「なる、やーい!」
景太郎は、昨日から行方のわからないなるを探していた。
廊下や娯楽施設などいたる所を探し回っても何処にもいない。
今はメインデッキを探している。
「なるー!何処行ったんだ!?」
景太郎は大声で叫んだがなるの気配はしなかった。
「あの、どうかしましたか?」
景太郎の近くにあるベンチに座っていたあかねは読んでいた雑誌を閉じて話しかけた。
「いや、実は妻が行方不明で。」
「いつから?」
景太郎は顔を下に向けながら話した。
「昨日の夜から。」
あかねは、勢いよく立ち上がり警官バッジを見せた。
「私は、刑事【デカ】です。
お手伝いしましょう。」
やった!事件だわ!
「でも、何処探してもいないんですよ。」
あかねは、再びベンチに座り頬杖を付きながら考えた。
「誰かが誘拐したのかな・・・?
何か心当たりありませんか?」
景太郎は、首を横に振る。
「探しにいきましょうか。」
あかねは、懐から拳銃を出した。
「誘拐した犯人が誰か分かりませんから。」
そして、弾を確認すると懐にしまって二人はデッキの中を歩き始めた。
「私の紹介まだでしたね。
私は、天道あかね。
さっき、警官バッジ見せたけどLA【ロサンゼルス】警察に所属しています。
ちょっと、休暇を取ってここに来たんですけどね。」
「浦島景太郎です。
ちょっと妻と新婚旅行を・・・。」
景太郎の目にはがっしりとした筋肉質の身体に釘付けになった。
あえて、何人捕まえた?とおもしろ半分で尋ねようとしたが相手に悪いのでやめた。
しかし、あかねは景太郎の顔を見ながら
「私は、二年目ですが年間80人くらい捕まえました。
けっこう、凶悪犯多かったですよ。」
やるな、ただ者じゃないなこの女。
「すみません、変な事思もっちゃって。」
景太郎は、頭を下げて謝った。
それに対してあかねは笑って答えた。
「別にいいんですよ。
なぜか私、結構人の心読み取れるんです。
まあ結構取り調べの時に役に立ってるんですけどね。」
やがて二人は、デッキを離れ船内に入った。
「あかねさん、二手に分かれて探しませんか?」
「相手は、誰かわからないんですよ。
下手すればあなたが危険に・・・。」
景太郎は、胸を張って言った。
「大丈夫です、そんな事よりも俺は一刻も早く妻を見つけたい。」
「わかりました、なら二手に別れましょう。
でも、相手はどんな奴かわかりませんからくれぐれも気をつけてくださいね。」
船は、階層が全部で七階ある。
あかねはその階の半分が貨物室である船内の六階にいた。
そこは、乗客が来る事はなく無論人通りもないところ。
刑事【デカ】の鋭い勘が働いたのだろう。
「こりゃ、監禁するのにはもってこいだわ。」
あかねは、再び懐から銃を取り出した。
なぜなら、誰かが襲ってきても十分対処が出来るからだ。
突然、部屋の一室から女性のすすり泣きが聞こえた。
あかねは、ゆっくりと歩きながらすすり泣きの聞こえる部屋に向かう。
とりあえず、あかねは入口のドアに耳を当てて様子を伺うことにした。
「もう、やめてください・・・。」
会話の中に女性のすすり泣きが混じって聞こえる・・・。
あかねには、誰かわからないがショウの部下となるの会話だ。
「もう、三ケタもイっちゃたら私おかしくなっちゃうわ・・・。」
「ふっ、助けはこねーぜ。」
「ああー!!またイっちゃうわー!!」
犯人は複数か・・・。
何か、私もオなっちゃいそー。
て、アホな事考えている場合じゃないわ。
一刻も早く助け出さないと。
そう、考えている最中だった。
突如、あかねの頭に鈍器が直撃した。
本人は、分けがわからないまま意識が闇に落ちることになる。
全くの不覚であった。
多少の意識はあるものの身体を縛られているため身体を動かす事は出来ない。
殴られた頭は大事には至っていないが少量の出血がある。
しかし、一番ショックだったのは全裸になっている事だった。
「よう、どうだ気分の方は?」
良牙が言った。
あかねは、痛みを堪えながら話した。
「誰?あんたは?」
「全米指名手配犯の響 良牙だ。」
あかねは、愕然とした表情を見せる。
「何故、あんたがここにいるの!?」
「まあ、神はまだ俺達の事を見捨ててなかったみたいだぜ。」
あかねは、後ろから殴ったのは良牙だとわかった。
そして、手負いの獣のように叫ぶ。
「ここから出たらLA市警に総力を上げて捕まえさせてやる!」
「その根性がどこまで続くのやら。」
良牙は、呆れ顔でぽつりと言う。
あかねはギクリとした表情になる。
「う・・・!」
あかねは、再度頭の痛みが増した。
目の前には、気を失っているなるの姿があり、
不気味な笑みを浮かべている良牙、可奈子、藤尾、ショウ、ジャックの姿があり
魔族の宗教団体のような顔ぶれである。
「く・・・!」
「さあ、始めようか。」
藤尾は、弱っているあかねを見て男根を膨張させた。
「まあ、待てよ。」
良牙が、口を挟んできた。
「俺にやらせろ。」
「何言ってんだ、リーダーさんよ。」
藤尾は、良牙に食って掛かった。
「全ての女がお前の女じゃねえんだぞ。
俺が、コイツに気付かなかったらお前ら殺られてたぜ。」
「まあな。」
藤尾は、うんうんと頷く。
「昔、コイツとは連れだったんだ。」
良牙が、言い終わると藤尾は諦めた顔をしながら
「わかったよ、その女には手は出さない。
昨日ずーとヤってて身体も疲れてるしな。」
藤尾はそう良牙に告げると可奈子、ショウ、ジャックと一緒にその場を後にした。
良牙は、藤尾達が部屋を後にした事を確認すると。
「長年の夢が叶いそうだ。」
まさか、こういう形で再開できるなんて、思っても見なかった。
俺の初恋の女性・・・。
ついに、告白ができずに彼女は許婚という形で乱馬という奴と結婚してしまった。
その後俺は、甘ったれの性格を直すためアメリカに渡った。
しかし、修行の形が可奈子、藤尾の三人で銀行強盗になってしまった。
そして、今は追われて豪華客船で高飛びという状態である。
「さて・・・。」
良牙は生唾を飲み込んだ後スーツを脱ぎネクタイを外した。
「無様だな、天道あかね。
もう、欲しくてたまらんだろう。」
あかねには、反撃の力もなく悔しさを歯に噛み締めていた。
「お前は、俺が好きだと気付かなかった罰を受けてもらう。」
あかねは、首を振って否定する。
「や・・・そんなの知らないわよぉ!」
「お前らも参加していいぞ。」
良牙が、その場にいる二人の部下に命令した。
「ええ!本当ですか!」
二人の部下は飛びつくように喜んだ。
「俺だけでは物足りなさそうだからな。
熱いお湯を持ってきてくれ。
それと、あかねに目隠しをさせてくれ。」
部下の一人があかねに目隠しをする。
「なぜ、なんですか?」
部下Aが熱湯が入った湯を持って来て良牙に尋ねるが良牙はこたえようとはしない。
「後でわかるさ。
それよりも早く始めようぜ。」
あかねは、怯えきった表情になる。
部下Bはあかねの胸を揉み始めた。
「やあああああんっ!」
そして、部下Aが人差し指であかねのま○こを責め始める。
「ちょ・・ちょっと何処触ってんのよ・・。」
あかねは、弱いところをいじられて力が抜けてしまった。
良牙は、ははーんとした表情を浮かべながら
「LA刑事でもま○こが弱いらしいな。
部下Aどんどん責めてやれ。」
あかねは、泣き始めた。
目隠しの部分が涙で濡れて変色しているので良牙達には伝わった。
「たわいねえな、こういうのは初めてか?」
しかし、あかねは答えようとせず悲鳴が混じった叫び声を上げた。
「びえええん!乱馬!乱馬!」
「それ!くわえやがれ!」
良牙は、膨張した男根をむりやりしゃぶらせた。
「んぶゥ!!」
あかねは、舐めるしかなかった。
なぜなら、もう身体は勝手に動く操り人形になり果てているからである。
「そーだ・・・もっと良くしてもらいたかったら心を込めて舐めろ。」
「んぐ・・・んんーっ!」
「こっちもしごきな。」
部下Bが膨張した男根を出すとあかねはそれをしごき始めた。
「ウッ!」
「おれもウッ!」
部下Bと良牙の男根から出たザーメンはあかねの顔面を襲った。
「おえ!けほ!けほけほ。」
あかねがザーメンまみれで咳き込んでいると良牙が仁王立ちで言った。
「なかなか良かったぜ、褒美をくれてやる。」
良牙は舌を一回転させながらバックに回った。
部下の二人は邪魔をしないように静観している。
「覚悟しろ!」
良牙の可憐な舌技であかねのま○こを挿入【いれ】攻め続けた。
「ちょっと・・・あ!んぁ・・・っ!んひィっ!」
くやしいいいっこんな極悪人にいいィ・・・!
「どうした?そんなに俺の舌がイイのか?」
「い・・・っ、そこ・・・ぉ。」
「そろそろイかせてやるぜ!」
「だめ・・・漏れちゃうよォ!あァーんもうダメ!ダメェ!!!」
ついにあかねの放尿の姿が晒される事になった。
「あああーんっ見ないでェ!!」
そしてま○こから放たれた液体は良牙の顔面を直撃した。
「しまった。」
部下達は、声も出なかった。
声も出なかったというよりも開いた口が塞がらない状態である。
「ブヒッ。」
声でおわかりであろう、良牙は普通の人間ではなかった。
何分か経ってから部下Bが重々しい口を開いた。
「良牙さん・・・!その姿はッ・・・!」
良牙(黒ブタ)は喋れないので頷く。
辺りには良牙のスーツやズボンが散乱している。
「Pちゃんなの!?」
あかねは、ブタ特有の鳴き声を聞いて暗黒の絶望的な世界から解き放たれたような笑みを浮かべる。
自分の飼っていたペットがまさか助けて来るなんて・・・。
絶望感から来る幻覚なのだろうとあかねは思っていたが気を確かに持たないといけないという
心は何とか立ち直ったみたいだ。
ちなみに良牙が、あかねに目隠しをさせたのはそれなりの理由がある。
まず、ブタの正体を隠す事。
実は、日本にいた頃はブタの状態で彼女に抱かれた事がある。
良牙は、その場その場で正体をばれないようにしてきたがばれると彼女に生かしてもらえないだろう
という考えが災いしてトラウマを負ってしまい捕まえた後のSEXも敵に弱みをつけられないように
していたのである。
良牙(ブタ)は立ち上がった。
姿は黒ブタだが股間から突き出ている赤い肉棒は健在である。
「ブヒ!(抑えつけろ!)」
こうして、優一の希望も彼女の身体と共に砕け散った。
良牙(ブタ)は、仕草で部下に命令すると部下はすぐに理解し
「わかりました!」
あかねは、即座に二人の部下に抑えられた。
「Pちゃんどうしたの!?」
目は目隠しされているあかねだがブタの気配は感じ取っていた。
あかねは、冷や汗を垂らした。
ブタが助けに来たのではなく私を食いに来たのだと。
あかねの説得も応じず悪魔の赤い肉棒が彼女のま○こを襲う。
「ちょっと!Pちゃんやめて!」
人間の姿よりも小さいがあかねの身体を汚すのには十分だった。
「いやぁぁー!!」
彼女の悲鳴と共にブタが雄叫びを上げながら小さい身体を上下に動かす。
「ブキュウウウー!!」
ブタは、なおも力を込め奥へ奥へ進入させようとする。
「なんだ?コイツ処女じゃないのか?」
部下Aが、不振に思ったのも無理はなかった。
処女だったら出るはずの鮮血があかねから出なかったのだ。
部下Bが、推測したように言った。
「多分、数々のハードなアクションをこなしているから自然に処女膜が消滅してんだろう。」
ブタは、二人の会話に見向きもせず柔らかい肌を持つ彼女の胎内の中を男根でかき混ぜる。
「う・・あっ、あっ、あっ、あああああ!!!」
ブタの動きは荒々しく華麗なダンスをやめようとはしない。
ずぼ、ずぼ、ずぼっ・・・。
ブタは、あかねの柔らかい秘肉をえぐりながら真っ白い精液が男根に伝わって床に
いってき、いってき音を鳴らしながら落ちていく・・・。
「ああん、ううっ、うっ・・・・。」
彼女が、激しい突きを食らって喘ぎ声を上げている。
彼女は、セックスに夢中になっているかつて自分のペットだった黒ブタに悲しい視線を送った。
ダメ・・・、もう限界よ・・・!!
「あーん、もうダメ・・・!!」
あかねは、ブタの動きに絶頂を感じたようである。
その光景は、二人の部下にも見て取れた。
あかねは、身体を仰け反らせている。
「ぶひ〜!」
ブタも、絶頂を感じたようだ。
そして、精液が胎内に注がれあかねは気を失った。
ブタは、男根を引きぬきよろけながら近くに沸かしてある水を入れてあるヤカンに向かった。
そして、自らの手でヤカンをひっくり返した。
熱湯なのか湯気が部屋の一面を飲みこみ人間の影を映し出した。
部下達は、その光景を見て唖然としている。
「ということは、ブタの正体は・・・!?」
部下Aが小口を開くと良牙が素直に口を開いた。
「ああ、ブタの正体は俺さ。」
良牙は、全裸の姿でイったあかねの顔をじーと見つめる。
「イったときの顔も綺麗なもんだなあ。」
そして、何もなかったように良牙は黒のネクタイ、黒のスーツ、白のYシャツ、黒のズボンに身を包んだ。
部屋を後にしようとしている良牙に部下Bが
「この女、どうします?」
「縄で縛って、部屋に閉じ込めておけ。
あと、付近にいる野郎がいたら追い返せよ。」
「わかりました。」
良牙は、満足な笑みを浮かべながら部屋を後にした。
あかねは、事実上犯され精神状態も限界まできていた。
そして、男達の標的はなるの方に向けられるようになる。
「次のプランを考えねえとな。」
良牙は、部屋に向かいながら女達を奈落の底へ落とす方法を考えていた。
撮影の舞台裏・・・。
ヨッシー「地獄への性欲切符の第3弾が終りました。」
良牙 「そうだな。」
可奈子 「お兄ちゃん・・・。」
なる 「でも、私の出番なかったなぁ・・・。」
景太郎 「いいじゃないか、次の出番があるんだし。」
なる 「どうせ、次の出番もろくなもんじゃないでしょう。」
ヨッシ−「それは当たり前です。」
ドカッ!!
あかね 「そうよ!いったい何処まで私達をおもちゃにする気!?」
ヨッシ−「まあ、続きも期待しておいてください!」
なる、あかね 「ボケェ!!」
ドッカーン!!!