよ〜!)

 9・その夜、ついに決行!(不意打ち!あは!)

 10・エナに考える暇を与えなければ・・・よ〜し!いける!!これでいこう!!うん!

 ・・・今にして思えば滅茶苦茶・・・恋は盲目・・・周りが見えてない・・・これじゃ、エナに嫌われて・・・当然だよね・・・

 それでも私は探し続けた・・・何もない空間を一人っきりで・・・

 ルナ「エナァ!・・・エナ・・・エナ・・・」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 エナSIDE

 エナ「・・・・・・んん・・・・・はっ!!」

 何時の間にか私、ルナちゃんのベットに突っ伏して寝ていた見たい・・・夜が明けていた・・・まだ、5時だけど・・・ルナちゃんが起きた様子は無かった、依然として昏睡が続いてた・・・

 ルナちゃんが私に寄生虫を飲ませたって聞いたとき・・・ルナちゃんにまで苛められるって思ったりした・・・でも、あの時ルナちゃん・・・泣いてた、

 あの涙は演技じゃない・・・ルナちゃんは・・・何時だって決して泣いたりしないもの・・・あれは・・・きっと後悔・・・

 でも・・・

 でも今、ルナちゃんは私なんかを助けたりして・・・傷ついて眠っている・・・

 前の学校から転校して、ルナちゃんに出会って・・・私、何度助けられたのか・・・数え切れないよ・・・

 なのに・・・ルナちゃんまで疑って・・・怪我までさせて・・・私・・・嫌な子・・・助けてもらう資格なんかないのに・・・

 エナ「ご・・・ごめ・・・ごめん・・・なさい・・・グズッ・・・ルナちゃ・・・ごめ・・・な・・・ズッ・・・グシッ・・・」

 自分でもよくこれだけ泣けると感心しちゃう・・・

 ポンッ・・・

 急に突っ伏して泣きじゃくってた私の頭の上にルナちゃんの手が乗っかった・・・って?えっ?ええっ?

 ルナ「あは・・・・・エナだぁ・・・やっと・・・見つ・・・けたぁ・・・」

 エナ「・・・あ・・・・あ・・・」

 ルナ「あは・・・エナ・・・また・・・泣いて・・・る」

 エナ「ふぇぇぇん・・・・グズッ・・・・ごめ・・・なさい・・・ごめんね、ごめんね・・・ルナちゃん・・・グズッ・・・ホントにごめんね・・・」

 ルナちゃんは顔を横に振る・・・

 ルナ「えへへ・・・あ〜あ、バチ・・・当たっちゃった・・・」

 エナ「そんなこと・・・だってわた・・・わたしのせいで」

 ルナ「あはは・・ねぇ?もう少し・・・寝かせて・・・」

 エナ「あ・・・うん、先生呼ぼうか?」

 ルナ「ううん・・・いい・・・でもエナに・・・居て欲しいよ・・・・・ゴメンねぇ・・・」

 それだけ言い残してまたルナちゃんは眠ってしまいました・・・私も眠くなっちゃった・・・昨日からあんまり寝て・・・ない・・・・Zzzzz・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルナSIDE

 エナを見つけた・・・やっと見つけた

 手をそっとエナに延ばしたら・・・躯中が悲鳴をあげた、でも、関係ない!やっと見つけたんだから・・・

 ポンッ・・・・・・ズキンッ

 ルナ「あは・・・・・エナだぁ・・・やっと・・・見つ・・・けたぁ・・・」

 エナ「・・・あ・・・・あ・・・」

 ルナ「あは・・・エナ・・・また・・・泣いて・・・る」

 いつまで経っても泣き虫ねぇ・・・エナ?

 えへへ・・・やっぱり可愛い・・・あたしのエナ・・・

 エナ「ふぇぇぇん・・・・グズッ・・・・ごめ・・・なさい・・・ごめんね、ごめんね・・・ルナちゃん・・・グズッ・・・ホントにごめんね・・・」

 ルナ「えへへ・・・あ〜あ、バチ・・・当たっちゃった・・・」

 エナ「そんなこと・・・だってわた・・・わたしのせいで」

 それは違うよ・・エナ・・・ダメだ・・・ねむぅい・・・ねむ・・・い・・・ゴメン・・・寝かせて・・・

 ルナ「あはは・・ねぇ?もう少し・・・寝かせて・・・」

 エナ「あ・・・うん、先生呼ぼうか?」

 ルナ「ううん・・・いい・・・でもエナに・・・居て欲しいよ・・・・・ゴメンねぇ・・・」

 再びねむりに付くとあたしは夢も見ずそのまま丸2日眠っていたみたい・・・エナが傍に居てくれた・・・その安心感から・・・あたし寝すぎちゃった・・・あはは、

 ルナ「う〜ん・・・あれぇ?此処は・・・」

 次に気がついたのは「神崎医院」の病室、そしてエナの病室でもあった・・・今度はエナが付き添いのベットで寝てる・・・あはは

 今は・・・夜中?う〜ん良くわかんないや!あは!エナねてるのかなぁ〜?・・・KISSしちゃおっかなぁ?

 ズキン!!ズキン!!

 ・・・ダメだ・・・文字道り、手も足もでない・・・あ〜ん!これじゃ生殺しだよぉ〜

 エナ「あれ?ルナちゃん、気がついたの?」

 あ・・・エナ、起きてたの?・・・

 エナ「ちょっと待ってて、先生呼んでくるから!」

 エナが部屋を出て行こうとした・・・言わなきゃ・・・全部・・・嫌われても・・・それでも・・・二度と会えなくなっても・・・だって、こんなの、あたしらしくないもん・・・

 ルナ「・・・二ノ宮・・・さん・・・」

 エナ「えっ?・・・ルナちゃん?」

 ・・・言おう・・・あたしの想い・・・変と思われちゃうかもしれないけど・・・それでもやっぱり・・あたし・・・あたしはエナが・・・

 ルナ「好きです・・・あたしと・・・付き合ってくれませんか?」

 

 

 


解説

 涼「ふぁ〜あ・・・お休みなさい・・・ね?」

 ハーデス「寝るほど退屈ですか?」

 純「ハーデス・・・俺は何時までお前なんぞの背中掻かなきゃならないんだ?」

 ハーデス「いやぁ・・・背中痒くて痒くて・・・」

 純「俺も眠くなってきたぞ?」

 涼「ZZzzzzzz」

 ハーデス「うう〜・・・拒否反応がぁ〜!」

 純「所詮貴様は鬼畜しかないんだよ!」

 ハーデス「さぁ!一体二人はどうなってしまうのでしょうか!ルナは?!そしてエナは?!」

 純「知った事か!あ〜あ・・・鬼畜はまだかぁ?」

 


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