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淫獄の寮7 結城瑞穂編2
にゃるらっぷ/文


 「今夜はゆっくり楽しみましょう」

 そう言った静香に、瑞穂は信じられないものを見るような目をした。無理も無いだろう、まさか学校の教師まで俺の仲間とは思わなかっただろうから。

 「瑞穂ちゃん」

 ゆっくりと起き上がりながら、みこが言う。

 「静香先生はね、私より先にーこっちの世界に来てたんだよー。そして瑞穂ちゃんがー三人目」

 「みこ、何を言って・・・」

 何か言おうとした瑞穂だったが、その口はみこのキスで封じられる。

 「んんんー、んん」

 何か抗議しようとしているが、後ろ手に縛られているので何も出来ない。その後ろでは静香が電話を掛けている。

 「あ、結城様のお宅でしょうか。私、三月静香ですが。はい、こちらこそ。それで瑞穂さんですが、神山さんと今晩私の家に泊まりたいと・・・」

 それを聞いて叫びだそうとするが、みこがそうはさせない。巧みなキスで瑞穂の自由を奪っている。

 「いいえ、ご迷惑などと・・・それでは」

 電話を掛け終わった静香を、ようやくキスから解放された瑞穂が睨む。次に目を転じてみこを睨む。

 「酷いわ、二人とも・・・。みこ、私を裏切ったの?」

 「裏切ったりしてませんー、瑞穂ちゃん。だって瑞穂ちゃんがーこっちに来ればー、いつも一緒にいられますからー」

 「そうよ、私たちあなたにも御主人様の素晴らしさを知ってもらいたいだけなの」

 二人の答えに、再び呆然とする瑞穂。その唇を今度は静香が奪う。

  みこが家に電話をする間、二人は濃厚なキスを続けていた。

 

 「いやー、やめてー」

 部屋の中に悲痛な声が響き渡る。俺に胸を触られて、瑞穂が必死に抗っているのだ。

  後ろ手に縛られ何の抵抗も出来ない瑞穂の肉の触感を、下着の上から心ゆくまで堪能する。

 「いい胸だ。実に触り心地がいい。いいパイズリが出来そうだ」

 別に当てつけるつもりは無かったのだが、みこが少し悲しそうな顔をする。

 「やめて、さわらないで」

 瑞穂が本当に気持ち悪そうに身をよじる。これもそのうち快感の身悶えに変わっていくのだろう。

  そんなことにはお構いなしに触り心地のいい胸をゆっくり揉みしだいていく。それを繰り返しているうちに、徐々に瑞穂の息が荒くなっていくのがわかる。

 「やめて、やめてって言ってるが、身体の方はもう反応してきてるみたいだな」

 「そ、そんな、気持ち悪いだけよ」

 「じゃあ、どうしてそんなに息を荒くしているんだ。親友の犯されてるのを見たためか」

 「ち、違うわ。」

 「それじゃ、やっぱり胸を揉まれ気持ちいいんだろ。この淫乱」

 そう言い放ち、下のほうに手を伸ばす。そこはもう、うっすらと湿っていた。

 「気持ち悪いのなら、何故湿っているんだ。やっぱりお前、親友のセックス見て興奮したんだろう」

 手を中に入れ、クリトリスをいじる。瑞穂の身体がぴくっと反応する。

 「そんな所、触らないで。それに私、みこを見て興奮なんか」

 「してたんだよ。いいかげん自分が、親友の恥ずかしい姿見て興奮する変態って認めたらどうだ」

 「違う、違う・・・」

 おもむろにブラジャーのホックを外す。形のいい乳房が転がりだすように姿を見せ、俺はさらに興奮する。

 「興奮しているから、ほら乳首もこんなに立っている。みこ、こいつお前の事親友と言ってたけど、実はお前の犯られている姿見て興奮する変態だぞ」

 「違う、違うのよ。みこ・・・」

 相変わらず否定を繰り返す瑞穂だが、だんだんその口調には力が無くなっていく。おそらく俺から与えられる快感と、みこのセックスを見た興奮が混ざっていき、セックスを見て興奮したという暗示にかかっているのだろう。

  そんな彼女の乳首を噛みながら、更に囁く。

 「なんならお前の前で、今度は静香とセックスしてやろうか」

 その瞬間、彼女の濡れ具合がいっそう酷くなった気がした。

 「ち、ちが・・・ああん」

 もはや自分で、否定すら出来なくなりつつある。

 「いいかげん認めろよ。自分がどれだけ淫乱かって事を」

 最後に残った一枚の布を毟り取り、瑞穂を生まれたままの姿に返してやる。

 「いやあ、見ないで・・・お願い」

 「何を言ってる?淫乱な瑞穂ちゃんはこうやって見られているだけでも、ほら、こんなに興奮してる」

 わざと愛液のついた手を彼女の前で広げてやる。愛液が糸を引くが、彼女はもう目をそらす事も出来ない。

  そんな彼女の股間に顔をうずめ、隅々まで舐めてやる。

 「あああ、だめー」

 「ほら、興奮してるからこんなに気持ちがいい。いいかげん認めたらどうだ。自分が見るのも見られるのも大好きな変態だって」

 混乱している瑞穂はたやすく暗示にかかっていく。その証拠に俺の舌の先からは、愛液が溢れて止まらない。

 「ああ、だめー。みこも先生も見てるのに」

 「見られているから気持ちいいんだよ。ほら、先生を見てごらん。あんなに瑞穂を見ている」

 そう言って、胸を愛撫する。

 「わ、私見られてる。見られてるのにこんなに気持ちいいよー」

 「それが瑞穂なんだ。今まではセックスは恥ずかしいもの、見るものじゃないもの、と思ってただろ。でも瑞穂は見られてこんなに喘いでいる」

 快感と視線によって、瑞穂の常識が崩れていく。その奥から見ている、見られているのが気持ち言いという新しい価値観が浮かび上がってくる。

 「あああー、やっぱりだめー」

 静香とみこの視線の先で、瑞穂は軽い絶頂を迎えていた。

 ぐったりと横になり、肩で息をする瑞穂。

 「それじゃ、最後の仕上げといこうか」

  ゆっくりと瑞穂を仰向けにすると、その両足の間に割ってはいる。瑞穂はこれから何をされるのか察し、顔色が青ざめる。

 「いや、お願い。それだけはやめて・・・怖いの」

 処女を奪われる恐怖からか、必死で暴れ始める瑞穂。身体全体が動いているため、上手く狙いをつけることが出来ない。仕方なく俺は、目で二人に合図した。

 「結城さん、そんなに怖がる事無いわ。これから御主人様に処女をもらっていただけるんですもの」

 「そうだよー、瑞穂ちゃん。最初は痛いけどー、それから後はとっても気持ちいいんですよー」

 二人が瑞穂を押さえつけ、身動きが出来ないようにする。

  固定されたあそこめがけ、俺は腰を突き込んだ。

 「痛い、痛いー。やめて死んじゃうー」

 瑞穂の泣き声が響き渡る。それをBGMとして楽しみながら、さらに腰を進める。少し進むと、物の先が何かに突き当たった。

  泣きじゃくる瑞穂の顔、少女としての最後の顔を見ながら、一気に腰を突き込んだ。

 「いやああああああ」

 瑞穂の絶叫が響き渡った瞬間。俺のものは根元まで埋まっていた。

 「お願い、抜いて抜いて」

 瑞穂が落ち着くまで、しばらくそのままの体勢でいる。

 「おめでとう。結城さん、これであなたもオンナってわけね」

 「瑞穂ちゃんはーもう御主人様の物になったんですよー。これからも奴隷としてー、一緒にいられますねー」

 二人のその言葉を聞き、改めて処女が奪われたと実感できたのだろう。瑞穂の目から新しい涙が湧きあがってきた。

 「感傷に浸っている時間はないぞ。これから色々覚えないといけないからな」

 そういって腰を動かしだす。

 「だめー、動かないで・・・」

 新しい痛みにさらされているらしく、首を振って抵抗する。

  俺は、二人に目で合図を送り、瑞穂の目に届くところで交わらせる。

 「ほら、見てみろ。二人とも瑞穂のセックスを見て、興奮している」

 「いやあ、見ないで。みこ、先生、やめてー」

 「何を言ってるんだ。セックスは見て興奮するもんだ、お前もさっきみこのセックス見て興奮してただろ?」

 「あ、あれは」

 「それにさっきも見られて感じてたじゃないか。いいかげん認めろよ、自分がセックス見られて興奮する変態だって」

 「ああ、違うー。私変態なんかじゃ・・・」

 「変態でいいんだよ。俺の前じゃ何も隠す事はない、ありのままの瑞穂でいていいんだよ」

 「ああ、だめー、痛い。みこ、先生見ないでー」

 「瑞穂のここはそうは言っていないようだよ」

 俺は手を伸ばしクリトリスをまさぐる。瑞穂の身体がびくりと反応する。

 「どうだ・・・見られて感じてるんだろう。親友の視線でいきそうなんだろ」

 「ああー、駄目。痛いのに・・・嫌なのに・・・・。こんなに縛られて、無理矢理犯されてとっても嫌なはずなのに・・・」

 「だんだん自分をさらけ出せてきたようだね。かわいいよ、瑞穂」

 その瞬間、瑞穂が俺を締め付ける。軽い絶頂を迎えたらしい。

  俺はたまらず瑞穂の体内に放出する。

 「ああああ、ダメー」

 絶叫が響き渡ったが、それは痛みのためか快感のためか。俺は最後の一滴まで注ぎ込んだ。

  ぐったりと倒れ付す瑞穂。そんな彼女に向かって声を掛ける。

 「疲れたかい。でもまだ夜は長いからね・・・みこや先生にたっぷり見てもらえるよ」

 

 

 


解説

 ずいぶんと秋めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。早いもので淫獄の寮、七回目に突入しました。

 

 相変わらず四人目は決まってません。まあ、瑞穂編はゆっくりやろうと思うので、決める時間もゆっくりあるというもの。次は誰がいい、といったメールも徐々に増えているのでそのうち決めれると思います。

 今のところ有力なのが、例によって麗子。続いて涼子・・・この辺は相変わらずですが、大穴で美夏さんに一票入りました。静香先生亡き今、彼女が年上ファンの票をどこまでつかめるか、今から楽しみです。

 

 それでは皆様、また八回目でお会いしましょう。

 


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