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淫獄の寮2 三月静香編2
にゃるらっぷ/文


 放課後になると、校内に人影はほとんど見えなくなる。そんな寂しい風景の中をどこからか淫靡な音が漂ってきている。

 ジュプ、ジュプ

 「はあっ、御主人様いかがですか」

 保健室の中、俺はベッドに横になったまま静香の奉仕に身を任せている。学校内で行為に及ぶという背徳感があるためだろうか、静香のフェラもいつもより力が入っている気がする。

  静香の格好は、さすがに校内という事もありいつもの服を脱がせてはいない。しかし、そのために一層首に巻きついている首輪の存在が目立っている。これは俺なりの牝奴隷の象徴のようなもので、二人の時はいつも身に付けているように命じてある。

 「しかし」

 俺は少しほくそえんだ。静香のような派手な顔立ちの美人が首輪を身につけると、そのアンバランスがより際立ってくる。むろんそれは魅力的なアンバランスなのだが。

 「?」

 俺が何か呟いたためか、静香は不思議そうに目をこちらに向ける。にもかかわらず口の動きは一瞬たりとも休んだりはしない。

 「いや、今日の始業式に出てた男子生徒。一体何人がお前とやりたがってるのかなと思って」

 今日の始業式は見ものだった。校長の下らない話を誰一人聞いていないのはいつもの事としても、男子生徒のほぼ全員がある一点を見つめていたのだ。もちろんその視線の先にいたのはこいつだ。

  二、三年はもう見慣れただろうが今年初めて入った一年は静香の顔と服装をほとんど呆然として見ていた。中には本当に口を開けていた奴もいたが。

 「ふふ、何人でも関係ありません。私は御主人様の物ですし、私がしたい人も御主人様だけですから」

 不覚にもその言葉を聞いて俺は一気に高ぶってしまった。

 「よし、静香。褒美をやるぞ、ありがたく受け取れ」

 「はあ、いただきます。この奴隷に御主人様の精液ください」

 猛烈な勢いで出される精液を飲み込まず、口に溜める。ゆっくりとうがいをするように味わう。フェラを終わった時の儀式のようでもある。

 「ほひひいれす」

 口に含んでいるため、満足にしゃべれないが俺を喜ばすためだろう。舌足らずなしゃべりで感想を言う。

  やがて名残惜しそうにゆっくりと飲み込む。

 「御主人様、ありがとうございました。後始末もお任せください」

 そういうと再び俺のものにむしゃぶりついた。尿道にわずかに残っていた精液をわざと音を立てて吸出し、全体を清めるように舌で愛撫する。俺が仕込んだのだが、いつ受けても抜群のテクだ。

  袋に移ると二つの玉ごと口に含み、飴を舐めるように優しく転がす。時折口から出し、ゆっくりと嘗めまわす。自分の納得するか、俺の次の命令が出るまでやめるつもりは無いらしい。正確かつ丁寧な動きである。

 「もういい、静香。次はケツに移れ」

 いつまでも終わる気配が無いので、次の命令を下した。

  立ち上がると静香は嬉々として後ろに回った。尻の肉を優しく押し分け、アナルを露出させる。周辺部を音を立てて舐めると、いきなり舌を中に入れてきた。電撃のような快感が俺を包む。

  静香は既に汚いという観念はないらしく、夢中になって舌を動かしている。

  その様子を見ているうちに首輪とあいまって、なんとなく静香が犬に見えてきた。

 「美味いか、この牝犬」

 「わん」

 さすがに飼主の意図するところがよくわかるらしく、犬のように吠えた。

 「犬には躾が必要だな。後ろを向け」

 これからされることがわかるらしく、嬉々として尻を高く上げ、期待のこもった目で俺を見上げる。

 「この淫乱な牝犬め」

 パン

 尻に平手打ちする。

 「きゃん、きゃん」

 服を着けているため手形は見えないが、おそらく尻に真っ赤な跡がついている事だろう。続けざまに手を振り下ろす。

 「あん、あおーん」

 苦しそうな吠え声とは対照的に、顔は真っ赤に上気している。叩かれる事により感じる事のできる、立派なM奴隷だ。

  ひとしきり叩いた後、俺は手を休めた。静香に命じてスカートを持ち上げさせる。中はもう洪水状態である。

 「そろそろ帰るか。」

 そういった俺に対して、「わん」と答える。まださっきのゲームを続けているらしい。

 「犬には紐が必要だな」

 俺が取り出したバイブを見て、静香は目を潤ませた。

 

  夕暮れの校門。夕日が校舎を赤く照らし出している。

  生徒も大半が帰っており、残っているのは部活で遅れた奴ばかりだ。そんな中を俺と静香は肩を並べて歩いていく。二人が同じ寮にいるのは、ほとんどの生徒が知っているため眼を向けるのは一年くらいである。

  校門のところで一人の女生徒に声をかけられる。きれいな黒髪が印象的な子だ。神社の娘で神山みこといったな。

 「せんせー、さよーならー」

 「さような、きゃ」

 静香が思わず叫び声をあげる。俺がポケットの中でバイブを強にしたからだ。

 「ああ・・・う・・・」

 「どーしたんですかー。それとこの、ぶ、ぶ、ぶ、っていう音。なんなんでしょうねー」

 苦しそうに快感に耐える静香を見て、みこが不思議そうにする。

 「みこちゃん、先生は気分が悪いから寮に送っていくところなんだよ」

 「そーなんですかー。おだいじにー」

 歯を食いしばって答えれない静香に代わって俺が答えてやる。それでも我慢しきれずに甘い吐息をときおりはきだしている。

 みこは不思議そうな顔をして俺たちを見送っていた。

 しばらく離れたところで弱に変えてやる。たまらず塀に寄りかかる静香。

 「みこちゃん、ずいぶん不思議そうな顔をしてたね。バイブの音も聞かれてたみたいだし」

 「ああ、言わないでください」

 「みこちゃんでよかったな。他の子、真由美あたりなら音だけでばれてたよ。そうすると静香は明日から人気者だったな。あれがバイブの奴隷先生よ、とかね」

 「・・・・」

 静香は答えなかったが、その想像だけで十分感じているようだ。

 「でも、これから駅のほうに行くから誰かに気付かれるかもな」

 その言葉に、静香はびくっと震えた。しかしその目の奥に期待の光があるのを俺は見逃さなかった。

 

  世界一公園、何の変哲もない広いだけの公園だが、入園料が千円もいる。休日だと親子連れやカップルで賑わうのだが、今は平日なので人影はほとんど見られない。

  俺は静香を木陰に連れこんだ。バイブの振動に耐え、更に人ごみの中を歩き回らせられたため、今にも倒れそうになっている。

 「抜いていいぞ」

 「あ、ありがとうございます」

 俺のその言葉を待っていたかのように、しゃがみこんでバイブを抜く。愛液が太股を、つ、と垂れるのが見えた。

 「なんだ、ずいぶん濡れているじゃないか。人ごみの中でバイブで感じるのか、お前は」

 「そんな、これは・・・」

 「じゃあこれは何だ。何もしてないのに濡れるのか、この淫乱」

 静香は悲しそうに目を伏せたままだが、その実これから起きることに期待していることは一目でわかる。

 俺は静香の横に座り、股間を指差した。

 「それじゃあ、淫乱な牝犬の静香ちゃんに餌をあげよう」

 「こんなところでですか。いえ、御主人様。御奉仕させていただきます」

 野外調教は初めてではないが、今までは深夜寮の周囲で行ってきたために、こういった状況にはまだ抵抗があるのだろう。

 チャックに手をかけようとする、その手をぱしっと叩く。びくっとして手を引っ込める静香。

 「犬が食事の時は手なんか使わないだろう」

 奴隷としての役割を瞬時に理解し、チャックを前歯で挟んで下ろす。何度か失敗しながら、トランクスの間から俺のものをひっぱりだした。

  この状況にもう既に硬くなっているものを上から下まで丁寧に舐める。

 「御主人様のチンポ・・・」

 そう呟くと、すぐに自分の口の中に収めた。周囲の状況が気になるらしく、早く俺をいかそうとするのが見え見えである。このままだと面白くないので、もう少し楽しむことにした。

  手を伸ばし静香のものをいじってやる。この状況に身体のほうは興奮しているようで、手を伸ばす前からぐしょぐしょであった。指を二本、中で動かしているとすぐに甘い息を吐き、腰をくねらせ始めた。

 「感じてるのか、お前は」

 「んんー、んふ」

 「こんな状況で感じるか普通。お前本当は駅前でばれて欲しかったんじゃないのか・・・あそこで輪されたかったんだろう」

 首を振り、目で必死で否定する静香。もちろん俺はさらに言葉を続ける。

 「なんならいま人を呼んできてやろうか。向こうに二、三人いたけど」

 「お願いです。やめてください、どんなことでもしますから」

 冗談に聞こえなかったらしく、必死に哀願される。

 「何でもか・・・。なんならここから裸で寮まで帰るか・・・首輪を付けて、四つん這いで」

 静香の顔色が変わるのを少し楽しむ。

 「冗談だよ。こんないいものを他の奴らに見せるわけないだろう。お前は俺だけの所有物だ」

 「はい、静香も御主人様だけです」

 俺の言葉を聞き、一層強くむしゃぶりついてくる。胸に手を伸ばしながら、俺も次第に高ぶってきた。

 「よし、静香。上に乗れ」

 「こ、ここでですか」

 さすがにここでのセックスは予想してなかったらしく、戸惑う。

 「なんなら向こうのもっと目立つ場所でもいいが」

 そういうと、しばらく迷った様子をみせていたが、意を決したように俺にのしかかってきた。

 柔らかな肉が俺のものを締め付ける。静香のほうは辺りが気になって集中できないようだったが、四、五回腰を振るうちに声を噛み殺しはじめた。

 「静香のここは何度使っても気持ちいいな」

 「ああ、御主人様のおかげです。ふううん」

 何が俺のおかげかよくわからない。俺も静香もこの状況だと興奮するらしく、二人とも早めにフィニッシュが近付いてきた。

 「そろそろいくぞ」

 「んふん、ああ。は、はい。御主人様、静香もいきます。う、イイ、イクー」

 肉が俺のものを一層強く締め上げた瞬間、大量に精子を吐き出していた。

 

  寮に入ると、静香は待ちかねていたように首輪を付ける。彼女にしてみれば首輪が俺の奴隷という証であり、確かな絆でもあるのだろう。ただ、俺の部屋には何本もの首輪が出番を待っている。

 寮の鍵をかける。この寮には俺と静香しか住んでいないため、二人が外出しない時は大体鍵がかけられている。全裸で四つん這いになった静香の鎖を引きながら、俺が考えていた事は首輪の事だった。

 さっき校門で会ったみこちゃん。静香の豊満な体に首輪は似合っているが、みこちゃんのスリムな身体にも別の意味で似合いそうだ。二匹目の奴隷は彼女にするか・・・

そんな事を考えながら、俺は部屋のドアを開けた。

 

 

 


解説

 どうも、にゃるらっぷです。淫獄の寮二回目お届けします。

 始めは黙殺されるかと思ってたのですが、暖かいお便りを何通もいただき感謝しております。古いゲームにもかかわらず、いい出来のゲームにはファンがつくといういい見本ですな。あと、掲示板に書き込んでくれたミネアポリス様。返信を書こうとすると何故か別の所につながってしまうので、この場を借りてお礼を言わせていただきます。

 次からはしばらくみこちゃんも絡めて書いていきたいとおもってますので・・・。

 知人の沖縄土産ドクターペッパーなるジュースを飲んで、吐きそうになったにゃるらっぷでした。考えた奴、出て来い。

 


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