細川美樹は、自分を縛る触手をそして触手の主を呆然と見つめた。
その側には、全身を白濁した液体に汚され恍惚とした美貌の女教師が座り込んでいる。
(なんでこんなことに…)
美樹は、日直の当番に当たっていた。
本来なら面倒で、相方の男子に全てを押し付けるところだったが、組むはずだった男子は欠席、しかもぬ〜べ〜が出張のため
、生真面目なリツ子先生が代理となってはサボることもできない。
放課後、友達と延々しゃべり倒し、帰宅しようとしたとき、学級日誌を書いていないことを思い出した。
(ばっくれようかな…でも、リツ子先生だからなぁ…)
しばらく迷ったあげく、渋々と学級日誌をつける。それも適当に。
(こんなもんかな。うわ、もうこんな時間!)
窓の外はもう薄暗い。学級日誌を豊かな胸に抱くと、教室を小走りに後にした。
教務室に行くと、職員会議を終えた教師たちが帰宅を始めていた。
「リツ子先生、いますか〜?」
「高橋先生なら、具合が悪くてお帰りなったわよ。」
トイレでリツ子先生に会った中年の女教師が言った。余計な気遣いで、情報が歪んでいる。
「なーんだ…無駄な努力しちゃったじゃん…」
小声で悪態をつくと、教務室を去った。
カバンを取りに教室に戻る途中、本来、空き教室であるはずの教室に明かりがついている。
防音の教室の中から、かすかに、本のかすかに泣き声のようなものが聞こえる。
(ん?ん〜?誰か泣いてるのかな?)
好奇心というよりも野次馬根性が旺盛な美樹の心に火がついた。
扉に耳を当て、息を殺して中の様子を伺う。良く聞こえない。
扉より薄いスリガラスに耳を押し当てると、何か水っぽい、粘着質な音が一瞬耳に入る。
(なによ!?気になるじゃない!)
扉の前をゴソゴソと探る。扉と壁の間にかすかに隙間を見つける。
視線が定まり、中の様子が判別できるようになると、美樹は小さく悲鳴を上げた。
(なに…なによ…なにしてるの!?妖怪!?)
小柄な少年から生えた蛇のようなものが、大きな胸の裸の女性にからみつきいている。
(あの髪型…それにアタシよりも大きいあの爆乳…リツ子先生!?)
その女性、リツ子先生は、本当に気持ち良さそうな顔をしていた。
(なんで…こんなことが…)
戸惑う美樹であったが、妙な興奮に体を熱くしていた。
体に比例して早熟な美樹は、週刊誌や噂などで、性の知識はしっかりと得ていた。
それだけではない。小遣い稼ぎにテレクラを利用し、口や胸を使って中年の欲望の処理をしていた。
そんな美樹は、目の前の光景が何を意味するのか理解しており、さらに異常な光景に、興奮し、高ぶっていた。
(リツ子先生…妖怪にあんなひどいことされてる…でも…気持ち良さそう…)
知らず知らずのうちに手が下着に潜り込み、秘所を擦り、もう片方の手が胸を揉みしだく。
(やだ…こんなに濡れてる…って、そんな場合じゃない!逃げなきゃ…ぬ〜べ〜に…)
しかし、心とは裏腹に体は動かない。自分を慰めつつ、眼前の異形の痴態に釘付けになる。
リツ子先生が、少年を胸に抱き、のけぞる。同時に触手から全身に白液が迸る。
(すごいいやらしい…でも…きれい…なんで…)
クチュリと指が秘所をいじり、張り詰めた乳首を服の上から摘む。
(ん…感じちゃう…でも、逃げなきゃ!)
美樹が自慰を強制的に終わらせ、身を翻した時だった。
右手首に何かが絡まる。白液が滴る触手が手首を引っ張る。
それを振りほどこうとした瞬間、扉を突き破るようにすり抜け、何本もの触手が絡みついてくる。
両手、両足を絡め取られ、胴体に巻きついた触手が、胸を縊るように束縛する。
触手が絡みつき、身動きが取れなくなった瞬間、凄い勢いで引き戻された。
激突すると思われた扉をすり抜ける。美樹は小さく悲鳴を上げてしまっていた。
教室の中に引きずり込まれる。
狭い隙間で見た、淫靡に汚れた女教師が、妖怪の少年がいた。
「ようこそ、美樹ちゃん。」
邪悪な笑みを浮かべたまま、少年が歓迎する。
触手が解かれ、よろけながら美樹はしっかりと立った。
「冬太!アンタはなにを!?」
触手の主の少年は美樹の隣家に住む、気弱な弟のような存在であった。
今朝までは、本当に内気そうな子供だった。それが、この変わり様はなんだ。
「ボクは生まれ変わったんだよ。先生のおかげで…」
「うぅ…あぁ…」
冬太はリツ子先生の顎に手をやり、美樹の方を向かせる。
生徒、それも好意を抱く同僚のクラスの教え子に痴態を見られ、リツ子先生はうめいた。
「冬太!アンタ、妖怪に取り憑かれてるんだね!今、助けるよ!」
美樹は椅子を持ち上げ、触手に殴りかかった。
触手が矢のように飛び、椅子を粉砕する。
(…美樹ちゃんもあの手でいくか…)
冬太から、再びおぞましい妖怪がせり出てくる。
「でたわね…今、玉藻先生を呼んでくる!」
蒼白な顔で、慌てて教室から逃げ出そうとした美樹に触手が殺到する。
全身を拘束され、豊かな乳房をグネグネと触手に揉まれながら、美樹は叫んだ。
「放せ!ぬ〜べ〜!助けて!」
怯えながら信頼する担任の名を叫ぶ。
「ぬ〜べ〜が来たら、アンタなんて一発だからね!」
負け惜しみのように美樹が叫ぶ。
リツ子先生が、すがるように冬太にしがみつき止めさせようとする。
「先生…邪魔だよ。」
触手がリツ子先生にまとわりつき、冬太から引き離すとそのまま愛撫するように蠢く。
「細川さん!んぅ!逃げ…はぁ…て!これは…んぶぅ!」
生徒を助けようとしたリツ子先生の真実を知る口に触手が飛び込む。
「リツ子先生ぇ!」
「黙ってろよ。淫乱教師。」
妖怪部分が、侮蔑の言葉を投げかける。
その妖怪が冬太の顔を殴る。恐怖に顔をゆがめて、涙を見せ悲鳴を上げる冬太。
「冬太!やめなさいよ!このスケベ妖怪!」
美樹が必死に叫ぶ。
「けけっ、さて、このガキ殺そうかな?」
刃物のような爪が冬太にあてがわれる。
「だめぇ!」
「嬢ちゃんがその生意気な口と、立派な乳で相手してくれたら助けてやるぜ?」
美樹は一瞬悩んだ。
「がんばれば、先生も放してやるぞ。どうする?」
美樹は、覚悟したように頷いた。要求の内容は、いつもオヤジ相手にしていることだ。
人の命を助けるためだと思えば、なんと言うことはない。
「いいわ!約束よ!」
美樹は妖怪をにらみつけながらきっぱりと言った。
「へへ!良い子だ!」
「んぷぁ!ごふっ、だめよ!細川さ…ひぃぃぃ!乳首がぁ!ぐぷぅ…」
口内で射精した触手を吐き出し、リツ子先生が叫ぶが、その乳首をこねまわされ、快感で言葉が途切れると、
別の触手が白液をぬめらせる口に飛び込む。
「リツ子先生!やめなさいよ!」
「お前のがんばり次第だよ。」
触手が美樹の服に潜り込み、セーターとシャツを破る。
小学生にしては豊か過ぎる胸が、赤いブラジャーに包まれている。
「良い乳だ…大人になったら、あの先生を超えるぜ…」
身をよじるリツ子先生に視線を巡らせる。美樹のそれよりもずっと大きい爆乳が責められ、跳ね回って踊っている。
「俺が大きくしてやる。じゃあ、ご開帳だ。」
触手がブラジャーを破る。
プルルンと、弾力に満ちた跳ね方をして、美樹の巨乳が宙を舞う。
張りがある乳丘の頂点に小さく、控えめな乳首がちょこんと乗る。色は少し赤い。
顔を赤くして胸を隠すが、腕から柔肉がムニっとはみ出る。
「じゃあ、さっそく頼むぞ。」
おずおずと妖怪の元に進む。
冬太の下半身が妖怪と共有されているらしい。
美樹は、冬太の股間に直立する化け物の醜い淫器を握った。
「まずはお口だ。おしゃべりな舌を上手に使えよ。」
観念したように、口を開き、肉棒に舌を這わせる。
柄の部分を往復し、傘の裏をなぞるように舐めまわす。
中年との擬似性交によって仕込まれた商売女顔負けの男殺しのテクニックである。
鈴口に舌で刺激を与えると、先を口で吸いたてる。
肉棒をゆっくりと喉まで飲み込むと、舌を巻きつけたまま頬をすぼめて吸引しながら
首を激しく振る。ジュボッジュボッといういやらしい音が響く。
(細川さん…あなた…そんないやらしいことを…)
リツ子先生は、全身をじらされながら、生徒の口腔奉仕の様子を見ていた。
咎めたくても、口内を満たす触手によって言葉が出ない。
先ほどの淫液が体に浸透し、全身の感度がまた高められ、触手の愛撫が快感を掘り出してくる。
しかし、肉棒を求め、ヒクつく秘所はいじられるだけで、肝心の挿入はなく乳首への強烈な責めも軽い絶頂の兆候を
見せ瞬間にじらしに代わる。
その反面、触手たちは口で、胸の谷間で刺激を得ると、狂淫の元である淫液を吐き出す。
おかげで、リツ子先生の頭は絶頂を迎えることだけしか考えられなくなっていた。
(細川さん…あんな凄いことをどこで…それに…おいしそう…)
先ほど自分を支配した主の肉棒を必死に責める美樹を羨ましそうに見つめる。
「凄いテクだな…どこで覚えた?」
美樹は黙って肉棒を責める。妙に甘美な味のする先走りの液が口内を満たす。
「う…そろそろ出すからな。良いと言うまで口に貯めろ。」
口の中で肉棒が膨らみ、そのまま弾けて生臭い粘液を噴射する。
(んん…濃い…)
ゴビュゴビュという噴射音と共に美樹の頬がふくらんでいく。
じゅぼん、と肉棒が抜かれ、口から白液が流れ出る。
「さあ、次は胸で頼むぞ。」
射精したばかりにも関わらず、萎えることがなく逆に更に大きくなった肉棒が美樹の乳首をこする。
こびりついた白液がなすりつけられて糸をひく。
「さあ、胸に吐き出していいぞ。」
美樹は、胸を支えて寄せると眉根を寄せたまま口内を満たしていた粘液を胸に吐き出す。
ドロドロと糸を引きながら、唾液と混じりあった大量の白液が胸の谷間にたまり、そこからあふれ出て胸全体を白く染める。
「そいつを良く伸ばしておけ。」
美樹は、渋々と白液を胸全体になすりつけて伸ばした。
「もっと揉み込むようにだ!」
美樹はしぶしぶ、胸を持ち上げるように揉みながら汚液を胸になじませた。
「じゃあ、頼むぞ。」
「約束、守りなさいよ。」
美樹はそういうと、膝立ちで肉棒を胸に挟みこみ、ゆっくりと体を揺すった。
「こいつは…大きさでは先生にはかなわないが、張りと弾力が最高だ!」
美樹の胸は、年相応の若さの特権ともいえる肌の張りと、まだ硬さの残る乳肉の弾力を兼ね備えていた。
リツ子先生の爆乳とは違った名器である。
「そんなにアタシの胸がいいなら、さっさとイキなさいよ!」
美樹は余裕を感じて毒づいた。
肉棒をきつく挟みこんだまま、双乳を揺すり、口元に突きつけられた先端を吸う。
(これなら、なんとか勝てる…)
そう思っていた美樹だったが、胸全体が熱く痺れ始めてきた。
「ん…え?どうしたのよ…」
思わず声がでる。
「パイズリで感じるとは、いやらしいガキだな!」
妖怪が、白々しく侮蔑の言葉を投げかける。
(やだ…どうしよう…気持ちいい…パイズリで感じるよ…どうして…)
美樹は戸惑っていたが、体が快感を求めて必死に胸で肉棒をしごきたてる。
「いやぁ…気持ちいいよぉ…」
美樹は、顔を火照らせたまま、止まらないパイズリに喘ぎ始めた。
両手を双乳に添え、押しつぶすように左右から押し付けると、体だけでなく添えた両手を激しく揺すって、
肉棒の熱を感じるように奉仕し続ける。
喘ぐ口元から、粘度の高い唾液が垂れ、白液がすっかり吸収された谷間にぬめりを与え、パイズリの快感と動きを補助する。
「おっぱいが熱い…こすれると気持ちいいよぉ…」
美樹は、激しくパイズリを続けながら、絶頂を迎えつつあった。
「そろそろイクぞ!飲めよ!」
美樹の胸の谷間の中で肉棒が脈打つ。
そのまま突き出された先端を、美樹の口が咄嗟に咥える。
「美樹ちゃん…イク!!」
冬太が美樹の頭を押さえつけ、挟み込まれたまま美樹の口内に大量の射精をする。
(え!?冬太!ああ、出てる…熱いのが…おいしい…)
美樹は、冬太の声に戸惑いながらも、喉に引っかかるほど濃い白液を嚥下しつづけた。
飲み込めない分が頬にたまり、肉棒を咥える隙間からダラリと流れ出る。
リツ子先生は、その様子をじらされている快感の中で嫉妬を持って見ていた。
(ご主人様…あんなに気持ち良さそうに…)
「美樹ちゃん、ボクの精液はおいしかった?」
美樹の頭を撫でながら、冬太が聞いた。
「え!?冬太…?アンタは…」
「ボクはボクのままさ。美樹ちゃんは先生と同じ方法で騙されたんだよ。」
「そんな…」
美樹が、嚥下した白液を吐き出そうとしていた。
「ひどいな…おいしそうに飲んでくれたのに…」
冬太が美樹の胸を揉みしだく。弾力溢れる肉が指を押し返す。
「んぅ!やめなさい…やめろぉ…」
美樹が喘ぐ。自らの手で刷り込んだ淫液の効果が美樹の性感を狂わせ理性を溶かす。
「今度は、美樹ちゃんの中に出すよ。」
冬太は、恐るべきことを口にした。
美樹はまだ処女であった。性の知識が豊富であるが故に最後の勇気が持てなかったからだ。
「冬太!やめて!また口と胸でしてあげるから!」
美樹は、恐怖のあまり後ずさった。
妖怪に取り憑かれたと思い奉仕していたが、実は妖怪になった幼馴染だったというだけでもショックなのに、
さらに処女を奪われるなんて…
先ほどのリツ子先生と全く同じ考えである。美樹は、じりじりと後退する。
「だめだよ。口と胸はいつでも好きなときにできるもん。」
冬太が、美樹の少し後ろに目をやる。
むにゅ、と美樹の後頭部に柔らかい感触が伝わる。
「ねえ?先生?いつでもボクを満足させてくれるでしょ?」
いつの間にか触手から解放されたリツ子先生が美樹の背後に立っていた。
「はい…ご主人様。わたしに奉仕させてください。」
美樹が首をひねって見上げると、リツ子先生は、幸せそうに微笑を浮かべている。
リツ子先生の手が、美樹の肩をしっかりと掴む。
「細川さん…」
「先生、ボクは美樹ちゃんの処女が欲しいな。」
美樹は、その言葉に全力で抵抗して逃げようとした。
新展開に伴い、副題もちょっと変えました。
毎回、タイトルで苦労します…センスないもので…
内容の方ですが…ついに登場しました、美樹ちゃんが。
年齢的にはかなりやばいんですけど…(泣)
この先も色々とがんばっていただきます。