昼休みが終わり、しばらくしてリツ子先生は職員室に入ってきた。
「?高橋先生、授業は…?」
ヒゲをたくわえた校長が目ざとく尋ねてくる。
「え…ええ、ちょっと、生徒の相談を受けておりまして…」
嘘は言っていない。が、真実とはかなりかけ離れている。
「そうでしたか。ところで、随分と顔が赤いですな?具合でも?」
気さくな校長は、余計な気遣いを見せる。
「え?いえ…ちょっと走ったせいですわ。」
まさか「校内で生徒に取り付いた妖怪相手に犯されました」などと言えるはずがない。
破れたブラウスは、スーツを着ることで、何とかごまかせた。
「おお、そうでしたか…おや、髪に白いものが…牛乳ですかな?」
校長は、目ざとく異常に気づいた。しかし、随分と間抜けな発想である。
「え!?あ…ああ…給食のときに、ついたんですね!」
リツ子先生は、髪にまで付着した「牛乳」を慌てて拭き取った。
校長の言葉に劣らず、おかしな答えになっていたが、本当のことなど言えない。
「はっはっは!高橋先生も意外と慌て者ですな!」
校長は、その答えに納得したらしく、朗らかに笑った。
「そ、そうですね…それでは、生徒が待っていますので…」
リツ子先生は、そそくさと教務室を後にしようとした。
「ところで、先生、胸元が…」
校長はリツ子先生が脇を通り過ぎる瞬間に、ボソっと耳打ちした。
自分の胸元を見て、小さく悲鳴を上げて思わずしゃがみこむ。手に持った教科書が床にばら撒かれる。
リツ子先生のスーツが少しずれ、黒い下着とそれに覆われきらない豊か過ぎる白い乳房が覗いていた。
「あ…あ…これは…いやだわ…急に破れるなんて…では。」
リツ子先生は、慌てて床のものを拾うと、教務室から走り出た。
その後ろ姿を、校長はしばらく見つめていた。
「みんな、お待たせー!」
教室は、大騒ぎだった。昼休みの後である以上、無理もないだろう。
思い思い騒いでいた生徒たちだったが、リツ子先生の姿を認めると、しぶしぶと席に着いていった。
リツ子先生は、恐る恐る加藤冬太の姿を探した。
朝までは、気弱な少年な少年であった。しかし、そんな彼に妖怪、それもおぞましく
いやらしい淫鬼が取り憑いているなど、彼女は思いもしなかった。
それも、生徒の体を使って脅迫され、犯されるなどとは…
リツ子先生の目に、少年の姿が映る。
青い顔をして、小刻みに震えている。
リツ子先生を見る眼は怯えと罪悪感、そして恐怖に対する戸惑いのようなものが浮かんでいた。
(…冬太くん…助けてあげるからね…)
リツ子先生は、放課後の決戦を静かに決意した。
「さあ、授業を始めます!国語の教科書を開いて!」
明るく声を張った。今は悩んでもしょうがない。
授業の時間で、自分は教師だ、リツ子先生は教師としての自分を呼び起こしていた。
授業の声を聞きながら、冬太は混乱の極みにいた。泣き出したいくらだ。
(どうして、こんなことに…先生、ごめんなさい…)
罪悪感が湧き上がる。自分が妖怪に乗っ取られ、あまつさえ憧れのリツ子先生をあんな形で汚してしまうなんて…
行為の最中、ずっと意識はあり、感覚も共有していた。しかし、自由はなかった。
湧き上がる快感に翻弄され、ただ歓喜の中にいた。
特に、最後の触手を使って、リツ子先生を嬲り者にしたときの快感は、狂気の充足感を覚えた。
あられもない姿で、悶え、喘ぎ、奉仕し、汚される憧れの女教師。
罪悪感と恐れを感じながらも、それ以上に背徳感と獣欲を心に宿していた。
『何をつべこべ悩んでる?最高だったろう?』
頭の中に下卑た声が響く。自分の体に宿る陵辱者だ。
(なんで…あんなひどいことを…)
『あれがお前の望みだったんだぜ?』
(そんな…ボクは…違う…)
『俺はな、体がない。できることはこうやって性欲を隠して、貯めているやつ取り憑いて
そいつの望みのように、欲望を形にするしかできないんだよ。』
頭の中の妖怪は、静かに説明を続ける。
『そいつの欲望が強ければ、それだけ強い妖力を使える。
つまりあの触手も、媚薬の体液もみんなお前さんの中から生まれたんだぜ?』
(そんな馬鹿な!ボクは、そんなこと…)
『いい加減に認めろ!』
冬太は、ビクリと体を震わせる。股間から熱い衝動が湧き上がる。
『ほら、お前はこんな授業中にも、ヤリたくてたまらないんだろう?』
冬太は、熱く大きくなった硬直を手で隠した。頭の中が痺れる。
『なるほど、こんな風にしたいのか…代わりにやってやるよ。』
冬太の腰から2本の触手が生え、床をのたうち伸びる。
(だめだよ…そんなの出したらみんなに見つかる…)
再び体の自由を失った冬太が必死に抗議する。
『心配すんな。あれは、誰にも見えなくなっているよ。お前の望んだ力でな。』
誰にも見えず床を這う触手は、黒板にチョークを走らせるリツ子先生に迫った。
(先生…逃げて…)
冬太の心の声は届かず、リツ子先生は伸び上がって黒板の高い部分に書きこんでいる。
背中を向け、更には全身を伸ばしている無防備な肉体。
触手はついに、その美しい最上級の獲物に絡みついた。
「!?きゃ!」
足に何かが絡みつく感覚に、小さく悲鳴を上げるリツ子先生。
足元を見ても、何の異常もない。しかし、じわじわと、何かが両足に巻きつきながら這い上がってくる。
「センセイ、どうかしました?授業をしてくださーい。」
冬太が、そう急かす。その目には先ほどまでの怯えに代わり、邪悪な光が宿っている。
「…そ、そうね…授業を続けます。」
なんとなく事情がわかり、必死に冷静を装い、授業を続ける。相手は妖怪だ。
何かの力だろう。しかし、ここで妙な仕草を見せれば、最悪の場合、冬太の命はない。
それに、こんな衆人環視の中、さすがに何も仕掛けてはこないだろう。
そう判断し、再び黒板に向かうが、その体はこわばっている。
黒板に字を書きつつ、体を這う悪寒に耐えるのは、かなりの緊張感があった。
体を這う何かは、両足を巻きつきながら上り、股間を通ると、今度は胴体に到達している。
股間を軽く擦られる度に、体がかすかに痙攣する。徐々に吐息が荒くなりつつある。
胴体を這い上がったものは、肩を通って折り返すと、胸に到達した。
大きな胸の両脇から、谷間を通り、重い乳房を支える付け根から螺旋のように巻きつく。
そこまで動くと、体を這い回る感覚は消えた。それと同時に、じわじわと蝕むような緩い快感も途絶え、
リツ子先生に冷静さが戻ってきた。
(これは何なの?蛇?それに…こんなに巻きつかれたら…まさか!?)
リツ子先生が、黒板に顔を向けながら、戸惑い、一つの不安にぶちあたった瞬間、体に絡みつく何かがじわじわと
圧力を加えてくるのが分かった。
(このまま縛り上げるつもり!?どうしよう…授業中に…こんな…)
リツ子先生の最悪の予想は、思わぬ形で解消された。
少しきつく絡みついた程度で、締め付けは止まった。しかし、その瞬間、胸に絡みついた部分が急激に行動を開始した。
胸の脇と付け根を締め上げる。そうされたことにより、持ち上げられた大きな胸は更に
大きく絞り上げられ、巨大で究極的に整った、芸術のようなフォルムを作り上げた。
(やだ…これじゃあ、前を向けない…)
リツ子先生は、黒板に向いたまま、自分の胸の美しき変貌を見ていた。
どうにかしようと、胸元に手を伸ばした瞬間、張り出した胸を螺旋に巻きついた何かがうねり、揉み上げた。
「あ、んぅ…!」
突然の強烈な快感に思わず声を上げそうになって、慌てて口を閉じたが、鼻から甘い喘ぎ声が漏れてしまった。
「せんせぇ?どうしたんですか?」
生徒の一人が心配して声をかける。
「だ、大丈夫よ…ちょっと間違えただけよ。」
体を黒板に向けたまま、首をひねって笑顔を見せる。その頬は、紅くほてっている。
(そんな…授業中に…なんてことを…)
グネグネと変形した美爆乳を揉まれながら、ちらっと冬太を見る。
まるで知らぬ振りをしたような冬太だったが、目には相変わらずの狂気が浮かぶ。
(また…あの妖怪が…んん!!)
思考も中断させるような快感が襲う。揉み方が変化したのだ。それまでの、付け根から
末端への規則正しい揉み方が、中央を起点に、末端と付け根へ別々の波を作っていた。
それでも、必死に声を抑えるが体、特にチョークを持つ手は、敏感に反応し震えてしまう。
タイトスカートの中の秘部は徐々に緩み、食い込む触手を湿らせつつあった。
(だめ!わたしは教師よ!負けちゃだめ!)
教師としての誇りと、生徒への使命を力に変え、理性を奮い立たせて快感を克服した。
すると、体を縛る束縛は解け、絞り上げられて形を変えていた乳房が、ブラウスの下でブルルンと激しく揺れて元に戻る。
(やった!勝った…)
リツ子先生は、ほっとして、ようやく黒板から生徒に向き直る。
冬と目が合う。その目は、先ほどよりも妖しく狂気をたたえ、そして…
「んぁぁ!?きゃふぅ!?」
リツ子先生は、のけぞって喘いだ。のけぞった拍子に、ブラウスの下で大きく胸が弾む。
乳首から、強烈な快感が走り、脳を灼いた。
服に潜り込んだ触手が、乳首を柔らかい乳肉に押し込むように絶え間なくこねまわす。
「んん…はぁはぁ…あぁ…」
しゃがみこんだリツ子先生は、胸を抑えて体を縮める。
「先生!」「大丈夫?」「どうしたの!?」
心配した生徒たちが、リツ子先生を囲む。
「はぁ…大丈夫だから…だいじょううぁぁぁ!!」
生徒に囲まれ、生徒をなだめようと更に激しい快感が襲う。
触手が乳首を押しつぶしたまま、グルグルと回転を始めた。
目の前で火花の散るような快感が、体を支配する。秘所からの甘い淫蜜が下着を濡らす。
生徒たちがそんな彼女の体を揺さぶる。
乳首からの快感と、生徒たちの心配の中でリツ子先生はまるで、汚らわしいものを生徒から隠すように胸を両手で覆いながら、
リツ子先生は体を震わせて喘いでいた。
(いや…だめ…生徒の前で…イッちゃう…いや…いやぁ…イク…)
乳首ごと胸を揺すりたてるように暴れていた触手から、熱い液体が浴びせられる。
乳肉にめり込むように押し当てられた触手からの汚液が激しく乳首に浴びせられとどめのような快感によって、
リツ子先生は背筋を駆け上がる絶頂感を与えられた。
「んぁぁぁぁぁ!!ひ…ひぃぃぃ!!」
「イク」とは叫べず、一声そう叫ぶと、リツ子先生はその場に腰をついた。
「あ…あぅ…はぁぁ」
授業中に生徒に囲まれ絶頂を迎え、荒い息のまま、虚ろな目でひくひくと痙攣する女教師。
生徒の中には、あまりの出来事に泣き出すものまでいた。
「ご…ごめんなさい…先生、具合が悪くって…ごめんなさいね…」
力の入らない腰を無理矢理起こし、生徒たちを必死になだめる。
明らかに不信感、そして、何かに気づいた生徒もいる。
「もう大丈夫だから…お父さんお母さんや、他の先生に心配をかけると悪いから、このことは誰にも秘密よ…先生からのお願い…」
そう言って口止めし、何とか生徒を静めると、授業の終わるチャイムが鳴った。
リツ子先生は、掃除の指示を出すと、教室を逃げるように後にした。
そのまま職員用のトイレに駆け込み、慌ててブラウスを開き、黒いブラジャーをずらす。
乳首から、胸全体を白く染めていた粘液が、体を伝って流れている。
トイレットペーパで汚液を拭き取りながら、スカートに手を入れる。
(こんなに濡れて…授業中に生徒の前で…わたし…)
思わず涙がこぼれる。しかし、乳首からじんじんと疼きを感じて、気づかぬうちに指を伸ばしてしまう。
「ん…」
思わず声が出る。いつもの何倍も敏感になってしまっている。
(これも…あの子の…ううん、あの妖怪のせいなの…)
「そうだ。俺のおかげさ。」
誘惑に負け、自分の乳首をそっと摘んだ瞬間、冬太の声が耳に入る。
「あなた!?冬太くん…ここは…」
「職員トイレだろ?」
「そうよ!生徒が入ってはいけません!」
動揺しながらも、個室の中から毅然とした声を上げる。
「そのトイレでオナろうとしてんのは誰だよ?」
冬太の顔が、個室の上の隙間から覗く。
「いや!」
あられもない姿を目にした冬太が口笛を吹いて囃す。
「い〜い眺めだぜ…そんなに良かったか?授業中に生徒の前でイっちまうほど…」
冬太の姿をした淫鬼は、そういって邪悪な笑みを貼り付ける。
「そんなこと…あれは…」
「さっきも言ったけど、俺の精液は強力だからな。切ないだろ?」
「馬鹿なことを言うんじゃありません!」
リツ子先生は、内心の動揺を表に出さないように、激昂してみせた。
「乳丸出しで、乳首までつまんでるその格好で言っても説得力ねぇな!」
冬太は、野卑に哄笑する。その瞬間。トイレの入り口が開く音がする。
「…?男の声がしたみたいだけど…」
中年の女教師の声だ。リツ子先生のいる個室をノックする。
「は…はい?」
「あら、高橋先生?変ねぇ?男の人の声が聞こえたのに…」
「きっと気のせいですよ。」
冬太は扉が開いた瞬間、リツ子先生の目の前の扉をすり抜け、リツ子先生の膝に乗り抱きついてきた。
ここで抵抗すれば、二人とも大問題に巻き込まれると判断したリツ子先生は声を殺し、冬太が抱きつくのを少し
抵抗しながらも野放しにした。
「本当に誰かいなかったかしら?」
「ええ、本当に…いぃぃ!」
答えるリツ子先生の胸に顔を埋めた冬太が、乳首を軽く摘んだ。
「!?高橋先生!?どうされました?」
「んぅ…いや…はぁ…大丈夫です…おなかの調子がぁ…悪いだけですぅ…」
コリコリと乳首を弄びつつ、乳房を愛撫する。
「あら…そうだったの…お大事にね。」
「はいぃぃ…どうも、ありがとうございます…んぁあぁ!」
弄ばれたまま、上手く騙された中年教師に礼を言うが、その間も攻撃は止まない。
同僚は、隣のボックスに入ったようだ。物音がする。
(冬太くん…だめぇ!見つかっちゃう!)
心の中でそう叫ぶと、心の中におぞましい声が響く。
『この淫乱が!同僚のババアの隣で悶えてんのかぁ?』
(だってぇ…だめぇ…)
「くぅ!んぁぁ!」
冬太の攻撃が、変わった。乳首を舐めると、音を立てて、激しく吸いたてた。
「た、高橋先生?本当に大丈夫?」
隣から同僚の心配そうな声が聞こえる。
「あ…あん…だいじょう…ぶ…です…ん!んぁ!」
小指を噛み、必死に喘ぎを堪えながら答える。激しい吸引音も、別の音と勘違いしてくれたらしい。
しかし、快感は止まらない。左右の乳首を交互に、乳房を伸ばすように乳輪ごと吸い込まれると、背筋は震え、
秘所からは蜜が溢れてまた下着を濡らす。
どんなに堪えても、小さく喘ぎ声が漏れる。
「そう…?とにかくお大事に…職員会議はお休みしなさい。私から伝えておくわ。」
そういうと、同僚は水を流し、出て行った。
「はぁはぁ…やめてぇ…もうやめ…んぁぁ!」
ようやく抗議を口にするが、攻撃は止まらない。更に吸いたてられてしまう。
「ぷはぁ!うめぇ乳首だ。ミルクは出ねぇのかよ?」
ちゅぽん、という音を立てて、乳首から口を離した淫鬼が冬太の声で囁く。
リツ子先生は、顔を真っ赤にし、唇を噛みしめて首を振ると、長く美しい黒髪が揺れる。
「へ…まあ。時間の問題だな。」
意味深なことを言うと、再び乳首が吸われる、白い乳房が餅のように伸ばされる。
「ん!んふぁ…んんぅ…」
ビクビクと跳ねながら、堪えるリツ子先生。快感は加速的に増していく。
(おかしいわ…こんなことって…)
「ぷぅ!媚薬の効果はどうよ?お前の体は、人間の精液を吸収しない限り、何度イッてもちょっとした刺激で我慢できなくなるぜ?
例え、ちょっとした摩擦でもな。」
再び口を離した淫鬼が教える。
限界まで伸ばされた胸が吸引から解放された瞬間にブルンと揺れて、唾液の糸を引きながら元の位置に戻る。
「そんなぁ…きゃあ!んはぁぁぁ!!」
双乳が寄せられ、乳首を同時に吸われる。重い二つの房が持ち上げられ、引き伸ばされる。
吸いたてられたまま、舌で転がらされる。
引き伸ばされた胸が長い谷間を作り、すかさず3本の触手が谷間に潜り込み、激しく出入りする。
「だめぇ!!もうだめぇ!いやぁぁ!またイクぅぅぅ!!んぶぅ!?」
乳首への凄まじい陵辱により、リツ子先生は、叫んだ。その口に、谷間から伸びた触手の一本が入り込み、白濁した粘液を喉奥に吐き出した。
同時に、冬太は、乳首から口を離すと、胸は激しく揺れてあるべき位置に戻り、パイズリ中の残りの2本がその跳ね回る胸の刺激に限界を迎え、
快感にゆがめられた美しい顔に大量の白液をぶちまける。
「じゃ、放課後の生徒指導…楽しみにしてるぜ?」
そう言って冬太は、トイレの個室を開けその場を後にした。
トイレには、個室の扉を開け放たれたまま便座に座り、顔を白い粘液で染め、飲みきれなかった粘液を口の端から、美爆乳に
垂れ流して放心するリツ子先生だけが残った。
その股間は、失禁したようにびしょぬれになり、乳首と乳輪は赤く痣になっていた。
廊下では、清掃時間の終わりを告げるチャイムが鳴り響いている。
第3章でした。
かなりとんでもない攻めでした。
それにしても、冬太の能力は素晴らしく都合よくできてますね(笑)
この話は一応、女教師モノなんですけど…こんなんで良いのでしょうかね?