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純心 其の六 少女達の結末!
ハーデス/文


 ルナSIDE

 翔「う~ん・・・これならいいだろ・・・」

 ルナ「ホント!パパ!」

 翔「ああ・・・しかし早すぎるぞ?ルナ・・・物の怪か?」

 ルナ「ホ~ホ~・・・じゃぁパパもそうなるよ!」

 エヘヘ~・・・やっと腕のギプスと左足の包帯が取れた~!お腹の抜糸も終わったわ!でも夏休みはほとんど終わっちゃった~・・・ま、いいや!

 今年の夏休みは・・・色々あったなぁ~・・・でもすっごく楽しかった!

 エナは毎日通ってつきっきりであたしの世話をしてくれてたし!・・・ホントはね、エナを入院させてあたしが甲斐甲斐しくお世話して序々に近づいていって・・・そして・・・という筋書きだったんだけど、あはは、反対になっちゃった!

 翔「まぁ一応お風呂も今日から入って良いが、あまり長風呂はしない事、後左足の靭帯はまだそのままだから気をつけろよ?」

 ルナ「うん!・・・エヘ!エナに入れてもらっちゃおっかなぁ~」

 翔「・・・あまりエナちゃんを困らせるなよ?ルナ?」

 ルナ「判ってるって!じゃぁね!パパ!」

 診察室から車椅子で病室に帰る途中、

 エナ「あ、おはよう、ルナちゃん」

 エナは今日も来てくれた!う~ん・・・これだけで無くなっちゃった夏休みはチャラ!お釣りがくるわね、

 ルナ「おはよ!エナ!エッヘヘ~・・・ねぇ?エナ、あたし今日からお風呂OKだって!」

 エナ「・・・・・・うん」

 あは!それだけであたしの言わんとする事は判ったみたい!エナってば顔真っ赤ぁ!

 ルナ「だからぁ・・・ね?」

 エナ「・・・うん」

 え!い、いいの?!

 エナ「じゃぁ・・・介護用のお風呂は・・・」

 ルナ「あ、こっちこっち!」

 あたしは車椅子の足取り(?)も軽く、真っ直ぐにお風呂に向かう・・・そして、

 エナ「じゃぁ・・・脱がせていい?」

 ルナ「いいよ!あはは」

 なんか照れちゃうわね・・・でも、エナに服を脱がされるってのも・・・良いなぁ、

 ・・・って・・・あれ?エ、エナ?

 ルナ「あの~・・・エナは脱いでくんないの?」

 あたしはそれが一番の楽しみなのに~

 エナ「やっぱ脱がなきゃ・・・ダメ?」

 あたしの答えは決まりきっている!

 ルナ「うん!ダメ!脱ぐのが普通だよぉ!」

 ホントは脱ぐ必要はないんだけどね!あはは!

 エナ「じゃぁ・・・こっち見ちゃダメだからね」

 見たくても・・・この角度じゃ見えない~!!うう~・・・見たい!見たいよ~!!

 エナ「・・・お待たせ・・・ルナちゃん」

 と、とうとう!!

 ルナ「エ!・・・ナ?何で・・・タオルなんか・・・」

 ちょ、ちょっとぉ~?あ、あんまりだよぉ~・・・

 エナ「だって・・・なんだか・・・やっぱり・・・」

 エナは顔を赤くしながらモジモジしてる・・・あの~・・・あたしは既に裸なんだけど・・・

 エナ「それじゃ髪から洗うからね、ルナちゃん」

 ルナ「・・・あ・・・うん」

 はぁ~・・・でも!めげないわ!!お風呂に入ったとき!勝負よ!エナ!

 エナがちっちゃい手であたしの髪の毛を丁寧に洗ってくれる・・・はぁ~・・・気持ちいい~・・・眠くなるくらい、いい気持ち~・・・

 ザザ~~

 エナ「じゃぁ躯を洗うから・・・」

 エナがスポンジにボディーシャンプーを付けて背中から洗い出してくれた・・・その手が・・・あたしの胸に・・・

 ルナ「ねぇ?エナ、あのね~・・・エッヘヘ~、手で洗って欲しいなぁ?」

 エナ「・・・はぁ~・・・判ったわよ・・・」

 エナが手に泡を付けて・・・アン!

 ルナ「ア・・・エナァ・・・もっとぉ・・・」

 エナ「ルナちゃん!変な声出さないでよぉ~」

 だってぇ・・・気持ち良いんだもん!エナの手が優しくあたしの胸の上をなぞっていく度に・・・躯が痺れるような心地よさが・・・

 ルナ「アンッ・・・いいよォ・・・エナァ・・・」

 エナ「はい、おしまい!」

 ・・そ、そんなぁ~・・・でも・・・まだ・・・ね!

 ルナ「こっちも良く洗ってね?エナ」

 エナ「・・・もぉ~・・・自分で洗えないのぉ~?」

 ルナ「うん・・・ちょっとね・・・」

 エナ「うう・・・判ったよぉ・・・」

 どうもエナは未だにあの事を負い目に持ってるみたい・・・ちょっと卑怯かなぁ?

 エナ「じゃ・・・いい?」

 ルナ「うん!ちゃんと中まで洗ってね!」

 エナはもう顔真っ赤っか!えへへ~・・・なんであたしよりエナが恥ずかしがるのかなぁ~?・・・まぁあたしだってちょっとは恥かしいけど・・・アア!エナの手が・・・そっとあたしの大事なとこを撫でていくの・・・ゆっくり・・・もどかしいくらいに・・・そっと撫でられると・・・それがエナの手で撫でられてると思うと・・・あたし・・・

 ルナ[いい!いいよぉ!エナァ!中も中にも頂戴ィ!」

 エナ「・・・・・・・・」

 エナは洗うところを見ない訳にも行かずにあたしの言うとおりに洗ってくれてる・・・ああ・・・中に・・・中に・・・

ツプッ・・・

 ルナ「クゥゥン・・・ハァァァン・・・」

 エナ「ちょっとぉ・・・ルナちゃぁん、声出さないでよぉ・・・」

 ルナ「そんな事・・アンッ・・・言っても・・・ハァン・・・」

 気持ち良いの・・・すっごく!ハァ・・・ン・・・エナの指があたしのナカで浅いところをゆっくり、そぉっと掻き回していく・・・アアッ!クリちゃんの裏側に当たってるよぉ~・・・ンッ・・ンンッ!!

 ルナ「エ、エナァ・・・そこのビラビラのトコもまくってよく洗ってねぇ・・・ハァ・・・ンンッ」

 エナの手がそっとあたしのあそこ寛げて、ゆっくり撫でていく・・・アアッ!あたしのクリちゃんにエナの指が触れて・・・すぐ離れて・・・また触れて・・・ハァァンッ!イイ!・・・イ、イッちゃうぅ!

 ビクンッ!ビクビクッ!

 エナ「え?ちょ、ちょっと?!ル、ルナちゃん?!」

 ルナ「~~~!!・・・ハァ・・・ハァ・・・エヘヘ・・・イッちゃったぁ・・・」

 エナ「もう!」

 ザバァ~~

 エナがお湯をかけながらあたしの躯を流してくれる・・・でもエナの顔真っ赤でゆでだこみたいになってる!エヘヘ~・・・可愛い~!!

 エナ「じゃぁ、ルナちゃんちょっとこっち持って」

 ルナ「うん・・・よいしょっと!」

 あたしは浴槽の中のリフトになっている椅子の取っ手を掴むとエナの助けを借りて車椅子から椅子を移った・・・今がチャンス!!

 ルナ「ねぇ?エナ?」

 エナ「エッ?キャァ!」

 ジャッパ~ン!

 エヘヘ~・・・エナまで引っ張り込んじゃった!

 エナ「ちょ、ちょっと?ルナちゃん!」

 ルナ「まぁまぁ・・・ね?一緒に入ろ?」

 エナ「私躯洗ってないよォ~」

 ルナ「良いから良いから・・・ほら!こんなの取っちゃって!」

 エイ!

 エナ「あっ?!ダメェ!」

 エナのバスタオル取ったら・・・・・・ナ、ナイ?!

 エナ「見ちゃダメェ!」

 ルナ「・・・・・・そっか・・・それで隠してたんだぁ・・・」

 まぁね・・・想像通りというか、理想通りっていうか・・・ツルツルなの!生えてないの!エナってばあそこがツルツル~!中?二年にもなるのにね!

 エナ「グズッ・・・私・・・変なの・・・だから見ちゃダメぇ!」

 ルナ「え~!変じゃないよぉ?可愛いじゃない!」

 エナ「だって・・・おかしいよぉ・・・普通は・・・グズッ」

 ルナ「でもぉ・・・そういうのってほら!個人差あるし!ね?」

 エナ「う・・・うん」

 ルナ「それにとっても綺麗・・・無駄な毛なんかない方が綺麗だしね?」

 エナ「・・・でも・・・」

 ルナ「だから気にしないで?・・・ね?」

 エナ「う・・・うん」

 ルナ「ね?・・・一緒に入ろ?」

 エナ「うん・・・ありがとう、ルナちゃん」

 ルナ「エヘヘ~・・・ホラもっとこっちぃ!」

 エナ「ちょ、ちょっとぉ!んんっ・・・ん・・・」

 あたしはエナを抱き寄せてキス・・・はぁ~・・・エナは抱きしめるとちっちゃいからあたしの手が余っちゃう・・・だからちょっとイタズラしちゃお!

 エナ「ちょ・・・ちょっとルナちゃん」

 あたしは手でエナの胸をそっと撫でながら乳首を口に含んでかる~く歯を立てながら吸い付いていく・・・

 チュゥゥ~・・・コロコロ

 エナ「キャァン!ダメェ・・・ダメェ・・・」

 あたしの舌がエナの乳首を転がすとエナの躯はビクビク震え出した・・・相変わらずエナってば敏感!

 でも・・・そろそろかな?

 ルナ「プハァ・・・ねぇ?エナ・・・あたしね・・・エナの事、大好きなの・・・ホントに好きなの・・・」

 エナ「えっ?ルナ・・・ちゃん?」

 ルナ「でもねぇ・・・エナってば自分の事、嫌いでしょ?」

 エナ「!!」

 お、驚いてる驚いてる、エヘヘ~、あたしだって伊達に半年以上も見続けてたわけじゃないわ!

 ルナ「エナってばいっつも「嫌な子だ」とか「自己嫌悪」とかそんなことばっか考えてるでしょ?・・・でもね?」

 エナ「う・・・うん」

 ルナ「あたしも・・・自分のこと・・・ホントはちょっと嫌いだったの・・・なんか背ばっか高いし顔も可愛くないし・・ね?」

 エナ「そんな事無いよ!ルナちゃん綺麗だし、優しいし・・・その・・・可愛いとこもあると思うし・・・」

 ルナ「エヘヘ~・・・でも、やっぱりね・・・無いものねだりしたってしょうがないじゃない!だからあたし、少しでも自分のこと好きになりたいって思ったの!それにね、エナのことが好きなあたしは自分でも凄く好きなあたしなの・・・エナが転校して来てからあたし、すっごく自分のこと好きになれたんだぁ・・・」

 エナ「・・・うん・・・その・・・ありがとう」

 ルナ「でもね、やっぱり昔の、自分のこと嫌いだった頃より今の方が毎日が楽しいよ?だから・・・エナにも自分のこと、好きになって欲しいの・・・なんたってあたしが好きになった子だもん!大丈夫!エナは嫌な子なんかじゃないよ!嘘は下手だけどね!」

 エナ「?!・・・あ・・・ゴ、ゴメン・・・なさい・・・」

 気付いてないと思った?・・・まぁ気付いたのはつい二、三日前だけど・・・ちょっと悲しかったけどね・・・やっぱお情けでのお付き合いってのはね・・・

 ルナ「ダ~メ!許さないわよ!・・・罰として・・・聞くわね?エナはあたしの事、好き?嫌い?」

 エナ「え?・・・それは・・・その・・・」

 ルナ「もちろん!友達として、じゃないわよ?」

 エナ「うっ・・・あのね・・・ルナちゃん・・・私・・・」

 ルナ「うんうん?」

 エナ「多分・・・好き・・・だと思うの・・・」

 あの~・・・何故に「多分」と「だと思うの」ってどういう答えなのぉ~?

 エナ「だって・・・私・・・ルナちゃんがもしも、もしもの話だけど・・・男の子だったらってそう思うもの・・・」

 ルナ「なんだぁ~!じゃぁOKってことね!」

 エナ「え?だ、だって・・・やっぱり女の子同士って・・・」

 ルナ「そんなの大した問題じゃないわよ!エナはあたしの事、女の子だからって思ってるんでしょ?」

 エナ「う・・・うん・・・」

 ルナ「あのね、エナ、あたしね自分がレズだって事も好きなのよ?」

 エナ「?!」

 ルナ「だってエナみたいないい子が好きになれたんだもん!こんなにラッキーな事って滅多にあることじゃないわよ!」

 エナ「ルナ・・・ちゃん・・・」

 ルナ「確かに女の子同士って変!って言う人もいるわよ、でもそんなのその人の価値基準でしかないもの!・・・ね?」

 エナ「・・・つまり考え方次第って事なの?」

 ルナ「そうそう!そんな固定疑念に縛られてるから、あの人はレズだから変だ!ってことになるのよねぇ・・・でも!そんな事言ってもあたしはそんな固定概念って嫌いなの!だってそんな風に考えてたらその内身動きも出来なくなっちゃうもの!・・・ね?」

 エナ「うん・・・そうかも・・・」

 ルナ「だから!そんな古臭い考えなんか捨てちゃえばいいのよ!・・・エナも・・・ね?」

 エナ「うん・・・考えて見るね・・・」

 ルナ「うん・・・今ね!!」

 エナはちょっと呆気に取られてた、

 エナ「え?えええ?!い、今ぁ?」

 ルナ「だってぇ、もう一ヶ月も待ったんだよぉ?あたしにしてはそうとう待ったほうだよ?あたしはもう待てないの!」

 エナ「う・・・で、でも・・・」

 ルナ「で、どうなの?あたしの事、好き?嫌い?さぁどっち?!」

 なんだか・・・ボ~っとして・・・きたなぁ・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 エナSIDE

 そ、そんなぁ!急に今決めてって言われてもぉ・・・

 ルナ「好き?・・・それとも・・・やっぱり・・・ダメ?」

 エナ「・・・そ、それは・・・」

 少し、考え方を・・・変えて・・・みようかな?・・・ってル、ルナちゃん?!

 ルナちゃんが気を失っちゃったぁ!!

 た、大変!先生呼んでこなきゃ!

 私は着る物も着ないで先生のところまで走っちゃった・・・今にして思えば・・・私ってば・・・凄い事しちゃった・・・

 エナ「せ、先生!!ルナちゃんがぁ!!」

 先生は聴診器を患者さんに当てたまま・・・止まってる?

 エナ「ルナちゃんが倒れちゃって!す、すぐに来て下さい!」

 翔「わ、判ったから・・ね?落ち着いて・・・ほ、ほら」

 先生は着ていた白衣を私に着せてくれて・・・初めて気付いた、

 エナ「キ、キャァァ~~!!」

 わ、私!な、何てこと?!・・・は、恥かしぃよぉ~・・・フェェェェン

 先生は私をなだめながらルナちゃんの所に走っていった・・・

 ・・・でも、ルナちゃん・・・私は・・・私は・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルナSIDE

 あはは・・・パパってば顔引きつってるぅ~・・・

 翔「ルナァ?ルナは人の話を聞いてたのかな?」

 ルナ「え~っと・・・長風呂しないように・・・だっけ?」

 翔「そうかそうか・・・聞こえてた訳だ・・・此処についてるのはなにかなぁ?」

 パパがあたしの頭を人差し指でグリグリするぅ~

 ルナ「あ、あたま・・・です」

 翔「飾りか?」

 ひっどぉ~い!パパってば・・・って、はぁ~・・・何も言えないわねぇ・・・

 翔「事故のときCTスキャンで確認したが異常なし・・・のはずだぞ?」

 うう~・・・面目ないです・・・

 その後、た~っぷりお小言を頂戴していたら、

 エナ「あの・・・先生・・・私も・・・気がつかなくって・・・すみませんでした・・・」

 ルナ「エナのせいじゃないよ!」

 翔「君が気にすることじゃない!」

 ほぼ、同時・・・さすが親子だわ!我ながら感心しちゃう!

 ふぅ~・・・エナのお陰でお小言もおわったぁ~!はぁ~・・・やれやれ、

 翔「いいか?ルナ、元気が有り余っていてもルナは重症患者なんだからな!」

 最後にそういってパパはお仕事に戻っていった、

 ルナ「あはは~、お小言食らっちゃったぁ・・・」

 エナ「でもルナちゃんのこと心配してるのよ?」

 ルナ「うん・・・・わかってる・・・で、どうなの?」

 エナ「それでね・・・その・・・私・・・きっと・・・ルナちゃんの事・・・好き・・・になれそう・・・」

 う~ん・・・75点かな?・・・ギリギリ合格点かぁ・・・次第点ね・・・でも!

 ルナ「それはOKって事でいいのね?」

 一応確認してみる

 エナ「うん・・・さっきルナちゃんが倒れたとき・・・凄く怖かった・・・ルナちゃんにもしもの事があったらって・・・それは・・・きっと・・・んんっ?」

 あたしはもう・・・待てなかった・・・

 

 

 


解説

 ハーデス「はぁ~・・・やっと此処まできたかぁ~」

 純「で?これじゃ誰も納得せんぞ?」

 涼「また無いか・・・ね?」

 ハーデス「うう~・・・次回はH入ります!今回ルナ一辺倒で一気に話を進めましたから!これで後は・・・十話位で終わる予定ですねぇ・・・」

 純「その内Hは?」

 ハーデス「う~ん・・・全部かなぁ?もしかしたら9話かも・・・」

 


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