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淫獄の寮13 新藤麗子編1
にゃるらっぷ/文


  空は抜けるような青空である。

  季節は6月、梅雨の合間に晴れ渡った空はそれだけで価値があるものに感じられる。ただ、俺のやっていることはぜんぜん爽やかでも何でも無いのだが。

 「うん、ぷはあ・・・はう」

 ここは屋上、授業中ということもあり生徒は誰もいない。この豪快な景色を独り占めできるというだけで、授業をさぼった甲斐があるというものだ。

 「はん、ん・・・」

 俺の足元にはみこがうずくまっていて奉仕に余念がない。小さな体で、それでも俺を喜ばそうと必死になって奉仕する姿は痛々しくもあるが、男の感情にダイレクトに訴えかけてくるものがある。

  それにしても随分と上達したものだ。この二ヶ月間みっちり仕込んだだけあって、テクならすでに静香に匹敵するようになっている。

  目を細めて見下ろすとその視線を敏感に感じたのか、ますます深く咥えこんでいく。慎重に歯を立てないようにしながら、それでも頭は激しく動かす。

  彼女の跪いた両足の間には、淫靡な液体がすでに流れ出している。スカートで隠れているがその秘所にはバイブが唸っている。

  快感に耐えながらのフェラ、普通の女にはきついはずだがみこは感じる気振りをほとんど見せず、一心に俺のモノをしゃぶっている・・・様に見える。もちろん我慢できるはずはなく、溜息の数がだんだん増えていっている。

  耳をすませばバイブの振動音が聞き取れる。

  だんだんとみこが耐え切れない雰囲気になってきた。

 「がお、ごしゅじんさまーー。私、私だめですー」

 ついに弱音を吐くみこ。しかしよくここまで頑張ったものだ。

 「よし、ここまでにしといてやろう。頑張った褒美をやるから後を向け」

 そういってバックの体勢にすると、一気にバイブを引き抜いた。愛液が溢れる様に床を汚す。

  そのままの体勢で物陰に行き、みこの秘所を貫いた。

 「はああああああ」

 安堵のため息をつきながら、すぐに快感に飲み込まれていくみこ。それにしてもスカートを背中まで捲られた姿は実にそそるものがあるな。それが普段清純そうなみこときては一層だ。

  俺は調子に乗って、服の中に手を入れ小さな胸を揉みたてる。ちなみに彼女には今日は一切下着を付けらしていない。これは静香や涼子も同様で、彼女達は俺の命令があったときは下着の代わりにバイブやローターを身に着けて登校してくる。

 「んんーーー、んんんんんんー」

 屋上という意識があるのだろう、みこは必死に声を押し殺している。それでも快感に抗えず微かに漏れ出してくる。

 「ああ、あんん・・・ご主人様、もうだめですーー、みこ、イッてしまいます」

 「待ってろ、もうじきぶちまけてやるからな」

 「ああ、ご主人様・・・精液・・・精液いっぱいぶちまけてくださいいーー」

 俺たちの腰の動きは完全に合っており、快感を少しでも深めようとますます激しく動く。

 「あああ、イッてしまいますーーーー」

 みこの表情は淫靡さを醸し出し、その体は貪欲に快感を得ようと跳ね回る。もはや腰が、尻が淫らに踊り狂うのを止められないし、止める気もない。

  次の瞬間、俺はみこの体内に大量に放出していた。体の奥が絞りとられるような快感に襲われる。みこはぐったりとなり肩で息をしている。

  射精直後で虚脱していたのかもしれない。俺はドアが開く音でようやく我に返った。幸いにして俺たちは物陰にいたので見つけられない。そっと息を潜めてそちらを窺う。

  入ってきたのは金髪の女だった。

 新藤麗子・・・卯月町の地主の娘で、何かというと俺につっかかってくる女だ。しかし何故あいつがこんなところに。

  そこまで考えて俺は気がついた。とっくに休み時間に入っているのだ。おそらく嫌われ者の麗子のことだ、何処にも身の置き所がなく仕方なく屋上に来たのだろう。一方の麗子は見られているとも知らずに、当てもなくうろうろしている。

  ふと麗子が何かに気付いたように立ち止まった。しげしげと地面の一点を見つめる。しまった、さっきバイブを置いたままだった。グロテスクなそれは黒々と光り、己が存在を高らかに誇示していた。

  俺たちが見ているとも知らず、彼女はふらふらとそれに近付く。始めは恐る恐る、だが次第に大胆にそれを眺め始めた。

 屋上には誰も来ない。

 彼女はやがて意を決したように・・・・それを持っていた鞄の中に・・・入れた。

 その瞬間、彼女の運命は俺の手に握られた。俺の口から漏れる低い笑い声に、みこが驚いたようにこちらを向く。だがすぐに俺の意図を察したのだろう、にこっとある意味無垢な微笑を浮かべる。

 そして興奮したのか、何も命じないのに俺のものにむしゃぶりついてきた。

 

 放課後、ほとんどの生徒が帰宅の準備をする中、俺は麗子に近付いた。

 「麗子、ちょっと話があるんだが付き合ってくれ」

 「私はあなたなんかに何も話すことなんかないわ」

 相変わらずの反応でうれしくなる。この後、どのように滅茶苦茶にしてやろうか。

 「そうか、じゃあしょうがない。麗子の鞄の中身をここでぶちまけようか?」

 その言葉を聞いた瞬間、麗子の顔がさっと青ざめた。

 「きっと評判になるだろうな。麗子お嬢様は学校でバイブがお好き、なんてな」

 くっと唇を噛みしめる。このお嬢様ではこの屈辱的な命令に耐えることはプライドが許さないのだろう。しばらくの沈黙の後、麗子は承諾の返事をした。

 「そう難しい話じゃない。まあここで話もなんだから、先に保健室にでも行っておいてくれ」

 「わ、わかったわ」

 保健室と聞いて麗子が安堵の表情を浮かべる。おそらく静香のいるところで危険な事はないと思っているのだろう。後でどんな表情を浮かべるか。

 

  麗子が出て行った後、俺は視聴覚室に忍び込み機材の間に隠していたものを取り出す。保健室の会話が聞こえてくる。盗聴器の具合はいいようだ。

 「あら、どうしたの。新藤さん」

 「いえ少し気分が悪くて・・・」

 下手な嘘をつくものだ。もっとも彼女の性格からして、俺との待ち合わせくらい気分の悪いものはないだろうが。

 「そう、良かったらベッドで横になる」

 「いいえ、大丈夫ですわ。先生こそこの部屋にずっといらっしゃるのでしょう」

 俺と二人きりになるのが不安らしい。

 「ええ、この部屋にいるわ」

 それを聞いて俺は危うく吹き出すところだった。確かに部屋にはいるな。そんな俺の考えは知らずに、麗子は安堵に満ちたため息をついた。

 「どうぞ」

 ノックでもされたのだろう、静香の声が聞こえる。

 続いて

 「こんにちはーーー」

 みこが入ってきたらしい。人数が多いほど麗子は安堵するだろうが、その時が来たら・・・。俺はひそやかに忍び笑いをした。

  そんな俺の気持ちを知らずに保健室では女三人のおしゃべりが続いている。そろそろ最期の一人が来るはずだ。

 「どうぞ」

 役者はそろったらしい。

 「あら、加納さん」

 涼子が入っていった。その事実を確認して、俺はゆっくりと腰を上げ・・・保健室に向かった。

 

  保健室では麗子がベッドに寝ており、周りを三人の女が取り囲んでいる。そんな構図が俺を出迎えた。

 「ど、どういふおひゅもひ」

 麗子が回らぬ口調で俺をにらみつけた。横から静香が説明する。

 「痺れ薬ですわ。2、3時間は効果があります」

 よく見るとコップが四つ並んでいる。

 

 「麗子さん、こういうことよ」

 涼子がうっとりとした表情でささやくと、俺の服を脱がし始めた。その間に静香が鍵をかける。みこはカーテンを閉める。

  俺がトランクス一つになったところで、女たちは我慢し切れないように服を脱ぎ始めた。俺に見せ付けるように大胆に脱いでいく様はまるでストリップのようだ。

  静香がその豊かな胸を見せ付けると、涼子もまけじとスカートを脱ぐ。麗子はただただ呆然とその様子を見ているだけである。

 しかし三人が全裸になり、俺が下着に手をかけた時点ではっと我に返り急に叫びだした。

 「にゃにをしてるの。ひぃとをよぶわぁよ」

 「呼べばいいさ。ただ、お前の鞄に入ってるものもみんなに知れ渡るけどな」

 動揺のあまり、自分の置かれた立場を忘れていたらしい。

 「お仕置きが必要だな」

 俺は静香に命じて、棚の中からあるものを出させた。それを見た麗子の顔がさっと青ざめる。

 「ひぃやああああああああ」

 暴れて逃げようとするが、薬のせいで体は動かない。その人形同然の麗子を、俺の意図を察したのか涼子とみこが二人がかりで服を逃がしていく。

  麗子は必死で抵抗をこころみるが、それははたから見るとかぶりを振っているようにしか見えない。

  やがて麗子は全裸にされた。色白の肌が俺に見られていることを意識するのか、どんどん紅色に染まっていく。恥ずかしげに身をよじるたびに、大きな乳がふるふると揺れる。本人は意識していないだろうが、それはたまらなく男を誘う。

  そんな彼女の目は、静香の手元に注がれている。

  ゆっくりと液体を吸い上げる巨大な注射器。もちろんそれには針はついていない。

 やがて静香はゆっくりとこちらを向き

 「準備できました。ご主人様」

 そう言うと隠微に笑った。

 

 

 


解説

 まいど、にゃるらっぷでございます。

 淫獄の寮、新シリーズをお届けします。今回からスカトロを出したのですが、自分の中で多少抵抗もあったのでこれから続けるかどうかはわかりません。反響しだいでは続けるかも。

 さて、今回から涼子ちゃんの次に要望が大きかった麗子編に入ります。今回の課題は気の強い子を辱める。どこまで筆力が追いつくかわかりませんが、こうご期待ください。

 それではまた、次の回でお会いしましょう。

 


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