セフィーロという国に、マジックナイトという騎士である3人の少女たちがいました。
少女達は滅び行く世界・セフィーロを救うため、異世界から召還されたのです。
少女たちは光、海、風の3人。力を合わせて旅を続けています。
そんなある日、光は剣の修行のため山へ、海は川岸で優雅にお昼寝を楽しんでいました。
おっとり屋の風は一人で森林浴をしています。
ところが、うっかりしているうちに森の中で迷子になってしまいました!
2日間も飲まず食わずで森をさまよう風。おなかがへって目が回りそうです。
そこに…
「た、たすけてくだしゃれ!!」
突然のことだった。茂みを掻き分け、何かが風に飛びつかんばかりの勢いで転がり出てきた。
「え!?は…はい!」
急な出来事に咄嗟に返事をしてしまった風。
それは大きな袋を担ぎ、薄汚いローブを身に纏った貧相な老婆だった。
恐怖に顔を歪め、ブルブルと茂みを指差す老婆。その瞬間、茂みの中から一匹のコウモリのような動物が飛び出す。
「きゃ!」
茂みから飛び出したモンスターが、風のすぐ脇をすれ違い、その風圧で風の胸当てが大きく切り裂かれる。
風は気持を鎮めると、手甲のオーブから自分の武器である弓を取り出して構える。
風とすれ違った後、木々を避けながら大きく旋回したモンスターが再び風に向かって飛来する。
最高の防具である胸当てを切り裂くほどの風圧を生身に浴びたら致命傷である。
風は自分に向かって急速に距離を縮めるモンスターをまっすぐに見据えると、迷いを振り切るように矢を放つ。
「キィッ!」
矢に貫かれたモンスターは小さく鋭い叫び声を上げると、まるで空中に溶けるように消えてしまった。
「おおお…ありがとうございますだ…」
それまえ足元でうずくまっていた老婆が、泣きながら風にすがりついた。
「お怪我はありませんか?」
風は迷惑なほどにすがりつく老婆にも優しく微笑みかけた。
「はい!!おかげさまでこの通り!!」
老婆は不自然なほどに元気に動き回って見せた。
老婆の無事な様子に安心した風だったが、その空腹に耐えかねた腹がまたはしたなく音を立てる。
「おやまあ!おなかがすいてらっしゃるので?」
「え、ええ…」
風は顔を真っ赤にしながら、顔をそらして頷いく。
「なら、これを召し上がってくだしゃれ!」
老婆は担いでいた袋から真っ赤なリンゴを取り出し、風に差し出した。
「え…そんな…」
「いえいえいえ、せめてものお礼ですじゃ!」
少しの警戒心から申し出を遠慮した風だったが、満面の笑みを浮かべる老婆の人の良さそうな顔を見るとその警戒心も無駄なように感じた。
何よりも、森をさまよい続けたため人寂しく、あまりにも空腹だったため、老婆の差し出したリンゴを受け取った。
「いっぱい食べてくだしゃれ…重くて持ち帰れないくらいありますんでね。」
老婆の言う通り、袋の中にはたくさんのリンゴが入っていた。風は老婆に渡されるまま、新しいリンゴを受け取った。
「お婆さんは、何故こんな森にいらしたのですか?」
一つ目のリンゴを完食した風が、老婆に質問してみた。
「狩りをしに来たんですよ…」
老婆は笑顔で風の質問に答えた。
「狩り?」
二つ目のリンゴを食べ始めた風が怪訝な声を上げる。
「わたしゃあ、この近くの村に住んでいましてねぇ…」
老婆は突然、身の上話を始めた。質問とは関係ない身の上話だ、優しい風は中断させることもできず、聞き入ってしまっていた。
身の上話の最中にも老婆は風にリンゴを勧め、空腹だった風はそれを受け取っていた。
「ところで、狩りというのは…?一体何を…?」
3つめのリンゴを食べ終わった頃、未だに自分の少女時代の話をする老婆の話に辟易した風が、突破口を開こうと質問を戻す。
「ああ…獲物は…豚…ですじゃ。」
「ぶ、豚?」
風は予想外の答えに目を白黒させる。老婆はにっこりと微笑みながら口を開いた。
「ええ、メス豚ですよ、マジックナイトのメス豚さん?」
しわがれた老婆の声が、途端に若々しくセクシーな声に変わる。
俯き、顔が隠れる中、唯一ローブから覗くその口元は枯れた老婆の唇ではなく、口紅で彩られたオンナの唇だった。
「な…何ですの!?」
風が驚愕に後ずさりする。
「ホーッホッホッホ!油断が過ぎるようね!」
ポン、という小気味良い爆発音と共に、老婆の姿が成熟した艶やかな女の体に化ける。
「愛するザガート様のために…あなたたちにはザガート様の邪魔はさせない!」
身悶えるように恍惚とした表情を浮かべた後、唐突に風に向きなおぅて指を突きつける。
「あなたは…アルシオーネさん!」
風はアルシオーネが自分の世界に浸っている隙に距離をとっていた。
「わたくしたちの邪魔をしないでください!」
風は弓を下ろしたまま構え、アルシオーネの動向を探った。争いは勿論、人を傷つけるのは何としても避けたい。
「その弓で私を射抜くのかしら?やってごらんなさい!」
アルシオーネは風にゆっくりと近づいていく。
「来ないでください!…え…?」
悠然と歩み寄るアルシオーネに恐れを感じた風が、牽制のために弓を引こうとした。
「フフフ…どうしたの?構えないのかしら?」
アルシオーネの余裕に満ちた声が投げかけられる。
風は弓を引こうとしていた。弓道で鍛えられた構えに、何の狂いはない。だが、明らかに何か調子が悪い。
構えが不自然になってしまうのだった。何かザワザワと体の中を不思議な感覚が駆け巡る。
「な…どうして…ですの…?」
「どうしたの?もう降参?」
アルシオーネが風の武器を叩き落す。
「体の自由がきかないでしょう?それに…」
アルシオーネの手が風の胸当てを撫でまわす。その下に秘められた少女の乳房を嬲るように。
「さっきから胸がきついんじゃない?」
「え!?なぜ…それを…」
アルシオーネの言葉に風が過剰に反応する。アルシオーネの言葉通り、胸当ての中で乳房が随分きつく感じる。
最初は、モンスターに胸当てを切られたことによって、バランスが崩れて締め付けられているのかと思っていた。
しかし、時間が経つごとに段々と胸が段々ときつくなっていた。まるで胸当ての中で乳房が大きくなっているように。
「あら?図星かしら?」
胸を隠すように腕で押さえながら後ずさる風を可笑しそうにアルシオーネが笑う。
アルシオーネの甲高い高笑いが響く中、風の胸当てに大きなヒビが入る。
一見すると、高笑いに耐え兼ねて胸当てが破壊されているような光景だった。
同時に、風の乳房を包むブラジャーがビリビリと音を立ててて裂けていた。
「胸が苦しい…」
風は自分の胸に起きている異常が錯覚ではないことをはっきりと自覚していた。
そして、この異常に目の前の美女が何らかの関わりを持っていることも…
「あなたの仕業…ですね?」
胸当てのヒビがまた大きくなる。胸が段々と大きくなっているのは紛れもない事実で逃れようがない。
本来の風の胸囲にぴったりと合わせてある胸当ては、モンスターに切りつけられたことで強度を失っていた。
そして、その状態で内側からの力に耐えられるはずがなかった。
本来の風の乳房は決して小さくない。むしろ、同年代の胸囲とくらべればふくやかな方だ。
しかし、今の乳房は本来の2倍近くまで膨らんでいる。アルシオーネに追いつきそうな勢いだった。
「その通りよ!あなたには私が編み出した魔法の実験に付き合ってもらっているのよ!」
アルシオーネは誇らしげに胸をそらして高笑いする。豊かな乳房が踊るように弾む。
「あなたがさっきおいしそうに貪ったリンゴ!あれは私が魔法で生み出したのよ!」
悪人の常で、アルシオーネは自ら企みを語り始めた。
「あのリンゴを食べた女は段々と胸が大きくなっていくのよ…ちなみに養分は…あなたの魔力よ」
「ひどい…何故そのようなことを!?」
風が涙を浮かべてアルシオーネに訴える。声を荒げた衝撃で胸当ての崩壊が進む。
胸当ての隙間から、服に包まれた乳肉が柔らかく形を変えてはみ出し始めた。
「私に屈辱を与え、ザガート様の邪魔をするあなたたちマジックナイトに復讐するためよ…女としてね」
「復讐…?」
胸に感じる苦痛に耐えながら、風がアルシオーネに尋ねる。
こんな状況でも、心優しい風は相手の考え、心を理解して穏便な解決策を模索していた。
「そう、復讐よ!この魔法を解くための条件を教えてあげる…」
「魔法は解けるんですね…?」
「ええ、私も鬼じゃないわ…」
アルシオーネは風の希望が浮かんだ顔を見ながら、妖しく唇を吊り上げた。
「魔法をとくためには男の精…つまり、精液が必要よ。それも、大量にね…ホホホホホ!!!」
「せ…せい…そん…な…ひどいですわ!」
風にとっては耐えがたい条件だった。「精液」などという単語は口に出すことさえできない。
それを計算の上で、風を追い詰めるアルシオーネ。まさに「鬼」である。
「放っておくと、胸の痛みは増すだけよ?痛みで死ぬか、魔力をおっぱいに吸い取られて死ぬか…そのどちらか…」
残酷に言ったアルシオーネは、突然風の唇を奪った。甘い電流が風の体を走り、思わず腰が抜けてしまう。
同時に限界まで大きくなった乳房が、耐久の限界を迎えた胸当てを内側から弾けとばす。
胸当ての下に着ている制服の胸元を大きく盛り上げた、少女とは思えないほどの巨乳が、反動で大きく揺れる。
その揺れによって、制服のボタンは弾けとんでしまっていた。
大きく開いた制服の胸元からは白いブラウスを破らんばかりの勢いで、突然発生した巨乳が突き出されていた。
「あらあら…この私よりも大きくなっちゃって…」
「んっ!やめてください…」
アルシオーネの白い指が、制服の上から風の乳房をねっとりと揉みしだく。苦痛が快感に薄れて一瞬の安らぎが訪れる。
それまで怒りと、恐怖と不安に満ちた風の表情に微妙な変化が現れていた。
「あら?感じているのかしら?この私に!このいやらしい胸を揉まれて?」
アルシオーネが嘲笑する。アルシオーネの指摘通り、風の巨大化した乳房は、アルシオーネに揉み弄ばれるたびに
風の未開発な性感を確実に刺激していた。
「あら、大人しいのねぇ?いやらしい娘ね!」
アルシオーネは、風の乳房をギリギリと握りつぶした。
「そんな…痛い…っ!」
風は突然の激痛に涙を浮かべる。アルシオーネの指がじわじわと大きくなる乳房を締め上げる。
「あら、ごめんなさい?痛みをけしてあげるわ…」
「ん!!んぃ!ああぁ!」
アルシオーネの指が服の上から風の乳首に突き刺さる。同時に、今までの甘く温い快感と比べ物にならない電流のような快感が
乳首から風の快感中枢を刺激する。風はその刺激に全身の力が失われるのを感じた。
いつのまにか、風は抵抗することもなく、甘い吐息を吐き出して同性の愛撫に身を任せていた。
そんな風を嬲りつづけていたアルシオーネだったが、邪な笑みを浮かべると胸の谷間から小瓶を取り出した。
「これは私からのお情け…アハハハハ!」
アルシオーネが小瓶を傾けると、瓶の中に溜まっていた白い粘液が風の頭に滴ってくる。
「きゃ!ひ、ひどい…」
生まれ初めて精液を見た風は、それを頭からかけられてしまったことに強いショックを受けた。
しかし、精液を浴びると、風の乳房の膨張感や苦痛はなくなっていた。代りにじんじんと痺れるような甘い感覚が宿ってる。
「この先を進んで森を抜けると、集落があるわ…」
「わ、わたくしは…そんな恥ずかしい真似はできませんわ…!」
風は苦痛か解放されたことで、多少の余裕ができていた。聡明さな頭が何か良案を探し出そうとする。
「放っておくと死ぬのよ?」
アルシオーネが風以上の余裕をもって、言葉を返してくる。
「自分で何とかしてみせます!」
見かけ以上に気丈な風が、アルシオーネの瞳をまっすぐに見つめながらきっぱりと言い放つ。
「あら?それは無理よ。だって…」
アルシオーネの言葉があっさりと風の言葉を覆す。
「あなたが私の命令に従わないなら、あなたの仲間に同じ魔法をかけることにしたの。」
「そ、そんな!」
「あの娘たちには、解呪の方汚は教えないわ…つまり…うふふ…優しいお嬢ちゃんは、仲間を見殺しにするのかしら?」
アルシオーネは心の底から楽しそうに残酷な提案を突きつけた。
「ひ…卑怯な…恥ずかしくないのですか!?」
珍しく風が眉を吊り上げて怒りを露わにする。
「恥ずかしいのはあなた方よ!これから男のザーメンまみれになるのよ!?」
「どうして…どうしてですの…?」
風が逃れられない現実に、ついに泣き出してしまった。想像もつかない恥辱が待ち受けているのだ、当然である。
「私はね、同じ女として、あなたたちが女としての屈辱にまみれるのが楽しみなの…ホホホホホ!!」
「鬼…あなたは鬼です!」
「鬼で結構よ!あなたよりはマシだわ…男から精液を搾り取らないと死んでしまうメス豚のあなたよりはね!」
泣きながらアルシオーネに憎しみの言葉を投げかける風に対して、まさに鬼のような言葉を投げかけるアルシオーネ。
「まあ、あの村の男達は悔しいことに人が良いから、命まで取られることはないわ…」
「ひどい…ひどい…いっそここで…」
風は力なく座り込み、屈辱に耐え兼ねて死すら考えていた。
「あなたが死んだら、同じやり方で代りに仲間に苦しんでもらうわ。」
仲間のことを思い出し、死という逃げ道すら閉ざされてしまう。
「わたくしが…わたくしが言うことを聞けば、光さんと海さんは助けてくれるのですね…」
「ええ、あなたが二人を守るのよ?ただし、明日の夜までにあなたが二人に会えたらね。」
風は無言でアルシオーネを睨みつづけた。アルシオーネはその憎悪を心地よさそうに受け止めていた。
「さっきあげた精液くらいじゃあ、あと少ししかもたないわね…まあ、せいぜいがんばることね!」
アルシオーネは魔法を用いてその姿を消した。森の中に鬼女の残した哄笑が響き渡る。
アルシオーネが消えたその場所に、水晶球が浮かんでいた。
「…それで監視しているということですね…」
風はしばらくその場に崩れこんで泣いていた。
涙を拭き、立ち上がった風が森の中を走っていた。
迷いはある。恐怖も不安もある。しかし、それ以上に仲間を助けなければいけないという使命感が体を動かしていた。
それまでよりも遥かに大きくなった乳房が、ブラウスの下で大きく揺れて弾む。
やがて、風の乳房に痛みが走る。先ほどのように乳房が急激に大きくなっていくことはなかったが、それでも自分の力が徐々に
消えていくことを感じていた。
動くたびに大きく揺れる巨乳が邪魔になるが、それでも必死に走りつづける。そんな風の周囲を飛び回りながら、水晶球が監視を続ける。
そして、茂みに足を踏み入れた瞬間、風は一瞬にして息が詰まる感覚を味わった。
そして次の瞬間、体が振り回されるような、宙に投げ出されたような感覚に襲われた。
そして、自分の体が高い樹に逆さまに吊るされていることに気がついた。誰かの仕掛けた罠だろう。
「っ…くっ…こ、これは…」
逆さ吊りの状態で、スカートが捲れあがるのを押さえながら、必死に罠から抜け出そうともがいていた。
風がもがいているうちに、ガサガサと茂みを割って、二人の少年が現れる。風よりもやや幼いくらいだろう。
「お…お前は何者だ!?」
棍棒を手に、男の一人が逆さ吊りの風に迫る。
吊るされた風の頭はちょうど少年の腰のあたりにきている。
「わ、わたくしは…鳳凰寺風…と申します…」
「ホーオージ?妙な名前だな…さては、あのババアの仲間だな!?」
育ちの良いことを証明するような風の名乗りに対して、粗野な感じのその少年はギラギラとした目つきで風を睨みつけた。
「え!?わ、わたくしは…」
「騙されねぇぞ!おい、みんなを呼んで来い!」
風を押さえつける少年の言葉に、もう一人の少年が走り出す。
「話を聞いてくださ…あう…」
必死に弁明しようとする風だったが、胸に激痛が走り、言葉を飲み込んでしまった。
「ん?お前…乳が痛いのか…?てことは、お前もあのババアに…?へへ…痛いなら治してやるぜ…へへへ…」
少年はとたんに下品な笑いをあげた。
「な、何をなさるんです!?や…いやぁ!そんなものはしまってください!」
少年は風の疑問に答えずズボンを下ろすと、ビンビンに起立した男根を露出鎖させていた。
風は生まれて初めて見た男性器を直視することができず、恐怖を感じながらも顔を赤くして顔を背ける。
「あのババアに魔法をかけられたんだろ?このデカイ乳!痛いってことは欲しいってことだ…精液が…へへへ…」
少年は、アルシオーネのかけた魔法について何かを知っているようだった。
「あなたは何か知って…んぶぅ!!」
問いかけようとした風の口に、少年の剛直が突きこまれる。
「う…あ…すっげ…口の中が暖かくて…チンポが溶けそうだぁ…」
少年は感激したように、風の口にペニスを突き刺しまましばらく腰を震わせていた。
少年とは対照的に、風は泣きたい気分だった。生まれて初めて見た異性器、それも見知らぬ男のモノがよりによって口に入れられたのだ。
吊るされたせいで頭がクラクラとする上に、少年の剛棒からは男の強烈な淫臭が漂い、肺腑に流れ込んでいる。
「ふ…ん…う、動かすぞ…お…おお…」
少年はゆっくりと腰を動かし始めた。少年も初めてのようで、強すぎる快感に戸惑っていた。
「んぐぅ…んむぅ…!!」
風は口の中を熱く硬いモノが出入りする異物感に何度も吐きそうになり、また意識が遠のくのを気力で押さえながら堪えていた。
少年は顔を真っ赤にして腰を振りながら、無意識のうちに風の胸を揉み始める。それまでの苦痛が嘘のように、風の苦痛が快感に変わっていた。
「ん…んふむぅ…んちゅ…」
口の中に無理矢理叩き込まれる肉棒にむせ、吐き気までしていた風だったが、双乳を不器用な手つきで揉まれると、無意識のうちに
口内を犯す少年の欲望に舌を這わせていた。
ただチロチロと舌を動かすだけだったが、未熟な少年にはそれだけで、快感の極みに達するのは充分すぎた。
「お…お前!そんな…ひっ…舌を使うな…うお!?」
突然の風の舌による攻撃によって、少年は情けない声を出して腰を震わせた。
「ん…んごぅ!んぶぁ…んぐ…げほ!」
情けない声と対照的に異常な粘度と量の少年の精が喉奥に直接吐き出され、風は堪らずにむせ返り、逆さ吊りのまま白濁を吐き出していた。
快感のあまり腰が引けた少年のペニスが風の口から抜けるが、それでも射精は止まらず、風の顔は白くベタベタに汚された。
「はぁ、はぁ…うう…さいこー…あ!ちゃんと飲めよ!この!」
「いや!やめてください!!いや…い…やぁ…」
風の口からドロドロと流れる汚濁が逆さ吊りの風の顔を逆に流れる。
直接顔射された白濁に加え、鼻を越え、眼鏡を汚し、額から髪に吸収されながら地面に滴った。
少年は風の顔にこびりつた白濁をグチャグチャと塗りこめると、汚れた指を嫌がる風の口に突っ込んだ。
首を振って暴れる風だったが、少年の指についた精液の味が口に広がった瞬間、それまでの抵抗が急に甘えたものになる。
「うわ…へへ…良い顔になったなぁ?見てるだけで勃起モンだぜ!」
少年は自ら吐き出した欲望で顔を汚された風の顔を見て、再び分身を硬くさせた。
「なぜ…なぜこんなことを…?んあぁ!」
「うるせえ!全部、テメェらのせいじゃねぇか!あのババアが…くそ!!」
風の乳房をギリギリと握りつぶした少年が怒りと憎しみを噛みしめるかのように怒鳴る。
本来なら怯えて身をすくめるような気迫だが、精液を浴びた風は握りつぶされた乳房からの快感と逆さ吊りにより意識が朦朧としている。
「ん…?このままじゃ、ちょっとやばいな…」
少年は腰から抜いたナイフで風を吊るす縄を切った。ドサッと地面に落ちた風は霞む頭で、この危機から全力で逃げようとした。
「う…うう…」
風は立ち上がろうと力をこめた。
しかし、頭に血が上ったため、そして快感が全身を蝕んでいたため、なによりも足がまだ拘束されていたため、逃げ出すことはできない。
「これでちょっとは楽になったろ?ま、その分楽しませてもらうけどな!」
逃げ出すとした風に気づかず、少年は朦朧としている風を仰向けに横たわらせると、何とか逃げようともがく風の胴体にまたがる。
「それにしてもこの乳!たまんねぇ!!」
少年は風の巨乳を服の上からメチャクチャに揉みまくっていた。
「んぁ…はふ…やめてくだ…ああ…」
乱暴に弄ばれながらも、風の体は快感だけを抽出して風の体を狂わせる。風の頭から逃げるという行動は消えていた。
「やわらけー!んが!?あ…こ、これ…気持いい…」
風の胴体をまたぎ、乳房を蹂躙しているうちに少年の体は徐々に前進していた。その結果、少年のペニスは風の胸の狭間で直立し、
乳房を弄んでいるうちに、偶然寄せられた胸の谷間に自ら挟みこんでしまった。
制服の少し硬い肌触りが敏感な男棒に痛みを与えるが、それ以上に服越しに感じる柔らかい乳房の感触が少年を突き動かしていた。
「お前のおっぱい…ふにゅふにゅして…俺のチンポが飲み込まれそうだ!!」
「そんな…やめてください…わたくしの胸でそんな恥ずかしいことを…」
風は突然大きくなった忌まわしくはしたない自分の胸が、このような淫戯に使われることに羞恥を感じていた。
しかし、制服の胸の谷間から時折顔を覗かせるピンク色の亀頭、すの切れ込みから白濁の残滓と共に流れる透明な液体を見ているうちに、
自然と秘部が熱くなるのを感じた。少年が必死に風の胸を揺さぶるように揉む影で、風は太ももをこすり合わせて秘部を慰めていた。
「あ…ひ…イクぞ…ああああ!」
「あ…精液が…来るのですね…」
胸の谷間を抜き差しし、双乳でたっぷりと揉まれた少年が限界を迎える。風の目には少年のペニスが射精の前兆で震えるのを見た。
次の瞬間、亀頭の最先端が開きそこから白い液体が自分に向かって飛び出してくるのを見つめていた。
一度射精したにも関わらず、全く衰えない射精が今度は風の顔面に一直線に飛来した。
「あぁん!わたくしの顔に…男の方の…精液が…浴びせられてますわ…あぅん!」
風は次々と顔に降り注ぐ少年の欲汁を浴びながら、うっとりとそう口走っていた。
真っ赤な顔で必死に射精する少年。その様子を見て、さらに自分に浴びせられつづける精液の熱さと匂いをかいだ瞬間、風の中で
何かが狂い始めた。背筋を何かが駆け上り、秘所はジュクジュクと愛液を溢れさせていた。
「う…あ…眼鏡が真っ白で…何も見えませんわ…それに精液の匂いが…頭がクラクラします…」
「すっかりザーメンが気に入ったみたいだな。さて…仲間が来る前に、俺の童貞を捨てさせてもらおうかな…」
少年は射精を終えると、やや硬度を失った分身を再び風の双乳の谷間の感触に委ねて復活させる。
顔を白く染め上げる汚濁を塗りこむように弄ぶ風の下着をずらすと、濡れ滴る蜜壺に怒張を押し当てる。
まるで自慰のように糸を引く精液遊びに没頭してしまっている風は、自分の純潔の危機に気がついていない。
チュクッと濡れ音を立てて、亀頭の先が風の粘膜に接触する。
「はぁはぁ…い、入れるぞ…」
少年は風に告げるというよりも、自分自身に宣言するようにかすれた声で呟いた。
腰に力が入り、ヌルヌルと濡れて男棒を招き入れようとする風の女穴に、今まさに少年が侵入しつつあった。
「はっ!ん…なにをなさるのです!?」
「もう遅い!!」
風の意識が戻り、少年が勝ち誇ったような笑みを浮かべて腰に力を込める。
涙を浮かべた風が絶望と恐怖と、そして得体の知れない高揚感に包まれた。
そして、その時…
ルナPさんのリクエストで「巨乳になった風」です。
悪い癖で、予想以上に導入が長くなったので、またもや前後編になってしまいました。
なんとなく童話風(一部)にしてみたくなったので、インチキな導入になりました。
本当は書いてて一瞬引くような鬼畜な導入だったんですが…あんまりそういう話ばかり書くのもどうかと思ったので…
(ちなみに当初の予定では、アルシオーネの復讐によって光は巨大な獣に犯され、海は触手のある樹に捕まり嬲られ、
やがてモンスターの群れに陵辱されます。風はこの話と似ていますが、もっとハードに責められる予定でした。)
今もそこまで大差はありませんが…
今回は「服越しにパイズリ」に挑戦してみました。折角の制服だったので(笑)
出来がイマイチなので、後編はご要望がなければ書かないかもしれません…