ピチャピチャと、部屋の中にいやらしい音が響き渡っている。俺は目の前で揺れている二つの頭を撫でてやった。一つは緑で一つは黒。絶妙のコンビネーションで俺の急所を攻めてくる。
瑞穂はまだ横たわったままだが、その目はこちらに吸い寄せられている。俺と目が合うと、恥ずかしげに目を伏せるがすぐに見始める。もはや他人の、そして自分の痴態から目が離せなくなっているのだろう。
「みこ」
俺の声に二人が一斉に見上げる。静香の口から唾液が糸を引き、この上なくエロチックだ。
「この前から拡張していた後ろの穴、そろそろ使えるだろうから試してやろう」
その言葉とともに、みこの顔に不安の色が宿る。それと察した静香がすかさずフォローを入れた。
「大丈夫よ、神山さん。処女の時と一緒で、痛いのは初めだけ・・・後は前の穴より気持ち良くなるわ」
瑞穂はというと、何の事か理解できていないようだ。みこはしばらくためらっていたが、やがて意を決したように頷いた。
「御主人様、わたしのー後ろの処女、もらってくださいー」
みこを後背位の姿勢にし、ゆっくりと俺のものを埋め込んでいく。さすがにきつく、締め付けは前の穴の比ではない。
「うううう」
必死になって痛みに耐えるみこ。全身から脂汗が流れ出してきている。半分くらいまでゆっくりと差し込んだ後、勢いをつけ一気に根元まで。
「・・・・・」
みこは口をパクパクさせるだけで何の言葉も出せない。俺はそのまま瑞穂に見えるように、みこを上にするように体位を入れ替えた。
瑞穂の息を呑む声。
「やめてあげて。そんなに苦しがっているじゃないの」
「そんなこと言って、お前はこれを見て興奮してるんだろ。さっきから一度も目を逸らさないじゃないか」
先ほどからの暗示が利いているのか、黙ってしまう瑞穂。俺はそんな彼女にはかまわず、ゆっくりと腰を動かし始めた。
一突きごとにみこの口から溜息が漏れる。それは苦痛のためか、わずかに感じる快感のためか。
そうやって動いているうちに、みこに変化が訪れた。始めはつっかえながらだった肉棒の出し入れがスムーズに行えるようになり、溜息に甘いうめき声が混じり始めた。
「どう、神山さん。後ろの穴を侵されるって素敵でしょう」
「は、はいー、ああん。だんだんとー気持ち良くなってきましたー」
瑞穂の方を見てみると、ぽかんと口を開けたままこっちを見ている。太股をつっと何かが流れていった。
みこはというともう完全に快感に支配されている。その奥をえぐりながら、静香に向かって言った。
「瑞穂が寂しそうだ。お前、例のもので相手してやれ」
「わかりました」
そう答えて静香が取り出したものを見て、瑞穂が顔を強張らせる。それはレズ用の双頭バイブだった。
静香が自分で性器の中に差込み腰にベルトで止めるのを、瑞穂は悪夢を見ているような表情で眺めていた。やがて我に帰ると、今度は哀願してきた。
「いやー、お願い。女の人でするなんておかしいわ。絶対変よ」
「そんな事はない。みこだってちゃんと静香先生にしてもらって喜んでいたぞ。与えられる快感に男も女も関係ない」
「そうよ、結城さん。時には女の人どおしの方が気持ちいいこともあるのよ」
しゃべりながら瑞穂の性器を愛撫する静香。まだ快感に慣れていない瑞穂の反応が面白いらしく、やけにねちっこく触っている。
「ああ、先生、ダメです。こんな事おかしいわ、みこも目を覚まして・・・」
「ああ、いいですー。違いますよー、目を覚ますのは瑞穂ちゃんの方です。みこは御主人様によってー、新しい自分に気付かせてもらったんですー。あああー、もっとつ、突いてください」
「そうよ、結城さん。モラルなんかに縛られちゃだめ、素直になったらこんなに気持ちいいことはないのよ」
そう言いながら、瑞穂の体内に侵入する。
「あああ、やっぱりだめですー、痛いです。お願い抜いて・・・」
「あああー、突くたび、こっちにも響いてくる。いいわー」
「ご、御主人様。みこのお尻をー、もっとえぐってくださいー」
三人の美女の嬌声が部屋に木霊する。この上なく甘美なハーモニーだ。
その声を聞きながら、俺はラストスパートをかける。
「あ、あ、あ、あ、」
腰の動きに合わせて、みこの声も揺れる。小柄な身体が俺の上でがくがく揺れる。
みこが絶頂を迎えるとほぼ同時に、俺も腸に出していた。
どさりと倒れ付すみこ。そのアナルは今だ完全には閉じきっておらず、俺の見ている前でゆっくりと元通りになっていった。
みこをそのままにすると、俺は交わる二人の方に近寄っていった。既に半立ちの状態まで回復した肉棒を静香に指し示す。教育の行き届いた奴隷は、瑞穂を突きながら同時に俺のものをしゃぶっている。
瑞穂はその様子を、痛みに顔をしかめながら見ていた。
倒れていたみこも起き上がり、擦り寄ってくる。二人の舌技で俺のものは再度鎌首を擡げてきた。二人は目を輝かせ、奉仕にいっそう力がこもる。
「よし、二人とももういい。静香、瑞穂から抜け」
俺はそういって瑞穂の身体を裏返す。後ろ手に縛られているため、必然的に尻を高く上げる格好になった。
「いや、こんな格好。何をするのやめて」
全く強情な女だ。
「二人とも、瑞穂の両横に四つん這いになれ」
三人の美女が一糸まとわぬ姿で俺の前に横たわる。男としてこれほど嬉しい状況はないだろう。
「あああ、いいいい」
静香の中に入れると、その口からはすかさず嬌声が飛び出してくる。
「御主人様、いいです。もっと、もっとこの奴隷めを突いてください」
「いい奴隷に育ったな、静香」
「御主人様にそう言っていただけ光栄です。あああ」
しばらくゆっくりと静香の中を楽しむ。二人を見ると、みこは羨ましそうに、瑞穂は教師のこの痴態が未だ信じれないといった風に見ている。自分が犯されたというのに、まだ心のどこかで教師を信じていたのだろう。
俺はその信頼を粉みじんにしてやるべく、よりいっそう腰を振った。
「あああ、もうだめ。いきます」
絶頂の直前にスッと抜く。
「ああ、御主人様どうして」
「三人もいるんだからな、順番ってやつだ」
続いて未だ口を開けて間もない瑞穂の中に突きこむ。矢張り静香やみこに比べ、締りが強い。
「痛い。だめ、抜いてー」
まだ痛みを感じるらしく、涙を零しながら抵抗する。そんな事にはおかまいなしにずぶずぶ進入していく快感。
ここでも泣き叫ぶ瑞穂を十分に味わい尽くす。突くたびこぼれる泣き声がいいBGMだ。
みこを見ると、じらされすぎて泣きそうな顔になっている。
さんざん瑞穂の中を味わい尽くしてから、みこに移ってやった。
「ああー」
安心したような吐息を漏らし、感じ始める。
「あああ、御主人様。すごいですー。いいですー、もっと突いてー」
横では瑞穂が嬌声をあげる親友の姿を呆然と見ていた。
しばらくみこを感じさせてやると、今度は後ろの穴を味わう事にした。注入すると前とは比べ物にならない締め付けが襲ってくる。
「はひい、お尻がいいのー。お尻で感じちゃいますー」
早くもアナルの良さを知ったみこは、腰の動きを止める事が出来ない。肉と肉のぶつかりあう音が部屋に響き渡った。
再び静香に移ると、今度は彼女のアナルも攻めてやる。
「ああ、御主人様。もっと、もっと入れてください。後ろがいいのー」
「痛い、だめ。お願い入れないで・・・」
「ああ、感じすぎちゃいますー。もっとご褒美を下さいー」
開発された牝奴隷二人と、開発されていない少女一人の声が俺に合わせて聞こえる。その三人の美女が尻を並べている姿は実にいいものだ。
俺は結局、それぞれの中に一回ずつ出してやった。
部屋の中は四人で雑魚寝状態になっている。静香とみこが満足そうな顔で寝息を立てているのに対し、瑞穂はうつろな目でぼんやりしている。俺が見つめているのに気が付くと、微かに身じろぎした。
「どうしてこんなことするの」
うつろな目をしたまま、瑞穂が問い掛けてくる。
「気持ちいいからさ。それ以上でもそれ以下でもない」
「女の子を無理矢理犯して奴隷にする理由が気持ちいいから、だけなの?」
「なんとでも言ったらいいさ。どっちみち、俺は女の子をこんな愛し方しか出来ないんだからな。いまさら変えるつもりもない」
「こんな愛し方・・・」
瑞穂は向こうを向き、震える声で呟いた。肩を震わせているところを見ると、涙を流しているらしい。
「こんなの間違ってる・・・」
涙声で呟く。
「私、あなたの奴隷になんかならないから。みこだって静香先生だって救ってみせるわ。あなたの手から他の女の子も守ってみせる」
そのまま、向こうを向いたまま静かに泣き出した。
「・・・・・ったのに」
最後の言葉は嗚咽にまぎれ、聞こえなかった。
瑞穂編3をお届けします。
いろんな方から励ましのメールいただいているんですが、最近多いのが「瑞穂がこんなに早く出るとは思わなかった」ってヤツです。どうやら皆さん瑞穂は最後と予想してた方が多いみたいで。
自分でも少し早いと思ったんで、瑞穂は完全奴隷化ではなくもっと引っ張る事にしました。思いつきで書いてるんでどうなるかわかりませんが・・・
そうそう、もうじき四人目に入りたいと思ってるんですが、キャラの方もとうとう絞られてまいりました。
何故か、ここ一週間ばかり家を空けているうちに某キャラに大量得票が。誰かというのはあえて言いませんので、楽しみに待っててください。(今からだと組織票が入って逆転されるかも)
それでは次回でまたお会いしましょう。