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敗北の大元帥―4―
チェシャ/文


 邪淫地獄の闇の中、光に照らされた一角があった。

 その光に誘われるように、邪淫地獄の住人である亡者達が集まっていた。

 彼らは光に誘われ、そして何よりも魅力的な餌を発見していたのだった。

 苦痛しかない亡者を悦楽の極楽に導く極上の餌、それは悪魔大元帥ポルノ・ディアノであった。

 無数の亡者達がその極上の体に欲望を吸い尽くされて消えていっている。

 そんな中、亡者たちの異変に気付いた邪淫地獄の番人である下級悪魔が飛来していた…

 

 亡者の群れを割り、翼を生やした醜い生物がポルノに近づいてくる。

 「ゲキャキャ!!亡者どもぉ!!何を楽しんでいるかぁ!?」

 「カスの分際で楽しもうなんて、許されると思っているのか!?」

 亡者を蹴散らしたのは、邪淫地獄に住み淫欲を司る下級の悪魔たち。並の人間よりは強いが、それでもまだ弱い部類である。

 「おうおう…この女!良い肉体[からだ]だぁ…特にその乳!!亡者にはもったいない!」

 獲物があまりにも魅力的だったため、悪魔の嫉妬が暴力として亡者に振るわれる。数体の亡者が引き裂かれて消えていく。

 「この爆乳…あの悪魔大元帥のポルノ様にも負けてないぜ?」

 大小様々の悪魔たちはじりじりと獲物に近づいていく。

 その表情はどれもギラギラと欲望を溢れさせていた。それだけで獲物はタダでは済まないことが伺える。

 「どれ…顔の方は…と!?とぉ!?」

 「こ、こいつは…!?ポルノ様ぁ!?」

 悪魔たちの間に動揺が走る。自分達のはるか上の存在である悪魔大元帥が亡者達に犯されていたのだ。

 本来ならば、犯すどころか近づくことさえできないだろう。それは自分たち下級の悪魔も同じことだった。しかし…

 「おい…まずいんじゃないか…?」

 「いや…魔力が全然感じられねぇ…こいつ本物か?」

 悪魔たちは警戒しながらも汚濁にまみれた美女、ポルノを観察する。

 「うぅ…貴様ら…早く消えろ…」

 ポルノは精液に汚れた美貌をキッと引き締め、弱々しいながらも威厳を感じさせる命令に悪魔達はたじろいだ。

 D・Sの暗示通り、そしてポルノ自身のプライドが自分の部下にあたる悪魔たちに痴態を見られるのを拒んでいた。

 「…ポルノ様…?悪魔大元帥ともあろうお方がザーメンまみれで何をなさっているんですかぁ?」

 一瞬ひるんだ悪魔たちだったが、ポルノが自分達よりも弱くなっていることに気づいた一匹がいやらしい笑みを浮かべたまま接近していた。

 「くっ…D・Sさま…いや、あの人間のところまでいかねばならんのだ…!くっ…腰が…」

 ポルノはゆっくりと立ち上がり、D・Sの下に向かおうとしたが、度重なる絶頂の影響で腰に力が入らなくなっていた。

 「おやおや…随分、お困りのようですなぁ…では、我々がお手伝いいたしましょう!」

 「貴様!?何のつもり…はぅ!!あんん!!」

 悪魔の中から一人の悪魔が進み出て、ポルノの背後に回りこんだ。力の入らない腰を抱えた次の瞬間、チュプっと水音が響いた。

 何をされたか気がついたポルノが不遜な下僕を叱責しようとしたが、気丈で威厳に満ちた声は甘い喘ぎ声に変わった。

 「後ろから押して差し上げるんですよ!!ほらほら…こうすれば進めるでしょう…?ゲキャキャキャ!」

 この卑劣で不遜な下級の悪魔は、まんまと遥かに高位なポルノの膣に欲望を埋め込んでいたのだった。

 下級悪魔はポルノの腰を持ち上げて四つんばいにさせると、バックから肉棒を秘所に突きたててそのまま歩き出した。

 悪魔に突かれるまま、まるで生まれたての子馬のような格好でヨタヨタと這わされるポルノ。

 その美貌に浮かぶ表情は、屈辱、怒り、そして快感と羞恥心に満ちた切なく蕩けたものが潜んでいた。

 重力に引かれた爆乳が地面に向かって垂れ下がり、ブルンブルンと前後に大きく振り子のように振られる。

 大きく振り回されるポルノの乳房に欲情した悪魔が背後から繋がったままポルノの爆乳に手を伸ばす。

 「おほ!!さすが大元帥!見事な爆乳ですな!いつも部下を誘って揉ませているんですかぁ?」

 遥かに高位であるポルノを嬲りながら、卑猥な言葉でポルノを責める。下級悪魔は下品な淫事にかけては一流だった。

 「それにしてもたまんねぇ…ゲキャ!?おい、ポルノ様が母乳を出してるぜ!?」

 「ひぃっ!んひぃ!やめろぉ…」

 下級悪魔が揃ってポルノの乳房を覗き込む。悪魔は仲間にアピールするように、ポルノの体を後ろに反らせて胸を突き出させる。

 垂れることなく爆発的に盛り上がった乳房にその視線を集めながら、悪魔が爆乳を絞り上げるとポルノは放乳してしまう。

 「ほ、本当だ!!」

 「誰に妊娠させられてるんだ!?」

 悪魔たちは最上官のあられもない媚態にどよめきたった。

 「いやいや…大元帥様はきっと、元々こういう体質なんだろうよ…いやらしいですなぁ?」

 「ち…違…んぁ!くひぃん!これは呪文のせいえでぇ…あっふぁ…!」

 「こんなに乳が張っては歩きにくいでしょう…乳絞りで軽くして差し上げる。」

 悪魔はポルノの反論をかき消すように、乳首を根元からしごきあげる。びゅうびゅうと母乳が噴き出し、眼前の悪魔に降り注ぐ。

 体に微量ながら生産される魔力が、根こそぎ快感に変わって体から抜けていく。母乳はその象徴でもあった。

 「ひぃ!やめろぉ!お前らなんかにぃ!!あひぃ!」

 屈辱と快感に泣き出しそうになりながら、ポルノが抵抗するが魔力を失った彼女では、下級の悪魔を振り払うことすらできなかった。

 「おい!俺の手だけじゃあ大してお役に立てない…お前ら、ポルノ様のお乳を吸い出してやれ!」

 ポルノを後ろから突き上げながら、悪魔が提案する。ポルノの母乳を浴びて暴走寸前だった悪魔が我先にとポルノの乳首に吸い付く。

 「やぁぁ!!だ、だめ!だめぇ!吸わないでぇ!おっぱいが伸びちゃう!!」

 乳首ごと双乳を引き伸ばすように凄まじい勢いで吸引され、ジュルジュルと母乳を吸い出されながらポルノは絶叫した。

 「んぐ!んむ!う、うめぇ!体に力がみなぎるようだ!!」

 「あぁあぁ!俺、あの大元帥様の…ポルノ様の乳を飲んでいるんだ!!」

 悪魔ですら感激させながら、ポルノの母乳は何匹もの悪魔に激しく吸い出され、ゴクゴクと飲まれていた。

 まるで奪い合いをするように、ポルノの大きな乳房が悪魔たちの間で行き来する。

 母乳を飲む悪魔たちの中には、口が特殊に変化しているものもいた。歯がザワザワと蠢き乳首をこすり、挟み、しごき上げて刺激する。

 もう一方の乳首は、舌に繊毛を持った悪魔によって舐め吸われている。こちらはまるで蟲の群れに襲われるような感覚が快感に変わる。

 「ひぃぃ!!んああ!乳首がいいのぉ!」

 「げひひ…下級な俺達でも、今のポルノ様じゃあ勝ち目はありませんな?」

 両方の乳首に感じる強烈な人外の感覚に全身を硬直させながら、ポルノは二匹の悪魔の口に母乳を噴射した。

 「あぅ…う…ひっ!!!あくぅ!」

 ポルノは悪魔達に弄ばれ、快感のあまり我を忘れていた。しかし、噴乳するほどの鮮烈な快感によって一瞬だけ我に返る。

 そのポルノの頭に甦ったのは、自分の乳房から母乳がでるようにした張本人D・Sだった。

 ポルノの視線がD・Sを求めて宙を彷徨う。

 「あっうぅ…D・Sさまぁ…だめ…見ないで!!」

 ポルノはD・Sの姿を捉えた。しかし、下等な部下に犯されて悦ぶ姿を愛し始めた男に見られていることが羞恥心を煽り立ててしまう。

 D・Sは無表情でポルノの痴態を見下ろしていた。

 (お…怒ってるの…?助けて…でも…気持ちイイ…見ないで…あなた以外に犯されて悦ぶマゾ女の私を見ないでぇ!!)

 ポルノは体を縮めて、自分の陵辱される姿を見られまいとするが、悪魔達は面白がってそれを邪魔する。

 「ポルノ様?何を恥ずかしがっているんですぅ?」

 「そうですとも!あんな人間なんか気にしないでくだせぇ!」

 悪魔達はポルノの両手を掴んで、後ろに向けて引っ張る。仰け反らされたポルノの悪魔に吸い付かれたままの爆乳が突き出される。

 「い、いやぁ!やめてぇ!」

 ポルノは顔を真っ赤にして首を振る。D・Sに見られていると思うと少女のように恥らってしまう。

 「おやおや、心外ですな?いつもはこのいやらしい乳が揺れるのを見せびらかしてご満悦だったはずでしょう?」

 悪魔はネチネチとポルノの弱みをついてくる。

 「ぐ…くぅ…!!」

 「こうして!揺らして!見られているのを楽しんでいたんでしょ!?」

 悪魔が後ろからガンガンと腰を突き、ポルノの爆乳は悪魔をくっつけたまま大きく揺れ暴れる。

 「ひぃぃ!やぁだぁ!!やめてぇ!!あひぃ!」

 羞恥心と快感に顔を真っ赤にしたポルノは泣き出さんばかりの勢いで頭を横に振った。だが…

 「おっ…おおぅ…締まりが…急に!」

 背後からポルノを犯す悪魔がにやける。急に名器が更に締め付けを強くしたのだ。

 「好きな男…それも人間に見られて感じるんですか?ええ?悪魔大元帥様!?」

 「そんなぁ…」

 「じゃあ、見られたまま乳搾られて、後ろから突かれてイっちまってくださいよ!」

 「あぁぁ!!やだぁ!やだぁ…や…イ、イクゥ…見ないで…見られてぇ!イッちゃうぅ!!」

 一際強く双乳を吸われ、更に激しく子宮を叩くようにガクガクと突きまくられる。

 ポルノはD・Sに見られていることで更に興奮が高まり、激しい陵辱の中で絶頂を迎えてガックリと脱力した。

 

 「さて、ポルノ様?お手伝いを続けますよ?」

 絶頂で脱力していたポルノがのけぞって強制的に歩かされる。後背位からポルノを犯していた悪魔が動き出したのだ。

 「やっ!ああ!やめ…や、やすませてぇ…」

 ポルノは喘ぎながら懇願した。しかし、それが余計に悪魔の加虐心に火をつける。

 「しょうがないですなぁ…おい、お前達も手伝って差し上げろ!」

 悪魔の号令により、他の悪魔たちが動き出す。

 「じゃあ、ポルノ様を引っ張って差し上げましょうか?」

 「なにをぉ…んむぅ!?」

 ポルノの口に、雁が異常に開いた異形の肉棒が突き入れられる。まるで「カエシ」のようにポルノの口いっぱいに広がった肉棒は、

 簡単には口から抜け出さない。その肉棒が突き入れられ、そして大きく引かれることによってポルノは引っ張られた。

 「じゃあ、俺はポルノ様のこのいやらしくて馬鹿でかい、重たい爆乳様を持ち上げてやるぜ!」

 子供ほどの大きさの悪魔が、四つん這いになったポルノの腹に抱きつき、爆乳の谷間に二本に分かれた肉棒を挟みこみ、

 垂れ下がる爆乳を持ち上げるようにして寄せながら激しく揉む。

 「俺達はポルノ様の爆乳が少しでも軽くなるように、母乳を吸い出してやる!」

 先ほど吸乳によってポルノを絶頂に導いた悪魔2匹が首だけ伸ばし、その淫らに乳首を嬲る特別な口でポルノの乳首に吸い付いた。

 快感を感じるごと、二匹の口から溢れるほどに母乳が噴き出す。

 こうなってしまうと、もうD・Sのことや、自分を犯す者との差も頭から消え、ただ陵辱の快感に身を貫かれるだけだった。

 二匹は首を伸ばして母乳を吸いながら、下半身をポルノの顔の所に移動させ、同じように突き出した肉棒をポルノの美貌になすりつける。

 「いいぞ、お前ら!あんな人間より俺達悪魔の良さをこの淫乱メス牛元帥にたっぷり思い出してもらうんだ!

 …それにしても何て名器だ…俺じゃなかったらもう何回イッてるか分からないぜ…」

 ポルノを突く悪魔が感激のため息混じりに呟く。悪魔の怒張は、まるで柔肉の攻撃から本体を守るように鱗に覆われていた。

 その鱗がポルノのきつく締め上げ、絡みつく膣壁をこすり上げている。だからこそポルノはこの不遜な下級悪魔に勝てなかった。

 「んっぐ…んぐぅあ…んうぅ!」

 ポルノの口を嬲っていた悪魔が欲望を流し込む。無防備な喉に熱い魔液が流し込まれ、むせてしまうが口の中から肉棒は抜けない。

 「お…おう…?何だ…?力が吸われるみたいだ…」

 「お、おれもだ…」

 爆乳の谷間を犯していた二本持ちの悪魔が同じように射精し、体の変調を訴えた。

 「俺達は平気だぜ?」

 ポルノの母乳を吸いつづける二匹は何度もポルノの美貌に大量の汚液を浴びせていた。

 しかし、母乳から無意識のうちに魔力を補給していたため、他の悪魔とは違い力に満ちていた。

 「ぬぅ!こいつは…力が抜ける…」

 「んぐぅ!!んむぅ!んむぁぁあ!!」

 ポルノの膣内を犯し続けていた悪魔が名器に耐えかねて白い奔流を流し込む。

 「力を吸われるのか…だが、やめられねぇ!」

 「んふぅぅ!!」

 膣内から肉棒を抜いた悪魔が今度はポルノの後ろの穴にメリメリと突き立てる。

 「じゃ、俺達は前だ…」

 母乳を吸い、力を得ている2匹が白くドロドロと精液を滴らせるポルノの美貌から下半身を移動させ、ポルノの股間に到達する。

 器用に後ろを犯す悪魔の下に潜り込んだ二匹の下半身は、二本同時に肉棒をポルノの秘部に押し込んでいった。

 それぞれがそれほど大きくない肉棒だったので何とか挿入を果たした二本の肉棒は、ギチギチとせめぎ合いながらポルノの膣内を広げている。

 「きひひ!最高だぁ!」

 ポルノの膣内の惷動に負け、二匹は挿入してすぐに同時に射精に至る。しかし吸い出しつづけるポルノの乳汁のおかげで衰えることを知らない。

 数回抜き差しするたびに射精するが、それでも腰は止まることがない。

 「う…ぐっぁぁ…ああ…光が見える…ぐげぇ!?」

 やがて口を犯していた悪魔が数回の射精をポルノの体内に流し込み、魔力を吸い尽くされて干乾び、やがて亡者のように塵になった。

 「う…んむぶぅ…んっ!んあ!あっ!あはぁ!!凄いのぉぉ!」

 口が自由になったポルノが今まで嬌声を抑えていた分、派手な歓喜の喘ぎ声を上げる。

 「くっくっくっ…やい、ポルノ!」

 それまで黙っていたD・Sが久々にポルノに声をかける。

 「は…ふぁい…?」

 快感に混濁したポルノがD・Sに対しては従順な返事を返す。

 「周りを見てみな?」

 D・Sの言葉に顔を上げる。悦楽に曇った瞳が捉えたのは…

 「ひぃ!いやぁ!見ないでぇ!」

 下級悪魔に陵辱されるポルノの周囲には、亡者達が輪を作っていた。

 「見るな!見ないで!恥ずかしい!!見ないでぇ!!んああ!」

 亡者達は肉棒を起立させながら、ポルノの痴態に異常なまでに血走った欲望の視線に晒されていた。

 慌てて地面についていた手で体を隠そうとしたが、その手首が亡者に掴まれ肉棒が握らされる。

 「せっかくだ…かわいそうな亡者も混ぜてやろうぜ!なあ?大元帥様?」

 後腔を犯していた悪魔が、余裕がないことを隠すかのようにポルノを冷やかす。

 「いや!いやぁ!こんなの恥ずかしい!!恥ずかしいけど…体が熱くなるぅ…あふぅ…」

 「そんなに暴れないでください!!ぬあ!」

 ポルノの爆乳の谷間をパイズリで犯しつづけた悪魔が、身をよじることによって大きく暴れ揺さぶられた爆乳の圧迫感と

 弾性によって10数回目の射精を放つ。最後の汚濁がポルノの美貌にまで飛び散り、悪魔は満足そうな顔で塵になった。

 残る悪魔は3匹。亡者たちは悪魔に代り、空いた口に肉棒を突きいれ、揺れる爆乳に肉棒を挟みこんだ。

 膝立ちのまま、ポルノは断続的に射精する二本の悪魔の肉棒を秘部に、鱗を持った極太の悪魔の肉棒を後穴に、そして

 亡者の肉棒を口、胸の谷間に二本、下乳に一本ずつ挟みこみ、さらに乳首から悪魔に母乳を吸い出されていた。

 余った亡者たちは自分の手で肉棒をしごき、白い粘液をポルノの美貌や肉体にぶちまけた。

 「んぷぁ!もっとぉ…もっとかけて…エッチなドロドロをもっと頂戴…イクぅぅぅぅん!!」

 「そんなに締め付けるな…あ…あ゛あ゛あ゛!」

 後穴を犯し、今までポルノを嬲りつづけてきた悪魔のリーダー格が果てる。

 熱い欲望の液をポルノの肛腔に吐き出すのと引き換えに、自らの命を散らして消えてった。

 D・Sは淫らな肢体を持った大元帥・ポルノを中心に何度も繰り返される死と射精の繰り返しを見つめていた。

 

 「あっ!んむぅ…」

 ポルノの爆乳の谷間に挟みこんでいた亡者の肉棒が精を吐き出す。吐き出された粘液が大きく開いたポルノの口に消える。

 「亡者たちが全滅したな…」

 「ついにやりやがった…」

 ポルノの母乳をまだ吸いつづける二匹が半ば呆然と周囲を見渡す。

 二匹は前後からポルノを挟み、前後の穴を刺し貫いていた。相変わらず数回突いただけで射精すうが、ポルノの魔力を母乳から

 吸い取っているため、限界どころか疲労すらない。

 「あぅぅ…ドロドロぉ…」

 ポルノは白い汚液で全身をドロドロに汚されていた。快感に狂いながら、その視線はD・Sの下に向かう意志を表していた。

 「あんな人間なんて、忘れちまってくださいよ?」

 「そうそう…今から、俺達の住処でもっともてなして差し上げますからさぁ?」

 「らめぇ…あの人の所に行く…私は…あの人のところに…」

 かすかに理性を取り戻してきたポルノを突き上げながら、二匹は邪悪な笑みを浮かべた。

 「けっ…人間ごときに骨抜きにされやがって!」

 「こいつはもう、俺達悪魔の良さを叩き込むしかないな?」

 二匹はポルノと繋がったまま翼を広げる。数回の羽ばたきの後、ポルノを貫いたまま二匹は宙に浮かび上がった。

 「んひぃ!?」

 体が地面から離れた瞬間、より深く肉棒が胎内を突き上げる。ニ穴から放たれた精液と愛液がダラダラと地面を打つ。

 白い汚濁に浸りきったポルノの体だったが、悪魔の羽ばたきによって粘液が吹き飛ばされる。

 二匹は飛び立つと、D・Sに向かって飛んだ。

 「この女は返してもらうぜ!?」

 悪魔はポルノを貫き抱えたまま、宙に浮かぶD・Sの脇をすりぬけて高速で飛び去った。ただし首だけで。

 「ゲグァァァア!!」

 二匹の悪魔は首だけで断末魔の絶叫を上げて地面に落ちた。

 D・Sの脇をすり抜けた瞬間、悪魔はD・Sの呪文によって胴体を崩壊させられていた。

 D・Sの腕の中にはぐったりとしたポルノが抱きかかえられている。

 愛しげにD・Sの瞳を見つめるポルノ。その瞳を見つめ返しながら、D・Sはポルノの頬を撫でる。

 「約束通り、俺の所に来たな…魔力は返してやる。」

 「はい…んっ…んああああ!太いぃぃ!熱い!!イッちゃう!!」

 ポルノの膣内にD・Sの剛直が埋め込まれる。亡者や悪魔の誰よりも太く硬く熱いD・Sの肉棒がポルノを支配する。

 向かい合ったまま空中で繋がる二人。ポルノを支えるのは天に向かって反り返ったD・Sの極大な肉棒のみだった。

 「あう…やっぱり…あなたのが一番…すごい…んく!」

 「とーぜんだぁ!俺様があんなカスに負けるわけねえだろうが!」

 D・Sに腕を絡ませ、しっかりと密着しながらポルノは幸福感に包まれていた。

 亡者の群れに犯され、自分の部下である悪魔に犯され、恥辱の果てに自分を罠にかけた人間に全てを委ねていた。

 突き上げられる一撃ごとに幸福感と快感がポルノを確実に「堕落」させていた。

 

 

 


解説

 改訂版の4話目です。

 本当はこの話で終わらせるはずだったんですが、もう一話続いてしまいます。

 見通しの甘さは未熟の証ですね。精進いたします。

 


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