日曜の朝、神社の境内。八分咲になった桜の間から漏れてくる朝日がやわらかい。俺は大きく一つ息をついた。
見回すと、掃除をしているみこの姿が目に入った。規則正しいリズムで丁寧に箒を動かしている。ふと、俺の姿に気がつくと複雑な表情を浮かべた。困ったようでいて、その一方で歓迎の心を抑える事ができない。といった表情だ。
みこの処女を奪った日から、すでに五日が過ぎた。あれから俺は、みこを静香とともに毎日抱いた。最初は痛がっていただけだったが、しばらくすると快感が上回るようになり、今では快感だけに囚われているといっていいだろう。ただしみこ自身は生来の気質か、それをなかなか認めようとはしない。
「どうしたんですかー。こんなに朝早くからー」
おっとりとした調子でみこが聞いてくる。男を知っても、そののんびりとした口調は変わらない。
「いや、みこに会いたくなってね」
俺がそう言うと、少し頬を赤らめた。あんなことをしたのにどうやら嫌われてはいないと、少し安心する。もっとも嫌われていようが、奴隷にしきれば静香同様俺なしではいられなくなるのだが。
「もうじき掃除がおわるのでー、待っててくださいー」
「いや、先にして欲しいことがあるんだ」
俺はみこを神社の裏手に連れ込む。完全に起立したそれを指差しながら
「朝立ちが治らなくてね。みこの口でして欲しいんだ」
「こ、こんな場所でですかー」
みこはしばらく迷っていたが、思い切って俺の前にしゃがみこんだ。
「御奉仕させていただきますー」
挨拶も完全に覚えている。
亀頭を念入りに舐め、おもむろに口に咥える。頭を動かして俺に刺激を与えながら、片手でサオの部分を上下に愛撫し、もう片手で袋をやわらかく揉む。たちまち心地よい刺激が下半身に広がる。
初めに比べると、技術が格段に進歩している。俺一人では短時間でここまで教え込めなかっただろう。静香があるときは先輩奴隷として、ある時は技術の教官として横で色々教えていたからでもある。その時の静香は学校以上に先生らしく見えたものだ。
そのかいあって、みこは確実に肉奴隷へと歩みはじめている。
「そろそろ出すぞ。飲み込め」
俺はみこの頭を引きつけた。少し苦しそうにするが、それでも舌の動きはやめない。俺はそれを堪能しつつ、口の中に放った。
すっかり慣れた様子で精液をすすり出すみこ。初めの頃、零したのが嘘のようである。
「すっかり上手になったな。上手かったぞ」
褒めてやると、少し嬉しそうな表情になった。今にその少し嬉しそうな、を歓喜の表情に変えてやる。
後始末をさせると、みこは掃除に戻ろうとする。そっと近寄り囁いた。
「終わったら俺の寮にいくぞ」
明るい日曜の朝とは対照的に、寮の中は薄暗い。安普請なので仕方がないともいえるが。
その薄暗い中に入ると、俺は鍵を掛ける。そのカチャリという音を聞き、みこはわずかに身じろぎする。すでに快感の予感がするのだろう。
「音でもういいのか。パブロフの犬だな」
静香が出かけているため、寮は二人きりだ。
「ここで脱げ」
命じるとみこはゆっくりと服を脱ぎ始めた。以前なら素直に脱ぐという事はなかっただろう。みこは自分でも気付かぬところで従順になりつつある。これも調教の賜物だな。
脱いだ服を持ち、一糸まとわぬ姿で俺の部屋に向かう。階段で下から見ると、みこのあそこはもう濡れていた。
俺の部屋に入ると、すぐにベッドに押し倒す。
「何もしないのに、これだけ濡れているじゃないか。こうされるのを待っていたんだろう」
「ああ、そんなことー。待ってなんかー」
「じゃあこれはなんだ」
いいながらあそこをかき回す俺。みこの快感に慣れた身体はすぐに反応する。
「はあ、はあ、こんなのってー」
前戯の必要もないくらい濡れていたため、俺は早々とチンポを突き立てる。
「こうされるのを待ってたんだろ」
「・・・・」
二、三回動かしてから、更に聞く。
「答えなかったら抜くぞ」
「ま、待ってくださいー。待ってましたー」
「いつからだ」
「あ、朝、境内で見た時からです」
すっかり快感に支配されるみこ。その表情にかつての清純さは、もはや見られない。あるのは快楽を貪ろうとする一匹の牝。
「誰にされるのを待ってたんだ」
「はあ、・・・・」
「俺の事は何て呼ぶんだ」
「ご、御主人様」
俺を御主人様と呼ぶように躾てはいたが、自主的に呼ぶのはこれが初めてだ。一度堰を切った言葉はもう止まらない。
「御主人様、いいですー。もっとみこに下さいー」
御主人様と呼んだ事で、みこの中でも何かが変わったのだろう。積極的に快楽を求め、腰を使い出した。
不意に俺は動きを止め、みこの中から自分自身を抜いた。
「あんー、どうしてですー」
「お前にもそろそろこれをつけてもらう時期が来たな」
俺は棚の中から首輪を取り出した。静香の黒に対して、これは赤にしている。これをつけてこそ名実ともに俺の奴隷となるのだ。
「ただし、強制はしない。あくまでお前自身の意思でつけて欲しいんだ」
みこはしばらくそれをじっと見ていた。おそらく頭の中では様々な葛藤があるのだろう。俺は焦らずじっと待った。
やがて快楽への要求が勝ったのだろう。みこはゆっくり首輪を付けた。
もう後戻りは出来ない。そういった顔でにっこりと笑った。二人目の奴隷の誕生である。
「よし、よくやった。これでお前はもう俺のものだ」
「はい、みこはー御主人様のものです。だからーさっきの続きをしてくださいー」
「いいだろう。それでは尻をこっちに向けろ」
新しい奴隷をバックで貫く。さっきまでと違って新しい趣があるな。
中断されていた快感が蘇り、みこはすぐに上り詰めようとする。肉が俺をぎゅっと締めつける。俺もたまらなくなり上り詰めようとしていた。
「ご、御主人様。あんん、お願いです。一緒に、一緒にイかせてくださいー」
「いいだろう。もう少しだ」
「ああああ、いいですー。イきそうです」
次の瞬間、俺はみこの中に放っていた。最後の一滴まで絞り尽くそうとするように締め付けられる。
みこもイったらしく、ベッドにうつぶせて荒い息をついている。先ほどまでなかった赤い首輪が美しい。
俺は思いついて、首輪に鎖を付けた。ぐったりとしているみこを立たせると、四つん這いにさせた。
「御主人様ー、何をするんですかー」
「奴隷の面倒を見てやるのも主人の勤めだからな。奴隷の散歩だ」
そう言って、戸惑うみこを連れて部屋の外に出る。みこもけなげに四つん這いのままついて来る。
そのまま興が乗るまま、寮の中を連れまわす。階段を歩く時は、わざと先に行かせその尻肉の揺れる様を見て楽しんだりした。
そしてトイレの前に来た時、
「みこ、そこに入れ」
きょとんとして見上げるみこに、冷酷にいい放つ。
「俺の目の前で、小便して見せろ」
少しきょとんとした後で、必死に首を振るみこ。
「いやですー。それだけは勘弁してください。御主人様の見てる前でーおしっこなんかできませんー」
「俺が見たいと言ってるからいいんだ」
強引に鎖を引っ張り、トイレに連れ込む。便器の上にしゃがますと、しばらくして冷えて尿意をもよおしてきたのか、小刻みに震えだした。
「したいんだろ、我慢せずにジャージャー漏らしたらどうだ」
「・・・・」
それでもみこは歯を食いしばり、必死になって耐えている。ここまで抵抗されるとどうも面白くないな。
俺は足の指でみこの尿道をいじりだした。
「やめてくださいー。そんなにされたらもう」
ジャーーー
みこが言い終わる前に、その股間から黄金の滝が溢れ出した。
「ううう、こんな格好を人にー見られるなんてー」
泣きじゃくるみこの頭をそっと撫でる。驚いた顔で俺を見上げるみこ。
「いいか。他のどいつがお前を何といっても、俺にとってお前はかけがえの無い奴隷だ。だから一番恥ずかしい姿を見せてもらった。もしこれを見て他の奴が汚いといっても、俺だけは違う。何か言われたら俺が守ってやる」
「御主人様―」
放尿のショックでたやすく暗示にかかり、感極まって泣き出すみこ。そんなみこに足を指差す。
「みこの小便で汚れてしまったよ。奴隷なら舐めてきれいにしてくれるね」
「はい、御主人様―」
先ほどまでなら抵抗したであろう所業を、暗示のせいかあっさり言う事を聞く。
トイレにうずくまり俺の足に舌を伸ばす。ピチャピチャと音を立て、言われもしないのに足の指の間まで舐める。
もはや俺に絶対服従の牝奴隷が一匹、そこには存在した。
「いい子だ。」
頭を撫でてやると、嬉しそうににっこり微笑む。
「これからも俺の言う事を聞くんだぞ」
「はい、みこは御主人様のものですから」
首輪を引いてトイレから出る。みこはちゃんと四つん這いでついて来る。
「それじゃあ、みこ。静香が帰ってくる頃だ。玄関に行って出迎えようか」
「はい、御主人様―」
みこちゃん編三回目をお届けします。
それにしても送っていただいたメールを読んでいると、皆さんの好みが千差万別なのに驚かされます。あれだけヒロインがいるので当然と言えば当然ですが。
内訳をみてみると、愛ちゃんが妙にポイント高い。彼女好き嫌いがはっきり分かれるキャラのようです。好きな人はいいけど、嫌いな人はとことん嫌い。
次が麗子か瑞穂、といったところです。瑞穂はわかるとして、何で麗子あんなに人気あるんだろう?
あとは美雪、涼子といった所で、他のキャラは名前すらかかれていない事が多い。励ましのメールをいただける時は、自分の好きなキャラも書いて送ってくれるとありがたいです。美夏さんとかの立場をもっと良くしてあげてください。
それでは次から新キャラ行くと思いますので、楽しみにお待ちください。
にゃるらっぷ