部屋のドアは、きしんだような音を立てて開いた。
俺は先に部屋に入ると、手に持った鎖を引っ張った。涼子は苦しそうに顔をゆがめながら四つんばいのまま部屋に入ってくる。
「さて、それじゃあ。雌奴隷としての訓練を始めようか」
俺の言葉に逃げ出しそうになる涼子。しかし写真のことを思い出したのか、あきらめたように座り込む。
「ふふ・・・いい子だ・・・」
「もうどうでもいいわ・・」
あきらめたようにつぶやく涼子。しかしこれからすることに果たしてその態度でいけるかな。
俺は部屋の隅から小さな皿を取り出し、上にペットフードを乗せる。それを涼子の前に置き、食べるように命じた。
あきらめ顔で食べようとする涼子。そんな彼女に追い討ちをかける。
「手で持って食べるんじゃない。犬のように地面に顔を近付けて食べるんだ」
「な・・・・」
さすがにこれは予期していなかったらしく、抗議の口を開きかける。しかし・・・
「写真」
の一言であきらめたようにうつむいた。
細かく震えながら、口を皿に持っていく。しばらく躊躇していたがあきらめたように口を付けた。おずおずと俺の様子を伺うように、少しずつ食べ進んでいく。
その目から涙が皿の上に落ちた。そんな様子が俺の心に火を付ける。
『この強情な女をもっともっと堕としてやりたい』
全裸で四つんばいになり、ペットフードを食べ続ける良子を見ながらそう誓った。細かく震える乳と尻が美しい。
やがて皿は空になった。
「よし、ペットとしての食事は覚えたらしいな。次は挨拶の仕方だ」
俺は鎖を引き、無理に涼子を上に向かせた。
「調教を始める前には、『ご主人様今日もこの奴隷にお情けをください』だ」
「なっ」
まさか自分の口からそのような屈辱的なセリフを言わされるとは考えてなかったのだろう。強情に口を閉じ、開こうとはしない。
「仕方ないな・・・」
俺はため息をつくと、机の上からものさしを掴んだ。そのまま、涼子の乳房めがけ思い切り振り下ろす。
「きゃあああああああ」
不意の攻撃に悲鳴を上げる。そのようなことには全くかまわず、背中に、尻に、第二撃三撃と加える。
撃たれた部分が赤く腫れてきて実に美しい。
「どうした。いわなくてもいいぞ。こうやって叩いてるほうが面白いし・・・」
「や・・・やめて。わかったから。言います・・・言いますから」
「何を言うんだ」
太ももを叩くと、それにあわせるように体がピクリと反応する。
「ご・・・ご主人様・・・今日も・・・この奴隷に・・・ああ、お情けをください・・ううっ」
自分の意思で言わされるというのがよほど屈辱的だったのだろう。そのまま突っ伏して泣きはじめる。
俺はそのようなことにはかまわず、彼女の胸の感触を楽しみ始める。
「いやぁぁ、何をするの・・・やめて・・・」
「お前の言うとおりにしてやっているだけさ。」
「そ、そんな・・あれはあなたが無理矢理・・・きゃああ」
抗議の声を上げようとする背中に物差しを飛ばす。そのまま胸を楽しむが、彼女はしゃくりあげるだけでもう何も言わない。
「どうした?せっかくお情けを与えてやるのに、無反応か?ご主人様ありがとうございますの一言くらい言えよ」
「ううっ、ご主人様ありがとうございます」
物差しを恐れてか、素直に繰り返す涼子。その様子に興奮して、俺はいっそう強く胸をもみしだく。
胸にこだわっている間に、乳首は尖り、体もだんだん紅潮してきたようだ。何より口から微かに喘ぎ声が漏れ出した。
「お情けがそんなに気に入ったか」
「・・・・・・・・」
強情にも自分の意思ではそういった事は口にしないという態度の涼子。あいかわらず気の強いことだ。
まあいいさ・・・・
俺は胸の中で呟く。
いずれ自分から求めてくるようにしてやる。
「よし、では涼子。次のステップだ」
「・・・・」
「お前の胸で俺のものを挟むんだ」
「なっ、嫌よ・・・そんなの・・・」
「お前、ご主人様に一方的にお情けを与えられているだけでいいと思ってるのか?仕方がない、それじゃしなくていいぞ」
「ほ、本当に?」
「ああ、ただし・・・明日の美術室は凄いことになってるだろうがな」
「そ、そんな・・・」
やがて彼女はゆっくりと身を動かし、こちらを向いた。
「わかったわ。してあげる」
「違うだろ。ご奉仕させてください、ご主人様だ」
「ご奉仕させてください、ご主人様」
逆らっても無駄と悟ったのか、素直になる涼子。この調子で続けていけば、従順になる日も近いだろう。
俺が服を脱ぎパンツに手をかけると、涼子は目をそらそうとする。
「目をそらすな」
命じておいてから、わざと目の前にいきり立った肉棒が飛び出すように脱ぐ。
「きゃああああああああ」
いきなり目の前に初めて見るものが飛び出し、悲鳴を上げる涼子。その戸惑いに向かって声をかける。
「じゃあ、触ってみろ」
涼子の手がおずおずと触れると、その触感にピクリと跳ねた。
「きゃ・・・」
思わず手を引っ込めようとするのに対し、握るように指示を出す。恐る恐るではあるが、握り締めたのに向かって、扱くように命じる。
逆らっても無駄と判断したのか、おとなしく命じられるままに動く涼子。その手の動きは稚拙であるが、稚拙ゆえにだんだんと高ぶってくる。
「よしいいだろう。じゃあこれを胸に挟め」
「・・・・・・・」
相変わらず無言だが、逆らうことはなくなった。少しためらった後に俺の両足の間に体を寄せてくる。
「さあ、挟め」
俺の命令に、こくんとうなずくと自分の手でその豊かな胸を持ち上げた。少し震えながらであるが、体を寄せる。
俺の肉棒が温かい感触に包まれる。静香とも瑞穂とも違うその感触、その動きに俺は間違いなく興奮している。しばらく涼子の肉の感触を楽しんでから、動くように命じる。
「じっとしてても男は気持ちよくならないんだよ。自分で動いて俺を気持ちよくしろ」
「で、でも・・・私どうしたらいいか・・・」
「仕方ないな。パイズリはだんだんと仕込んでやる」
涼子に挟ませたまま、自分で腰を使うことにした。涼子はというと、自分の両乳の間から顔を除かせる亀頭を気持ち悪そうな顔で見ている。
「お前もじっとしてないで、その先を舐めろ」
信じれないといった顔で、俺を見上げる。
「でも、おしっこする所を舐めるなんて・・・」
しかしその抵抗も、俺が物差しを掴むまでだった。
「そうだ。ソフトクリームを舐めるようにゆっくりと舌を這わせろ」
「う・・・うん・・・」
涼子の汗と唾液、俺自身の先走り液でだんだんと動きが良くなってくる。
涼子自身、胸で感じているらしく次第に上気してきている。
「どうした、感じてきてるんじゃないのか」
「ち、違う・・・そんなことない・・・」
「だったら何故、乳首が立ってるんだ」
俺はそういうとその柔らかな突起を捻りあげる。
「きゃあああ」
思わず動きを止める涼子。そんな涼子に俺は声を荒げる。
「動きを止めるな。さっさと続けろ」
あわてて先ほどまでの動きを再開する。俺も一心に腰を振りたてる。
だんだんと俺の中に射精への欲求が高まってくる。
「いいぞ、そろそろイクからな」
「え、イクって・・・何が・・・」
その返事にはかまわず、涼子の顔めがけて精を放った。白い飛沫が顔といわず胸といわず、一面に汚していく。
涼子は何が起こったのかわからぬらしく呆然としている。
「ふう・・・」
俺が最後の一滴まで搾り出し満足したところで・・・・
部屋のドアがきしんだような音を立てて開いた。
ええと、淫獄の寮、涼子篇の第二話です。(おお、このシリーズも10話目突入)
今回は趣を変えて、主人公(まだ名前考えてない)と涼子の二人だけプレイというものにしてみました。本番もなく一つのプレイだけで引っ張ってみたのも初めてです。(やってみるとなかなか苦しい。他の作家方の苦労が少しはわかりますな)
ええと今後の予定としましては、涼子篇もう少し続けてから(あと、二話か三話)次の生贄に移りたいなと・・・。でも、誰にするかまだ考えてないので皆さんのリクエストとかお待ちしてます。
それではまた次回まで。