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監禁 来栖川シスターズ 松原 葵編2
井川 正寿/文


  銃口を突きつけられて、乱暴に二人は壁際に立たされた。

 

 「ひぃ」

 

  葵は思わず恐怖で足が震え、好恵も目は好戦的に男達を睨んでいるが内心は後輩と同じように恐怖で一杯だった。

 

  壁に手をついた二人に男達の乱暴な手が蠢いた。足首から脇の下まで武器を携帯していないか確認しているのだ。二人のポケットから財布を抜き取るとたちまち名前が知れた。

 

 「YOSIE SAKASITAにAOI MATUBARAね。写真つきで間違いない。十五歳に十六歳。日本人は随分若く見えるねぇ」

 

  中年の紳士が生徒手帳を見ている間に、二人は後ろ出に手錠をされて、足も好恵の右足と葵の左足を足枷で繋いでしまった。

 

 「あの・・・トイレに行きたいんですけど・・・」

 

  葵がモジモジと言った。銃口を突きつけている男達は日本語がほとんど解からないようだ。葵の哀願は中年の紳士にしか聞こえないようだ。

 

 「トイレで何をするのかな?」

 

  解かりきったことを紳士が聞いてきた。さらに男達に外国語でいいふらすと男達も下衆な笑いを見せた。葵は顔を赤くしてうつむいた。

 

  夕闇にまぎれて甲板の証明がついた。それを合図にするかのように男の一人が野太い指を葵の股間に這わせた。ジャンパースカートの下で薄いショーツ越しに幼い秘裂から突起を探るように淫らに擦り付けた。

 

  尿意を耐えるように葵は男の指から逃げるように腰を引いた。

 

 「止めなさいよ!」

 

  好恵がキツイ目で怒鳴る。もっとも葵を責めている男は日本語を解さない。

 

  考えてみれば、昼前に誘拐されてから太陽の位置を考えると六時間近く我慢していることになる。好恵だって正直いって限界が近かった。そういう中に別の男が好恵のジーンズの上から乱暴に弄った。

 

 「いや! 触らないでよ」

 

  二人は尿意の為に、意識が股間に集中していた。これ以上刺激されたら漏れてしまいそうだ。男達の乱暴な前後運動が二人の様子を見ながら徐々に激しくなっていく。

 

 「うぅ・・・だめ、出ちゃうよ」

 

 「止めて。放して」

 

  この細い東洋の少女達が悶える姿は長い船上生活をしている男達は興奮していた。

 

 「何をするのかな?」

 

  中年の男は再び聞いてくる。

 

 「オシッコよ。お願いトイレに行かせて!」

 

  好恵は恥かしげに中年の男に絶叫した。その声に男達は顔を見合わせて次いで中年の紳士に顔を見る。そして、『オシッコ』の意の単語をすまして言った。そして男達は大声で笑い出した。

 

  男達は尿意を我慢している少女二人を囲んでいつまでも笑い続けている。苦痛に歪んだ顔は彼等にとっては娯楽にしか過ぎない。

 

  そしてタンカーの中央に促されて歩かされた。そこにウインチから伸びたワイヤーを左右の手に結ばれる。逆らうことは出来ない。下手をすれば遠慮なく射殺するだろう。

 

  不安げに葵は好恵を見る。葵は尿意が限界に来ているんだろう。忙しなく足踏みする。電動ウインチが鋼鉄の方向を上げて巻き取り始めた。二人の手が宙にぶら下って行く。体重が手首にかかり、地上から三十センチくらいまで浮かせてしまった。

 

  二人を晒し者にしようと言うのだ。

 

 「あぅ・・・」

 

 「くぅぅ」

 

  二人は口々に悲鳴を上げる。そして、葵が絶望的に羞恥色に染めて腰を振るわせた。

 

  葵のスカートの中から生温かい液体が溢れてきた。水分を吸収しきれかなかったショーツを通して太股を通って足首から落ちて床に垂れた。ビチャビチャと恥かしい音が響く。

 

 「あああ、見ないで・・・見ないで下さい。ぐす、ぐしゅ。ああぁぁぁ。止まらないよぉ」

 

  少女の懇願を無視して男達は指を刺して笑いあった。

 

 「ホラお前もだ」

 

 「くぅ」

 

  ライフルを持った男が銃口で好恵の腹を押す。グリグリと急かすように乱暴についた。両手を吊るされ、足をつながれた生贄の乙女は残酷な羞恥刑から逃れるすべはなかった。拳に青春をかけた乙女の姿は無かった。

 

  そして男は好恵のトレーナーを捲くり上げるとサバイバルナイフで切り裂いていった。肌が露になって清潔感あるスポーツブラが晒された。タンクトップ状のブラは激しい運動をする女性がよく愛用する形状だ。

 

 「触るな!」

 

  好恵は吊るされながらも身体をネジって手から逃れようとする。だが、足首で葵と繋がっているのだ。暴れればその運動エネルギーは隣で吊るされている哀れな少女にもつながるのだ。

 

 「あうぅ」

 

  吊るされた痛みに、揺れが加わって葵は悲鳴を上げる。葵は失禁するのを見られて力なく、吊るされていた。

 

 「あ・・・ごめん葵」

 

  奥歯を噛みしめて好恵は男達のされるままになるしか無かった。

 

  男は好恵の肌を直接なでまわし。スポーツブラの下から直接指をいれて敏感な突起を探すようだ。男の体温が直接伝わるのは生れて初めてのことだ。空手一筋に生きた好恵に取って男の巧みな指使いはおぞましいが気持ちよさもどこかにあった。

 

  そして、ついにブラも毟り取られ床に落ちる。上半身が直接大気に触れて開放感が広がる。

 

 「くそ・・・」

 

  あまりの屈辱に男達を睨みつけても意味があるとは思えなかった。それでも睨みつづけるしかなかった。

 

  それに、あまり羞恥は感じなかった。恥かしさよりも怒りがまさったからだ。

 

  そしてナイフがベルトを切るとジーンズを足首まで降ろした。後は股間を覆う清潔感のある白いショーツだけが好恵の身を隠していた。

 

  瑞々しい姿を見た男達が好恵の身体に群がった。乳首にを摘まんだり、身体中を揉みくちゃにして、乳房に顔を埋める男もいる。相当、女に飢えているようだ。

 

  それを見ていた何人かの葵側のいた男達も我慢できずにワンピースを胸元からナイフでいきなり引き裂いて、まだほとんど成長していない身体にむしゃぶりついた。

 

 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 「やめろ、葵にさわるな!」

 

  悲鳴と怒声が混ざる中、男達の荒々しい愛撫は続いた。

 

 「あぐぅ」

 

  好恵の我慢も限界まで達していた。眉間に皺をよせて下腹を襲う苦痛に耐える表情は、男勝りの好恵に女らしい弱々しさを見せた瞬間でもあった。だが、そういう顔が男達の残忍な嗜虐心を刺激するのだ。

 

 「ほれ、我慢は身体に悪いぞ」

 

  揉みくちゃになる好恵の顔を覗くように紳士は目を合わせた。羞恥心を刺激して反抗する気を無くさせようとしているのだ。

 

 「くそ、やめろ。やめてくれ・・・・」

 

 「止めませんよ。今あなたの股間に顔を埋めている男は女の小便が大好きな変態ですからね。たっぷりとしてあげなさい」

 

 「見ないで、見ないで・・あああ、葵、見ないでぇ」

 

  好恵の声が次第に小さくなると、股間から黄色い液体が滝のように噴出した。勢いは激しく男の口内に納まりきれずに床に落ちていった。

 

 「ああ、ああああ。そんな、もういやぁ」

 

  やがて放尿ショーが終わると好恵もまた力なく、うな垂れた。漏らしている間は全ての男達も、葵すらも好恵の痴態をじっと見詰めていた。

 

 「まだまだ。全部出さないと」

 

  紳士は男達に命令すると、意を得た男達は子供が用を足すような格好で、二人の膝を後ろから抱えて左右に広げた。二人の足からたっぷりと尿を含んだショーツが脱がされ、恥毛も秘裂も全開に開かれた。

 

 「ああ、ぐしゅ・・いやぁ、いやぁ、許してぇ」

 

 「ううう、やめろぉ」

 

  そして、力を入れて下腹部を押した。

 

 「うっうう、あ、ひぃぃぃぃ」

 

  どちらが上げた声かも解からないが、二人の少女の間から二つの弧線が描かれた。

 

  その光景はあまりにも惨めで屈辱的な所業、男達は何時までも笑いつづけた。

 

  二人は全裸のまま降ろされ手錠を後ろ出に直されてから、裸のまま船倉へと歩かされた。抵抗する気力など奪われてしまった。

 

 

 


解説

 うわ、ひど。

 

 祭りだワッショイ、ワッショイ♪

 

 オイ!! 今日ダイエーで靴下だけ買ったガキ! こっちは応援セール一割引で大量に買って時間がかかると思ってレジを先に譲ってやったのに礼も言わなかったお前だよ。

 

 運が良かったなぁ。連れがいなかったらしばらく固いもん食べられない身体にしてやった所だぜ。

 

 いいかぁ。男子たるとも無償の恩義を受けたら命に代えても礼を尽くすのが道理だろう・・・・・・。

 

 は、お休み中で書くネタが無いからつい愚痴を・・・。これを読んでいる大きなお友達は、こういう無礼な真似をしちゃ駄目だよ。軽い会釈一つで丸くおさまる話なんだからね♪

 

 それじゃ。

 


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