←前  次→


純心 其の四 少女達の答え!
ハーデス/文
ハーデス/画


 エナSIDE

 私はルナちゃんから一つの鍵を貰って今、ルナちゃんの机の前にいた、

 エナ「ルナちゃん・・・」

 本気の目をしてた・・・でも・・・私は・・・先生が・・・

 確かに・・・私みたいな子供じゃ先生はきっと相手にも・・してくれないと思うよ・・・

 だけど・・・それでも・・・

 「引き出しの中・・・全部入ってるから」と言ってこの鍵をくれた・・・まだ喋るのも辛そうだったから・・・私はそれ以上聞けなかった・・・

 カチャ・・・

 微かな手ごたえ・・・そっと引き出して見た・・・其処には・・・

 エナ「・・・えっ?!・・・こ、これって?!」

 ・・・確かに・・・全部入ってたけど・・・ルナちゃんだったの?!

 学校で少しずつ起こっていた異変・・・元の物が無くなって新品の同じ物が入っていた・・・それだけじゃない!

 エナ「・・・!や、やだ?!これ!!」

 検尿カップまで入ってる?!・・・一体ルナちゃんって・・・

 エナ「ルナちゃん・・・ちょっと危ないよぉ・・・これ・・」

 まさか・・・ルナちゃんが・・・

 でも、そう考えれば・・・思い当たる節があった・・・ルナちゃん、よく私のロッカーの近くをウロウロしてた・・・でも・・・でも!

 エナ「・・・こ、こんなの・・・やだぁ・・・嫌だよぉ」

 ルナちゃん・・・私のこと・・・そういう風に見てたの・・・

 どうしよう・・・私・・・どうすればいいの?

 ルナちゃんは・・・大切な・・・お友達だよ?・・・好きかって聞かれたら、間違いなく好き、大好き!・・・でも・・・それはやっぱり・・・お友達なのに・・・

 エナ「これは?・・・」

 手にとって開いたら・・・其処には何枚もの私の写真と・・・ルナちゃんの日記・・・

 1月○×日

 えっへっへ〜!今日は朝から「ついてな〜い」とか思ってたらすっごい運命的な出会いがあったの〜!!二ノ宮エナ・・・可愛い!!可愛いの〜!!はぁ〜・・・これって一目惚れっていうのね〜、ああ・・・あたしのエナ・・・エナ・・・

 エナ「・・・そっか・・・あの時の・・・」

 2月×○日

 今日!エナが家に来たの〜!・・・でも・・・エナ・・・泣いちゃった・・・エナのパパとママって・・・死んじゃったんだ・・・可哀想・・・エナ、それにしてもムカツクのはエナのこと苛めた連中!・・・剃刀でも手紙で送っちゃおっかなぁ・・・

 エナ「・・・ルナちゃん・・・剃刀送っちゃったのかな?・・・はぁ〜・・・ルナちゃんならやりかねない・・・住所まで自力で調べ上げそう・・・」

 3月△☆日

 今日はエナと一緒にショッピング!でもエナってばあたしがフリフリのワンピース着て!ってお願いしたのに・・・着てくんなかったよ〜・・・可愛いと思うのに〜

 エナ「えへへ・・・でもあれはチョッと・・・」

 4月☆△日

 今日エナを尾行してたらエナがまた苛められそうになってた!まったく!なんであたしのエナをぉ〜!でも、エナのこと助けたのはいいんだけどエナに「やり過ぎ」って言われちゃった・・・あはは・・・

 エナ「・・・つけてたの?・・・でも・・・確かにタイミング良すぎたし・・・」

 5月☆○日

 今日はお休み!GWなの!・・・だから!エナのお家に行っちゃった!えへへ〜・・・でもエナのお部屋ってば・・・地味ぃ・・・もっと可愛くすればいいのに〜!今度、エナにあたしのぬいぐるみあげよっと!

 エナ「・・・でもルナちゃんの部屋って・・・派手すぎるよぉ〜・・・ピンクと黄色はちょっと・・・」

 6月▲×日

 「☆★エナと初H計画!★☆」

 エナ「ルナちゃん・・・何考えてるのぉ??・・・でも・・・ってことは・・・ええっ?!先生も共犯なのぉ?!」

 7月×☆日

 今日は早起き!・・・エナが好きなアーティストのライブCDの発売日!・・・凄く人気らしいから多分エナじゃ買えないわよねぇ・・・ここはあたしが買ってやるか!

 エナ「・・・ルナちゃん・・・はぁ〜・・・私・・・私、どうしたらいいの?・・・」

 ギギィ〜・・・

 急に後ろのドアが開いた・・・振り返ると・・・

 エナ「・・・先生・・・」

 翔「・・・そっか・・・ルナがね・・・・」

 エナ「・・・はい・・・先生・・・一つだけ・・・聞かせてください・・・」

 翔「判ってる・・・此処まできてジタバタする気はないよ・・・どうしてこんな事したのかって事だろう?」

 エナ「・・・はい」

 翔「始めはね・・・判ってると思うが止めたよ・・・」

 エナ「・・・・・」

 翔「でもね・・・知っての通り、ルナはああいう性格だ」

 エナ「はい・・・でも」

 翔「ルナは・・・一見私に似ているようだが・・・本当は妻に似ている・・・」

 エナ「それは・・・気質がでしょうか?」

 翔「うん・・・知っての通りルナはレズビアンだ・・・昔っからね・・・」

 エナ「・・・はい・・・」

 翔「妻もそうだった・・・」

 エナ「えっ?!・・・じゃあ・・・なぜ?」

 翔「当時はレズビアンに対しての偏見もあった・・・何しろここは田舎だ・・・周りの大人達は彼女を・・・半ば強引に私と結婚させた・・・元々親の決めた許婚だったしね・・・」

 エナ「・・・・・・」

 翔「彼女が・・・妻が本当に好きだった人は・・・いわゆるノーマル・・・元々妻は諦めもあったのか、仕方なく、私と結婚する事になった・・・」

 エナ「・・・でも!」

 翔「彼女は・・・私を愛してはいなかった・・・しかし、尊敬はしてくれたよ・・・私はあまりそういうことに対しての偏見も薄かったからね・・・」

 エナ「・・・・・・」

 翔「だが彼女は・・・その後、ルナを産んで・・・産後、直に逝ってしまったよ・・・その時判ったんだよ」

 エナ「・・・何を・・・ですか?」

 翔「私は・・・妻を愛していた・・・」

 エナ「・・・愛されなくても・・・ですか?」

 翔「うん・・・理屈じゃないんだ・・・でも、ルナが・・・妻と同じレズビアンだったとき・・・私はせめてこの子には好きにさせてやりたいと思った・・・」

 エナ「・・・・・」

 翔「でもね・・・私のしたことは犯罪だ・・・君にしたことは許されない事だよ・・・」

 エナ「・・・私は!・・・やっぱりルナちゃんは・・・友達です・・・だって・・・私は・・・私が好きなのは先生だから・・・」

 思わず・・・言ってしまった・・・言葉が・・・溢れていった・・・

 エナ「先生は私のことどう思っていますか?私は先生が好きです!・・・きっと、始めてあったときから・・・」

 翔「・・・・・・・」

 エナ「私じゃ!ダメ・・・ですか?・・・そうですよね・・・私みたいな子供じゃ・・・グズッ」

 翔「そんなことはないよ・・・君は充分、魅力的な女の子だよ・・・でもね・・・」

 エナ「でも?」

 翔「幼かったルナのことを思えば・・・再婚も考えたよ・・・母親は必要だと思ったからね・・・でも出来なかったんだ・・・」

 エナ「・・・何故?ですか・・・」

 翔「私は・・・まだ、妻を愛している・・・きっとこれからも・・・」

 エナ「でも!もう先生の奥さんは・・・」

 翔「十三年にもなるのか・・・でも、私には昨日の事の様だよ・・・ホンの少ししか、一緒に暮らせなかったけどね・・・」

 エナ「・・・それでも?ですか・・・」

 翔「理屈じゃないんだよ・・・これはね・・・」

 エナ「判り・・・ました・・・」

 ・・・・・・振られちゃった・・・か・・・

 翔「だが、君にした事は・・・本当に申し訳ない・・・訴えるのなら・・・私を訴えてくれ・・・全ては私のした事だ・・・」

 エナ「そんな!訴えるなんて・・・」

 翔「そうだね・・・ちょっと卑怯だね・・・君の気持ちを知りながら・・・」

 エナ「違います!・・・確かに怖かったけど・・・ルナちゃんも先生も私にとっては・・・大切な人ですから・・・だから・・・」

 翔「・・・ありがとう・・・迷惑ついでにお願いだ、ルナを見ていてやってくれ・・・友達でもいい!・・・ルナには・・・君が必要だ・・・」

 エナ「・・・でも・・・」

 翔「でも?」

 エナ「私・・・私!怖いんです!ルナちゃんのこと!・・・凄く大切な友達なんです!・・・私にとって!・・・だって・・・ルナちゃんは初めての友達で・・・」

 翔「・・・・・・」

 エナ「ルナちゃんは・・・私のこと・・・好きって言ってくれます・・・それはとっても嬉しい・・・でも!私は・・・ルナちゃんの事、そういう風には・・・好きになれない・・・なりたくないんです!・・・今まで、ずっと一人ぼっちで・・・やっと出来た友達が・・・居なくなっちゃう・・・」

 翔「迷っているんだね?」

 エナ「・・・はい・・・ルナちゃんの事・・・大切です!・・・でも・・・私は友達でいたいんです!・・・だって・・・だって・・・」

 翔「焦らなくてもいい・・・君が決めてくれ・・・ルナも私も・・・君には迷惑をかけたしね・・・」

 エナ「・・・それは・・・もういいです・・・ただ・・・もう少し・・・考えたいんです・・・」

 翔「・・・・・・そうか」

 エナ「失礼します・・・」

 私が先生の横をすり抜けて部屋を出たら・・・先生が、

 翔「本当は君の躯はもう直っている・・・退院して構わないよ・・・」

 エナ「・・・はい・・・お世話になりました・・・先生」

 私が病室に戻ると・・・ルナちゃんはまた眠っていた・・・

 エナ「さよなら・・・ルナちゃん・・・」

 荷物をまとめて・・・私はそのまま、家に帰りました・・・

 私は・・・どうすれば・・・どうしたら・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルナSIDE

 目がさめたら・・・エナが居なかった・・・それから一週間にもなる・・・

 やっぱり・・・嫌われちゃったか・・・あはは・・・涙も出ないや・・・

 一週間前からお見舞いの連続・・・でも・・・やっぱりエナは・・・来ない・・・

 あたしは今日も死んでる・・・

 シュナ「ルナァ?何呆けてんのよ?打ち所が良くて頭でも直ったの?」

 ルナ「・・・あ・・・うん」

 シュナ「ふふ〜ん・・・来ないわねぇ?二ノ宮さん」

 ルナ「・・・うん」

 シュナ「・・・だめね・・・重症だわ」

 この子は新井シュナ・・・うちの中学の名物3人娘の一人・・・ホントは私も含め、4人娘だったけどエナが来てからは私が抜けちゃったから3人娘・・・恐怖の三人娘とも呼ばれてる・・・

 シュナは皆のまとめ役・・・まぁ一番まともかな?・・・ただその情報網は凄まじい・・・うちの中学の中で起こった出来事全てを知っている・・・しかも何処から仕入れてくるのか・・・テストの問題まで事前に判ってしまう情報網はCIA並だ・・・噂ではうちの校長の汚職は彼女が情報を流したとか・・・

 ハナ「ふふふのふ〜!落書きしちゃお!」

 ルナ「別に・・・いいよ」

 あたしのギプスに落書きを始めたこいつは石田ハナ・・・名前の通り頭の中は春真っ盛り、狙っているのか天然か、その行動には脈絡が無い・・・突然踊ったり歌ったり・・・よく判んない話をしたりする・・・噂では精神病院から脱走してきたという話も・・・

 二ナ「ねね?レズッコルナちゃん?今度は男に走ってみる?紹介しよっか?」

 ルナ「いらない・・・」

 二ナ「あ!このケーキ食べていい?ねね?」

 ルナ「いいよ・・・」

 二ナ「ぶ〜・・・ルナちゃんクラ〜イ!」

 このやかましいのは内本二ナ・・・彼女は外見だけは可愛い、でも・・・悪女だ、あたしに交際申し込んで撃沈した男は数多いかもしれない・・・けど、彼女に交際申し込んで断られた男の人をあたしは知らない・・・彼女が言うには「だって断ったら可哀想じゃない」だそうだ・・・噂では今、日替わりで10人と付き合っているとか・・・

 なんか・・・そんな事、どうでもいいや・・・

 彼女達はあたしがレズだって事を知ってる・・・誰にも言いふらさないけど・・・一応友達ってこと・・・皆、ホントは心配してくれてたみたい・・・でも、皆、ゴメン・・・事故なんかより・・・エナが居ない事の方が・・・ショック大・・・

 シュナ「あ・・・二ノ宮さん?」

 ルナ「・・・?!!!エ、エナ・・・」

 エナ「・・・ルナちゃん・・・あ・・・皆も・・・」

 シュナ「ほら・・・行くわよ!」

 ハナ「ほいほ〜い」

 二ナ「え〜なんでぇ?」

 シュナ「い〜から!」

 シュナ!サンキュ!・・・あたしは心の中でお礼をして・・・エナを見た・・・

 エナ「ルナちゃん・・・コレ・・・返すね・・・」

 エナが日記を返してくれた・・・

 ルナ「・・・うん・・・エナ、怒ってる?」

 エナ「ううん・・・でも・・・ホントはまだ、迷ってる・・・」

 ルナ「そっか・・・うん・・・」

 エナ「私ね・・・ずっと考えてた・・・ルナちゃんにとっての私・・・私にとってのルナちゃん・・・」

 ルナ「うん・・・」

 エナ「判ってる・・・ルナちゃんが・・・本気だってこと・・・」

 ルナ「・・・・・・」

 エナ「でも、判らないよ私・・・ルナちゃんの事・・・そういう風に好きになれるかどうか・・・」

 ルナ「・・・・・・」

 あたしは黙って聞いてた

 エナ「ルナちゃんは大切なお友達だよ!・・・でもやっぱりお友達なの・・・」

 ルナ「・・・・・・」

 エナ「先生は・・・ルナちゃんのお母さんのこと愛してるって言ってた・・・愛されてなくても・・・」

 ルナ「・・・・・・」

 エナ「私は・・・そういうの・・・判らない・・・判らないけど!・・・そういうのって・・・寂しいよ・・・」

 ルナ「・・・・うん・・・そうだね・・・」

 エナ「いいよ・・・ルナちゃん・・・私・・・ルナちゃんと付き合っても」

 ルナ「えっ?!・・・そ、それって?!」

 エナ「でも・・・私・・・ルナちゃんのこと・・・そういう風に好きになれる自信なんかないよ・・・でも・・・大切なお友達だから・・・ホントはお友達でいたいけど・・・でも・・・付き合ってみて・・・それから・・・考えたい・・・そう思ってる・・・それでもいい?」

 ルナ「それでも・・・それでもいい!一方通行でも!あたしが本当に好きなのはエナだけだから!」

 エナ「うん・・・努力はしてみるけど・・・あんまり・・・変な事、しないで欲しい・・・」

 ルナ「変な事?」

 エナ「だって・・・その・・・検尿カップとか・・・ブルマとか・・・そういうのって変・・・」

 ルナ「あ・・・うん・・・ゴメン・・・じゃぁキスは?」

 エナ「えっ?・・・・・・その・・・キスぐらいまでなら・・・しても・・・いいよ?」

 ルナ「・・・キスだけ?」

 エナはちょっとキョトンとした後、顔真っ赤にして、

 エナ「キスだけ!其処までなんだから!」

 ルナ「う・・・うん・・・判った」

 早速、エナの手を捕まえて引き寄せた!そして・・・

 エナ「キャッ?!ンンッ?!」

 ちょっと躯が痛むけど・・・でも・・・あんまり気にならない・・・そしてあたしの唇とエナの唇が・・・そっと重なった・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 エナSIDE

 エナ「私って凄く嫌な子・・・」

 病院に向かいながら・・・まだ私、考えてる、

 私の出した答え・・・それは妥協・・・

 先生に振られて・・・ショックだったけど・・・それはなんだかスッキリしたって感じだった・・・でも・・・ルナちゃんの中に先生を見てるって部分が・・・確かに私の中にある・・・

 それに・・・何よりも卑怯だと思うのは・・・私、ルナちゃんに同情してる・・・同情で付き合うなんて・・・私・・・最低だね・・・ルナちゃん、

 でも・・・でも!やっぱりルナちゃんのこと・・・好きだから・・・このまま・・・友達ですら無くなっちゃうのが・・・どうしても嫌なの・・・やっぱり私って、最低・・・

 だから・・・妥協・・・ゴメンね・・・ルナちゃん・・・許してもらえないかも知れない・・・これって・・・ルナちゃんの事・・・騙してる・・・

 エナ「いいよ・・・ルナちゃん・・・私・・・ルナちゃんと付き合っても」

 ゴメンね・・・ルナちゃん・・・

 ルナ「えっ?!・・・そ、それって?!」

 ルナちゃんは凄く純粋・・・でもそれは加減が出来ないって事でもある・・・だから・・・私は線を引く事にした・・・

 エナ「でも・・・私・・・ルナちゃんのこと・・・そういう風に好きになれる自信なんかないよ・・・でも・・・大切なお友達だから・・・ホントはお友達でいたいけど・・・でも・・・付き合ってみて・・・それから・・・考えたい・・・そう思ってる・・・それでもいい?」

 ルナ「それでも・・・それでもいい!一方通行でも!あたしが本当に好きなのはエナだけだから!」

 エナ「うん・・・努力はしてみるけど・・・あんまり・・・変な事しないで欲しい・・・」

 アレは・・・凄く変・・・ルナちゃんって・・・変態かなぁ?

 ルナ「変な事?」

 エナ「だって・・・その・・・検尿カップとか・・・ブルマとか・・・そういうのって変・・・」

 ルナ「あ・・・うん・・・ゴメン・・・じゃぁキスは?」

 うっ!・・・あれもこれもダメって訳にもいかない・・・これが私の譲歩の限界・・・

 エナ「えっ?・・・・・・その・・・キスぐらいまでなら・・・しても・・・いいよ?」

 ルナ「・・・キスだけ?」

 ・・・ルナちゃん・・・キスだって・・・私にはかなり思い切った事なんだけど・・・

 エナ「キスだけ!其処までなんだから!」

 ルナ「う・・・うん・・・判った」

 言うや否やイキナリルナちゃんが私の手を掴んで引っ張り寄せた!

 エナ「キャッ?!ンンッ?!」

 心の準備も何も無いよぉ・・・って?!ルナちゃん!私・・・舌いれていい何て言ってないよぉ〜!

 ふぇぇぇぇん・・・私、ファーストキスだったのに〜

 ・・・一体、私、これからどうなるのぉ?



 

 

 


解説

 純「おい!ハーデス!貴様!・・・とうとう無いじゃねぇか!!」

 ハーデス「はい・・・すいません・・・ありませんねぇ?」

 涼「Zzzzzzzz]

 純「涼も眠ったまんまだぞ?!」

 ハーデス「退屈なんでしょうかね?」

 涼「くっくっくっ・・・Zzzzzz」

 ハーデス「気持ち悪いな・・・一体どんな夢見てるんだ?」

 

 「純心+α 涼の世界」へ

 


掲示板に感想を書く

戻る