ガールズサイドでエロ萌え 7
- 1 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 01:47 ID:x/uYbuqC
- 素敵なエロ話でスカーッとしましょう♪
エロエロハッピーエロハッピー!!
○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!
SS貼り付け前や感想を言う前の“気配り”を忘れずに。
過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-10辺り
- 2 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 01:47 ID:x/uYbuqC
- ●気配り例(ローカルルール)●
1.鏝半は連作以外は避ける
2.エロナシはスレ違いなので避難所なり各サイトへ投稿
直接行為がなくてもエロい雰囲気のものは投稿可
3.特殊な設定が出てくる場合は最初に宣言をして嫌な人がスルー出来るようにする
※特殊設定の例:鬼畜・3P・百合・当て馬・ライバル
その他主人公×男キャラ以外で波紋を呼びそうな場合や
設定上名前だけの登場の場合も各々考えて随時宣言して下さい
4.「こんなの@@(キャラ名)じゃない」等の意見は避ける
5.400〜450KBになったら速やかに新スレを立てる事
インデックスを貼るので容量ギリギリまで使ったり埋め立てたりしない
- 3 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 01:48 ID:x/uYbuqC
- ●ローカルルールにするまでもない注意書き●
1.名前欄は 「タイトル」 にしていただくと、倉庫管理の人が助かるかもしれません。
2.1話完結の場合は 何分の何 と名前欄に書いていただくと、割り込みが防げます。
3.続きものの場合は、「今日はここまでです」と言っていただけたら、
続きがあるのかどうか分からなくて書き込みタイミングを迷っている
私達が書きこみしやすいです。
- 4 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 01:50 ID:x/uYbuqC
- 前スレ
ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/
ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058
ガールズサイドでエロ萌え 5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10456/1045617301.html
ガールズサイドでエロ萌え 4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035647717
ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10269/1026922511.html
ガールズサイドでエロ萌え 2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10261/1026148760.html
ガールズサイドでエロ萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10254/1025465341.html
【有志ページ】
●SS保管庫●
http://red.ribbon.to/~gssshokan/
●みんなで一緒にTALK● *ノーマルSSはコチラへ*
http://210.189.104.26/tokigs/
- 5 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 01:55 ID:x/uYbuqC
- 誰も来ない・・・(´・ω・`)
- 6 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 02:57 ID:QTyuQ+PI
- >>1
乙カレー
ここ来るの遅くて、落ちて見られなかったんだよね。
アリガd
- 7 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 08:42 ID:3sgZnany
- >>1
乙カレー!立ててくれてアリガトン。
タイピングも出る事だし、人が増えると良いね。
- 8 :名無しさん@ピンキー :04/04/17 13:42 ID:AsrtpAGd
- >>1
乙です
- 9 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:24 ID:nowCUcZ9
- 1タン乙です
本スレで投稿しようと言ってた神、降臨待ってます
- 10 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:24 ID:nowCUcZ9
- 連投スマソ 即死判定ってあるんだっけ?
- 11 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:48 ID:ssdNV0FS
- >>1さん乙!
即死回避に協力させていただき松。
- 12 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:51 ID:nowCUcZ9
- 即死回避に張り付いてみる。つーか24時間以内にある程度の容量までいかないと駄目なんだっけか。
- 13 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 01:16 ID:kKQe6LoH
- >1
乙です。
即死回避。
- 14 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 01:25 ID:ye81ukjq
- >1
乙華麗!
神々の降臨をお待ちしております。
また私たちを萌え死なせて下さい。
- 15 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 01:29 ID:nowCUcZ9
- まだ足らないよね?
新作タイピング楽しみですな。エロ妄想の余地はどの程度あるのか。
- 16 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 02:28 ID:7j/rswG5
- 乙カレー!スレ立て感謝!
ヲチスレは残るのにエロスレは落ちるこの不思議…
- 17 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 02:40 ID:ye81ukjq
- >15
いくつレスがあればいいか、だっけ?>即死回避
タイピング、グリンリバーが「上手く出来るとラブラブなシチュエーション」と
言っているから期待してしまうよ。
- 18 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 05:13 ID:9evjE9ws
- やっとちータソとデート出来る……(*´д`)ハアハア
そういえば攻略と同人も落ちてる?
- 19 :てんてーのタイピング講座 1/7 :04/04/18 05:29 ID:kKQe6LoH
- 初書きです。
マジでめちゃヘタレなので生ぬるい目でお願いします。
てんてーx主人公です。
PCのタイピングの成績があまりにも悪かった私は放課後、氷室先生から
補習を受けることになった。
ちょっと心配だったけど、二人が付き合っていることは秘密だし、先生は構内では
教師と生徒の立場を崩すことはなかったから、私は二人きりでも大丈夫と安心していた。
最初は普通に指導していた先生だけど、あまりにも間違ってばかりいる私に、
ため息まじりな声で「私がやって見せるから良くみていなさい」
と私をイスから退かし、自分が座った。
落ち込ち気味にその場につっ立っていると先生は「何をしている。君も座りなさい」
といつもの冷たい調子で私に声をかける。
「あっ、はいっ、スミマセン!」
あわてて、横の机のイスをひっぱって座ろうとする私に
「そこじゃない。ここに座るんだ」と自分が座っている足の間を示した。
- 20 :てんてーのタイピング講座 2/7 :04/04/18 05:31 ID:kKQe6LoH
- 突然の先生の行動に驚いて固まっていると「早くしないさい。このままでは帰れないぞ」と
冷たく言われ、「・・・失礼します」と先生の大きく開いた足の間に座った。
後ろから抱きかかえられる形になって、心臓がバクバクしてくる。
構内でこんなトコ人に見られたら大変なことになっちゃうのに、と
違うことばかり考えてちっともタイピングに集中できない。
「ここからだと指の動きがよくわかるはずだ。画面の文字と指の動きをちゃんと見ていなさい。
間違った指で入力しても決して速くタイピング出来るようにならないからな」
例題にそって先生の指がキーボードの上の滑っていく。
ピアノを弾いているときも思ったけど、先生の指は白くて長い。
細くはないけれど、しっかりしてる。それでいてとても綺麗な指。
そしていつも私の体を甘く蕩けさせる指・・・。
- 21 :てんてーのタイピング講座 3/7 :04/04/18 05:33 ID:kKQe6LoH
- 「それではやってみなさい」と言われハッとして画面を見る。
画面にはさっき先生がやっていたのと同じ例題が表示されてる。
でも先生の指ばかり見ていた私は当然だけど、出来るわけがない。
「まったく君は・・・。いいか、Gを打つときは左手の人差し指を
Fから滑らせて打つんだ」と私の手の上から先生は自分の手を重ねて
私の指を動かす。
先生の手で包み込まれる形になって、指を撫でる様に何度も触られると
なんだか段々ヘンな気分になってくる。
最初からずっと私の背中は先生の胸にぴったり重なってて、耳元から聞こえてくる
先生の説明も段々と言葉の意味が理解できない状態になってしまい、もう練習どころではない。
「あ、あの先生・・・?・・・もうちょっと離れてください・・・。誰かに見られたら・・・」と
恥ずかしさでかすれ気味な声で先生に問い掛ける。
すると先生は「問題ない。この部屋は幸いにも外から中を見ることは出来ないし、
音もほとんど漏れない。君が大きな声を出さなければ大丈夫だ」
- 22 : てんてーのタイピング講座 4/7 :04/04/18 05:36 ID:kKQe6LoH
- 「大きな声って・・・・」先生が考えてる事と私が想像したことが同じなら・・・。
そう思うと私の体の奥はじわりと熱くなる。
先生は私の熱を感じ取って、急にからかい気味に「どうしたんだ?首や耳が赤くなっているぞ。
どこか具合でも悪いのか?」とワザと吐息交じりの声を耳元で囁く。
「・・・いえっ。大・・・丈・・夫・・で・・す」と熱くなる体をダマして全神経を総動員して声を搾り出す。
「そうか。ではもう一度、やってみなさい」
うずく体から震えてる手をなんとかごまかして例題をタイプする。
でも、当然の如くうまくタイプすることなんて出来ない。
先生は「君は何度教えたら理解できるんだ?これではお仕置きが必要だな」
とまたもや耳元で囁く。
”お仕置き”という言葉に驚きつつも思考は低下したままだ。
かろうじて「そ・・・ん・な・・・。もう、一・・度、やらせて、ください・・」と返事をし、
もう一度例題をタイプする。しかし、やはりミスタイプばかり。
- 23 :てんてーのタイピング講座 5/7 :04/04/18 05:39 ID:kKQe6LoH
- 「集中力に欠けている。これではお仕置きしなければならないな」と
なぜか嬉しそうな声の先生は腕を私の体に回して抱きしめる。
先生の手の部分はもう胸に移動していて、制服の上からもやわやわと揉む。
胸の先端の部分も制服の上から転がすように触る。
首筋に先生の唇が降りてきて、何度も吸われる。
「あっ、センセイ・・・。首は・・・ダ・・メ・・・です・・・。 跡・・・が、残っちゃう・・・」
背中と顎をを反らせて、抵抗する。ただでさえ首筋がすごく感じる私は
跡がつかないまでも唇で愛撫されるとそれだけ、イってしまいそうになる。
「・・・ならばこっちは良いのか?」と先生が私の耳たぶを軽く噛む。
「あっ・・は・・・はぁ・・。い・・・やぁ・・・。そ・れも、ダ・・メェ・・・。」
もう感じすぎておかしくなりそう。
いくら二人きりだって学校の中だし、二人の関係がバレちゃまずいのに
と急に冷静になって頭の一部が思考する。
でもその思考もこのときでストップされる。
- 24 : てんてーのタイピング講座 6/7 :04/04/18 05:40 ID:kKQe6LoH
- 胸を揉んでいた先生の手は、いつのまに上着の裾から手を入れて、
ブラのホックを外しにかかっている。
「あっ、そんな・・・」と抗議の声をあげるまえに先生はすばやくホックを外した。
緩んだブラの隙間から手がじかに胸に触れる。
「ああっ・・・!」
両方の手が同時に先端を転がしたり摘んだり、潰したりして同時に動く。
時折乳房全体を優しく揉まれる。
「あっ・・・うっ、んん・・・・。あぁ・・はぁぁんん・・・」
密着した状態での愛撫に私はもうなにも考えられなくなっていた。
「あまり大きな声を出すと外に聞こえてしまうぞ?」
嬉しそうな声の先生に”声を出させてるのは先生なのに・・・”と思っても、もう抵抗も出来ない。
先生は私を左手で抱きしめたまま、右手でスカートのすそを
捲ってショーツの脇から指を秘部に潜り込ませる。
- 25 :てんてーのタイピング講座 7/7 :04/04/18 05:45 ID:kKQe6LoH
- もう、そこは蜜で溢れかえっている。先生が指を動かずたびにクチュ、クチュと
恥ずかしい音がする。
「・・・・・・・!」先生が指に蜜を絡めて下の突起を擦る。腰の奥がむずむずして
自分では膝を開いていられない。
なんとか閉じようとするけれど、先生の腕がそれを許してくれない。
「もうこんなに膨らんでる。エッチな体だな」先生の苛めるような言葉さえ
今は快感でしかない。
下の愛撫と胸への愛撫、首筋へのキスでもう私はおかしくなりそうだ。
「セ・ン・・セイ・・・。も・・、う・・・、イ・・かせ・・・て・・・?」
「・・・もうガマンできないのか?」先生の言葉に、なんとか頷く。
「わかった。イきなさい」先生は今までとは比べ物ににならない早さで
指を動かす。まるでブラインドタッチだ。
「ああ・・・!ああっ・・!んんっ・・・!んんーーーー!!!」
頭が真っ白になって、ガックリと先生の胸に寄りかかる。
粗い息遣いがなかなか収まらない。
なくなりそうな意識の中で私は「私が・・、ブラインドタッチが出来るようになったら。
・・・先生にお返ししてあげますね・・・」と言って、意識を沈ませる。
「ああ、楽しみしている・・・。」と先生の嬉しそうな声が聞こえたような気がした・・・。
終り
- 26 :名無しさん@ピンキー :04/04/18 05:47 ID:kKQe6LoH
- 19でつ。
即死防止に初めて書いてみましたが、最後まで行けなかったです。
お目汚しスマソです。
今後は神の降臨をお待ちしています。
- 27 :名無しさん@ピンキー :04/04/19 02:52 ID:+fc7uonK
- GJ!時事ネタだー。
タイピングへの期待(含妄想)が膨らみましたw
鯖移転したのに人大杉だしプロバ規制だしコンチクショー!
- 28 :名無しさん@ピンキー :04/04/19 16:31 ID:lM3RbH0N
- 1乙!
とりあえず数時間おきに書き込みをしておきましょう。
これから読んで、その後
書ければいいなあ…
- 29 :名無しさん@ピンキー :04/04/19 22:23 ID:RzUU+fY0
- 板違いなのは承知ですが、あえて質問させてください。801板にはガールズサイドないのでしょうか?
興味心から、801versionのSSも読みたくなって…
もし知ってる方がいらっしゃったら教えてください。一応検索機にはかけたんですが、hitしなかったんで…。
お詫びの即死防止さげ(^^;)
- 30 :名無しさん@ピンキー :04/04/19 23:20 ID:X8JRZ3QE
- 801は昔あったけど落ちたんだっけか?見れる環境なら過去ログ倉庫なんかも探してみては。
自分は見た事ないんでどんな会話が交わされていたのか知らないけど。
SSが投稿されてたりしてたのかなぁ。個人的には未知の世界801板。
- 31 :名無しさん@ピンキー :04/04/20 01:25 ID:y0qGc3g1
- 王子初心者トレーニングの「おしゃれタイピング」ってどんななんだ?
バイトの「たこ焼きタイピング」とともに非常にキニナルヨ・・・。
- 32 :名無しさん@ピンキー :04/04/20 03:26 ID:Z1dVqtj+
- おしゃれ〜は開発画面から推測するに、
各ショップで売ってるルル服の名前をタイプするっぽい
ショッピングデートっつー設定なのかな
たこやきは想像つかん…
- 33 :29 :04/04/20 03:54 ID:oOAE2b0+
- >>30
ありがとうございました。
- 34 :名無しさん@ピンキー :04/04/20 23:59 ID:ceBSifet
- >32
そうか、服の名前か。単語としては短いから確かに初心者向きかも。
たこやきはたこ焼き焼くのか?うまく打てるとたこ焼きが焼けるとか。
全部焼けたらバイトと一緒に食べるとか?
王子のだとミスすると、1枚ずつ脱がされたりなんかしたらハァハァしそうだ。
「・・・ミスしたら、着てるもの1枚ずつ脱ぐんだぞ・・・」
「全部脱がされたら・・・・。どうなるかわかってるな?」
- 35 :名無しさん@ピンキー :04/04/21 00:59 ID:9zJR/dCf
- >34
そんなルールだったら、ミスしまくりですよ
- 36 :名無しさん@ピンキー :04/04/21 01:20 ID:/iR+s4l3
- どちらかっつーと王子にハァハァしてほすぃ
「主人公(;´Д`)ハァハァ・・・」
とか
たまには鼻息荒い王子見てみたいですよ
- 37 :名無しさん@ピンキー :04/04/21 01:22 ID:7zEJOgr/
- じゃあ成功したら王子が一枚ずつ脱ぐのはどうですか。
もはやタイピングではなく脱衣麻雀ですが。
- 38 :名無しさん@ピンキー :04/04/21 01:41 ID:/iR+s4l3
- >>37
(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/|ァ/|ァノ \ ア ノ \ ア
恥らって脱ぐのか意外に潔く脱ぎ捨てるのかそれとも…
でもきっと顔にそんな表れないだけで>34さんので
王子ハァハァしてんだろうなー
- 39 :名無しさん@ピンキー :04/04/21 03:29 ID:cdpI8+GE
- じゃあバイトだったら、
「よっしゃ、ミスったら脱がしっこしよな」とか?
- 40 :名無しさん@ピンキー :04/04/21 22:38 ID:pj8VqSg8
- >37
ワロタ!!
- 41 :名無しさん@ピンキー :04/04/22 00:08 ID:C3WeEPm7
- >37
「やった、成功!さぁ珪くん約束だよ、脱いでもらおうか(;´Д`)ハァハァ!」
「……仕方ない、約束は……守る……」(SE:衣擦れの音)
「(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ」
「おい、一問につき一枚だって……」
「(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/|ァ/|ァ」
「どこ触って……」
「(;´Д`)ハァハァ/|ァ/|ァ/|ァ/|ァノ \ ア ノ \ ア 」
「……これ以上……脱ぐものない……」
- 42 :名無しさん@ピンキー :04/04/22 00:29 ID:2qI3X+Ag
- >41
その後上に乗っかってギシギシアンアンですか?
- 43 :名無しさん@ピンキー :04/04/22 01:11 ID:C3WeEPm7
- >42
続きはあなたの心の中で
- 44 :名無しさん@ピンキー :04/04/23 14:27 ID:6sdEcDpP
- そろそろ即死は免れたのでしょうか?
ああ、早くタイピングでハアハアしたいでつなあ。
- 45 :名無しさん@ピンキー :04/04/24 04:26 ID:j6m7hoHs
- たぶん平気なのでは。
タイピング楽しみですなー。
ハァハァできる内容かどうかはともかくとしてもw
- 46 :名無しさん@ピンキー :04/04/24 18:17 ID:j4iv8Ocw
- 新スレ立ってたのか。1乙。
>37の脱衣マージャンにワロタ。
タイピングの次は、懐かしの脱衣麻雀でよろ、573様。w
- 47 :名無しさん@ピンキー :04/04/26 23:46 ID:Bg2o/xJ7
- 保守。
職人さんこないなぁ。
- 48 :名無しさん@ピンキー :04/04/30 00:02 ID:45otFcks
- 捕手
職人さん待つついでに何か語ろうにも人居ないからなー
- 49 :名無しさん@ピンキー :04/04/30 02:02 ID:g6oshcOF
- ノシ
とりあえず言いたい。
チータソは強引だと思うw
まさにどうでもいいことだがなー(´∀`)
- 50 :名無しさん@ピンキー :04/05/01 00:00 ID:T5Ju3DRv
- ノシ
ちータンは何を言われようと爽やかな笑顔で押し通してしまいそうな強引さがあるとオモ。
バイトとかだとそれが確信犯(誤用法ですが)だろうけれどもちータンは天然であろう所がタチ悪そうです。
- 51 :名無しさん@ピンキー :04/05/01 01:50 ID:Z02YNz13
- イイヨイイヨー!
爽やかな笑顔ワロタw
バイトだと笑顔もいやらしいが(その状況だと)主人公がのって来たら
「ほ、ほんまにええんか?」
と動揺するんだろうな……
王子だったら目で犯しw口封じで。
ちータソには爽やかな笑顔と難しい囁き英語で対処して欲しいものだw
「今の、なんて意味?」
「……こういう事、です」
みたいな。
そして妄想だけならいくらでも進むのにエロが書けない自分をどうにかしたいものだ('A`)
- 52 :名無しさん@ピンキー :04/05/01 02:39 ID:y0QqXnSG
- 初心者のバカ発言で申し訳ない。即死回避できたの? まだ油断ならない状況?
- 53 :名無しさん@ピンキー :04/05/01 03:19 ID:Z02YNz13
- 大丈夫じゃないかな?
即死判定が容量だったらわからんけど。詳しい人ヨロ
まあ雑談だと本スレと変わらないからエロ話でもしてれば回避されるさ(*´Д`)
話が膨らんで書き手が来てくれたら( ゚д゚)ウマー
- 54 :名無しさん@ピンキー :04/05/02 02:29 ID:NAhfTQtu
- えっとそれじゃ彼らは卒業式に正式に恋人同士になるわけですが・・・
一番手の早そうなのは誰でしょう
すっかり語り尽くされた感があるけど
私は王子にイピョーウ
- 55 :名無しさん@ピンキー :04/05/02 03:25 ID:fyX6Er61
- 私は鈴鹿にイピョーウ
- 56 :名無しさん@ピンキー :04/05/02 17:01 ID:YPTN1G6c
- ではちーたんで。
- 57 :名無しさん@ピンキー :04/05/02 21:26 ID:lTLJrWtB
- 王子にイピョ−ウ。
子供の頃から思い続けた相手なだけに
もう、我慢も限界暴走爆走制御不可って感じで。
- 58 :名無しさん@ピンキー :04/05/02 23:41 ID:jsLO4Vo0
- おいらも王子に一票ー。
つーか教会での告白後チュウ→その場でエチーはもうデフォルトかと勝手に思う。
- 59 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 01:25 ID:iiRB6BlN
- てんてーに1票。
「本当の卒業式はこれからだ」とか言って、
あのドライブのあと、自宅かホテルか二人きりになれるところへ直行。
枷が取れたので、待ってました状態で。
- 60 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 01:57 ID:f5G1tXNo
- >>58
その場で?!
やはり告白の後はチューぐらいしてるのかね、みんな
- 61 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 02:49 ID:osP3Tn+V
- てんてーは主人公が成人するまで手が出せなそうな気がする…
もしくは教会直後にいきなり婚姻届で、初夜だ。
- 62 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 06:10 ID:1D/LUBdE
- てんてーに一票。 卒業だし、やっぱり「待ってました」なのではないかと。 ああでも、成人まで待つ人なのかなあ…
- 63 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 13:10 ID:xoTPe28Z
- てんてーは成人もしくはケコーンまで待ちそう。
待つだけ待った後はもう(ry
- 64 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 23:00 ID:6U6CxXUA
- バイトが一番手が早そう
3年のクリスマスの日にもう既に……
- 65 :名無しさん@ピンキー :04/05/03 23:41 ID:dNqkaCpN
- >64
やってそうだねw
ここ見てると、なんだかGSやりたくなるな…
- 66 :名無しさん@ピンキー :04/05/04 00:12 ID:kjWO2KM0
- でもいざとなったらバイトはなかなか踏み切れなさそう。
本気になると口が重くなるなら手も遅くなるのではないだろうか。
いまんとこ王子が一番で対抗がてんてー、バイトって感じですか。
少し脱線するけど理事長なんかはすげー準備万端で初エチーに踏み切りそうじゃないですか。
海の見える白いコテージとか夜景が綺麗なホテルをリザーブして
薔薇を敷き詰めたベッドor花びら浮かべた風呂とか用意して
ちょっと間違った『乙女の理想の初体験』を具現化してくれそうです。
- 67 :名無しさん@ピンキー :04/05/04 01:32 ID:88k/gJ0f
- >ちょっと間違った
ワロタ
ちょっとドレスなんてプレゼントしてもらっちゃって、
つたないダンスなんて踊らされちゃったりなんかして。
いっかくってば、す、て、き
- 68 :名無しさん@ピンキー :04/05/04 02:02 ID:08c6WPXb
- >>66
そんな頑張り過ぎたら若い子退くよダンディったらw
- 69 :名無しさん@ピンキー :04/05/04 23:25 ID:VEs2Kekl
- >66の理事長に萌えてきた(;´Д`)ハァハァ
- 70 :名無しさん@ピンキー :04/05/04 23:53 ID:0HOWyl3o
- 理事長はバブル時代に青春を過ごした世代か?価値観がその時代で止まってるならあり得るかも。
いまどき赤プリスイートなぞ予約して、こじゃれたバーでカクテルを傾けつつ
「今夜は帰さないよ…」と決め台詞をかましてくれそうだ。懐かしいトレンディドラマの中の石田純一のように。
- 71 :葉月×主人公・初体験 1/9 :04/05/06 10:56 ID:eVP9Okw4
- はばたき学園を卒業してから3ヶ月。
卒業式の日に、片想いの相手だった珪くんから告白されて以来、
珪くんとの付き合いは何のトラブルもなく順調に続いていた。
毎日のちょっとしたことですら、幸せに感じる毎日。
珪くんと気持ちが繋がってるんだと考えただけで、頬が緩む。
今日は、珪くんと水族館に行く約束の日だ。
わたしは一秒でも早く会いたい気持ちをなんとか押さえて、
待ち合わせ場所の新はばたき駅に向かった。
あと少しで待ち合わせ場所に着くという時、携帯電話の着信音が鳴った。
わたしは携帯電話をカバンから出し、着信ボタンを押した。
「もしもし、珪くん?」
『……悪い。俺、遅れる。』
「どうしたの?寝過ごした?」
『違う。早朝からの撮影が少し長引いてる。30分ぐらいすれば、そっちにいけると思う。』
「仕事なら仕方無いよ。無理しないでね。」
『ああ。悪い。……なるべく早くそっちに行くから。変なヤツに声掛けられても無視しろよ。』
「あはは、大丈夫だよ。じゃあ、あとでね。」
『ああ。あとでな。』
珪くんとそんな会話をしたあと、わたしは携帯電話をカバンの中に戻して、
行き交う人達をぼんやりと見ていた。
すると、数分もしないうちに後ろから名前を呼ばれた。
時々出没するナンパ男とは違う声に反応して振り向くと、そこにはなっちんがいた。
「あ、なっちん。買い物?」
「買い物というか、暇だったからさ、そこらへんブラブラしてたんだよね。
アンタは?……ああ、あいつと待ち合わせか。」
「うん。そんなとこ。来るのはまだもうちょっとあとなんだけどね。」
「待たされてんの?」
「今日はたまたまだよ。撮影が長引いてるから30分後ぐらいになるって。」
- 72 :葉月×主人公・初体験 2/9 :04/05/06 10:57 ID:eVP9Okw4
- 「そうなの?じゃあさ、あいつが来るまで付き合ってあげるよ。」
「え?いいの?」
「いいっていいって。どうせ暇だしね。いろいろ訊きたいこともあるしね〜。」
「わぁ〜い、ありがと、なっちん。」
ということで、30分程の待ち時間は、なっちんと一緒に過ごせることになった。
今流行の服の話なんかで盛り上がったあと、なっちんは急に話題を変えた。
「……ところでさ。アンタ、あいつとどこまでいってんの?」
「どこまでって?」
「またまた。しらばっくれちゃって〜。……もうブチュッとかやっちゃってるんでしょ?」
「なっ……!」
なっちんは、ニヤニヤしながらわたしの顔を覗き込んでくる。
わたしは内心、『よくぞ訊いてくれた!』と思っていた。
もちろん、珪くんのことを考えると
一部始終を細かく話すわけにはいかないし、そのつもりはない。
だけど、やっぱり少しはノロケてみたかった。
自分から切り出すのは痛いコかなと思って言わなかったけれど、
それをなっちんから訊いてくれたのだ。
「ねえねえ、どうなのよ。」
「……実はね、こないだ……。」
「ふむふむ。こないだ?」
「はじめてキスなんかされちゃったりして。うわぁ〜っ……。」
口に出しただけで、あの時のドキドキが思い出されて恥ずかしくなる。
熱くなった頬を両手で押さえていると、なっちんから思わぬ反応が返ってきた。
「え?アンタ達まだそれだけ?」
「え?」
「あのさ、もう3ヶ月だよ?なのにアイツ、アンタにそれだけしかしてないの?」
「それだけって……。」
なっちんに指摘されて、わたしは急に不安になった。
- 73 :葉月×主人公・初体験 3/9 :04/05/06 10:58 ID:eVP9Okw4
- 「なっちん。……おかしい、かな?」
「おかしい!」
なっちんのストレートな言葉が、わたしの胸をぐさっと突き刺す。
「だって、アンタみたいなカワイイコが目の前にいるのに何もしないって、どういうことよ?
もしアタシが男だったら、とっくに食っちゃってるよ。」
「……そんなこと言わないでよー。不安になっちゃうじゃん。」
「今まではなんとも思わなかったわけ?」
「全然思わなかったって言うと嘘になるけど……。」
「ほらね。」
よくわからないけど、世間一般ではそんなもんなんだろうか。
珪くんは、わたしのこと、女として見てくれてるのかな……。
不安がどんどん膨らんでいく。
「わたし……、魅力無いのかな……。」
「アンタが魅力無いわけないじゃん。アイツが異常なの。」
「珪くんが、異常?」
「そうだよ。もしかしてアイツ性欲無いんじゃ……。」
「おい。」
いきなり割って入ってきた低い声に、わたしとなっちんはびっくりして振り向いた。
振り向いた先には、少し不機嫌な顔をした珪くんが立っていた。
「珪くん……!」
「うおっと!アンタいつからそこにいたのよ。」
「こいつに余計なこと、吹き込むな。」
「はいはい。じゃあ、邪魔者は退散しますかねー。」
そう言って返すなっちんは、珪くんの様子に怯むどころか、楽しんでいるようにも見えた。
「ああ。そうしてくれ。」
「じゃあ、また電話するからさ。」
「うん。なっちん、ありがとね。」
「いいっていいって。じゃあね!」
- 74 :葉月×主人公・初体験 4/9 :04/05/06 11:00 ID:eVP9Okw4
- なっちんの去っていく後姿を見送っていると、珪くんが急にわたしの腕を掴んで歩き出した。
「珪くん……?」
わたしの呼びかけにも反応せず、珪くんはわたしの手を引いてどんどん歩いていく。
わたしと珪くんでは足のコンパスが全然違うから、半分駆け足になる。
「怒ってるの?もしそうなら謝るから。ごめん。」
珪くんは歩くペースを落とさず、わたしを見ないまま言った。
「……謝るな。……おまえのせいじゃない。」
珪くんの足は、水族館までの道とは違う場所に進んでいた。
「珪くん?こっち、水族館じゃないよ?」
「知ってる。」
「だったら……。」
「予定変更。」
「……。」
やっぱり、怒ってるのかな。わたしは恐くて、それ以上何も言えずにいた。
わたしは珪くんに連れられて、人の少ない路地裏まで来た。
そこで急に、わたしは珪くんに抱きしめられた。
「……!」
わたしの体は、すっぽりと珪くんに包まれてしまった。
はじめて抱きしめられたその感触は、
友達の延長のように接してきた珪くんと違う、『男の人』のものだった。
「……なあ。……不安……か?」
「……え?」
「俺は、不安だった、ずっと。」
「……珪くん?」
わたしを抱きしめる珪くんの腕に、力がこもる。
「俺が望むまま、おまえを求めたら……、おまえに嫌われるかもしれないと思ってた。」
わたしが珪くんを嫌う?
そんなこと、絶対ありえない。その逆なら充分にありえると思ってたのに。
- 75 :葉月×主人公・初体験 5/9 :04/05/06 11:00 ID:eVP9Okw4
- 「……珪くん。不安に思う必要なんて、無いから。」
珪くんは少し体を離して、わたしの顔を凝視した。
「おまえ……。」
「嫌ったりなんてそんなこと……。わたし、どうしようもないくらい珪くんのこと、好き。」
「……。」
「だから……。」
珪くんは、何かを決意したようにわたしから離れ、再びわたしの腕を引いて歩き出した。
わたしは今、臨海公園から少し離れた場所にあるラブホテルにいる。
「互いがシャワーを浴び終わるまでに恐くなったら、正直に言え。」
そう言われていたけれど、もうわたしの気持ちは決まっていた。
先にシャワーを浴び終わり、バスローブ姿でベッドに腰掛けて缶ジュースで喉を潤しながら、
珪くんが浴室から出てくるのを待っていた。
この先に待っている未知の世界のことを考えると、少し恐くて手が震える。
しばらくすると、バスローブを着た珪くんが浴室から出てきた。
そして、隣りに座ってわたしの手を握った。
その手を握り返すことで、拒否の気持ちが無いことを自分なりにアピールした。
すると珪くんは一度深呼吸したあと、わたしをふんわりと抱きしめた。
バスローブ越しに、石鹸の香りがした。
「本当に……、後悔、しないか?」
「うん。」
「震えてる、おまえ。もし恐いのなら俺……。」
「違うよ。……えっとね、泣きそうなぐらいドキドキして……、どうすればいいかわからないだけ……。」
「……そうか。」
珪くんはそう言って、唇を重ねてきた。
こないだはじめて経験した、唇同士が触れるだけのキス。
何度も触れては見つめあって、微笑みあう。
触れるだけのキスは、回数を重ねるごとについばむようなキスに変わっていった。
唇を触れる時間がだんだん長くなっていき、珪くんの舌が唇に触れた。
- 76 :葉月×主人公・初体験 6/9 :04/05/06 11:01 ID:eVP9Okw4
- 唇が痺れるような感覚に、わたしの口は無意識のうちにだらしなく開く。
そこに、珪くんの舌が割って入ってきた。
歯列をなぞられ、舌をまさぐられる。
ざらざらした感触に翻弄されて、眩暈にも似た陶酔感が、わたしの体を支配していった。
息苦しくて、唇の端から吐息が漏れる。
酸素が欲しくて溺れそうになった時、珪くんの顔がわたしから離れた。
「はぁーっ……。」
ありったけの空気を思いっきり吸い込んで肩で息をしていると、
抱きしめられたままベッドの上に寝かされた。
わたしは珪くんに組み敷かれた状態で、珪くんがわたしを見下ろす。
珪くんはそのままわたしの隣りに体を横たえた。そして、わたしは再び唇を塞がれた。
口の中を激しく翻弄される一方で、珪くんの大きくて細い手が、さわさわとわたしの胸を撫でる。
珪くんでも、こんなことをするんだ……。
今まで一緒にいててもそんなことをしそうなそぶりを見せなかった人だったから、
いつもの珪くんとは別の人のように感じた。
珪くんの唇が再びわたしから離れて、今度は首筋に移動してきた。
舌先でなぞるように首筋を舐められ、耳たぶを軽く噛まれる。
耐えられないほどくすぐったい。
「……クッ!キャハハ!や、やめて〜っ!アハハハッ!」
あまりにもくすぐったくて、わたしは耐え切れずに笑ってしまった。
珪くんはわたしから離れて、きょとんとした顔でわたしを見た。
こんな時に笑ってしまって、まずかっただろうか。
「……あ。ごめん、こんな時に……。」
わたしが謝ると、珪くんはクスリと笑った。
「いや、おまえらしいと思う。」
珪くんはそういってわたしをぎゅっと抱きしめた。
そして、少し体を離して、わたしが着ているバスローブの紐をほどき、前をはだけた。
- 77 :葉月×主人公・初体験 7/9 :04/05/06 11:02 ID:eVP9Okw4
- 恥ずかしい。
自分のありのままの姿を晒されていて、それを珪くんに見られている。
羞恥心でいっぱいだったけれど、珪くんに拒んでると思われたくなくて、必死で耐えた。
珪くんは、わたしの体の隅々をあますことなく、唇や舌、手を使って弄ぶ。
いつのまにか、珪くんの体を覆っていたバスローブも取り去られていた。
下半身を押し付けられている太ももには、珪くんの昂ぶりを感じる。
それは熱く脈打っていて、それが伝わるたびに体の中心がじわりと熱くなった。
しばらく翻弄されたあと、珪くんはわたしの足の間に割り込んできた。
わたしの中心に、何かがあてがわれる。
それは、ぐいっとめりこむようにわたしの中に押し入ってきた。
中心から串刺しにされるような激痛が走る。
「い……っ!痛い……!」
指を入れられた時の、異物が入る不思議な感触とは比べ物にならない。
わたしが声にならない悲鳴をあげるたびに、
珪くんはわたしの体を気遣って動きを止める。
そんな状態が繰り返されて、どれぐらいの時間が経っただろう。
わたしは一生男の人を受け入れられない体なんじゃないかと不安になった時、
黙っていた珪くんが言葉を発した。
「全部、入った。」
「……え?本当?」
「ああ。」
痛みで麻痺していてわからなかったけれど、わたしはちゃんと珪くんを受け入れていた。
嬉しさがこみあげてくる。
「わたし……、珪くんと繋がってるんだ……。」
「ああ。しっかり繋がってるな。……体、大丈夫か?」
「うん、大丈夫。」
珪くんはそのままわたしに覆い被さって、わたしを抱きしめた。
- 78 :葉月×主人公・初体験 8/9 :04/05/06 11:04 ID:eVP9Okw4
- 「……愛してる。」
「うん、わたしも、大好き。」
下半身は鈍痛があるけれど、上半身の、肌の温もりが心地いい。
「なあ……。動いていいか?」
「……え?」
「俺、そろそろ限界。」
「う、うん……。」
わたしが頷くと、珪くんはゆっくりと動き出した。
最初ほどではないけれど、動くたびに痛みが走る。
わたしは珪くんにぎゅっと掴まって、歯を食いしばって耐えた。
だんだん動きが激しくなり、痛みと圧迫感に支配される。
息苦しくて、こらえていた吐息が漏れる。
苦痛で泣きそうになった時、珪くんは今まで以上に深く、わたしの中に入り込んできた。
わたしの中の珪くんは、痛みで感覚が麻痺した体でもわかるぐらいに、
トクン、トクンと大きく脈動していた。
そして、肩で息をしながらわたしに体重を預けた。
しばらくして二人の呼吸が整うと、珪くんは少し体を離して、わたしの唇に軽くキスをした。
「……おまえ、辛そうだったな。ごめんな。」
「謝らないで。わたし、嬉しいよ。」
「……ああ、俺も。」
別々にシャワーを浴びて汗を洗い流した後、わたしと珪くんはバスローブを身に着けて、
ベッドの上で寝転んで寄り添っていた。
珪くんの温もりを感じて幸せに浸っていると、わたしの携帯電話の着信音が鳴った。
わたしはベッドサイドにあるカバンをまさぐって携帯電話を取り出し、着信ボタンを押した。
- 79 :葉月×主人公・初体験 9/9 :04/05/06 11:05 ID:eVP9Okw4
- 『あ、もしもし〜。アタシだけど。』
「なっちん。どうしたの?」
『アンタまだあいつと一緒にいる?さっきはごめん。
アタシのせいで気まずくなっちゃったりしてない?』
「ううん、大丈夫だよ。……あっ!」
なっちんと話していると、珪くんが携帯電話を取り上げた。
「藤井か?……異常じゃないから、俺。今、こいつとホテルにいるんだ。邪魔するな。……じゃあ。」
珪くんは、勝手に携帯電話を切ってしまった。
そして、わたしのカバンの中に携帯電話を入れた。
「珪くん!なっちんにあんなこと……。」
「今度藤井に会ったら言っとけ。あの日は凄かったって。」
「……。」
珪くんの台詞に顔が紅潮する。
わたしは急に恥ずかしくなって、何もいえなくなった。
珪くんはそんなわたしを見て、クスッと笑ってわたしを抱き寄せた。
- 80 :名無しさん@ピンキー :04/05/06 11:07 ID:eVP9Okw4
- 長くなってしまいましたが、貼り付けてみました。
いろいろとアラの目立つ文章ですが、
楽しんでもらえると嬉しいです。
- 81 :名無しさん@ピンキー :04/05/06 13:27 ID:R5KqJ8px
- ムッホ〜!!!グッジョ〜〜〜〜ブvv
最後の王子のセリフに萌えますた!
- 82 :名無しさん@ピンキー :04/05/06 18:21 ID:FLf/fdnn
- いやいや、萌えますたよ
71サングッジョブъ(゚ー^)
- 83 :名無しさん@ピンキー :04/05/06 23:43 ID:niYj3V6j
- 美味しくいただきますたー(* ゚Д゚*)ウマー
強気な王子(・∀・)イイ!!
- 84 :名無しさん@ピンキー :04/05/07 00:05 ID:lj34SAIz
- GJ!(;´Д`)ハァハァ
王子が男っぽくて優しくて素敵ー。萌え萌えでした。
- 85 :71 :04/05/07 09:33 ID:pI8Kf7xM
- 皆様レスありがとうございます。
所々おかしな文章のままアップしてしまったにもかかわらず、
お褒めの言葉をいただけて嬉しいです。
今まで健全もののSSしか書いたことがなかったのですが、
こういうのを書くのも楽しいですね。
裏サイトを開設したくなってきました。(w
- 86 :俺様用index :04/05/07 23:13 ID:d+4HilPD
- てんてー
>19 >20 >21 >22 >23 >24 >25 >19-25
王子
>71 >72 >73 >74 >75 >76 >77 >78 >79 >71-79
- 87 :名無しさん@ピンキー :04/05/08 23:20 ID:ymM3ywZW
- 紙稲井のか
- 88 :名無しさん@ピンキー :04/05/09 04:08 ID:2PUUJBRW
- 髪待ちあげ
- 89 :名無しさん@ピンキー :04/05/10 05:14 ID:F+WX5t8e
- 読みたいシチュやキャラなどのリクエストをしてみてください。
見かけた神が書いてくれるかもしれません。
- 90 :名無しさん@ピンキー :04/05/10 12:52 ID:Rv+gGAGE
- んじゃあ、バイトとのクリスマスイベント甘エロヴァージョンきぼん
- 91 :名無しさん@ピンキー :04/05/10 14:09 ID:x2mnOh3I
- 筋の通った(あり得そうなシチュの)3p書こうと四苦八苦しましたが
やっぱ、ありえないよね…
書いた事ないので書いてみたかったんだが、
無理ですたw
- 92 :名無しさん@ピンキー :04/05/10 15:38 ID:83Mcetgl
- 王子と喧嘩して仲直りバージョン希望
- 93 :名無しさん@ピンキー :04/05/10 21:53 ID:JqCR9NNR
- >91
その3Pの組み合わせは何だったの?
興味ある。
3P嫌いじゃないが、そーいえば、GSではもーそーしたことないな。
買い物に行くと、ヘンな組み合わせに出くわすことを考えれば、
ありえないシチュもなきにしもあらずだね。
- 94 :名無しさん@ピンキー :04/05/10 23:18 ID:ZDQXHuNe
- 外出先で出くわす人々と3P…
個人的にどの組み合わせよりも王子とモリリンだとそこまでの過程が
一体どんななのか気になる。というか成立するか?
そんなことしないだろ、というキャラをその気にさせるのにお役立ちとして
良くある設定の媚薬や秘薬に頼るしかなさそうだ。
- 95 :名無しさん@ピンキー :04/05/11 00:16 ID:hFUKadvO
- 補習コンビ×主人公とか、ワカメ×瑞希×主人公とか……やっぱ無理か。
- 96 :91 :04/05/11 10:59 ID:RYe8Vq1d
- >>93
補習×主です。
ちゃんと愛があって絡む理由が(自分的に)納得いくものが書きたかったんで。
男の方はなんとかなりそうでも、主人公がいっぺんにふたり相手で
どういう心理状態なんだと。
自分としてはあり得る理由が見い出せなかったんです。
たぶん住人も、ただ3pやってるだけじゃ気分悪くなる人多いような気もするし。
- 97 :93 :04/05/11 22:17 ID:uli2xK7i
- >96
ご回答どもっす。
補習コンビは、設定的には、一番ありえそうに出来ますものね。
ただ設定はクリアしても、感情の置き所が問題、ということですね。
了解しました。
3Pね・・・・・。うーむ。
皆さん独占欲強そうだしねえ。
- 98 :名無しさん@ピンキー :04/05/12 02:28 ID:q/KfTmdZ
- >>91
>>2読んだ?
前置きして投下すればいいと思うよ
嫌な人はスルー
- 99 :名無しさん@ピンキー :04/05/12 04:05 ID:/l30yapN
- 91は「3P書いてみたかったけど辻褄の合うシチュが思いつかなくて無理だった」って言ってるだけでしょ?
別に誘い受け目的で書いてるわけじゃないと思うが。
91がそういうつもりで書いてたらごめんよ。
いやそういうつもりのレスは困るよ。
- 100 :名無しさん@ピンキー :04/05/12 05:06 ID:q/KfTmdZ
- なんか嫌な感じのレスだなーと読み返して思った
ゴメソ
96と97の最後の一行にそんな臭いを感じてしまって・・・
深読みし過ぎですかね
- 101 :名無しさん@ピンキー :04/05/12 14:30 ID:MC4L9HNx
- 文字だけだと、受けとり方が違ってしまう事もあるだろうから仕方ないけど、
すくなくともSSを書く事については思うところがある(書き手だと思う)人というふうには感じました。
- 102 :名無しさん@ピンキー :04/05/12 14:35 ID:+0/bOBrr
- >100
きっと考えすぎさ。 キニシナイ!!
藻前さんは真面目ないい奴だな。
96も住人の楽しめるSSを書いてくれようとしたいい奴だ。
97も3Pに興味のあるいい奴だ。
皆いい奴なんだからマターリとハァハァしようZEー!
ところで>1にある「エロエロハッピーエロハッピー」というフレーズ、
これの元ネタみたいなのはあるのかね?
何かリズムが良くて耳に残るのだが。
このフレーズがテンプレに入るようになった経緯をご存知の方、
良かったら教えてくりゃれ。
- 103 :名無しさん@ピンキー :04/05/12 16:41 ID:G0XFxrc/
- 王子の入浴シーンを覗き見する夢ミタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!。
だけど、肝心な部分にモヤがかかってて見れなあsdfghjkl
- 104 :名無しさん@ピンキー :04/05/13 04:53 ID:89xOOyAV
- >>102
フレーズ考えた者です。
友人が同人誌のタイトルを考えてくれというので考えたものなのですが、あっさりスルーされ、
自分としては気に入っていたので胸の中にしまっておいたのですが、
ちょうど2か3スレ目を立てる機会に恵まれ、このスレの趣旨にあっているような気がしたので
勝手に挿入しました。エロは世界をハッピーにすると思います。エロ万歳。
いまだに使っていただけて嬉しいです。
気を使って残してくださっているのであれば、勝手に入れたものなので、いつでも外してくださってかまいません。
- 105 :名無しさん@ピンキー :04/05/14 00:21 ID:UFidofQ7
- >104
おおー。ご教授ありがd。
私はこのフレーズ好きですよ。同人誌のタイトルには確かに微妙だがw
エロがなければ人間は繁栄しないもんなぁ。\(゚∀゚)/エロバンザーイ!
- 106 :名無しさん@ピンキー :04/05/14 17:28 ID:MXhnayMK
- バイトに浮気の容疑がかかって、
それをはらすためにエチー
「やってへんの証明したる。
めちゃめちゃ濃いの出したるっ」
「そんなのわからないよぉ」
「たまっとったら濃いねん」
そしてアンアンギシギシ。はたして何回やったのか
「な?最後の方は薄なってるやろ?」
シチュ考えてたんですけれども、
これだけで満足してしまったw
安い漏れw
あー職人さんキボン
- 107 :名無しさん@ピンキー :04/05/14 22:35 ID:4HsjkDPR
- >91
自分は3pじゃなくて三角関係話ドロドロで、ボツったネタあったの思い出したよ。
王子狙いのプレイ時に、仔猫イベントスチルを初めて観た際、何となく
王子の寝取られ系(←の呼称でいいのか?)シチュエーション話を思い付いた。
学園エチーで定番のお約束…授業をフケて体育館倉庫でこっそり主人公ちゃんと
他の男が(←やっぱバイトくん辺りかな?)アンアンなさってる声を
館裏に猫の餌やりに来てそのまま居眠りこいてた王子が、偶然聞いちゃって凍り付く…
みたいな、2ちゃんの毒男板とか喪男板で聞くような話ね。
その時点での王子は、主人公ちゃん物凄い好きなくせに積極的になれなくて、
もたくさしてる内に他の男に盗られました…みたいな、王子狙い以外のED迎える
設定まんまですな。自分の王子のデフォルトイメージが、正にそうだったので。
すげー王子が情けなくて可哀想で、だからこそ自分はかなり萌えるんだけど
エロとしてありがち状況な割に観掛けないし、こりゃ誰も喜ばんな…とボツった。
王子はやっぱ幸せの王子が一番か。
- 108 :名無しさん@ピンキー :04/05/15 01:02 ID:vDQr7d4a
- >>107
それ、すごく読みたい。激しく読みたい。
可哀想な王子萌えー!!!
- 109 :名無しさん@ピンキー :04/05/15 01:57 ID:+m2ELqVE
- うーん、個人的には王子じゃなくても可哀相なキャラが出るのはちょっと苦手だ。
なんかGSキャラには皆幸せになってほしいんだよ……主人公が9人いればいいんだよ、みたいな。
あくまで個人的な嗜好だし108タンのようにOK派も勿論多くいるだろうので、
投稿する前にアナウンスをして投下すれば無問題なんじゃないでしょーか。
いろんな萌え嗜好の人がいて当然だし、だから面白いわけで。
気を使うことはあっても遠慮する必要はないと思うよー。
- 110 :名無しさん@ピンキー :04/05/15 11:09 ID:+g8IQn6+
- 苦手と言えば……
出来ることなら、not童貞(主人公意外とエチー経験有、彼女居た等)の場合も注意書きキボン
- 111 :名無しさん@ピンキー :04/05/15 17:58 ID:W/937Fkl
- その場合の彼女って言うのは
ゲームのなかで、名前がある人ってことかな?
当て馬というほどの立場でなくても
そういう感じの出演者がいる場合は、ぼかしていただきたい。
書き手のなかでは誰かはっきりしていても
読む方が誰か特定しにくいようにしてもらえると有り難い。
個人的には特定した人の名前を前置きで知ってスルーするよりは
ぼかしてもらって、ぜひ読みたいので。
- 112 :名無しさん@ピンキー :04/05/16 04:18 ID:OMoBQmUr
- アナウンスと愛があれば
カプにはこだわらないっ
なんでもいいさ。
読ませてくだちぃ
主人公でなくても、ゲームにない組み合わせでも、この際。
- 113 :名無しさん@ピンキー :04/05/16 13:14 ID:63ylVhYc
- 藻前さん、かなり飢えてるな……
何やらGS 2が出るかもしれなかったりはばチャが復活したりと嬉しい話題が多いじゃないか。
そのうち萌えを補給した職人さんから愛のプレゼントがあるさ。
だからマターリ待とうぜ、同志よ。
- 114 :名無しさん@ピンキー :04/05/16 13:19 ID:ViRwbE3R
- またーり
バイト待ち。
- 115 :名無しさん@ピンキー :04/05/17 22:28 ID:G5Ksthtl
- 252 名無しって呼んでいいか? sage 04/05/16 22:38 ID:???
エロパロ板のGSスレが復活していたけど当たり前のように主人公受オンパレード。
贅沢は言ってるつもりないけど主人公以外で見たいなぁ。
でもあのスレの雰囲気上そんな希望も書けなくてココでこっそり。
GSのサーチ関係覗いても見つからないし、
何とかヒロイン以外受やってるサイトを探す方法はないですかね。
- 116 :名無しさん@ピンキー :04/05/17 22:52 ID:lVqEME4m
- どんなSSでも冒頭に注意書きをしてくれればそれでいいと思うよ。
そんな私は初回プレイ時、てんてー×なっちんに萌えてた。
バイトのことが好きだと知った時はちょっと落胆した覚えがw
- 117 :名無しさん@ピンキー :04/05/17 23:30 ID:aWtArWVH
- GSは女の子も皆可愛くて魅力的だよね。私は瑞希たん萌えだ。
過去スレにはちょこちょこあったよね。バイト×奈津実とかバイト×瑞希とか王子×奈津実とか。
どれも新鮮な感じがして面白かったです。
>116
てんてー×奈津実はゲーム内でもありそうな感じするよね。
なっちんのあの執着が恋に転じてもおかしくない気も巣。
もしてんてーや理事長とかにも固定ライバルが割り振られたらどんな女の子だろう。
てんてータイプだったらやっぱり勉強好きな優等生になるのかな。ありりんみたいだけど。
- 118 :名無しさん@ピンキー :04/05/17 23:42 ID:0P3UiS6+
- >117
> てんてータイプだったらやっぱり勉強好きな優等生になるのかな。ありりんみたいだけど。
ノベライズみたいにどうしようもない落ちこぼれもいけるかもしれないね。
- 119 :名無しさん@ピンキー :04/05/18 00:04 ID:eVLDTJEE
- ノベライズの彼女は、落ちこぼれだったのは最初の方だけで
基本的に勉強好きで努力家で素直なところが
てんてーのツボにヒットしたんだろうけどな。
ってそろそろスレ違いだな。
- 120 :名無しさん@ピンキー :04/05/19 13:57 ID:H+5aNp2x
- もりりんとありりんは個人的にカプとしてはありだと思うけど、
エチ妄想に進んでくれない。
- 121 :名無しさん@ピンキー :04/05/19 21:51 ID:YsbEFF+g
- 私もライバルキャラの公式(?)カプは嫌いじゃないが、エチが想像できない。
少女漫画的には
バイト×ありりん→優等生と軟派野郎
てんてー×なっちん→真面目先生とおちゃらけ女子高生
の方がストーリー的にしっくりきそうと言ってみるテスト。
- 122 :名無しさん@ピンキー :04/05/19 22:03 ID:dUKNmG8B
- 神降臨つつしんでお待ちしております。
本来エロ萌えSSスレだし、ここ。
タイピングが出たら活気が戻るかな?
- 123 :名無しさん@ピンキー :04/05/19 22:12 ID:CFd+60Sk
- >122
タイピングでたら戻るクチでした。
正直ゲームの設定を元にエロ書くのに限度がきた。
- 124 :名無しさん@ピンキー :04/05/20 04:13 ID:4h9uSipF
- 2年も経つとさすがにあらかたのネタはやり尽くされた感があるね。
タイピングがまた新鮮なエロ萌えを提供してくれることを願う。
妄想を広げる準備はバッチリだ。
- 125 :名無しさん@ピンキー :04/05/20 09:29 ID:VcO0Rtc5
- >120
出来心の小ネタ投下。
有沢「…たしか藤井さんから聞いた話だと…」
守村「え?ええ?…有沢さんっ、何を…うわっ!!」
かぷっ!!
有沢「(裏の筋を…ここかしらね…結構難しいわ。それから…)」
守村「…い、いけませんっ!そ、そんな…ところっ…ああぁっ!!」
奈津美に余計な知識を吹き込まれて、生真面目に実践してしまうありりん…。
- 126 :名無しさん@ピンキー :04/05/20 19:17 ID:+TTS1uEC
- >>125
有沢は藤井の事は奈津実と呼び捨てます。
藤井は藤井奈津実が本名です。
- 127 :名無しさん@ピンキー :04/05/20 19:34 ID:4h9uSipF
- >>125
(*´∀`)σ)Д`*)
- 128 :名無しさん@ピンキー :04/05/24 15:06 ID:TeXbTPDx
- 全キャラ中最も早漏なのは馬鹿タンと思いつつ保守
- 129 :名無しさん@ピンキー :04/05/24 17:33 ID:7Q1rLxm8
- 入れる前に出ちゃいうわなんだ(ry
- 130 :名無しさん@ピンキー :04/05/24 18:01 ID:EQWBoR0V
- 大丈夫。未経験とはいえたまちゃんがきっちり絞…フォローしてくれるだろう。
なにが大丈夫なのかは微妙だが。
- 131 :名無しさん@ピンキー :04/05/25 04:51 ID:SXgusPbV
- 流れ豚切るんだけどさー、バイトと追加デート時の
「中学生でもないんだから寄り道してこう」みたいな台詞を聞いて
「ホテルにでも連れ込むつもりか」と思った人いませんか。
私は思った。
実際は中学生どころか小学生でも行かないような公園だったわけだが。
- 132 :名無しさん@ピンキー :04/05/25 08:53 ID:9ZmQOPFv
- >131
ノシ
「中学生じゃない」と前置きしておきながら公園…
脳内では「家かホテルに連れて行きたいが、やっぱり出来くて」
邪念を振り払うため、童心に帰れる公園へ連れて行ったと
都合良く変換しました。そしてそんな純情バイト萌え〜
ときめきイベント発動してすぐ、バイトと王子は3回連続で家に
誘ってくれておいおまいら何を焦ってるんだよ!と一人妄想。
考えすぎだっつうのと突っ込んで下さい。
- 133 :名無しさん@ピンキー :04/05/25 10:57 ID:UCBZ/18/
- >131 ノシ
バイトとの自宅デートは妄想全開・・・っていうかやっちゃってるんでしょと思っt(ry
てんてーがおうちに誘ってくれないのは抑えられる自信がないからだろうか・・・
- 134 :名無しさん@ピンキー :04/05/25 13:20 ID:M4J5nlOY
- 防犯ビデオに映ると言い訳きかないからでは?
- 135 :名無しさん@ピンキー :04/05/25 18:30 ID:JrGf14Ap
- 実際ゲーム上では出ないけど、公園に立ち寄る前後には
食べにいったりとか、別の場所で過ごしてるみたいだね。
ひびやん攻略してて、ああそうなのかって思った。
カットされてるそこらへんの場面を妄想しながら
ゲームするのが楽しい。
- 136 :名無しさん@ピンキー :04/05/25 18:41 ID:UVcWmOiP
- パターンといえば、ワカメの筆責めとボディペインティングは必須だよな?
- 137 :名無しさん@ピンキー :04/05/26 08:54 ID:lhRmzetV
- そう云えば、女友達とVSモードから仲直りしてのEDつーのを
目指してのプレイでさ。
爆弾対策の為に、王子と3ヶ月に1度位の割合でデートしとく…
ってな事やってたら、唐突に王子にときめかれてびっくりしたな〜。
そのプレイで、2年の冬休みに電話掛かって来たもんで、
『てんてーの課外授業のお誘いかな?』
って出たら、グリーンリバーライト声で
『俺んち来ないか?』
『あ…アンタ、前回のデートん時は(←10月の初め頃)送っても
くれなかったのに…のっけから“俺んち”っすかーーー?!』
画面見詰めて、夜中に本気でうろたえた…ってな覚えあり…
ばかだな…自分…。何せ仔猫イベントも冬休み明けだったもんで、
それ抜きでの名前呼びが先だった…ってのも、初めてだったし。
いきなり家に連れ込んで何するつもりだよ?
他の男といちゃついてんのが、相当煮詰まってるのか?
なんて危険な妄想しちまったよ。
こんなミラクルがオフィシャルであるからこのゲームは愉しい。
- 138 :名無しさん@ピンキー :04/05/26 10:44 ID:aamcnTEw
- >136
ならばもりりんは植物を使った自家製媚薬も必須にしておくれ。
バイトは面白半分で買ったor貰った大人の玩具を主人公たんに
「な〜な〜コレ使ってみようや〜」
「絶対イヤ!」(結局は使う羽目に)
みたいな展開キボンヌ。
- 139 :名無しさん@ピンキー :04/05/26 22:37 ID:/vW0ac6g
- そういや過去スレにモリリン触手ネタがあったな。
触手=モリリンの肥大した願望と思うとハァハァしてしまう…。
- 140 :名無しさん@ピンキー :04/05/27 05:31 ID:KgcykHJG
- 「TABOO」ですな
アレの続き読みたいーノシ
同設定で誰か書いてくれても素敵
- 141 :名無しさん@ピンキー :04/05/30 20:27 ID:4znZiUZp
- 王子には何が必須でしょうか
- 142 :名無しさん@ピンキー :04/05/30 22:08 ID:8lwuHXOo
- >141
猫と猫缶
- 143 :名無しさん@ピンキー :04/05/30 23:34 ID:Spj94A81
- 猫缶プレイ?
- 144 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 01:26 ID:xvDaYe85
- 猫カンプレイ・・・ってアレですか?
中身のフレークをあ〜んなとこや、いや〜ん所に塗りつけて猫に舐めさすのか?
- 145 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 01:44 ID:4LXus4gp
- >144
それでイチモツを猫に食いちぎられて死んだオッサンいなかったか・・・
- 146 :名無しさん@公演中 :04/05/31 01:53 ID:78vleSqc
- ネコは舌がざらざらだから、へんに敏感なところを舐めさせるとたいへんだよ。
うちの飼い猫にほっぺを舐め続けられたときは、本当に頬肉がこそげ落ちるかと思ったよ。
- 147 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 02:44 ID:TQIk9wYA
- うんうん、ねこの舌ってかなりえぐられるよね。
ちなみに猫缶の味は薄いから人間にはちょっと。
ほんとうに王子が猫耳プレイをご所望なのか小一時(ry
- 148 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 04:14 ID:t/c43IIi
- 尻尾もきぼんノシ
オプションでメイド服もつけてあげるべし。
王子に猫耳でもかまわんが。
- 149 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 07:17 ID:33qJO1OM
- 王子猫耳写真集w
猫まくらだの出てくるせいか、
ギャグ系サイトのところなんて格好のネタだよねw
- 150 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 12:20 ID:/E0l9Eeo
- >147
え、猫缶旨いと思うが。特にマグロ系、しつこくないシーチキンみたいで。
- 151 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 13:32 ID:W20NuDP6
- 猫耳付き枕って一体どんな代物なんだろ?
想像できない・・。
それを喜んで使う王子・・か。
>150
もっと人間らしいもの食べ(ry
- 152 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 14:34 ID:+QtdSX/K
- 赤ちゃんのドーナツ枕に猫耳が付いてるのがあったけど
そういう感じかな?全体的に丸っこくてクッションぽいの。
>猫耳プレイ
王子がニャアニャア言いながら迫ってくる…のは猫プレイか。
- 153 :名無しさん@ピンキー :04/05/31 15:17 ID:nlSfGThQ
- >152
子猫に夢中の主人公ちゃんに業を煮やした王子が
ニャアニャア言いながら主人公ちゃんの指や首筋をぺろぺろとかw
- 154 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 02:24 ID:ihl0ggJG
- 普通に主人公のでじコスとかじゃいかんの?
- 155 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 08:21 ID:ZOZ6o5Zz
- でじコスで王子と?てんてーと?
「悪い…その格好じゃ…」
「(あれ?葉月くん、この服は好きじゃないみたい…)」
でも、コスプレしててもデートしてくれる兵揃いだから
でじこぐらいじゃ怯まないかもなw
- 156 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 10:17 ID:2/flU5Hg
- 確かによく考えたら、つーか考えなくてもだけど
コスプレ服でもそのまま帰らずに連れて歩くGSキャラの面々は
結構寛大な心の持ち主だよね。
しかも夜までずっと一緒にいるみたいだし。
- 157 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 17:47 ID:9sXspEU0
- コスプレ好きはバイトかてんてーっぽい。
どう妄想してみても王子はノーマルエチーしか想像できないんだよな〜。
妄想力貧困の自分が憎い
- 158 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 18:20 ID:QxuiMWXc
- バイトはどんなプレイでもうはうは試したがりそうだ。
王子は淡々としたイメージ。棒読みでやられそう。
てんてーは真面目に説明してくれて、結果、言葉攻めな感じになりそう。ずっと「すまない」を連発されそうな気も…。主人公相手なら処女の可能性が高いし。
- 159 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 21:09 ID:ZLidG5Nb
- >>158
「・・・すまない」
氷室は今宵何度目かわからないその言葉を口にした。
「れい・・・い、ちさん・・・も、あやまらないでください・・・」
「・・・わたしはもう・・・自分を抑えることができそうもない・・・」
そして再び小さくすまない、と呟いた刹那。
「・・・んっ!は、ぅあっ・・・!」
「・・・っく」
二人の汗が交じり合う。
みたいなーみたいなー(゚∀゚)アヒャ
すんまそん逝って来ます
- 160 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 21:15 ID:ZLidG5Nb
- ごめん自分で書いといてなんだけど一人称「俺」でしたなホンマスマソ
- 161 :名無しさん@ピンキー :04/06/01 21:19 ID:7oGxJPN+
- てんてー(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッ
- 162 :名無しさん@ピンキー :04/06/02 03:16 ID:48JRxIx0
- >>161
( ・∀・)つ● 救心ドゾーw
- 163 :名無しさん@ピンキー :04/06/05 02:03 ID:CToYzb8a
- 保守
- 164 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 12:30 ID:POTR3Bri
- >>158
漏れ的には
案外、王子の方が色々試しそうな気がする。
一度読んだ物は忘れない超能力と何でも上手くこなせる器用さ
冷静そうに見えて血の気の多い性格。
王子はむっつりスケベであると思うんだよね〜。
因にバイトはオープンスケベね。
- 165 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 13:21 ID:VgG+XlOD
- 私は>158のイメージに一言一句同意だけど
>164を見て目覚めますた(*´Д`)ハァハァ
- 166 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 16:07 ID:i6rs4vDB
- まとめると、王子は淡々としたチャレンジャーということでよろしいか?
- 167 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 19:24 ID:6nKKOIrs
- 淡々としたチャレンジャーにワロタ。
普段は全然性的な連想をさせないのに、いざ事に及ぶと
情熱的な人なんだろうか。
- 168 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 22:56 ID:GIukkWbu
- 最近ここを知って過去スレも堪能中。
冷めてたGS熱が復活シタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!
試しに自分でも書いてみたいけど、当たり前だけど女性が多いから
濃厚エロはやっぱりひきますか・・・?(´・ω・‘)
- 169 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 23:15 ID:2YTCIpDE
- >>168
んなぁ事ぁない
そうであればSS投下の前に濃いのいくよとか注意書きすればいい
自分は濃厚エロもっさり堪能したいですよ
- 170 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 23:16 ID:LmAszo+K
- むしろ濃厚キボン
- 171 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 23:22 ID:AhK3sHgP
- >168
過去にここで投稿させてもらったことがある者ですが、
ここの住民のみなさんは誤字だらけの試し書き小説でも
ねぎらいの言葉をかけてくださいますよ。
是非、投稿してみてください。
- 172 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 23:27 ID:5UJZZ78V
- >>168
濃厚ひきません。
- 173 :名無しさん@ピンキー :04/06/07 23:35 ID:C8cxdZXy
- >>168
ぜひぜひ。うきうき。
- 174 :168 :04/06/08 00:02 ID:momArBrI
- レスありがとうございます。 ヾ(´・ω・‘)ノ゙
神の降臨をまたーりと待ちつつ、とりかかってみます。|≡サッ
- 175 :名無しさん@ピンキー :04/06/08 19:54 ID:ARYdlTkl
- >168=174
待ってるよー。がんがれ
- 176 :名無しさん@ピンキー :04/06/09 22:09 ID:dAzxpSPi
- >>168
お待ちしております。
- 177 :名無しさん@ピンキー :04/06/11 11:31 ID:xlXS87rY
- 過去スレ堪能しましたありがとう、の保守
- 178 :168 :04/06/12 00:55 ID:k8pJWNO0
- お酒を飲んだ勢いで書きました。
誤字脱字、ニセ関西弁等ツッコミどころが多々あります。(´・ω・‘)スマソ
- 179 :バイト×主人公 1 :04/06/12 00:56 ID:k8pJWNO0
- せっかくパーティーで会えると思ってたのに、ドレスを着た彼女を楽しみにしてたのに。
予想外のアクシデントでパーティーに行けなくなったオレは、気づいたら未練がましく
彼女に電話していた。
もしかしたら、こんな遅い時間でも心配して来てくれるかもしれない。
そんな淡い期待を抱いていたが、時計の針は既に11時を指していた。
外は昼間から降り続けていた雪で、暗闇でもその白さが際立っていた。
パーティーはとっくに終わっている。もう家に着いて休んでもいい時間だろう。
「あー、アホみたいやオレ・・・。あんな電話かけて。いらん期待して。
一人で舞い上がってるだけや・・・。
こんな雪の中、来てくれる訳ないやん・・・。」
怪我の痛みも伴って、オレは彼女に会えない辛さを酒で紛らわしていた。
パーティーで他の男にでも声をかけられたんやろか。
もしかしたら家まで送ってもろたんやろか。
「あー、おもろない!」
- 180 :バイト×主人公 2 :04/06/12 00:57 ID:k8pJWNO0
- オレは何度もチェックしたが着信のない携帯を乱暴にソファーに投げつける。
そういえば明日のバイトも早い。もうあきらめて寝ようと思ったその時。
ふいに携帯から聞き覚えのある着信音が鳴った。彼女からだ。
慌てて電話に出ると、いつもと何ら変わりのない彼女の声。
「あ、もしもし、まどか?
夜遅くにごめんね。・・・もしかしたら寝てた?」
「いや、今寝ようとは思うとったけど・・・。どしたん?」
「あのね・・・、今まどかの家の前にいるんだけど・・・」
その言葉を聞くと同時に、彼女がまだ喋っていた携帯を投げ出し
怪我をしている事も忘れて玄関へ走った。
右足に激痛が走る。右足をさすり、引きずりながら玄関へ向かう。
ドアを開けると、携帯を耳にあてたままの彼女が立っていた。
傘をさしているはずなのに、コートも髪も真っ白だった。
外は相変わらず音もなく雪が降り続けている。
- 181 :バイト×主人公 3 :04/06/12 00:57 ID:k8pJWNO0
- 「まどかがいないパーティーなんて退屈だったよ。
せっかく去年と違うドレスを選んだのに。でも、元気そうでよかった。」
そう言って笑顔で彼女は、小さな紙袋をオレの目の前に差し出した。
「えっと、あたしからのクリスマスプレゼント、交換会と別の分・・・。
あと小さいけど・・・ケーキも一緒に買ってきたの。よかったら食べて。」
走ってきてくれたのか、寒さのせいか。顔を真っ赤にした彼女が言う。
あぁ、ほんまに来てくれるなんて。オレ、酒の飲み過ぎで夢でも見てるんか?
「自分、こんな時間にどうしたん?わざわざそれを渡しに来てくれたん?」
「うん・・・。イヴが終わる前にどうしても渡したくて。
もしかしてもうケーキ食べちゃった?」
「いや、食べとらんけど・・・。そんな格好しとったら風邪ひくで。とにかく中に入り。」
彼女の肩についた雪を軽く払い、部屋へ招き入れる。
- 182 :バイト×主人公 4 :04/06/12 00:58 ID:k8pJWNO0
- 「ごめんね、お店がどこも閉まっていて。
やっと開いていたお店を見つけたけど、小さいケーキしかなくて・・・。」
「そんなのかまわへん!自分、もしかしてパーティーの後、こんな時間まで探しとったんか?」
ちょこんとソファーに座った彼女が小さく頷く。
かじかんだ手でコーヒーカップを包み、温まっている。
その隣に座ると、彼女がもたれかかってきた。
疲れのせいだろうか、彼女はそれから何も話しかけてこなかった。
ただただ静かにコーヒーを飲み続けている。
彼女がもたれかかる重みに心地よさを感じいたが、次第に胸の奥から何かがこみ上げてくるような
感覚に襲われた。心臓が早く鼓動し、沈黙が重く感じた。
この鼓動の早さは、彼女に伝わってはいないだろうか。
「あ、お酒飲んでたでしょ。
そういえばちょっとお酒臭いかも・・・」
テーブルの下にあった空き缶を目ざとく見つけた彼女の言葉は、もう耳に届いてはいなかった。
(何でそこまでしてくれるん?期待してもええんか?
自分もオレのこと、好きなんか?))
そう思った瞬間、彼女を力任せに強く抱きしめていた。
- 183 :168 :04/06/12 01:01 ID:k8pJWNO0
- ごめんなさい。とりあえずここで区切りまつ。
続きはまたお酒飲んで勢いづいた時に・・・。(´・ω・‘)
- 184 :名無しさん@ピンキー :04/06/12 01:44 ID:Qr/CKaqJ
- >>183
乙です
早く続きが読みたい!!ってことで (´∀`)ノ[酒] ドゾー
- 185 :名無しさん@ピンキー :04/06/12 20:25 ID:ywZwaoZK
- (´∀`)ノ[酒]飲め飲め〜
- 186 :名無しさん@ピンキー :04/06/13 02:13 ID:LyUiz0AZ
- >183
いくらでも好きなだけ飲ませたげる!だから続きよろしく〜
- 187 :名無しさん@ピンキー :04/06/13 03:32 ID:LyUiz0AZ
- 「俺の家に来ないか」なんて。
その声に指先が震えた。ううん、全身がわかるくらい大きく波打った。
まるで身体中が心臓になってしまったみたいに、どくんどくんと脈を打った。
家に行くってことは…ってことだよね?
そんな期待と不安が入り混じった気持ちのまま、考えすぎだよと打ち消したりしながら
眠れない夜を過ごす。
けれど学校で会ったあなたは何でもなかったように平静で、誰にでも同じように目を向けて
いるように見えて、私だけが心を揺らしているようで、どうしようもない感情にいたたまれなくなる。
あなたが何でもないように視線を向ける度、私は恥ずかしくて、消え入りたくなるよ。
一度目の誘いは友達の延長。
二度目の誘いであなたの心に少し触れた気がした。
三度目の誘いで、私は焦れていた。
だって、あなたは優しすぎる。
ひょっとして過剰な期待を持ち続けて誘いに応えているのは私だけなんじゃないかと思うから。
そしてそんな…誰にも言えないような感情を持った私が汚らわしいような、そんな気持ちがあるから。
だから普段と同じように、同じような表情を取り繕った私の笑顔に向けられる微笑に、私は
ただひたすら安心する。私の心に潜む欲望を見つけられなかったことに。
「男の子の部屋に誘われたら、覚悟決めなきゃね」
友達に言われた何気ない言葉がが頭の奥から響く。
- 188 :187 :04/06/13 03:34 ID:LyUiz0AZ
- すんません、保守です。
- 189 :名無しさん@ピンキー :04/06/13 21:46 ID:uidKEwVL
- >187 gj
- 190 :名無しさん@ピンキー :04/06/13 22:00 ID:9hlZVmV5
- ミンナ(´∀`)ノ[酒]飲め飲め〜
- 191 :名無しさん@ピンキー :04/06/16 00:56 ID:dS/z6src
- バイトの誕生日がもうじきです。
- 192 :名無しさん@ピンキー :04/06/16 23:17 ID:qseVXzzv
- あのさ、ちょっと雑談さして。
ゲームはじめた頃からずっと疑問だったんだけど、
王子は外で昼寝してて、朝だちとかしないんかな。
- 193 :名無しさん@ピンキー :04/06/16 23:24 ID:9LPlCF1A
- あー。してるかもしれんよね。やだなぁテント張ってたら。
昼寝時でも「朝起ち」って言うんかな。
- 194 :名無しさん@ピンキー :04/06/16 23:32 ID:qseVXzzv
- >193
公園のベンチでテント張ってる王子…。
イヤーーーーーーーーーーッ!!
- 195 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 00:15 ID:2L+j/x8b
- >>194
まぁホラ何だ、ボクサーショーツ穿いてれば多少盛り上がりは隠せるさ。
きっと王子はボクサーショーツ愛用なのさ。きっとそうさ。
- 196 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 08:47 ID:OXNfozPv
- うちの兄貴に訊いてみたら、朝勃ちしなかったら病気だって言ってた。
健康な男子なら必ずあるらしい。
ってことは王子はいつも・・・。
- 197 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 12:01 ID:vBNSzUjp
- オープニング、微妙だもんね。
股間。
ウヮァァァン
- 198 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 13:51 ID:2L+j/x8b
- 王子のナニが超ミニマムサイズだったらわからうわなにをすくぁwせdrftgyふじこlp
- 199 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 14:35 ID:CGPi6EjQ
- 粗チン王子なんていやだ
- 200 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 16:46 ID:pxjzBCnc
- 巨チンもちょっと…w 普通よりチョトでかいくらいがよろしいかと
- 201 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 17:42 ID:p1agevI2
- 自分の中ではもりりんがごんぶとイメージだ。次点バイト。
- 202 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 18:30 ID:V8vfE8uL
- 自分も大きさもりりん1位だよ。なんで?
バイトはテクの人な気が
王子は超能力で絶妙に動きそうな
ばかたんはカタそうな
てんてーはホソなが〜〜〜〜〜〜い
- 203 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 19:00 ID:mDR5D1Ke
- どっかの同人誌であったな、男女キャラ全員で温泉逝って
脱衣所で王子・色サマ・もりりんが「すごい人」になってて
女子は女子で男子どもの品定めを…ってネタ
結構的確だと思たよw
- 204 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 19:17 ID:MWVkCGHn
- >>202
>王子は超能力で絶妙に動きそうな
ここにだけ激しく反応してワラッテシマッタ。
確かに王子は絶妙に動きそうだ。あの天然ぽいエロオーラなら。
- 205 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 23:16 ID:uZlaiUQU
- >200
ってことはサガミオリジナルじゃダメってことか。うわなにするや(ry
- 206 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 23:42 ID:ysjrP7a1
- たった今、いねむりでもナニは大きくなるとの証言を得ました!
電車で寝て起きたらそういう状態だったそうです。
困ったとのことでした。
- 207 :名無しさん@ピンキー :04/06/17 23:49 ID:pxjzBCnc
- >>206
オオオー(;゚∀゚)
ネコタソおなかの上で寝てたら大変なことに!
- 208 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 01:14 ID:Vx/CzNIT
- 超能力でおさえられると見た!
さすが王子
- 209 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 01:42 ID:RDtX0+PO
- 俗に言う朝立ち、NPTはレム睡眠時に起こる現象。
(レム睡眠は入眠後1時間半〜2時間すると起こり、以後90分くらいのサイクルで
ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すのが一般的な睡眠のパターン。)
昼寝の時に王子がしっかり眠りに落ちている(=ノンレム睡眠)なら勃起はなさげ。
うたた寝状態で脳が覚醒している状態なら起ってるやもしれぬ。
公園のベンチでは結構な時間寝てたみたいだから、レム睡眠が巡ってきたときに
起ってる所を誰かに目撃されてるかもしれんよね。
- 210 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 09:44 ID:nWB/Zv18
- 王子の朝立ちネタのSSが読みたい。
- 211 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 10:30 ID:IcnrNTfd
- 王子1人称なら
「……なんだ?……」
で終わりそうな悪寒。
- 212 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 10:57 ID:aerF1BvJ
- ヲタ系鯖の殆どがトンドルらしいのでこちらで
バイト誕生日おめ!
そして神降臨待ち(-人-)ナムナム
- 213 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 12:11 ID:kvuWvGij
- 自分も書き込めなかったのでこちらで。バイトくん 18歳 おめっとさん!
朝からチェリーパイ焼いちゃったよん。上にHAPPY BIRTHDAY MADOKAの焼き文字
入れた…。えー、単にさくらんぼの季節だからで他意はないからね。
- 214 :名無しさん@ピンキー :04/06/18 13:44 ID:Z9TOwMaD
- >>213
イタタw
にいやん、おめでとー
- 215 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 13:18 ID:/E0W1Qec
- 噛み町挙げ
- 216 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 13:55 ID:rGjmPciw
- 散々ガイシュツだろうけど、王子が一番謎。格好いいけど受身だし。
王子 ??
モリリン 童貞
ワカメ ??
バイト 経験済み(中学生時に?)
バカ 童貞
ワタポン 童貞
てんてー 経験済みじゃなかったら困る
ダンディ 経験済みじゃなかったら困る
ちータン ??
つくし 童貞
GORO 想像出来ない
ギャリソン伊藤 経験済み
マスター 経験済み
- 217 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 14:08 ID:YoHprQAx
- 王子、受身でもやはり健全な男子だから後腐れない相手と
一夜限り、ってのはあるかも。
- 218 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 14:18 ID:D3z+DbuB
- 経験済みじゃなかったら困るにワロタw
個人的にてんてーは童貞でもいいけどさすがに30代は…
- 219 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 16:22 ID:dhxVv45x
- 王子は本当に謎だなあ。
男女関わらず人見知りするあの性格を考えると
やるだけのために簡単に女に近付くとは思えんし、
業界で知り合った年上の女と済んでそうにも思える。
- 220 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 18:37 ID:iqWKh8XX
- ちーたんはアメリカで1回くらいはやってそう。
王子は年上の業界人とやってそうだなー。
誘われたからやりましたみたいな。
- 221 :名無しさん@ピンキー :04/06/20 22:33 ID:rGjmPciw
- 幼なじみの主人公を思ってムラムラして
ちょうどその時近づいてきた年上の業界人とつい、というのならありそう。
それで自己嫌悪してそう。
ワカメはいい意味で人という枠を超えてそうだからしなくても平気とか?
- 222 :名無しさん@ピンキー :04/06/21 02:28 ID:2bQS6eix
- 尽は「童貞でないと困る」だとオモタノシ
- 223 :名無しさん@ピンキー :04/06/21 08:21 ID:6LEjtShj
- 王子は知らない間に上に乗られているかもしれない
昼寝から目が覚めたら女が揺れていたなんて…
- 224 :名無しさん@ピンキー :04/06/21 09:01 ID:AqdDaHI7
- それ以外思い浮かばないってのもあるけど、王子は
「年上の業界人に誘われて」が濃厚な線かな?
元々愛はない行為、相手も自分の容姿に惹かれて
興味本位で近付いて来ただけ。
取り合えずしてみたけど、こんなもんかと妙に冷めて
しまった。どうせ生理現象でしかない、事後に虚しく
なるくらいなら一人でどうにかする。と思ってたのに
主人公と親しくなるうちにあれあれあれ?と戸惑うほど
歳相応の性欲がムクムクと湧き上がって…って感じ?
- 225 :名無しさん@ピンキー :04/06/21 09:39 ID:rvHVL+GA
- >224 ソレダ(・∀・)!
- 226 :名無しさん@ピンキー :04/06/21 18:28 ID:xKrgd0v1
- 一人でどうにかする。
・・・一人でどうにかする!?
ま、でも健全な高校生男児なんだからシテルだろうなぁ・・
みんな自分で自分を慰めてそして、その後虚しい気持ちになって、
ため息付いてるのかな・・・
(;´Д`)ハァハァ
- 227 :名無しさん@ピンキー :04/06/21 22:00 ID:A527iae9
- >226
(*´Д`)ハァハァ
- 228 :名無しさん@ピンキー :04/06/22 00:10 ID:CBqJPgnv
- 王子は童貞な気もするなぁ。
なんか興味ない人には触られるのも嫌がりそうなイメージがある。まさに猫みたいな。
>>226
(*´Д`)ハァハァ
- 229 :名無しさん@ピンキー :04/06/22 02:01 ID:FV7sLnVk
- 主人公に再会して目覚めたとか?
- 230 :名無しさん@ピンキー :04/06/22 03:06 ID:wwNRt6Bw
- じゃあ王子は主人公のあられもない姿を想像しつつ、シテルんだ
・・・想像したら、ため息付いてる王子が切なすぎる!!・゚・(ノД`)・゚・
バイトなら「虚しい・・何してんねん・・俺・・・はぁ〜」ッテな感じかな・・・
- 231 :名無しさん@ピンキー :04/06/22 05:56 ID:Ye49aGJt
- むしろ好きな子ではオナれないバイト萌え
- 232 :名無しさん@ピンキー :04/06/22 10:35 ID:CBqJPgnv
- >>231
2種類いるよね、好きな子でオナる派とオナれない派。誰でもいい派もいますが。
- 233 :名無しさん@ピンキー :04/06/23 01:40 ID:rQYGSktq
- チャレンジしてみるも最後までいけないとか?んなことないか。
- 234 :名無しさん@ピンキー :04/06/23 04:06 ID:qLuQxmL3
- 想像だけで昇天しそうなのが馬鹿タソ&わたぽん
- 235 :名無しさん@ピンキー :04/06/23 15:57 ID:w1NAy5fw
- ヤンマガのグラビアに隠し撮りの主人公タンの顔写真を貼ってみるバイト…我に返って「何してんねん、俺」
そんなバイトいやだ_| ̄|○
- 236 :名無しさん@ピンキー :04/06/23 18:59 ID:fs7tfKKg
- では、王子には一緒にグラビアをとった相手のモデルさんに主人公ちゃんの顔を貼ってもらいましょう。
- 237 :名無しさん@ピンキー :04/06/24 02:23 ID:KBg8ZQhp
- >232 >233
好きな子をネタにオナニーできないのは、罪悪感とかそういうコトらしいですね
>235
青クサくて萌え!
- 238 :名無しさん@ピンキー :04/06/24 14:35 ID:Niu0/M/9
- 私の中ではバイトは罪悪感を持ってなさげ。
エチーも好きだけどオナーヌも好きですみたいな。
逆にもりりんは罪悪感ありありなんだけど
学校とか自宅外でも主人公をオカズにオナーヌしてそう
- 239 :名無しさん@ピンキー :04/06/24 15:13 ID:N9SbsPqf
- バイトは好きな子をオカズに出来なさそうとは思う。
女の子大好きだしエチもオナニも大好きだけど、好きな子は神聖視してしますというか。
「あの子だけはそういう目で見たくないんや」とか言って
- 240 :名無しさん@ピンキー :04/06/25 01:24 ID:78tPFW+3
- でもヤるんだろうね、付き合い出したら
- 241 :名無しさん@ピンキー :04/06/25 02:42 ID:u4sJvSP/
- 無論でございます
- 242 :名無しさん@ピンキー :04/06/25 08:47 ID:9dQCt/9j
- >>239-241
この流れが最高です
- 243 :名無しさん@ピンキー :04/06/25 12:58 ID:M9QwhEyN
- てんてーは他の女ではオナらず、
罪悪感をもちつつ主人公タンでオナってるにイピョーウ
- 244 :名無しさん@ピンキー :04/06/25 15:09 ID:AH2wMQCi
- 王子は多分罪悪感なく主人公でオナーヌしてると思う。
王子にとって主人公はある意味、『この世でたった一人の女』だから。
- 245 :名無しさん@ピンキー :04/06/25 18:01 ID:kc0p6NH6
- タイピングのおまけで付いてた王子のボイスCDで
「じらすなよ」って言葉に萌え萌え!
何か頭の中でエチーな妄想になっちゃってます。
スレの流れ的に行くと
主人公ちゃんに焦らされているのを妄想しながら
オナっている王子って感じですか。
- 246 :名無しさん@ピンキー :04/06/26 00:20 ID:kUaf8q+a
- >254
何を焦らされてるんだ、王子よ!とオモタ。
したがる王子に主人公が何だかんだ理由を付けてるのか?とか。
例えば「こんな明るいうちからヤダ」とか
「外だからダメ」とか…。
- 247 :名無しさん@ピンキー :04/06/26 00:21 ID:kUaf8q+a
- うわ、あげちゃってごめん…
- 248 :名無しさん@ピンキー :04/06/26 02:49 ID:+np+fHo2
- >243 >246
ハゲモエー
王子やてんてーはシャワー室や風呂などで
オナニーしててくれるとヴィジュアル的にさらに萌え。
バイトやバカはあぐらなどかいていて自慰ってると萌え。
モリリンは勉強中だと萌え。
ワカメは全裸とかかな?(笑)
- 249 :名無しさん@ピンキー :04/06/26 04:31 ID:vKRtoyho
- 254に期待・・・
- 250 :名無しさん@ピンキー :04/06/27 20:26 ID:CjKHgDkt
- てんてー、もりりん、ちーたんは
オナるつもりはないんだけど主人公タンのこと考えてたらムラムラきて
手が勝手にオナーニ。
バイトは始めからオナるつもり。
ってイメージだす。
- 251 :名無しさん@ピンキー :04/06/27 23:46 ID:/WfyJkB3
- >>250
「あかんて、自分・・・。そんな事どこで覚えたん?」とかの妄想付き希望。>バイト
- 252 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 00:17 ID:dMZM/m8U
- >>250
ち、ちーたん……(*´д`)ハアハア
初めからする気満々ってしか考えた事ないけど、
手が自然に……っての(・∀・)イイッ!!
ちーたんは普通の男の格好良さがある分、微エロさが滲み出るなあ……。
- 253 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 02:02 ID:7sTLUU9k
- >244
>王子にとって主人公はある意味、『この世でたった一人の女』だから。
王子は主人公にフラれたら
他の女と普通に付き合ったり、エチー出来るのだろうか。
普段の言動を考えると、とてもじゃないが
主人公しか相手に出来無さそうだ。
- 254 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 11:46 ID:n3KvG8k7
- >253
卒業式でフラれた場合だったら、何とかなる気がする。
「変わった」と自分でも言っていたし。
主人公と接する間に、内にこもらないで前向きに進んでいけるようになったり、
他人を最初から拒絶したりしないようになったのではないかと妄想。
主人公以外と付き合うのは過去との決別とも考えられるから、
ある意味いい結果なのかもしれないよな……
>246>249
期待に添えなくてごめn
- 255 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 12:03 ID:fnzn+O1x
- 王子と主人公がくっついて、もし主人公に浮気疑惑でも浮上したら
大きな爆弾点滅させてめちゃくちゃ怒り狂いそうだ。
それから、王子は主人公一筋で浮気とかしなさそうな気がする。
- 256 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 12:54 ID:GzJeOpsC
- フラれたあと、好きな女の名前がついてる
ニャンコどもと戯れる王子は悲しすぎるニャン‥‥
タイピング体験版やったけど
ネコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あれを見る限り、やっぱ王子の相手は主人公しか出来ないわ。
さて、ソフト買ってくるか。
- 257 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 14:56 ID:bCgAoPB8
- 今、体験版やってみた…
たしかに、あの会話が成立するのは主人公タンしかいないなw
王子の「にゃん」にヤラレター
漏れも買ってこよっと テンテーの授業受けたいよ
- 258 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 21:19 ID:50E7ttWH
- >>255
主人公が浮気なんぞしたら王子は
主人公を許せなくてヌッコロス
or
泣いて絶対別れないと駄々をこねる
のイメージがある。
王子一筋なのに思いつくのは変なコトばかり。
- 259 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 21:22 ID:sTOoXQqH
- >258
あと、その男の足の骨折っといて、そいつの前で主人公をムリヤリやっちゃう、とか。
持ち前の記憶力によるテクニックで、主人公が気絶するまでやり続けそうなイメージが。
- 260 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 21:55 ID:50E7ttWH
- >259
なんかそういう病的な執着心ありそうなんだよね
孕ませ目的でヤるとか
- 261 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 21:59 ID:y2b2GBUI
- 喪前らの王子像って‥‥|д゚)
嫉妬に狂った王子も見てみたいがナー
- 262 :257 :04/06/28 22:25 ID:bCgAoPB8
- うわぁぁぁん ビッ○カメラ行ったけどなかった…ときめも2タイピングハあったが
アマゾソも品切れ表示が…人気を甘く見てたよorz
>>260
は、孕ませ目的!ありうる…読みてーw
- 263 :名無しさん@ピンキー :04/06/28 23:56 ID:4l7epDKk
- >262
ヤフオクで廉価出品が山ほどあるよ。
そういうウチにも未開封が一本あるが。
激しく萌えるので、早急な購入をオススメする。
- 264 :名無しさん@ピンキー :04/06/29 00:21 ID:oXggGIzT
- 君達はブラックな王子が好きなんだな!
漏れも大好きだ!!(;´Д`)ハァハァ
「なぁ・・・あいつ誰だ?」
「へ?あいつって?」
「仲良さそうに話してた・・・」
「???(何時の話しだろう?)」
「・・・・・・」
「・・・・・?」
ガバッ!
「・・・他のヤツにあんな顔見せるな・・・」
「あ、あんな顔って?」
「・・・・・・・」
(あれぇ〜〜)
ブラックちゃうやん、ネタやん自分・・・_| ̄|○
- 265 :名無しさん@ピンキー :04/06/29 03:32 ID:cCM11/3g
- 王子の友達作りに奮闘する主人公を妄想してたら
萌えてシマタ。
男友達を作らせようとする主人公
↓
王子がその男にジェラ
↓
じゃあ女友達なら…
↓
自分でやっておいて主人公が女友達にジェラ
↓
「俺には、おまえだけだ…」
「嬉しい…!」
↓
ギシギシアンアン
…バカッポーですた。
というか私がバカですた。
- 266 :名無しさん@ピンキー :04/06/29 09:03 ID:fNUvMNf3
- >265
( ´∀`)σ)∀`)
- 267 :名無しさん@ピンキー :04/06/29 10:03 ID:4N7LUgXm
- 一歩間違うと王子がマシンタンやまゆたんヒーローになっちゃうYO(w
- 268 :名無しさん@ピンキー :04/06/29 15:38 ID:jGd9f5jz
- ここの保管庫って、更新停止しちゃったのかな?
5スレ以降の作品も保管してほしいなぁ。
管理人さんが忙しいのかしら。
- 269 :名無しさん@ピンキー :04/06/30 08:07 ID:O5Th4KxO
- 某所で見た王子×なっちんはなかなか良かったけどな。
っていうと追い出されますかすみません。
- 270 :名無しさん@ピンキー :04/06/30 12:51 ID:sVU3+Q/L
- あ〜読みたいな、それ。自分はイヤじゃないけど拒絶反応示す人はいるよね。
- 271 :名無しさん@ピンキー :04/07/01 00:21 ID:wBeOUbgv
- 今の保管庫の管理人さんが更新できない状況なら、自分新しく保管サイト
作りたいなぁと思ってるんですが、需要ある?
何か勿体ないと思って。
- 272 :名無しさん@ピンキー :04/07/01 04:00 ID:1OZ+7No2
- 需要ありまくり(*´д`)ハアハア
まだ読んでない過去ログのもあるみたいだしキボンヌ
- 273 :名無しさん@ピンキー :04/07/01 08:44 ID:hlLO8GdA
- 是非是非(;゚∀゚)=3
人任せてスマソ(´・ω・`)
- 274 :271 :04/07/02 00:06 ID:SSjDdzoV
- では、とりあえず保管庫の管理人さんにメールしてみます。
- 275 :名無しさん@ピンキー :04/07/02 00:19 ID:YBJ4HnAD
- >>274
IDがSSだ。いいもん見れたから今日は更新しようw
ガンガレ274!!楽しみに待ってるよノシ
そしてモリム誕生日おめ!
エロ書いてみたいけどモリムもエロも書いたことないや(´・ω・`)
PCから規制されてるし……onz
- 276 :名無しさん@ピンキー :04/07/02 00:38 ID:s7gdnx+K
- タイピングでてんてーに「全て私に任せないさい」とか、
王子に「じらすなよ」とか言われると、もうタイピングどころじゃ
なくなって(*´д`)ハアハア
そのセリフ聞きたさにまた今夜もタイピングしまつ。
- 277 :271 :04/07/02 00:44 ID:SSjDdzoV
- あ、本当だ>ID
なんか嬉しいw
モリリン誕生日オメ〜
- 278 :名無しさん@ピンキー :04/07/05 13:34 ID:UQvq3xfE
- 保管庫がまた動き出したら嬉しいなぁ。
がんがれ。
タイピング、エロ萌えっぽい台詞がチラホラあってハァハァ
何とかSSにしたいものだ。
- 279 :名無しさん@ピンキー :04/07/06 01:34 ID:1TWCDttc
- 色様が好きで、いつも書きたいんだが、いつも挫折。
6月の雨濡れネタやりたかったのに、もう7月・・・・・。
- 280 :名無しさん@ピンキー :04/07/06 11:32 ID:f2bq2cds
- >>279
御嬢の誕生日ネタがあるじゃないか>七月
- 281 :名無しさん@ピンキー :04/07/07 18:15 ID:iMDD5plW
- 「今日は七夕だね〜。」
「あぁ、そうだな・・・。」
「ね、何か叶えたいお願いある?」
彼女は大きな瞳を輝かせながら聞いて来た。
俺の叶えたい願い・・・。
彼女の全てが欲しいとずっと思っていた。
叶うものなら今直ぐにでも叶いやがれ!と願わずにはいられない程に・・・。
「・・・・・・・ある。・・・お前は?」
と聞き返せば、にこやかに微笑みながら
「私もあるよ〜。」 と答えた。
「どんな願いなんだ?」
「秘密。・・・珪くんは?」上目がちに聞き返される。
ちょっと待て!それは反則だ!
そんな目で見られたら理性が飛びそうだ。
俺の中で理性と欲望が戦いのゴングを鳴らす。 (やや欲望が優勢。)
その時、彼女が追い打ちを掛ける一言を放った。
「私が叶えられるお願いだったら良いのにな〜。
・・・なんて、・・・な〜んてねぇ!?あはは!」
自分で言っておきながら恥ずかしかったのか照れながら誤魔化そうとしている。
そんな姿も可愛くて、言葉と態度がクリティカルヒット!
俺の理性は瀕死の状態・・・。いや、消滅した。
さらば理性、欲望よこんにちは!
テーブルをおもむろに端へ追いやった俺に驚いている彼女を抱き寄せ
その耳に欲望で掠れた声で囁く様に言う。
「・・・俺の願いは、お前にしか叶えられない・・・。」
- 282 :281 :04/07/07 18:20 ID:iMDD5plW
- 七夕ネタを王子と主人公でって考えて書いてたのに
エロになるどころかギャグになっちゃったなり〜。
しかもコレじゃいかんと消そうとして何をトチ狂ったのか
書き込みボタンをポチッと押してしまった!!!
皆様ごめんなされ〜。
- 283 :名無しさん@ピンキー :04/07/07 18:25 ID:CiT/SuZt
- >281
いや、オッケーですよ!
ふつーの男子高校生らしい王子に(;´Д`)ハァハァ
- 284 :名無しさん@ピンキー :04/07/07 20:08 ID:7jX+A0xz
- >282
笑いながらも先が気になってしまったよー。
出来たら続きをおながいします。
- 285 :281 :04/07/08 12:16 ID:3as4HDp3
- >283>284
優しいお言葉ありがとう〜。・゚・(ノД`)・゚・
でも、こんな王子で続けちゃって良いんですか?
一応途中まで続きを書いてみたんですが・・・・
エロくないんです。。。_| ̄|○ ナゼダ!?
頑張ってエロに持って行こうとすればするほど
王子が変な人に成り下がる。
- 286 :281の続き :04/07/08 19:13 ID:3as4HDp3
- 七夕は終わっちゃいましたが
昨日の続きを書き終えましたので投下させて頂きます。
壊れた王子が嫌いな方・281を読んで不快になられた方はスルーして下さい。
俺は彼女を強く抱きしめながらじりじりとベッドへにじり寄って行く。
しかし、やはり彼女は犯罪的な鈍さで一言!
「な〜んだ!じゃあ言って!」
などと、非常ににこやか且つ可愛すぎる仕草で聞いて来る。
俺の精神は破壊的ダメージを食らった。
男の部屋で二人っきり・・・、そして抱きしめられている。
しかも!後ろはベッドと言う(男にはお誂え向きな)状況下でありながら
その鈍さは無いだろ!余りの事に泣きそうになったぞ。
いくら何でも気付け!っちゅーか自分鈍ぶ過ぎ!!!と心の中で姫条仕込みのツッコミを入れ
脱力感に襲われつつも自分を叱咤する。
『頑張れ俺!負けるな俺!!挫けるな俺!!!ここ迄来て引く気か!?俺!!!!!!!』
- 287 :281の続き 2 :04/07/08 19:15 ID:3as4HDp3
- 頭の後ろに手を添えて貪る様に口付けた。
驚いて身を離そうとする彼女を逃さない様に元からしっかり抱いていた腕に更に力を込める。
良し!いい感じだ俺!そのまま押し倒せ!!!
深く深く口付けながらベッドに彼女を押し倒す事に成功した。
一度唇を解放し、彼女を見る。
真っ赤な顔をして潤んだ瞳で見上げて来る彼女に
俺は伏せ目がちな眼差しで心持ち不安そうな声で囁く。
「・・・・お前が・・・欲しい。ずっと、そう願っていた・・・・・。」
卑怯とは思うが、俺のそんな態度に彼女が弱いのを知っている。
こうなったらどんな手でも使ってやる!!
表面とは裏腹に俺の心はファイティングポーズを取っていた。
「・・・いいよ。そのお願い叶えてあげる。」
顔をさっき以上に真っ赤にした彼女がため息の様なかすかな声でそう言った。
俺は驚きに目を見開いた。
この位の「お前が欲しいんだ・・・駄目か?」光線では彼女は拒むだろうと考えていたので
『俺じゃ嫌なのか?(うん。とか言われたら即死するが)』とか
『俺のこと嫌い?(うん。とか以下略)』とか、さっきよりももっと効果を発揮する
「捨てられた子猫の様な眼差し」攻撃とか色々目論んでたんだけどな・・・。
俺は心の中の目紛しい思考をおくびにも顔に出さず
ちょっと微笑みながら照れた様に囁く。
「・・・ありがとう。」
- 288 :281の続き 3 :04/07/08 19:15 ID:3as4HDp3
- もう一度、今度は優しく唇に口付け
少しずつ彼女の服を脱がして行く。
ブラジャーを外しに掛かると恥ずかしいのか身を捩っていやいやと頭を振る。
胸を隠そうとした彼女の両手を押さえ込み薄紅色の胸の頂きに口付けた。
「・・・ぁ。」
ため息にも似た微かな声に欲望が更に膨れ上がる。
白く形の良い胸をやわやわと揉みしだきながら片手は下腹部へと伸ばす。
「ふ・・ぅ・・ん・・・あ・・・・あ・・・・。」
甘く切ない声が耳に心地いい。
もっとその声を聞きたくて誰も触れた事の無い場所を俺の指がなぞったその時
ビクンッ!と彼女の身体が震えた。
「・・・・・恐いか?」
彼女の頬に片手を添えて優しく訪ねる。
「・・・う・・ん・・・ちょっと・・・。でも、珪くんと・・・だから・・・平気・・・。」
そんな事を言いますか!
最高の殺し文句だ!!
一気に顔が火照って来た。
俺・・・きっと今・・・真っ赤・・・だろうな・・・。
何時もなら見られたく無い赤面だけど、今は構わないと思う。
俺も彼女も真っ赤な顔を見合わせてくすっと笑い合った。
- 289 :281の続き 4 :04/07/08 19:17 ID:3as4HDp3
- 首筋から唇を這わせどんどん下へ下へと体をずらせて行く。
手はゆっくりと脇腹から下肢へと愛撫を続け
まだ脱がせてなかったスカートと下着を抜き取るとそのままベットの下へと落とした。
膝に手を掛け割り開こうとすると
「は・・・・恥ずかしい・・・。」
と言って顔を両手で覆ってしまった。
うわっ!その行動ヤバいくらいに俺のツボにジャストミート!
俺のソコは痛いくらいに膨れ上がってしまった。
あ・・・、痛い訳だ。
俺、まだ服脱いでなかったんだっけ。
下着とピッタリしたズボンに押さえつけられてるから余計に痛いんだ。
一度、彼女の身体から離れ素早く服を脱ぎ捨てた。時間は僅か3秒自己最短記録。
今度こそ彼女の膝を割って体を割り込ませ閉じられない様にし
彼女自身に口付けた。
「ひゃ!・・・何!?」
- 290 :281の続き 5 :04/07/08 19:18 ID:3as4HDp3
- 驚いた彼女が顔を覆っていた手を外して俺を見た。
構わず指で広げ舌で敏感な芽を舐め上げる。
俺を感じて濡れていたそこは熱くしっとりとしていて唾液と混じり合い
ぴちゃ・・・ちゅく・・・と厭らしい水音をあげる。
「・・やぁ・・・ん・・・・け・・・く・・・そん・・な・・・」
彼女は両手で俺の頭を引き剥がそうとしているが力が全く入らない様で
逆に俺の頭を押し付けてしまう結果になった。
立ち上がった赤い芽を舌で嬲り続けながら指をゆっくりと彼女に差し込む。
胎内はとても熱くキツく俺の指を締め付ける。
「あ・・・あぁ・・・ん・・・・・・やぁ・・・・」
差し込んだ中で指を中で折り曲げたりしながら彼女の感じる部分を探り
指の数を増やして慣す為にも抜き差しを繰り返す。
ぬちゅ・・・くちゅ・・・と指を抜き差しする度濡れた音が部屋に響く。
彼女は細く小刻みに身体を震わせ熱く荒くなった息を小さく吐き出す。
- 291 :281の続き 6 :04/07/08 19:19 ID:3as4HDp3
- 「は・・・あ・・あ・・・ひゃう・・ん・・・」
彼女の声が一段と高くなった。
それと同時に俺の指がキツくキツく締め付けられる。
「やぁ・・・!あ・・・あ・・・・ああああぁぁぁぁ!!!!」
彼女は悲鳴の様な声をあげて身体を反らせるとぐったりとベッドに沈み込んだ。
「・・・イッたんだな・・・・?」
左手で口の周りを拭いながら彼女に問うてみた。
「や!・・・そんな事聞かないで!」
俺と目を合わせない様に横に顔を背けて答える。
けれど未だ彼女の胎内に入っている右手の指は彼女がイッた事を知っている。
胎内はビクンビクンと脈打ち指をキツく締め付けたり緩やかに奥に導こうとしたり
とにかく複雑な動きをしていた。
- 292 :281の続き 7 :04/07/08 19:21 ID:3as4HDp3
- 彼女から溢れた愛液はシーツをしとどに濡らしていて
俺の指や舌に感じてこんなに濡らし、可愛い声をあげていると思うと
悶絶死しそうな程の喜びが体内を駆け巡る。
もう我慢出来ない!早く彼女の胎内に入りたい!!!
気持ちは性急にコトを進めようと落ち着かないが焦っては駄目だ俺!!
まず、避妊はきちんとしておかないと彼女が傷付く。
俺としては子供が出来ても構わないんだけど
彼女は大学進学を希望してるし、卒業前に妊婦は嫌だろう。多分。
ベッドサイドの引き出しからコンドームを出し開けると素早く自身に装着した。
準備万端!
「もう・・・胎内に入れても・・・・いいか?」
「う・・・・ん・・・優しくしてね・・・・」
「ああ・・・・」
もちろん優しくするさ!するともさ!
初めては痛いらしいから、なるべく痛く無い様にと前から考えてたんだ!
考えてただけで具体的にはどうしたら良いのか判ってないけど。。。
彼女の唇に軽く口付けながら少しずつ胎内に侵入を開始する。
「!!・・うっ・・・ふぅ・・う・・!!」
一度イッた後で濡れてるとは言え指よりも数倍太いモノを押し込まれ
彼女は苦しげに眉を寄せ歯をくいしばる。
力を入れて耐えるから俺自身もぎゅうぎゅう締め付けられてかなり辛い。
「っく!!・・・ち・・から・・抜け・・・!」
「・・・う・・そ・・・んな・・こと・・いわれ・・・ても!!」
- 293 :281の続き 8 :04/07/08 19:22 ID:3as4HDp3
- 確かにそうか。
力を抜かせる為に彼女が反応を示した箇所に唇や手を這わす。
それに答えて彼女の体がピクピクと反応し締め付けていた力が緩んで来る。
くいしばっていた口から甘い喘ぎ声が聞こえる。
「はっ!・・・・ぁ・・・んん・・・」
う〜む。
これはゆっくり進むより一気に奥まで貫いた方が俺も彼女も楽なのかも知れない。
優しくするって言ったけど無理にでも奥へ進めるか。
がっちりと肩と腰をホールドすると
胎内が緩んだ隙に腰を打ち込む様にして貫いた。
何かを押し広げて無理矢理通過した様な感触があった。
「ああぁぁ!!・・・・い・・・た・・・ぁ・・・!」
彼女の目尻に涙が溢れる。
痛かったんだな・・・本当にごめん・・・。心の中で謝り
唇でその涙を拭って彼女の身体を抱きしめた。
耳元でそっと囁く様に言う。
「全部・・・・入った・・・。」
涙に濡れた瞳で彼女は俺を見つめ
「け・・・くん・・・と・・・ひとつ・・・に・・・?」
「ああ・・・俺達・・・今・・・一つになってる・・・」
- 294 :281の続き 9 :04/07/08 19:23 ID:3as4HDp3
- 一気に貫いた所為で彼女の胎内は再びキツク締め上げて来る。
このままでは俺自身が持たない!入れただけでイクなんてそれはちょっとどうよ!?
内心は焦りで一杯一杯なのに表面上は彼女を優しく抱きしめ口付けをくり返す。
そうこうしている内に彼女の身体から力が抜けたのが判った。
ああ、そっか。
前に読んだ雑誌にそうすれば良いって書いてあったっけ。
何処かで覚えていた俺ってやっぱり超能力的記憶術者?
まあ、そんな事は今はどうでも良い。
「動いてもいいか・・・?」
駄目と言われても動く気満々なんだけど一応聞いてみる。
「ん。・・・・いいよ・・・」
ほんのりと微笑んで彼女が言った。
「・・・・辛かったら・・・・背中に爪・・・立てて良いから・・・・。」
そう言って彼女の細い腕を自分の背に回させる。
しっかりと俺に抱きついて来るのが凄く可愛くて頬が緩む。
好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ!!!!
俺は彼女がどうしようもない程好きだと改めて思い知る。
言葉にするのは苦手だけど少しはこの想いを知ってもらいたい。
「お前が・・・好きだ・・・!」
言葉と同時に腰を緩やかに使いはじめる。
「あぁ・・・!!・・・・け・・くぅん・・・わ・・たし・・も・・す・・・きぃ・・!!」
- 295 :281の続き 10 :04/07/08 19:25 ID:3as4HDp3
- 甘く切なげな声で彼女は答える。
その声に俺は増々昂り激しく腰を打ち付けはじめた。
身体と身体がぶつかる音と濡れた水音
そしてお互いの熱い吐息と喘ぎ声だけが部屋を支配する。
彼女の胎内がキツく俺を締め付け身体が小刻みに震え出す。
激しく腰を使いながら彼女の耳に囁きかける。
「・・・愛してる!!」
最後に強く突き上げると彼女も俺も一緒にイッた。
「あ・・・あああああぁぁ!!!!」
「くぅっ・・・・!!」
ぐったりと彼女の上に覆い被さる様に崩れ落ち
お互いの息が整うまで二人で抱きしめ合っていた。
息が整うと身体を離し彼女の胎内から自身を抜いた。
後始末を終えると軽く口付けを交わし、後は疲れ果てて眠りに落ちた。
気が付けば窓の外はとっぷりと暮れていた。
彼女はまだ隣で眠っている。
取り敢えず起きてシャワーでも浴びるか。
彼女も入るだろうから湯船にお湯も張ろう。
この時点で俺はすっかり忘れていたが、現在期末テストの真っ直中だった。
起きて風呂から上がった彼女が「どうしよう!?」と泣きそうな顔で呟くので
明日のテストのヤマを張ってやった。
俺、こう言うのは良く当たるから。
と、言っても彼女は年々上位に上がって来て今では5位以下になった事は無い。
そんなに焦らなくても大丈夫だと思うのにな・・・。変わった奴・・・。
- 296 :281の続き 11 :04/07/08 19:25 ID:3as4HDp3
- 彼女を家まで送る道すがら夏休みの計画なんかを話し合ったりした。
「8月に入ったら、泊りがけで何処かに行かないか?」
俺のその言葉に嬉しそうに笑いながら何度も頷く。
その笑顔を見てふと思い出した。
「そう言えば、お前の願いは何だったんだ?」
訪ねる俺に微笑みながら
「ふふ、私のお願いも叶ったから。」 と答えた。
何だろう?
まさか、彼女も俺と同じ願いだったとか?
思考の迷宮に入りかけた俺を見上げて俺の大好きな笑顔で
「8月が楽しみだね!」
成る程。
俺と泊りがけで旅行に行きたいって願いだったのか。
俺も微笑んで答える。
「ああ・・・楽しみだな。」
七夕の星に願いを言うのもたまにはいいかも知れない。
- 297 :281 :04/07/08 19:31 ID:3as4HDp3
- 以上で終わりです。
思ったより長くなっちゃって沢山スレを消費してしまいました。
色々とおかしい部分もあると思いますが
漏れのおつむじゃこの程度しか書けませんでした。
では、これにて名無しに戻ります。
- 298 :名無しさん@ピンキー :04/07/08 21:09 ID:CxkKaQE/
- >286-296
GJ! 笑いと萌えをありがとう(;´Д`)ハァハァ
- 299 :名無しさん@ピンキー :04/07/08 23:42 ID:J6JQnR0t
- 王子の守護霊みたいなのが王子に乗り移って
王子を叱咤激励しながら
コトを行わせている感じで笑えました。
- 300 :名無しさん@ピンキー :04/07/09 01:05 ID:tVDOv9Hs
- もし王子がこんな風に脳内で自己ツッコミとか入れまくりだったら
今以上に惚れる。
イヤ、マジで。
281タンGJ!
- 301 :名無しさん@ピンキー :04/07/09 04:08 ID:6RKGXFjA
- 281さん、良かった!良かったよ!!
ほのぼのとエロと笑いが調和してて、ニマニマしちゃったよ(笑
>300 私もサ!
- 302 :名無しさん@ピンキー :04/07/10 01:04 ID:pQOBAxQ2
- 281さんGJ!
ところで281の中の人は男性?
内面表現がえがったです
- 303 :名無しさん@ピンキー :04/07/10 01:19 ID:2UaAgyZL
- 王子ってば心はおしゃべりだったんだな!
GJ!!
- 304 :名無しさん@ピンキー :04/07/10 10:48 ID:Ph1D8nUp
- 281ですが
一応、女です。
しかし、よく周りの人に男の様な思考してると言われます。
漏れって一体・・・。
- 305 :名無しさん@ピンキー :04/07/10 22:50 ID:fjEgm3wW
- >281の王子でジョージ朝倉の漫画を思い出したよ。GJ!
- 306 :名無しさん@ピンキー :04/07/10 22:58 ID:gQGixoj1
- 胎内て。
- 307 :名無しさん@ピンキー :04/07/11 01:22 ID:jWSxqZft
- >281乙。
なんとなく、この王子はねらーっぽい気がする
- 308 :名無しさん@ピンキー :04/07/11 01:39 ID:xWWbrxuq
- 常駐している板-犬猫大好き、ハンドクラフト…ぐらい?>王子@ねらー
- 309 :名無しさん@ピンキー :04/07/11 01:45 ID:WXdfUODS
- 避難所のネタを思い出した。
王子が「明日思い出の姫に告白しまつ」とかいうスレ立てるヤツ。
あれ面白くて何度も読み返してしまうよ。
- 310 :名無しさん@ピンキー :04/07/11 03:10 ID:X8eTr2Tg
- 他スレでイキナリ次回予告を使ったオモシロネタを読んで、
思わず、GSでやってしまいました…(*´д`)
葉月「もういいか?」
主人公「あっ…ちょっと待って…」
もどかしそうな葉月の声に主人公の胸が高鳴っていく。
どうなる!?携帯使用の過酷な広範囲かくれんぼ!
主人公の居場所の手掛かりは携帯の奥から聞こえる…
姫条による叩き売りのハリセンの音だ!
うまく男女役に名前があてはまると萌えるんだけど、はまらないとBLになるため、
微妙な気分になる。。。
- 311 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 11:07 ID:383qVKIJ
- >309
あーっ、それ探してたんだよね。
過去に読んだことあったんだけど、めちゃくちゃ面白かった。
また読みたい衝動にかられたんだけど、
記憶がおぼろげだからどんな言葉で検索しても出てこないんだよね。
検索のヒントだけでもいいのでお願いします!
- 312 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 11:17 ID:7eK8LfF7
- >>310
姐さんとは同じ穴のむじなですね( ´д`)人(´д` )
- 313 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 11:27 ID:5DX3WW86
- >311
ttp://tokigs.guilds.ro/thread_bbs/readres.cgi?bo=thread&vi=1031139775
ここの343からですよ〜ノシ
- 314 :名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 11:31 ID:383qVKIJ
- >313
うをををーっ!ありがとうありがとう!
ほんとうにありがとう!
- 315 :名無しさん@ピンキー :04/07/12 13:44 ID:laEJme/c
- 保管庫を作ろうかと思ってる者です。
仕事の合間にちまちま進めてるんですが、ちょっと皆様にお伺いしたい。
それぞれのキャラのテーマカラーってありますか?
王子は緑、とかワカメは紫、みたいな。
どうも自分ひとりではイマイチ固まらないのです。
配色の参考にさせていただきたいんで、ご意見よろしくお願いします。
- 316 :名無しさん@ピンキー :04/07/12 17:32 ID:r26IDT7+
- >>315
緑はもりりん。これは譲れない。
- 317 :名無しさん@ピンキー :04/07/12 18:13 ID:+Hhiu7Yb
- >>315
王子は銀色か、水色あたりかな、もしくは黄緑。
もりりんはやっぱり緑だね。緑。時々ピンクでもいいけど。
バイトは赤か朱、ヤンキー紫。
ちーたんは青か濃紺。
ワカメはゴールドか、虹色(笑)
ダンディは土色しか思い浮かばない(ごめん)クルーザー持ってるのに…。
てんてーはブルーグレー。
ワタポンはなに色だろ…。
バカたんは…
困ったときはキャラの好きな色でいいんでない?
- 318 :名無しさん@ピンキー :04/07/13 01:39 ID:dcwOkcEk
- 好きな色か髪の色にイピョーウ
- 319 :名無しさん@ピンキー :04/07/13 02:03 ID:lLi73q6X
- 公式のイメージカラーなら悩まずに済むのでは?
- 320 :315 :04/07/13 02:27 ID:B5M0X4fM
- 皆さんありがとうございます。
キャラの好きな色ベースにやってみようかと思います。
ダンディとバイト、バカに迷ってしまってね……。
317さんの虹色ワカメに心惹かれます。
ピーピングトムシリーズ書いてらした方に質問。
あのシリーズはバイトカテゴリにまとめた方がいいのでしょうか?
それとも各キャラの所?
- 321 :名無しさん@ピンキー :04/07/13 07:39 ID:VnMT3wF5
- >>320
ピーピングトムかいてたものです。
やっとバイトに彼女が出来たので、それもからめて書いていく予定です。
シリーズまとめてなら、バイトのところにおいてもらえるとありがたいです。
たとえば、他のキャラの話のもので、バイト目当てで読まれてがっくしされそうなら
話ごとにわけても、たぶん読めるとは思うのですが。
特に異論のある人がいなければバイトカテに一括収納をキボンです。
保管庫つくってくれる人がいてうれしいです。
無理せずがんがって下さい。
- 322 :名無しさん@ピンキー :04/07/14 00:47 ID:M0W3eqqB
- >321
お返事ありがとうございます。ではバイトカテゴリに載せる方向で。
一応シリーズものをまとめて見られるページも用意する予定です。
グラビアシリーズとか、花火シリーズとか結構シリーズものがあるようなんで。
ログ拾ってるとつい神々のSS読みふけっちゃってなかなか進まないよ……楽しいなぁ……
- 323 :名無しさん@ピンキー :04/07/14 18:22 ID:6ZA0scVU
- 2がきますよ皆さん
- 324 :名無しさん@ピンキー :04/07/14 21:28 ID:voLM6LOS
- 本当ですか!?
- 325 :名無しさん@ピンキー :04/07/14 22:58 ID:Zj2gMgZP
- 某所でも見たけど、どこでハピョーウしてるのかわからん〜てんてー教えて!
- 326 :名無しさん@ピンキー :04/07/14 23:47 ID:M0W3eqqB
- >>325
本スレ行ってみてください。
確か誰かが明日発売のファミ通をフラゲ、それに載ってた情報だったかと思うが。
- 327 :名無しさん@ピンキー :04/07/19 19:18 ID:oTxhxkjc
- 神降臨キボンヌ
- 328 :名無しさん@ピンキー :04/07/23 21:45 ID:bMHavQaJ
- ほしゅ
- 329 :名無しさん@ピンキー :04/07/30 01:38 ID:pGNSMTV2
- ホシュ
- 330 :名無しさん@ピンキー :04/08/01 02:54 ID:S4C4NVMF
- 夏コミ行く余裕もないんだがGSの18禁サークルって結構ある?
- 331 :名無しさん@ピンキー :04/08/04 01:48 ID:puO0sU6k
- 保管庫たんの完成は何時だろう
- 332 :保管庫作成中 :04/08/04 15:23 ID:PJBtTQ8U
- す、すいません作業遅くて…
もうすぐ夏休みだからその間には何とかしたいなと思っております。
- 333 :名無しさん@ピンキー :04/08/04 20:42 ID:dE5TmUi0
- >332
お忙しい中、乙です。
夏と言えば浴衣ですが、浴衣姿のてんてー見たかったなあ(´・ω・`)
きっと明治の文豪みたいな雰囲気に・・・(;´Д`)ハァハァ
- 334 :名無しさん@ピンキー :04/08/05 17:09 ID:H5FJLuGo
- 保守兼神降臨待ちにバイト×主人公置いていきます。
おやつ代わりにドゾー。主人公視点です。
「課外授業」
1.
「なな、明日オレと遊びに行かへん?」
土曜の休み時間、姫条くんがデートのお誘いをしに
私のクラスへやってきた。
いつもならここで「うん、いいよー」ってOKするんだけど…
「ゴメン!明日は予定が入っちゃって…」
「えー!昨日まで暇だー言うてたやんか!!なんでや?!」
驚きとショックが入り混じった顔をして姫条くんは聞いた。
「実は氷室先生の課外授業に出ることになったの」
「か、課外授業?!」
「だから明日は…ちょ…姫条くん?!」
言い終わる前に姫条くんは私の前から姿を消した。
…どうしたんだろう…トイレかな?
- 335 :334 :04/08/05 17:11 ID:H5FJLuGo
- 2.
昨日はあの後、姫条くんに会う事はなかった。
何かマズイ事言った…はずはないんだけど…
集合場所へ余裕を持って到着した私は
氷室先生に出席した事を伝える。
それから数分後
「時間だ。それでは移動を開…」
「スンマセン!!遅くなりましたー!」
参加者が一斉に声の主へと視線を向けた。
え?き、姫条くん?!
「遅いぞ、姫条。早く列の中へ入りなさい」
「はい〜〜…はは、うっかり寝坊してもうたわ」
さり気なく私の隣へ来ると姫条くんは苦笑しながら頭を掻いた。
「いつも参加しないのにどうして…」
「正直、休みの日まで勉強なんてしたないねんけど
ジブンと一緒に居りたかったから…せやから参加したんや」
いつのもおちゃらけた顔じゃなくて
真剣な目で私を見つめる姫条くん。
その大きな手で私の頬をそっと撫でる。
かぁっと顔が熱くなるのを感じた…
- 336 :334 :04/08/05 17:13 ID:H5FJLuGo
- とりあえず今回はこれだけ。
短い上にエロくなくてすみません…_| ̄|○
時間作ってまた来ます。
- 337 :名無しさん@ピンキー :04/08/05 18:48 ID:DEI19XUx
- >>334
禿しく続きキボンです!
読ましてくださいまし〜
自分もおそらくは出尽くしたであろう、王子×主人公ネタに取り掛かり中なので、出来しだい投下予定でつ
がんがりましょー
- 338 :名無しさん@ピンキー :04/08/06 00:11 ID:VdzuXxW2
- 話のネタは思いつくんだけど、さてどうやってシメようか、で悩んで止まってしまいまふ・・・
マタキョウモカンケツデキナカッタ ナンテコウカイシナガラツギノアサガ(以下省略)
- 339 :名無しさん@ピンキー :04/08/06 00:51 ID:rbwJz7Wk
- 神様。
できれば話をメモ帳かなんかで完成させてから
一気にうpしていただけると、とってもありがたいのですが……。
続きが楽しみで気になって(×2)仕方がないっす。
わがまま言ってごめんなさい。
- 340 :名無しさん@ピンキー :04/08/06 08:27 ID:CVS8O5j4
- >>338
とりあえず、書けてるところまでで良いので投下してみてほしい
スレに潤いを!
カミサマオネガイシマス・・・
- 341 :名無しさん@ピンキー :04/08/06 11:06 ID:8g3yoqvT
- 339と340の主張は真逆ですなぁ。
完結させてから投下でも書けたところまで投下でもどちらでも構わないので、
一度始めたら最後まで書いてくれるとありがたい。
「続きます」って言って完結しなかった作品が結構多い希ガス。
それこそ続きが気になって仕方ないよー。
- 342 :名無しさん@ピンキー :04/08/07 11:04 ID:ZPARdLdt
- どうしても行き詰まってしまって続きが書けない場合は
作者が責任持って「続き書いてくれ」と宣言するのはどうだい?
- 343 :名無しさん@ピンキー :04/08/07 12:26 ID:3p7mXeBe
- リレー方式みたいで面白いかも。
- 344 :名無しさん@ピンキー :04/08/07 13:08 ID:ZPARdLdt
- >343
でしょでしょ?
違う人が引き継いで完成させれば気になって仕方無い
読み手さんのモヤモヤも解消されるかなって思ってね。
- 345 :課外授業・バイト主 3 :04/08/07 22:29 ID:vanOILcx
- 334です。
また途中までなんですけど投下します。
続きは来週になりそうなんですが…一気にうp出来なくて
ほんとスンマセン…(ノд`゚)・゚・
335の続き
3.
今回の課外授業の場所は水族館。
中へ入り、まずは氷室先生筆頭に館内を1周した。
再び入口へ戻ると、氷室先生は皆を見渡し
注意事項とこれからの予定を話始めた。
「これから自由行動とする。遊んでいないでしっかり見学するように。
館内であればどこへ行っても良いが、今から1時間後この場所へ
集合する事。以上、解散」
1時間か〜どこへ行こう。
そういえば姫条くんは…誰かと一緒に回るのだろうか。
「あ、姫条く…」
「姫条くーん、私達と一緒に回ろうよ〜」
「私も回りたーい!」
見ると姫条くんの回りを数人の女の子が囲んでいて
姫条くんはいつもの笑顔でその女の子達の相手をしていた。
言いかけた言葉を飲みこみ、私は静かに1人その場を離れた。
- 346 :課外授業・バイト主 4 :04/08/07 22:35 ID:vanOILcx
- 4.
館内の奥へ足を踏み入れる。
そこは深海魚のコーナーで、見学している人はあまりいなかった。
近くの水槽を見ながら私ははぁ、と溜息を着いた。
姫条くんと2人で回りたかったな…
「…って何考えてんの?!レポート提出するんだし!ちゃんと見学しなきゃ!」
でもすぐにさっきの女の子達と姫条くんが頭に浮かんでは消えていく。
私、嫉妬してるのかな…好きな人が他の女の子と一緒にいるトコみたら
誰だって…っていうかまだ彼女じゃないけどさ。
何度目かの溜息を着き、いつの間にか下がっていた目線を上げると
水槽へ映った姫条くんの笑顔があった。
「こっちにおったんかーエライ探したで?って何呆けた顔してんねん」
振り向いた私の頭を姫条くんは優しく撫でた。
「へ?あれ?だって…あの、女の子達と一緒に行ったんじゃ…」
「あぁ、あれ見とったんか…彼女達のお誘いは丁重にお断りしました」
「なんで…」
「なんで…って…ジブン、オレが今朝言うたこともう忘れたんか?」
今度は姫条くんが呆けた顔をする。
今朝って…私と一緒にいたい、ってあの事?
「はぁ〜ここまで物忘れの激しい鈍感さんとは思わへんかったわ…」
「ど、鈍感じゃないもん!!」
わざと大きく溜息を着き、姫条くんは辺りを見渡す。
「?」
「…せやったらなんでオレがジブンと一緒におりたいか
分かっとるっちゅーことやんな?」
姫条くんは両手で水槽を背にした私の逃げ場を塞ぎ、上から見下ろした。
- 347 :課外授業・バイト主 5 :04/08/07 22:37 ID:vanOILcx
- 5.
ななな何?!この状態は!!
どうしてこんな状況になったの!?
顔が熱くなり、彼の前であたふたして
「ちょ…姫条く…離れて…っ」
「やっぱ鈍感やん。あ、ちゃうな。超鈍感や」
「超なんて付けな…んっ…ぅ」
??姫条くんの顔が至近距離にあるんだけど…
これってもしかして…キス?!!
「…ん…ふぅ…っ…」
無防備だった私の口は簡単に姫条くんの侵入を許してしまい
舌を絡め取られ、口内をねっとり舐められた。
角度を変え、何度もキスをされ、力が徐々に抜けていった私の口から
唾液が一筋零れ落ちた。
「っ…はぁ…な、なんで…」
「…ホンマ鈍感やな…」
姫条くんは首筋に唇を寄せ、啄ばむようにキスを落す。
「…んぁ…や…ぁっ」
「メッチャ感度エエな…ここまでされてまだ分からへんの?」
逃げ場を塞いでいた片方の手で私の胸を制服の上から揉み上げる。
「あんっ…や、やだっ…どいてよ…姫条くん…!」
「イヤや」
押し離そうと彼の肩に両手を乗せ、ありったけの力を込めた。
が、ほとんど力の残っていない私が姫条くんに敵うはずも無く
あっさり腕の中へ収まってしまった。
- 348 :334 :04/08/07 22:42 ID:vanOILcx
- ここまでです。
次回で全部うpしますんでもう少しお待ち下さい。
>337
有難うございますー!(ノ∀`)゚・゚
王子×主人公ガンガって下さい!
- 349 :あおむし :04/08/07 23:13 ID:3SMXwEXV
- うキャ〜!!
読ませていただきました〜。
姫条君がんばれー!!
- 350 :名無しさん@ピンキー :04/08/08 00:32 ID:IeH6H+oU
- あ
- 351 :名無しさん@ピンキー :04/08/08 02:04 ID:c3jaLdSx
- >>334 乙です!
自分の中では、バイトは好きな子には奥手になるイメージなんだけど、
334タソの積極的なバイトもイイ!モエました。
続き楽しみに待ってます!
- 352 :保管庫できました :04/08/08 20:11 ID:WfzZBPVF
- ニュー保管庫一応完成という事で公開いたします。
ttp://gs-ss.s7.x-beat.com/
です。広告うざいですごめんなさい。
現在このスレの296まで保管完了しております。
現行の保管庫管理人さんと連絡が取れなかった為、こちらのサイトは
あちらの管理人さんがお持ちの情報を引き継いでおりません。
SSの作者様で、あちらに修正や取り下げを依頼した方、
大変お手数ですがこちらにもご連絡くださると助かります。
拙い技術しか持ち合わせておりませんので不具合など多々あると思います。
指摘してくださると嬉しいです。
皆様のPCでもちゃんとCGIが動いてるのか気が気でなりません。
よろしければご利用ください。
では、スレ消費すみませんでした。
- 353 :名無しさん@ピンキー :04/08/08 21:16 ID:L9NSbwH6
- >>352
乙〜!
緒事情につき今は見に行けないけど
必ずお邪魔しに行くよ。
- 354 :名無しさん@ピンキー :04/08/08 21:23 ID:XC6PqLjY
- ニュー保管庫管理人さん
お忙しい中保管庫完成に尽力してくださりご苦労様でした!
早速、楽しんで来マツ!
- 355 :名無しさん@ピンキー :04/08/09 00:30 ID:hoCiMPGA
- >352
乙です!
あれだけの量のSSを展示してあるとは思わなかったんで
びっくりしました。
一つ一つhtml化するの、大変だったんじゃないですか?
くどいけど、本当に本当に乙です!
- 356 :名無しさん@ピンキー :04/08/09 02:59 ID:1iwr0KfO
- >352
超絶乙!
神様たちも乙!
- 357 :名無しさん@ピンキー :04/08/10 01:11 ID:wCFcIaCk
- >352
すげー!乙華麗!GJ!
板変わっていたとは気づかなんだ。
- 358 :名無しさん@ピンキー :04/08/10 05:40 ID:eQe0D4u5
- >352
本当に乙華麗!
まだhtml化されてない前スレの作品も読めて幸せ…
初代からここまでキャラ別に纏めるのは大変だったと思います。
ありがとう、としか言えません。
- 359 :名無しさん@ピンキー :04/08/12 16:33 ID:rVMASdQH
- >352
超乙。GJ。
SSの投下も増えるといいねー。神様降りてきてたもれ。
- 360 :名無しさん@ピンキー :04/08/17 07:36 ID:RFh6awcZ
- 保管庫見て思ったんだが、王子やてんてーは日々のオカズ(エロ本やビデオ等)をどうやって調達しているのだろう。
キャラ的にそういうの買ったり借りたりが想像できん。
男子は脳内妄想だけでまかなえたりするんだろうか。
- 361 :名無しさん@ピンキー :04/08/17 11:03 ID:WUUjdrtP
- 王子もてんてーも、一人エチーはしません。
- 362 :名無しさん@ピンキー :04/08/17 12:46 ID:YTAJ4RdJ
- 主人公の写真
- 363 :名無しさん@ピンキー :04/08/20 01:38 ID:U0Nzajzc
- マスターが「オススメDVD持って来たぞ〜」と、映画などのDVDに紛れ、
何本かエロ作品も持ってくるw
- 364 :名無しさん@ピンキー :04/08/20 11:03 ID:vF6wUT81
- 王子もてんてーもそういうものには興味なさそう。
王子はモデル業だからその関連で見慣れてるかんじが。
てんてーはマスターが持ってきたエロ物を生物学とかの視点から見そう。
- 365 :名無しさん@ピンキー :04/08/20 15:49 ID:gy28WwSc
- デートの時はなるたけ露出して王子に
ネタを提供するようにがんがってるよ私…
夏はビリヤードやボウリングの時も
キャミ&アイス柄ミニスカ。
…変態でつか?
- 366 :課外授業・バイト主 6 :04/08/20 16:05 ID:QvWkJvQH
- 334です。>347の続きを投下します。
書き直していたら遅くなってしまいました…スンマソン…
6.
姫条くんに抱きかかえられた私は部屋の奥へと連れて行かれた。
入り口からは死角になっているみたいでこっちからは
水槽の裏以外何も見えない。
壁を背にして私を立たせ、姫条くんは正面で片膝を付きしゃがむ。
「な、何を…」
「…オレとお前の課外授業や。ジブン、どこを弄ると感じんのか
じっくり教えたるわ」
姫条くんはそう言うと、スカートをめくり、ショーツを踝まで下ろした。
「やっ…やめて!姫条く…ッ」
「あんま声出さん方がエエんちゃう?隣のスペースまで聞こえてまうで?」
露になった秘裂に指を伸ばし、割れ目に沿って指をなぞる。
だ、だめ…声が出ちゃう…!
「…っ!!…あっ…はぁ…あぁ…んっ」
甘い吐息と共にしっとりと恥部が濡れ始めた…
「エエ声や…もっとジブンの声が聞きたい」
- 367 :課外授業・バイト主 7 :04/08/20 16:06 ID:QvWkJvQH
- 7.
指を2本に増やして私の中を掻き回す。
「ぁ…ふ…ああっ…ん…っ…ぅうっ」
指が性感帯を突く度に蕾から蜜が零れ落ちた。
膝はガクガクと笑い、スカートを握り締めていたはずの手から力が抜けていく。
「…ああ…あっ…やぁ…もぉ…イっちゃうよぉ…」
あと少しで限界に達しそうになった時
私の中にいる姫条くんの指は動きを止めた。
「そう簡単にはイかさへんで?オレの気持ち、分かってへんやろ?」
快感の波が引いた頃を見計らい、姫条くんは再び指を動かす。
イきそうになると動きを止められ、熱が収まった頃に再び動かす。
その繰り返しで私の太腿は自分の愛液でべっとり汚れ
頭は何も考えられなくなってきた。
「あふ…あっ…ん…あぅ…あぁ…」
「…お前のせいやで」
心なしか薄っすらと頬が赤く染まった姫条くんは
切なげな目で私を見つめ、独り言のように呟いた。
私の…せい?
- 368 :課外授業・バイト主 8 :04/08/20 16:08 ID:QvWkJvQH
- 8.
指の動きを止め、私の中から引きぬくと
ゆっくり立ちあがり見下ろした。
「お前のせいで他の女に興味持てんようになった…
美人でスタイルのエエオネーチャンに誘われても全く勃たへん」
それって…
「何やっても何考えてもジブンの事ばっか浮かんでくんねん」
まさか…そんな…私と同じ気持ちだったの?
目を見開き、姫条くんを見つめる私に彼は顔を近づけ耳元で囁く。
「いくら鈍いジブンでももう分かったやろ?」
ぺろりと舌で耳を撫でられ、思わず声を漏らす。
「お前が好きや。どうしようもないくらいな…」
姫条くんは私を壁に押し付けたまま抱き上げ、足を広げさせると
片手でジッパーを下ろした。
飛び出してきた怒張を濡れた私の秘所へ宛がう。
「イれんで?」
溢れ出る蜜で自身の先を濡らし、少しづつ沈ませた。
「…き、きじょ…くっ…あああぁ!!」
秘裂をこじ開け、ずぶずぶと肉襞を押し分けていく。
「あぁん…あんっ…やぁああ…おかしく…なっちゃうぅッ」
「…っ…ま、まだ途中やってんのに…ジブン締め過ぎやでっ」
それでも姫条くんは下から奥へと突き上げて
無意識のうちか、自分の足を徐々に姫条くんへと絡めもっと奥へと咥え込む。
「はっ…んっ…あぁ…っ…き、きもち…イイよぉ…っ」
「…オレもや…っ」
「あっ…ん…きじょ…く…んっ」
「わ…たしも…す、すきっ…あああぁっ!!」
突然頭が真っ白になり、電流が流れたような感覚が体を襲う。
それと同時に姫条くんは私の中へと欲望を吐き出した。
- 369 :課外授業・バイト主 9 :04/08/20 16:09 ID:QvWkJvQH
- 9.
「なんや…ジブンもオレと同じ気持ちやったんか」
部屋に設置されていたベンチに姫条くんと寄り添うように座った。
「それ、私の台詞だよ」
「…嬉しいで、ホンマ。漸くジブンと一緒になれたし」
「…姫条くん…」
赤くなった私の髪を優しく梳く。
私だってすごく嬉しいんだからね。
「いやー課外授業ってツマランもんやと思うてたけど
これなら毎回出てもエエかな」
「なっ、何言ってんのよ!姫条くんはっ」
真っ赤になった私はポカポカと力なく姫条くんの胸元を叩く。
「ははは〜そない潤んだ目で怒られても全ー然怖ないもんね」
「もぉ!…あ、そろそろ一時間経つよ。早く集合場所に行かなきゃ」
「また遅れたら氷室先生に何言われるか分からへんしな」
姫条くんは私の手を取り、集合場所へと急いだ。
- 370 :課外授業・バイト主 10 :04/08/20 16:09 ID:QvWkJvQH
- 10.
「それでは本日はこれで解散する。諸君、くれぐれもレポート提出忘れないように。
期限は明日の放課後までだ。以上」
…あ!!レポート!すっかり見学するのを忘れてたよ〜っ
「どうしよう…レポート…」
「安心しぃ!我に秘策あり!」
どんと胸を叩き、自信満々な笑みを浮かべる姫条くん。
どんな秘策があるっていうのよ?
「オレとお前の交尾レポをやな…ゲフッ!!」
思わず持っていたバックで姫条くんの頭を叩いてしまった。
「こ、交尾って…ばかーーーっ!」
悶える姫条くんを残し、私はその場を後にした。
次の日、なんとかレポートを仕上げ、提出出来た。
姫条くんは思った通り、レポートが間に合わず氷室先生のお説教を
延々と聞かされる羽目となった。同情はしないからね…
- 371 :334 :04/08/20 16:15 ID:QvWkJvQH
- 以上です。エチーシーン難しかった…(´д`;)
保管庫の作品を読んだらチータンものが書きたくなりました。
出来あがったらまた投下したいと思います。
>352
遅れ馳せながら、乙です!
見に行ってきましたが、とても読み易いレイアウトで
良いと思います。管理頑張って下さい!
- 372 :名無しさん@ピンキー :04/08/21 01:01 ID:7RNuPDmU
- ありがとうございました。
主人公以外にたたなくなったバイト(;´Д`)ハァハァ
保管庫もありがとうございました。
出来上がるの早かったし大変だったんではないでしょうか。
- 373 :名無しさん@ピンキー :04/08/21 01:23 ID:TVZqguW5
- 積極的なバイトがイイ!
ちーたんもの是非書いてくれー。
タイピングで失望させられたマイナー好きに愛の手を。
- 374 :名無しさん@ピンキー :04/08/26 17:09 ID:A1IBgBnR
- ホシュー
最近バカのエロがあんまないね。
- 375 :名無しさん@ピンキー :04/08/26 22:30 ID:H9rmozPW
- さあ、みなさん
ワタポンの誕生日が近付いてきましたよ!
- 376 :名無しさん@ピンキー :04/08/29 04:30 ID:CsM0NL2M
- モリリンはヤキモチ焼き
- 377 :名無しさん@ピンキー :04/08/29 12:32 ID:wyXWDiS/
- PC壊れて携帯からなので倉庫見れんorz
早くモエモエしたいよ〜
- 378 :名無しさん@ピンキー :04/08/31 04:01 ID:FXqbOckx
- モリリンはチェリー
- 379 :名無しさん@ピンキー :04/09/01 22:57 ID:KJxyXXVO
- 保守代わりに拙作ですが…初投下です。
あまりえっちくなくてスイマセンです。モリリン×主人公ちゃんで。
『どうか、僕を信じて』
「どうぞ、なんのおかまいもできませんけど」
「とっても素敵なお部屋ね」
「そうですか、よかった…ちょっと不安だったんです。気に入ってもらえるかどうか」
桜弥くんと付き合うようになってから3ヶ月くらい。
地味な園芸部と図書室での勉強会、楽しい下校…
テストで順位が上がったら2人で喜び合い…
コツコツと、時間をかけて花を育てていくように…
内気だった桜弥くんが私をデートや部屋に誘うようになってくれた。
鈴鹿くんや姫条くんみたいな『男臭さ』が殆んど感じらろない桜弥くん。
地味で温厚で、本気で草花に話しかけちゃう桜弥くん。
スリルは味わえないけれど、ほんわかした雰囲気に私は惹かれた。
- 380 :『どうか、僕を信じて』379 :04/09/01 22:58 ID:KJxyXXVO
- ちなみに、ファーストキスは1ヶ月前の森林公園で。
今時中学生でもしないような、ウブすぎるキスだった。
唇を軽く、合わせるだけ……
純粋な桜弥くんにしては、とても大きな進歩だったに違いなかった。
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
「……ですから、異常気象、水質汚染など一見関係なさそうな事柄も、廻り廻って絡み合っているわけです」
「うーん、そうだね…自然は何事もサイクルなんだね」
地球環境という尊大なテーマについての話が一段落ついたところで、私は桜弥くんが淹れてくれた紅茶に手を伸ばした。
ふと、桜弥くんが座る座布団の脇に置いてあるノートに目をやった。
紅茶をすすりながら、淡いピンクのそのノートを指差して、
「…ところで桜弥くん、そのノート…」
「ぇえッ!あっああえっとこれは…」
私が言い終わらない内に、桜弥くんは声を裏返して1人で大騒ぎ。
「…あ、嫌なら無理に見せなくても…」
「えぇと…僕…貴女のために…というか…」
遠慮した私の発言も聞こえなくなる程の狼狽ぶりに、ノートへの興味はさらに高まる。
- 381 :『どうか、僕を信じて』379 :04/09/01 22:59 ID:KJxyXXVO
- 茹で蛸…私は桜弥くんの紅潮しきった顔を見てそう思った。
「…僕と…ふ、2人で…」
桜弥くんはうつむいて、そろそろとノートをテーブルの上に置いた。
私は一瞬躊躇って、そして静かにノートを手に取った。
パラパラと捲りながら、その内容に私も頬を赤く染める。
「………さく…や…くん…」
「ごめんなさい!女性にいきなりそんなものを見せてしまって…ましてや僕の大切な人なのに」
「…桜弥くん」
隅から隅までびっちりと書き込まれたノートを閉じた。
「………修学旅行の時みたいに、私のためにわざわざ調べてくれたんだ」
桜弥くんは小さく、まるで虫の息のように、
「…ハイ…」
- 382 :『どうか、僕を信じて』379 :04/09/01 22:59 ID:KJxyXXVO
- ノートには、いわゆる『前戯』とか『体位』とかについて事細かに書いてあった。
桜弥くんも男の子だな、と思いつつ、
「私を満足させようと…?」
「…ハイ…僕…そういうのに疎くて…やっぱり、僕の部屋に誘っちゃったわけだし…姫条くんが…」
「………姫条くん…?」
何となく、話が見えてきた。
「『男の部屋に彼女と2人っきりやで、何もしない方がむしろ嫌われてまうで。もしかしたら彼女の方から迫ってくるかもしれん』って…」
―――アチャー…やっぱりね。
「もぅ、姫条くんってば、素直な桜弥くんに…」
「あの…あの僕…恥ずかしながら経験とかないし…少しでも貴女のために、と思って…ホントにごめんなさい…忘れて下さい!」
- 383 :『どうか、僕を信じて』379 :04/09/01 23:00 ID:KJxyXXVO
- 茹で蛸+上目使いの桜弥くんに、私は微笑みかけた。
「……ううん、忘れないよ」
「ぅ…へっ?」
「忘れたくないよ…だって、私を想ってのコトでしょ?そんな嬉しいコトを忘れられるワケがないよ」
みるみる、桜弥くんの顔が和らいでいく。
赤い色は抜けないままだけれど。
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
私は悪い女だ…つくづく思う。
純粋で素直な桜弥くんに、『おねだり』をしてしまった。
- 384 :『どうか、僕を信じて』379 :04/09/01 23:00 ID:KJxyXXVO
- 「やっぱりさァ、こういうコトって、付き合ってたら普通にするものだと思うのね」
「は、ハイ…」
「……私ね、もっと桜弥くんのコトが知りたいの」
「…やっぱり僕、何だか緊張して……ご、ごめんなさい…」
「う…ん……」
軽く遠慮がちなキスをした後、腫れ物に触れるような、且つ、ぎこちない手つきで私の服を脱がしていく。
「……やっぱり恥ずかしいな…桜弥くんもだよ?」
「えっ…あ、ハイ…」
―――脱がす時は私の身体から目を逸らしていたくせに…
華奢な身体の線はまるで少女のようだった。
しかし、私は次の瞬間、息を呑むことになる。
- 385 :『どうか、僕を信じて』379 :04/09/01 23:01 ID:KJxyXXVO
- 「………う…わぁ…!?」
「…あっあの…何か気に入らないところでもありましたか!?」
「えっ…あっ…イヤイヤイヤ、そういうワケじゃなくって…」
インターネット等で見た男の人のソレより、明らかに立派なモノに私の心臓は今まで以上に騒ぎ出す。
―――以外…あ、でも細身の人は大きいって聞くし……う〜…
「気に入らないところがあったら僕直しますから!貴女のために!」
眉毛を可愛く吊り上げる桜弥くんに、私は抱きついた。
「…自分で誘っておきながら……やっぱり…何となく…怖くなってきちゃって…」
あんなに大きいモノが果たして自分に入るのか、急に不安になった。
暫くしがみ付いていると、桜弥くんの手に力が入った。
ぎゅっと、力強く、桜弥くんに引き寄せられる。
「……あの…こんな僕ですけど……どうか、僕を信じて…どうか…」
「桜弥くん…」
はにかんだ笑顔が近い。
「こんな僕が自分で言うのもアレですが……きっと、僕が1番…貴女のコトを想っているハズですから…」
- 386 :379 :04/09/01 23:02 ID:KJxyXXVO
- 以上です。長々と失礼しました。
神の降臨を待ってます。
- 387 :名無しさん@ピンキー :04/09/02 00:27 ID:Ndx1/tNc
- >379
GJ!!
もりりんらしくて良かったよ〜
もりりん最愛の身としては、フゥフゥ=3 したいほど身悶えた!!
- 388 :名無しさん@ピンキー :04/09/02 00:29 ID:Ndx1/tNc
- 興奮でsage忘れ……
すまん orz
- 389 :名無しさん@ピンキー :04/09/02 00:48 ID:Ov3RbLTA
- そうそう、なんかモリリンっておっきいイメージがあるんだよね。
- 390 :名無しさん@ピンキー :04/09/02 01:02 ID:/R5PgCWZ
- >>379
乙!もりりん可愛い!
つーかここで終わりはちょっと酷だー。
確かにモリリンはなんかごんぶとそうなイメージがあるなぁ。ギャップ萌え?
- 391 :名無しさん@ピンキー :04/09/02 01:08 ID:0cK6ghkD
- >379
GJ!もりりんかわいかっこいいよ〜(うるうる
もりりんのアレが大きいにわたしも一票。
男の人のアレは、鼻の形と首から連想すると実物に近いって聞いたことある。
多分、もりりんの鼻と首のイメージからそんなふうに連想してしまうのかも。
理事長はモノスゴイのを持ってそうだ。
- 392 :名無しさん@ピンキー :04/09/02 06:01 ID:Td50jmFs
- グッジョブです
個人的に文体が
気に入りました
- 393 :名無しさん@ピンキー :04/09/03 00:27 ID:+vUM9GDr
- 萌え
- 394 :名無しさん@ピンキー :04/09/03 12:15 ID:M0mZt4hB
- さげないか
- 395 :名無しさん@ピンキー :04/09/06 01:25 ID:sPKv0Y6c
- 勝手な思い込みだけど、モリリンは
巨根で遅漏で絶倫なきがする。
- 396 :名無しさん@ピンキー :04/09/06 06:09 ID:j/OQvInB
- 修学旅行の後にモリリンは男子達から神として崇められる…
- 397 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 13:39 ID:ly5PMzyv
- >>395
巨根は同意だが漏れは早漏派だ。
遅漏はバイトっぽ
- 398 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 13:58 ID:HAdTNMnD
- てんてー×主を途中までかいたので、うpします。
特記することはないと思うんで、いきます。
「どこまで知っている」
氷室は部屋へあがると、袖が裏返しになる勢いでジャケットを脱ぎ、
傍にあった椅子の背もたれに乱暴に引っ掛けた。
いつも使っているハンガーは、今日は用をなさずに終わるのだろう。
「え、えっと…。愛し合ってる男の人と女の人が裸で抱き合って、
子孫を残すために…」
彼女は両の人さし指をお互いではじきながらゆっくりと言葉を探した。
いらだっている氷室には言うのがためらわれた。
彼女がゆっくりと時間を費やしている間に氷室はキッチンからブランデーを持ち出し、
たいして薄めもせずに飲みほした。
自分の大切な生徒とシラフで話せる内容ではないのだ。罪の意識を薄めたい。
「先生、お酒…?」
「香り付けに紅茶にたらす程度だ。問題ない」
たらしたのはブランデーではなく紅茶の方だったのは言うまでもない。
「簡潔に言いなさい。な、にが、知りたいのだ?」
言葉がスムーズに出てこないのもブランデーのせいではない。
「ええと…見た事がないので、見せて下さい! 先生の───」
最後の単語は氷室の本能が脳に伝えるのをやめた。
お気に入りの生徒、純真無垢だと信じて疑う余地のない彼女から発せられた言葉。
純真無垢だからこそ口に出来たのかもしれないが、
それはシモネタではなく、真面目な、真剣な悩みであり、
担任教師である氷室は相談を持ちかけられた信頼に答えたいと言う誠実さと、
ことのリアルさのギャップに戸惑い、いらだった。そして気を失しないかけた。
- 399 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 13:59 ID:HAdTNMnD
- 好きな人に出会うまで待つようにとか、医学書を用意するとか、
いろいろ方法は合ったのだろうが、
許容範囲を超えた彼女の言動に氷室は腹をくくるしか方法を思い付かなかった。
彼女に対して逃げる道は最初から考えてもいなかった。
「寝室で、いいか?」
氷室はネクタイを片手で緩め、もう反対の手でネクタイを引き抜いた。
彼女は氷室の後を静かに追い、寝室のドアを締め、その場に立ち尽くした。
氷室はベッドの傍のライトをつけ、ネクタイを無造作においた。
その薄暗い明かりは氷室の輪郭を浮かび上がらせ、彼女は見えない氷室の表情を伺った。
「せん、せ、い?」
「さすがにわたしも、は、恥ずかしいのだ。これ以上は明るく出来ない」
氷室は彼女に背を向けたままベルトを引き抜いた。ワイシャツ以外をベッドに投げ、
彼女の方に向きベッドに腰を下ろした。
「いいですか?」
氷室の耳にだけ届くように呟いて彼女はベッドに近付いた。
氷室の顔色もわからない。戸惑っていると氷室に急かされた。
「は、はやくしなさいっ」
彼女の指がワイシャツのすそを持ち上げるとき氷室の肌にあたり、
氷室の身体がほんの少し引きつった。
「あ、すみませ、ん…。ぁ…」
彼女の目に晒されたものは心臓のように脈を打っていた。そして、上を向いていた。
彼女は薄暗い中でじっと目を凝らし、そして…
好奇心から指をのばした。
- 400 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 14:00 ID:HAdTNMnD
- 「や、やめなさ、い…」
指先でかたさを確かめ、手全体で優しく撫でた。
氷室は予想以上の彼女の行動に驚愕するばかりで身動きが取れなかった。
「せ、せんせ、い、男の人はどうすれば気持ちがよくなるんですか?」
上目遣いで氷室を見た彼女の顔は、ライトに照らされていても赤いのがわかった。
「そん、そんなことは、知らなくても、よろしいっ」
彼女はその言葉に下を向くと舌をだした。
「教えてくれないなら自分で研究します」
「っ、や、やめなさいっ、だめだっ」
彼女はぎゅっと目を閉じ、舌先で氷室の先端を舐めた。
かたくなっている所を舌全体で、ときには唇で触れ、唾液がライトの光を小さく受け止めていた。
氷室は身体を震わせた。アルコールのせいで困惑も快感もまわりが速い。
身体の力が抜けていくのもそうなのだろうか。
彼女を止めようとした手は彼女の後頭部に添えるように置かれ、
事実上彼女の行為を容認している形になっていた。
彼女のゆっくりと動く舌に時折太股が引きつってしまう。
氷室の思考はアルコールがまわるにつれてまとまらなくなり、
それに反して感覚は敏感になっていった。
彼女のそっと添えるように置かれた指にも反応してしまう。
「…ぅ……」
「せんせ?」
彼女は顔をあげて氷室の様子をうかがった。
「やっぱり…教えて下さい。でないと…わかりません」
彼女はまた目を閉じて舌を出した。
ここですか?と何度も聞きながら舌を移動させていく。
「……っ…」
氷室の小さなうめきのような呼吸が部屋に小さく響く。
彼女は唇を離すと、空気を吸って喉を鳴らした。
唇を濡らして唇全てで氷室を包んでいった。
- 401 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 14:00 ID:HAdTNMnD
- 「んぐっ」
飲み込み過ぎて嘔吐いた彼女の手を氷室は取り、自身を握らせた。
「無理はしなくていい…」
女の子らしい手でその形を確かめ、彼女は小さく微笑むと頷いた。
「…はい…」
そっと口に含んだまま手と頭を同じように動かして、氷室を追い詰めようと努力した。
氷室は手のひらで彼女の髪を撫でていた。
「せんせ…い。気持ち、いいですか?」
「ああ…」
彼女にとってその言葉は少しだけ嘘に聞こえた。
なんとなく、反応が鈍いように感じて。
もっと気持ちよくなって欲しい。彼女は動きを早めた。
とたんに氷室は彼女の手を押さえてその動きを封じた。
「もういいだろう?」
彼女の懸命な慣れぬ行為は氷室にとっては少しばかり痛みをともない、
直接の射精感へは繋がらなかった。
「やですっ先生を気持ちよくしてあげたいんですっ」
「君は『見たい』だけではなかったのか?」
口をつぐんだ彼女をたたせ、氷室は顔を覗き込んだ。
「こほん、私も見た事がないのだ。見せてはもらえないだろうか」
彼女は一瞬のあと、理解したように驚き、固まった。
自分の教え子のものなど見た事があるはずもない。
そう頭のなかで詭弁をふるい、氷室はスカートを落とした。
目の前の下着に手を触れかけて、やめた。
「自分で脱いでほしいのだが」
「は、恥ずかし…い…です」
- 402 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 14:01 ID:HAdTNMnD
- 「君は、自分が恥ずかしくて出来ない事をわたしにさせたのか?」
彼女はほんの少し眉間にしわを寄せ、目の下を赤く染め、
「先生の、いじわる」
そう言って氷室を睨み、両手でゆっくりと下着をおろした。
「ベッドに横になりなさい」
彼女は言われるままにベッドに上がり、氷室の方に足を向けて膝をたてた。
氷室の前に晒されたものは、それまでの大胆な行動からは比例の出来ない幼さのものだった。
しかし自分が女だということを懸命に主張していた。
「知らなくても濡れるのだな」
ブランデーで唇を濡らしながら、ただ、眺めた。
彼女はその視線に反応するように秘処をひくつかせ、さらに濡らした。
「せんせ…、まだ…?」
「なにがだ? 私は見るだけだ」
「やっぱりいじわるっ」
唇の端で含むように笑う氷室に、彼女は目で訴えかけた。
『触って欲しいのに』
氷室は酔っていた。それでも教師としての理性が、直接の行為への働きかけを止めている。
久しくなかった自分の性行為への揶揄のような気が氷室にはしていた。
生真面目な自分を酔った自分がからかっている。
『どうせ出来ないだろう』と。
相手を彼女にすり替えて氷室はからかい、からかわれている。
「君は正直だな。先ほどよりも濡れている」
氷室自身も先ほどより体温が上がってきている。それをまた酒で冷やす。
「見せてくれるのだろう、自分でしてみせなさい」
両膝の向こうから彼女の抗議の目が光っていた。泣いていたのかもしれない。
- 403 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 14:06 ID:HAdTNMnD
- とりあえずここまでです。
てんてーにどこまでさせるか悩み中です。
台風でバス停がふっ飛んでいました(w
びしょぬれでやってくる主人公、萌え。
台風のなかでインスピレーションがわくワカメ萌え。
- 404 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 18:27 ID:A0oVWvYb
- てんてーキター!
いける所までいっちゃってください。
台風大丈夫?関東は全然平気なんだよなー。気をつけてー!
- 405 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 18:28 ID:VvO+g12J
- キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(Д゚ )━(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッ
- 406 :名無しさん@ピンキー :04/09/07 22:24 ID:puqCuDXe
- 続き激しく待ってまつ。超期待。
- 407 :名無しさん@ピンキー :04/09/10 19:42:17 ID:v45ZXeJR
- 私も楽しみにしてまつ。
がんがれ−。
- 408 :名無しさん@ピンキー :04/09/12 20:07:10 ID:/RdIvIHd
- (^○^)
- 409 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:30:29 ID:1skeAFS2
- >>360
>保管庫見て思ったんだが、王子やてんてーは日々のオカズ(エロ本やビデオ等)をどうやって調達しているのだろう。
>キャラ的にそういうの買ったり借りたりが想像できん。
これ見て、ちょっと妄想してみました。
エロはないんで、すいません。
葉月×主です。
- 410 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:32:31 ID:1skeAFS2
- 「ちょっと、そこの旦那?」
突然、葉月は声をかけられた。
ちょうど、校門へ向かっていた時のことだ。
「……なんだ?」
言葉遣いとは裏腹に、その男が着ているのは「はばたき学
園」の制服だ。もじゃもじゃの頭と分厚い眼鏡をかけている。
「いや、ハハ。写真を販売しているもの、です。ハイ」
「……?」
葉月は首をかしげた。写真部か何かだろうか。
「いえ、ね。ホラ、あなたとよく一緒にいる、女の子がいる
じゃないですか」
「…………」
「あの子、可愛いですよね。男子生徒からも人気があるようです
よ。……ハハ、あなたほどじゃありませんが」
「なんの用だ?」
「あの子、旦那の彼女ですか?」
「……いや」
そう答えたものの、彼女に惹かれているのは間違いなかった。
彼女と一緒にいるだけで、胸が熱くなる。彼女の言葉を聞くだけで、
その仕草を見るだけで……葉月はギュッと彼女を抱きしめたくなる。
事実、ここ最近はその男性的な衝動を抑えるだけで精一杯だった。
- 411 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:33:08 ID:1skeAFS2
- 「あれ、違うんですか。まあ、それはいいですわ」
「用件を言え」
「まあまあ、そんなに怒らないでくださいよ旦那。あの子に惹かれている
のは間違いないんでしょ? そう見えますよ」
「…………」
葉月は肯定も否定もしなかった。
こんな得体の知れない男に言う必要はないだろうから。
「あはは、まあ、いいですワ。……で、単刀直入に訊きますわ。これ
買いませんか? いやね、ミスしてネガを捨てちゃったもんですから、
この写真は一枚しかないんですよ。いつもなら、大量に刷って、売り
まくるんですがね」
「……なんだ、その写真は?」
葉月からだと裏の白い面しか見えない。
「買いますか?」
「その写真がなんなのか聞いている」
男は肩をすくめた。
「あの子の、パンチラ写真ですよ」
「……何?」
「あはは。いやね、実際、これ撮るの苦労したんですわ。あの子、ドジ
な割には、そういうとこガードが固くて……。ホラ、先週、台風が着た
でしょ。あの時にね――風が強かったから、スカートがめくれて――通
学路でパシャリと――」
葉月は無言のまま、男の胸倉を掴んだ。表情は変えてなかったが、その
目は確かに怒りの色に染められていた。
- 412 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:33:39 ID:1skeAFS2
- 「ふざけるな」
「ちょ、ちょっと待ってください。ネガはもうないですから写真はこの
一枚だけです。こっちだって悪用はしたくないですワ……それに生身の
女には微塵も興味はありませんしね。ただ、お金に困っていましてね。
ですから、旦那が買ってくれればそれで……」
「……黙ってろ」
「だ、旦那だって見たいでしょ。この写真。素直になりなさいって。へへ。
いつまでも頭の中だけじゃ、疲れちゃいますよ。……純白のパンティが
チラリ。なんちゃって」
いきなり、葉月は男の胸倉から手を離した。その弾みで男が地面に
尻餅をつく。
「いくらだ?」
葉月は言った。
「へ?」
「……いくらだ?」
「買っていただけるんですか?」
「……買う」
男はニヤリと笑って、片手を開き、葉月に示した。
「5千円か」
「いえ、5万ですよ」
「…………」
「モデルの仕事もしているんでしょう? それくらいなんとかなりますねー?」
葉月はチッと心の中で舌打ちをしたが、
「わかった。払う」
「毎度」
- 413 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:34:12 ID:1skeAFS2
- ――取引きを終え、男がさったすぐ後に彼女が駆け足でやってきた。
「珪くん、ごめん、遅くなって」
「いや、大丈夫」
一緒にかえる約束をしていたのだ。
「よかったら、ちょっとお茶していこうよ」
彼女は満面の笑みを浮べて言った。
「ああ」
葉月はそう答え、自分の中の男の部分を極力抑えるよう努めた。
とはいっても、葉月の視線は思わず彼女の白い太腿へ行ってしまったが――。
翌週の日曜日。
彼女とデートの日である。今日は水族館に行く予定だ。
俺は……いつまで、自分を偽れるのだろうか……。
高校生の男子といえば、毎夜毎夜、女子やセックスのことを考えているのが
普通だ。人間なのだから理性はあるが、葉月は自分をどこまでコントロール
できるのか不安になっていた。
……彼女が愛しい。彼女を抱きたい。彼女を――。
- 414 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:34:57 ID:1skeAFS2
- あの写真はしっかり撮れていた。毎日とはいかないが、葉月は汚い欲望を、
その写真に助けてもらいながら吐き出していた。そして、そのあとに必ずといって
いいほど、深い罪悪感と自分に対する叱咤の念に包まれるのだ。
俺は……。
「あ、ごめん。珪くん。待った?」
「いや。俺も今きたことろ」
彼女は淡い色のワンピースを着ていた……ミニの。
「じゃあ、早速、水族館行こうか」
「予定変更しよう」
葉月はきっぱりと言った。
「え? ――どこに?」
ここで、ラブホテルに連れ込んで彼女を押し倒せたらどんなにいいだろうか。
でも……。
「ボウリング」
「え、でもちょっと……」
彼女は服装を気にしているようだった。もちろん、着替えさせるわけにはいかない。
「行くぞ」
葉月は彼女の腕をつかんだ。
- 415 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:36:38 ID:1skeAFS2
- 終わりです。
直接エロはないですけど、エロ雰囲気ということで、ご勘弁ください。
衝動買いなるぬ衝動書き、なので変な部分とかあるかもしれませんが・・
- 416 :名無しさん@ピンキー :04/09/13 17:57:04 ID:JjVO/uZ6
- 王子ネタキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
- 417 :名無しさん@ピンキー :04/09/14 02:21:52 ID:2fuJVqf0
- 買ってしまう王子にワラタ
- 418 :名無しさん@ピンキー :04/09/14 22:05:50 ID:2fuJVqf0
- 和
- 419 :名無しさん@ピンキー :04/09/14 23:26:07 ID:yYAp49ci
- 379の拙作にレスを下さった方々、どうもありがとうございました。
誤字脱字だらけで申し訳ない…。
またもやモリリンで申し訳ないのですが、保守代わりに、拙作ですが。
有沢さんスキーの方はまるっとスルーして下さい…主人公ちゃんが微妙にダークです。
『SA・KU・YA』
夕陽を浴びて、全てのものが橙色の光を反射する。
その逆光のせいで、彼の表情を窺い知るコトは出来なかった。
「………桜弥くん」
呟いて近付き、線の細い肩に腕を回すと、桜弥くんはビクリと反応した。
数秒の後、まるでギシリと音を立てるように、ぎこちない腕が私の背中に回る。
「…好き。桜弥くん」
「ぼ、僕も…で…す……」
いつも氷室先生が立つ教壇が…視界の端にあるこの場所。
「い、いい…いけませ……」
静かにキスをすると、静寂に混じって運動部の掛け声が妙に大きく聞こえてきた。
最近狂ってきた教室の時計の音も…遠い音楽室からの吹奏楽部の演奏も……。
どちらからともなく舌を絡めると、周りの音は静寂に浸透し、やがてリップノイズしか聞こえなくなった。
その後、躊躇しながらも桜弥くんは私の肌に、紅い小さな花を咲かせてくれた。
- 420 :『SA・KU・YA』419 :04/09/14 23:27:06 ID:yYAp49ci
- 肩で息をする桜弥くんに、私はある提案を持ちかける。
「…ねぇ、教室でどこまで出来るか試してみようよ」
「えぇえっ!?いや、それはちょっと…」
乗り気でない桜弥くんのブレザーを引っ張って、私は微笑む。
「大丈夫だって」
「………」
私は、最悪の女になろうとしていた。
…いや、寧ろすでに私は最悪の女だったのかも知れない。
「……ここ…ですか?」
落書きのない1つのきれいな机の前で、私は立ち止まった。
桜弥くんはこのクラスではないため、この机が誰のものかは分からない様子だった。
困惑した表情の桜弥くんの前で、私はおもむろにその机に座り、
「…私、桜弥くんが好き。どうしようもないくらい、恥ずかしいくらい好きなの」
上目遣いに桜弥くんを見つめる。
瞬間、ボッと桜弥くんの顔に火が付く。
「………それは…僕も同じ、です」
「…本当?」
「もちろん本当です!僕、あなたに嘘なんてつけません」
スカーフを外して、桜弥くんの目を見つめる。
胸がはだけたままの格好で私は椅子を出し、桜弥くんを座らせた。
机から軽く飛び降り、椅子に座った桜弥くんに跪く。
ジッパーを下げて、張り詰めたそれを解放して…
キョトキョトと黒目を激しく左右に動かしながら真っ赤に染まる桜弥くんを見上げる。
サイズオーバーのそれに唇を落とすと、
「…あぁッ」
桜弥くんの可愛い呻き声が漏れる。
私よりも可愛い喘ぎ声だなぁと、いつも思う。
- 421 :『SA・KU・YA』419 :04/09/14 23:27:54 ID:yYAp49ci
- 「…ぁ…ん」
「ここ…ですか?」
「ん……ふぁッ…そう…そこ…」
再び私は机に座り、桜弥くんを『感じて』いた。
いつも土いじりかペンを走らせているかのほっそりとした指が、ぎこちなく私のそこで動く。
「さく…や…くん……好き………ここで、お願い…?」
「……ハ、ハイ………あれ、でもこの机…」
「…お願い…」
私が自分の下着をずらすと、愛しい桜弥くんがゆっくりと入ってくるのを感じた。
「あ…は…ぁあ…桜…弥…く……桜弥くん…」
まるで狂ったように、彼の名前を何度も呼ぶ。
その呼びかけに答えるように、桜弥くんは切ない吐息を漏らしながら、ゴトゴトと激しく机を揺らす。
ブレザーの背中に爪を立てて、喘ぎ声を彼の肩に埋める。
「……ん……ああぁッ!」
「…っ…!」
絶頂への最後の突きが、机の中のノートを床へ叩き付けた。
落ちたそれには、『S.A.』とイニシャルが書かれてあった。
- 422 :『SA・KU・YA』419 :04/09/14 23:28:38 ID:yYAp49ci
- 『…SA・KU・YA……』
いつか見てしまった、誰かさんの痛々しいポエムが頭を過ぎった。
どこかの夢見る乙女が恋している相手と、今私は繋がっている。
それも、彼女の机の上で。
嫉妬に狂う自分が情けなかった。
そして、こんなにも彼を好きになってしまった自分もまた、情けなかった。
………有沢さん、この机で授業受けるんだよね…
情けない私は、桜弥くんをいつまでも離さなかった。
激しい嫌悪感が、ずっしりと私に纏わり付く。
ずれた眼鏡を直す桜弥くんに、私は前触れなく飛びついた。
「…ぅわっ……ど、どうか…しましたか?」
桜弥くんは優しい。
華奢な肩は、相変わらず頼りない。
だけれど、人1倍優しい手が、私の髪を滑って行った。
好きで好きでたまらない彼のブレザーの校章辺りに、言葉を吐き出す。
「……私をこんなにした桜弥くんが、悪いんだからね…」
- 423 :419 :04/09/14 23:31:49 ID:yYAp49ci
- 以上です。長々と失礼しました。
>398神、超期待してます。
たくさんの神々の降臨を待ってます。
- 424 :名無しさん@ピンキー :04/09/15 13:03:27 ID:S76wNac3
- 萌えー
神さま、GJ
- 425 :名無しさん@ピンキー :04/09/16 20:19:23 ID:db/6tvDe
- 最後の一行みたいなの、好きだよ!GJ!!
- 426 :名無しさん@ピンキー :04/09/18 00:20:54 ID:tUVvHln0
- >>409-415
パンチラにハァハァする王子ハァハァ
強引なのがイイですな。萌えをありがとうございます。
- 427 :名無しさん@ピンキー :04/09/18 03:11:43 ID:X9S/eZjV
- なるほど。。。
王子はそうやっておかずをゲトしてるわけか(笑)
- 428 :名無しさん@ピンキー :04/09/19 17:45:53 ID:6kv2p1hX
- 萌へた
- 429 :409 :04/09/20 00:32:01 ID:0IwGtFPf
- GSの主題歌聞いてたら、なんとなく書きたくなったので、
のせます(エロなし、スマソ)
- 430 :409 :04/09/20 00:32:44 ID:0IwGtFPf
- 『SIGNAL』
信号が黄色に変わった。
俺は今、撮影のため事務所の人が運転する車の助手席に座って
いる。本当なら今日は、彼女と映画を観に行くはずだった。
ブレーキが踏まれ、車が止まる。
それはとても彼女が楽しみしていたデートだった。俺の仕事の
都合で2回もキャンセルしてしまったから、3度目の正直、のつも
りだった。……けど、また急遽仕事が入ってしまった。断りきれな
かった。映画の公開は今日が最終日。彼女が楽しみにしていた映画。
頭の中で、ついさっきの出来事がリアルに蘇る。
『え……? また行けなくなった?』
「ああ、悪い」
ケータイの向こうで彼女は絶句していた。落胆のする様子がありあ
りと伝わる。
『な、なんで珪くんは、そうなの!? 2回とも行けなくて、今日は
絶対行くって行ってたのに! もう私、待ち合わせ場所にいるのよ!』
「だから、悪い」
『私、凄い楽しみにしてたんだよ。昨日、美容院にも行ってきて、服
も大好きなの着て……』
「ごめん、埋め合わせは必ずする」
- 431 :409 :04/09/20 00:33:21 ID:0IwGtFPf
- 『埋め合わせって……だって、あの映画、今日で終わりだよ!?』
「近い内にレンタルになるだろうから、その時に」
なんで、俺はこんなふうにしか言えないのだろう。
わかってる。俺も。
映画館で観るのとレンタルとでは全然違う。それに――。
そう、彼女が求めているのは気持ちなんだ。
『……もう、いいよ』
「悪い」
『いいって。……じゃあ』
プツ、とケータイが切れる。
恐らくこれで、別れるとかそういうことにはならないだろう。けど、
俺たちの間で何かがズレているんだ。高校を卒業してから約半年。
大学は違うが、俺たちは時間を作り極力顔を合わすようにしている。
初めて身体を合わせた時の恥じらいと相手への想い。珪くん。事を
終えたあと彼女は言った。大好き、と。俺も思った。愛してる、と。
だけど、口に出しては言うことはできなかった。
- 432 :409 :04/09/20 00:33:54 ID:0IwGtFPf
-
車がまた走り出す。
気が付くと雨が降り始めていた。激しいものではないが、かといって、
弱くももない。バンパーが左右に動き出す。
俺は……。
渋滞に巻き込まれ、車がまた動きを止める。
俺は……おまえと一緒にいられれば、それだけでいいんだ。彼女の気持ち
を失いたくない。
「傘ありますか?」
運転手に俺は尋ねた。
「ああ、後部座席のとこにあるけど」
「ちょっと借ります」
後ろに手を伸ばし、男ものの黒い傘を取る。
「え? ちょ、ちょっと葉月くん!?」
「すみません、急用ができたんで」
俺はドアを車を降りる。後ろから「葉月くん!」という声が聞こえる。雨粒が
髪を濡らす。
彼女との待ち合わせ場所は駅前だ。そう遠くはない。
――俺の心はおまえのものだ。俺はおまえを愛している。
◆
「最悪……」
私は思わず呟いていた。それは突如降ってきた雨に対しての愚痴なのか、それ
ともドタキャンされた自分への言葉なのか、どっちかはわからない。
自分でもわかる。
- 433 :409 :04/09/20 00:34:23 ID:0IwGtFPf
- 私の今の心は相当、やられている。
全てがどうでもよくなって、私は濡れるのも構わず、駅前の時計台に寄り掛かって
いた。私は、この世界に取り残されたなんのとりえも無い少女だ……落ち込んでいる
からかそんなことを思った。私はひとりきり。
口に出してみた。
「……ひとりきり」
馬鹿らしくて悲しくなった。1人きりで珪くんと観るはずだった映画でも観ようか。
そんなことを考えた。その時。
「ひとりきりじゃない」
「えっ?」
「おまえは、ひとりきりじゃない」
私は思わず振り向いた。よく聞きなれた声。
「珪くんっ! ……なんで、いるの?」
「なんでも」
珪くんも雨に濡れていた。髪はびっしょりと濡れ、滴がぽたぽたと零れている。
「ほら、濡れるぞ」
そう言って、珪くんはささずに持っていた傘で私を覆った。
「さっきは、ごめん。俺……」
「……珪くん、いいよ。私、大丈夫だから」
私は涙を零していた。嬉しかった、とても。
「愛してる」
私は珪くんの顔を見上げていた。珪くんは繰り返した。
「……愛してる」
- 434 :409 :04/09/20 00:34:51 ID:0IwGtFPf
- あのさ、俺。そう言って、珪くんは珍しく饒舌に言った。
「いつまでも、おまえの笑顔を見ていたい。ずっとずっと、おまえの声が聞きたい。
10年後も、20年後も、おまえを抱きたい。――昔読んだある小説に、こんな話
がある。いい話だから今でも覚えているんだけど。貧しくて若い夫婦がクリスマス
にプレゼントを贈ろうとするんだけど、貧乏だからお金がない。だから、旦那さんは
爺さんの頃から受け継がれた立派な時計を売って、奥さんのための髪飾りを買う。
逆に奥さんの方は、綺麗な金髪が自慢で、それを切って売り、旦那さんの時計の鎖
を買う。結局は、髪飾りをする金髪も、鎖をつける時計も無くなってしまったという
話。この話を聞いて、馬鹿だと思う人もいるかもしれない。でも――」
私は黙って珪くんの話に耳を傾けていた。
「これって、凄い愛のある夫婦なんだと俺は思う。自分の大切なものを犠牲に
して、愛する人のために贈り物をする。簡単にできることじゃない。……二人は、
本当の意味で、支えあってる、愛し合ってる夫婦だな、って気がする」
「うん」
「そのためには、二人の気持が通じ合っていなきゃ駄目なんだと思う。だから――」
「だから?」
私は小首を傾げて聞いた。
「だから……えっと、これからもよろしく」
珪くんは、少し赤くなって困ったように言った。
「うん! こっちこそよろしく」
- 435 :409 :04/09/20 00:35:41 ID:0IwGtFPf
-
◆
駅前の交差点の信号が、赤に変わった。
忙しく移動していた人たちが、脚を止める。
俺は、それを見上げた。雨はもう止んで、青い空からは太陽の光が指そうとし
ていた。信号が青に変わる。人々が一斉に動き出す。
その信号も、すぐまた赤に変わるだろう。
でも――。
「珪くん、ほら、青になったよ」
「ああ」
でも――そう。
俺たち信号はずっと青のまんまだ。
なあ、そうだろう?
(終)
- 436 :409 :04/09/20 00:42:24 ID:0IwGtFPf
- 訂正します。
>激しいものではないが、かといって、弱くももない。バンパーが左右に動き出す。
「弱くもない」です。
>俺は、それを見上げた。雨はもう止んで、青い空からは太陽の光が指そうと
>していた。
「俺は、空を見上げた。」です。
- 437 :名無しさん@ピンキー :04/09/20 13:31:30 ID:vvy8qK/z
- ごくごく個人的な好みなんですが、雨の描写がある小説って好きです。
そして濡れ王子萌え!
- 438 :名無しさん@ピンキー :04/09/20 18:10:12 ID:UOSo60gh
- 409さんグッジョブ!!
萌えをありがとうvv
そして、突っ込んですまないが
バンパーではなくワイパーなのでは?
- 439 :409 :04/09/21 09:03:50 ID:Zn7G9J38
- あちゃ、恥ずかしぃ。
突っ込みありがとうございます。
バンパーが左右に動くって・・(笑
- 440 :名無しさん@ピンキー :04/09/21 16:27:57 ID:fM72Zvbg
- すごい改造車だね(w
- 441 :名無しさん@ピンキー :04/09/21 23:07:12 ID:TNHiuqj7
- シグナルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
409さんは、王子萌え?
- 442 :409 :04/09/21 23:44:25 ID:Zn7G9J38
- 王子萌えといえば、確にそうですが、
むしろ主人公萌えですw
- 443 :名無しさん@ピンキー :04/09/26 23:57:45 ID:/dT8bF9s
- てんてーの自宅でホラービデオを見ながらエチーというシチュに萌えながら保守
- 444 :なな :04/09/27 05:55:56 ID:3BYoghZp
- なんだこのコーナーわぁ〜!サイコー王子大好きだぁよぉーーーー。タイピングって何ですか!?知りたい!やりたい!…同人…どこ行けばありますかぁぁぁぁぁぁあ!
- 445 :名無しさん@ピンキー :04/09/27 11:31:31 ID:SL7sJ5Hj
- 覗いているのかわからないが、とりあえずお約束で、
>>444ハ(・∀・)カエレ!!
ここは21歳未満のお子様が来ていいところではありませんよ。
- 446 :名無しさん@ピンキー :04/09/28 01:05:29 ID:+UyyIKs0
- 華麗にスルーでいこうぜ、兄者。
- 447 :名無しさん@ピンキー :04/09/28 20:18:59 ID:M+eCfSFL
- GSのノベライズを読んでみたんだけど、主人公ちゃん
違和感ありすぎ。なんかしゃべり方も好きじゃない
- 448 :名無しさん@ピンキー :04/09/28 20:47:20 ID:+UyyIKs0
- 本スレ向きの話題だな。ノベライズは2冊あるけど、王子編?てんてー編?
あと次からsageてくれな。
- 449 :名無しさん@ピンキー :04/09/30 01:56:10 ID:HKl+NyI4
- もうすぐ王子の誕生日ですなぁ
- 450 :名無しさん@ピンキー :04/09/30 09:13:57 ID:qOzeF5mr
- 王子の誕生日にあわせてSSを書いてくれる神きぼん
- 451 :名無しさん@ピンキー :04/09/30 14:25:54 ID:2Go0ztmL
- おととしも去年も王子の誕生日ネタが時期に合わせて投下されてるんだよね。
王子スキーがちょっとウラヤマ
- 452 :名無しさん@ピンキー :04/10/04 06:22:41 ID:hOnkrQP6
- 王子も18歳か…
- 453 :てんてー×主 :04/10/05 18:47:24 ID:XtHCdANW
- >398-402のつづきです。
まだ終わりませんでした。すみません。
彼女はおずおずと指を一本秘処にあてがった。まわりの水分を擦り付けていく。
指の腹で上部をそっと叩くように刺激を与えている。
氷室の目の前で少しずつ彼女の女の色が濃くなっていく。
時々引きつる柔らかそうな腹、太股がほんの少しベッドから浮く。
その様子を酒を舐めながら氷室はただながめていた。
最初に彼女はなにを頼んできただろうか、
「先生、教えて欲しいんです。
………セックスのこと。
この目で確かめたいんです」
彼女の足がシーツを掻いている。
指は2本になり、強く押し付けられている。
「やぁぁ…ん、せんせっ、せんせ」
恥ずかしそうだが、自慰をしたことがないようには感じられない。
もしかして普段自分を思って行為に及んでいるのではなかろうかと氷室は思った。
彼女は苦しそうな顔をして必死に指を動かす。
「先生、…イケない…なんだか緊張して」
今まで見たこともないようないじらしい顔をして、彼女は氷室と目を合わせた。
「まだ、いじわるしますか?」
それほどに氷室は酔っていたのだろうか、グラスに指をひたし、
その指で彼女の秘処を撫でた。
- 454 :てんてー×主 :04/10/05 18:48:13 ID:XtHCdANW
- 「ひゃ…っ」
ブランデーは気化熱で彼女を冷やした。
氷室は何度も同じ事を繰り返し、彼女はその度に小さく声をあげた。
「せんせ…なんだか、熱い…で、す…ふぅ……んんっ」
粘膜からアルコールが摂取されたのかもしれない。
彼女はそれを快楽の熱と感じたのだろう、
戸惑うように腰を数センチ浮かせ、太股を震わせた。
単調な氷室の動きに我慢できずに彼女は口を開いた。
「そんなの嫌です」
「何のことだ」
なにを今さらとは氷室自身でも感じている。
「先生、知らないんですか。”据え膳くわぬは─”恥、かきたくないですよね?」
ひとまわりも年の違う少女に背中を押されねば動けない。
「それとも生徒の私に恥をかかせるんですか? 先生なのに」
教師という足枷の言葉を彼女は吐く。
氷室は純真無垢な少女の手に落ちた。
「他の人に教えてもらった方がいいですか?」
- 455 :名無しさん@ピンキー :04/10/05 18:53:50 ID:EAS+ZTy8
- うpしてみると短かったです。
全部出来てからうpればよかったんですが、
あんまりにも途中放置していた文章だったので、
うpしてしまえば責任もって最後までかかなければいけないという
使命感にせき立てられてちゃんと書けるとおもったんですよ。
申し訳ありません。
ふたりには最後までやってもらいますから。
責任もって最後まで書きます。
もうちょっと時間下さい。
応援して下さった方々ありがとうございました。
- 456 :名無しさん@ピンキー :04/10/05 21:24:17 ID:efCcAPEg
- キター!主人公のキャラがいいです。
続き楽しみにしてます。
- 457 :名無しさん@ピンキー :04/10/06 01:44:21 ID:WkSm/YQb
- キター!
- 458 :名無しさん@ピンキー :04/10/06 09:09:06 ID:faNXBRYu
- 続きキタ━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━!!
- 459 :名無しさん@ピンキー :04/10/07 14:59:06 ID:77MuR1/2
-
>398-402
>453-454
の続きです。やっと終われました。
「んっ…あ、せんせっ、いたっ」
「す、まない」
彼女は自分の顔の傍にあるひざ小僧を見ながら言った。
「初めてはやっぱり痛いんですね」
「…そのまま我慢出来れば、痛くなくなる」
氷室は、なるべく痛くないように気を使いながら彼女の中を出入りしていた。
「気持ち…よく、なりますか?…んっ」
「個人差はあるが、いずれはそうなるだろう」
彼女は顔を横に向けたまま、必至に氷室に話かけている。
その方が痛みを逃せるのかもしれないと、氷室も懸命に答えた。
氷室自身も彼女と繋がった部分が締め付けられて苦しい。
油断をすると精を放ってしまいそうな感覚を鈍らせようとしていた。
「せんせい…」
彼女は顔を氷室に向けた。
「どうした、痛いならここで…」
「ぎゅって、してほしいんです。ちょっとだけでいいから」
手をのばして氷室の首に巻き付け、折り畳まれていた足を身体の幅よりも少し広めに開いた。
彼女のわきから腕をまわしたために、彼女にぶら下がられた形になってしまった氷室は、
それでも優しく彼女をくるみ、胸を合わせた。
「せんせい、あったかいです」
氷室は肌の温かさよりも、発する言葉の方が熱いと感じていた。
彼女の声とともにかかる息が。
- 460 :名無しさん@ピンキー :04/10/07 15:01:48 ID:77MuR1/2
- 「せんせいと、繋がっているのがよく分かります。なんだか熱い」
彼女の熱っぽい瞳は、その熱を冷まそうとするかのように、涙をながした。
「私、氷室先生に抱かれてる。うれし………あっ─」
彼女の言葉に、勢いよく血液が集まるのを氷室には止められなかった。
動かずして彼女を刺激するほどに、氷室は自身の容積と硬度をあげた。
氷室は柔らかく自分の腕をほどき、彼女の涙を唇で拭った。
つかず離れずの唇はやがて彼女のそれと合わさり、角度を変え、音をたてた。
「んはっ…んっ…」
唇の隙間から呼吸しようとしているのか、胸への愛撫への反応か、
どちらかわからない声が、彼女の口から何度も漏れた。
氷室の動きにただひたすらついて行こうとする彼女の舌は、その熱で氷室を夢中にさせた。
「申し訳ないが、はぁ…我慢してもらえると、うれしいのだ…が…」
氷室は彼女の返事も聞かずに、言い終わるやいなや腰を動かした。
彼女にとって決して優しいとは言えない、自分本意な動きだった。
「や、あぁっ…あっ…ああっ…」
彼女が声をだす度にその口を唇で塞ぎ、氷室はどんどん奥へ、奥へと侵入していった。
「…あ……あっ…あ…いっ…」
彼女は痛いような、熱くてそれが消えてゆくような不思議な感覚におかされ、
唇の熱も、胸の刺激も、下腹部のうねりも、全てが頭の後ろに集まってきているように思えた。
「はあっはあっ、せんせっなんだか、なんだかわからな…く…て…んんっ」
「大丈夫だ、俺に恥をかかせたくはないだろう?」
その後の言葉は「君が先にいくんだ」と聞こえた気がした。
反射的に「どこへ?」と返そうとしたが、瞬間に行き先が見えた。
氷室に秘処を指で擦られ、彼女は、尖った快感が秘処から頭の後ろに抜けていくのをはっきりと感じ、
意識の半分をそれに連れていかれてしまった。
自分ではわからなくなっていたが、氷室はその瞬間の彼女の声を聞き、
「君に恥をかかせるつもりも、ない。少し、待っていなさい」
秘処を擦りながら、激しく動いた。
彼女が2度目にその瞬間を迎えた時、氷室も彼女の元へといった。
- 461 :名無しさん@ピンキー :04/10/07 15:05:13 ID:77MuR1/2
- 行為の後もなかなか熱がひかない彼女の身体を包み、
自らの呼吸の乱れを懸命におさえようと氷室は大きく息を吸った。
「落ち着いたら身体を洗ってきなさい」
「先生も一緒に…」
「だめだ」
しゅんとした彼女はまわりを見渡し、氷室のカッターシャツをはおった。
「なぜ私の服を着る。返しなさい」
「お風呂場まで身体を隠すものがないんです」
わざわざ全ての衣服を着用しなおすのもおかしいだろうと、氷室はそれを承諾した。
立ち上がった彼女は怪訝な顔をして氷室に言った。
「せんせ、なんだか、まだせんせいとしてる時みたいな感じがします」
「なっ──っ」
「まだ…繋がってるみたい、です。それに、ひりひりします」
秘処に違和感があると、彼女は重心のずれた立ち方をした。
「でも、うれし…」
下を向いて彼女は言った。ドアに向かい歩き出した。
「わたし、先生に恥かかせるような身体じゃなかったですよね?
き、気持ちよかったですか?」
彼女が不安がっているのがわかった氷室は、彼女の顔が見えないからか、
照れながらも正直に答えた。
「ああ、こういったことがすばらしいと思ったのは、初めてだ」
- 462 :名無しさん@ピンキー :04/10/07 15:08:09 ID:77MuR1/2
- 言った後で、自分の立場に少し後悔しかけた。
なにか言っておかなければ。
「お互い恥をかくのをいやがるプライドを持っているようだから、
言わなくてもわかっているだろうが、このことは口外しないように」
「じゃあ、キスして下さい」
くるりと振り返り、膝をついて氷室の顔を覗き込む彼女の
あどけなさと色気の混じった顔に、氷室はうろたえた。
「ひ、必要ないだろう。早く風呂場へ行くんだ」
彼女は、バツが悪そうにシャツのあわせを両手で掴んで立ち上がった。
彼女が向こうを向いた瞬間に氷室は彼女の腕をひき、振り向かせ、
唇に噛み付いた。
「ん、むふぅ……」
動き回る舌に彼女の体温が上がり、彼女は力の抜けた身体で、
なんとか氷室の膝の上にまたがった。
向い合せの体勢で身体の中心線がはだけて見えている彼女に氷室は反応した。
「せんせ、大きくなってませんか?」
彼女の赤面に氷室も顔を赤くした。彼女の秘処に、満足したはずのモノが頭をもたげている。
「こ、こほっ。く、口止め料を欲しがったのは君の方だと思ったが?」
言いながら、氷室はシャツをずらし、彼女の胸に口づけた。
「せんせ、口止め、一回じゃダメですよ」
「教師を脅迫するのか、君は」
「はいっ。先生も私を脅迫していいですよ」
「ばらされたくなくば、一人で風呂場へ行きなさい」
彼女はぼんやりとしていた目を開いて言った。
「そんなの脅迫じゃありませんっ。一緒にいくんです」
離れないと言ったふうに氷室の首に腕を巻き付けた。
- 463 :名無しさん@ピンキー :04/10/07 15:09:59 ID:77MuR1/2
- 胸の先が氷室の肌を刺激する。
氷室は目の前の胸をなで、そのまま肌に触れながら手をおろしていった。
「あっ、やぁ……」
氷室の指は達して敏感になっている彼女の秘処を擦った。
痙攣するかのように腰を前後に動かし、彼女は震えた。
「ああぁ───」
力なく氷室にぶら下がり、急ぎぎみの呼吸をする。
彼女をベッドに横に寝かせると氷室は言った。
「君は動けないようだから、私が先にシャワーをすませてくるとしよう」
しかし、彼女の腕は氷室の首から離れようとはしなかった。
彼女の力なく睨む瞳。
軽くしかりながら腕をはずそうとするが、かたくなに譲ろうとしない彼女に根負けして
氷室も横になった。
「君は頑固だな」
そういうところも愛おしいのだが、と彼女の額にキスを落とした。
眠りにつこうとしている彼女の身体を自分の腕でくるみ、氷室も目を閉じた。
目が覚めたら次はどんな脅迫をされるのかと、ため息をつきながら。
「相手が君なら、それも悪くないな」
- 464 :てんてー×主 :04/10/07 15:11:24 ID:77MuR1/2
- ななしでやってました。すみません。
以上でおしまいです。
- 465 :名無しさん@ピンキー :04/10/08 02:01:58 ID:EQWp/JAr
- 萌えた…
- 466 :名無しさん@ピンキー :04/10/08 02:02:18 ID:EQWp/JAr
- GJ!
萌えた…
- 467 :名無しさん@ピンキー :04/10/08 07:39:52 ID:oDI0nrez
- ほのかに萌えたのか
萌えつきたのか
どっち?
- 468 :バイト×奈津実0/6 :04/10/08 16:47:16 ID:WcLmtJWF
- 設定は 奈津実→バイト×主
話の内容的には バイト×奈津実 です。
奈津実のひとりエチ妄想なので、
設定的には奈津実はちょっと痛い子に見えるかもしれません。
万人向けではないですが、ドゾー
- 469 :バイト×奈津実1/6 :04/10/08 16:48:03 ID:WcLmtJWF
- 姫条のことは誰にも渡さない。
特定の子とべったりしない姫条がアノコとよくいるのを見かけるようになって、
マズイって思った。
ちょっと前なら一番傍にいたのはアタシだったのに、
あんたみたいなイイコはヒムロッチに媚でも売って、お気にいりになってりゃいいじゃない。
姫条に合うとは思えない。
そう、アンタには合わないから自分からフェードアウトしてよ。
修学旅行の夜、女の子が集まってするはなしって、恋バナじゃん?
誰が誰を好きだとか、あれとこれが一緒にいるの見たとか。
ヒムロッチにはまだ勝てないけど、アタシ、こういう作戦練るのは得意。
「私に言わせといて奈津実卑怯だよ〜。誰好きなの〜?」
「好きっていうかさ…」
「なになに、片思い? 両思い?」
アタシはそこでちょっと照れたふうな顔をする。
「あ〜、つきあってるんだ、いつの間にぃ?」
話はどんどん膨らんで、あたしのつきあってる男が同級生って所まで話は進んだ。
いろんな名前があがる。その名前が来た時ちょっとわざとらしく否定した。
「やっぱり、姫条くんか。妥当な指定席って所よね」
他の子もアタシと姫条がお似合いだって認めてる。ほらね。
「姫条くんならさ、当然、奈津実、済んでるよね?」
「ななな、なに言ってんのよ、あんた達、そんなこと言えるわけないじゃん」
「やっぱりやってんだー」
後はごまかすって名目で話を違う子に振れば、作戦は終了。
アノコと付き合いのあるちょっと噂話の好きな子と、ワイドショーみたいな子を
メンツに入れてるから話がアタシからでたって事がばれずに噂はあのコの耳に届くはず。
- 470 :バイト×奈津実2/6 :04/10/08 16:48:44 ID:WcLmtJWF
- 「アタシのことはいいからさ、あ、あんたどうなのよ」
話を振った相手は、深刻な顔してあたしに言った。
「奈津実と姫条くんはどんなエッチしてるの?」
え?
その子はみんなの知らない間に好きな男のことつきあうことになって、
そろそろエッチするだろうと思うけど、よくわからないから聞きたい、と。
まさかそんなことになると思わなかったから、あたしは急いで追加シナリオをつくらなくちゃいけなくなって。
姫条との、エッチ。
頭のなかでは何度も何度も抱かれてる。やさしくて、ちょっと強引で、絶倫な、あたしを求めてやまない姫条。
アタシはいつも自分で見てる映像を頭のなかで流しながら、かいつまんではなした。
「姫条、帰んない?」
「ああ、ええで。でもその前に…」
ジブンの顔見たら我慢できんくてと、姫条はアタシを特別教室に連れていった。
「帰りに姫条の部屋寄ってあげるのに…」
「ガッコやから燃えるんやろ」
「ん、もうっ」
アタシは姫条のがっついたキスに答える。
姫条の舌がアタシの口内で暴れる。だんだん熱くなって、頭がぼおっとしてくる。
息をしようとしたアタシと姫条の唇が離れて、粘っこい糸を引く。
柄にもなく照れるあたしに姫条はまたキスをしてくる。
同時に手が制服の裾から侵入してきて姫条は簡単に先端を摘む。
- 471 :バイト×奈津実3/6 :04/10/08 16:49:32 ID:WcLmtJWF
- 「ふむっ…」
キスで唇を塞がれて声がだせないアタシ。姫条は嬉しそうにブラをずらして胸を揉む。
「柔らこうて、たまらんな…」
姫条はアタシに囁く。甘い声で。背筋がゾクッとする。
服を持ち上げて胸を舐めてくるから、アタシは姫条の髪に手を差し込む。
髪の間から姫条の香りがして、クラクラする。
姫条は唾液の音をたてながらあたしの胸を舐める。
ぴちゃぴちゃといやらしい音。
アタシをたたせたまま姫条は椅子に座り、腰を引っ張る。
「あんっ、もうっ」
スカートのなかに潜り込んだ両手はすぐにあたしの下着をおろし、
「足、ちょい、上げや」
抜きさった。姫条はそれを自分のポケットに入れ、手はスカートのなかへ戻ってくる。
「ああ、あん、姫条、そこ…」
「奈津実の気持ちエエとこやろ?」
姫条は既に濡れてどうしようもなくなっているアタシのあそこで
自分の指を濡らしてから、指を一本差し込んだ。
女の扱いに慣れてる姫条だから感じるポイントも当然知ってて、
アタシのなかのそのポイントも上手に触る。
「はぁぁ…ん、姫条」
「どうや?」
「きもち、い…」
「もっとして欲しいやろ?」
「うん。もっと…」
姫条はアタシの羞恥心を煽ってより感じさせる。
姫条はアタシの心も身体も知り尽くしてる。
だって、何度も何度も繋がってるから。
- 472 :バイト×奈津実4/6 :04/10/08 16:50:13 ID:WcLmtJWF
- スカートで見えないけど、わかるんだ、中指がなかに入ってる。
次は人さし指も入って親指で上のとこ擦って、
ぐちゅぐちゅ音が聞こえる。あたし、すごく濡れてる。
「ああんっ姫条、イっちゃう…っ 」
「イってエエで。何回でも」
アタシは姫条のあの指でイかされた。
ぐったりしてるアタシを姫条は寄り掛からせて、ズボンのファスナーをおろす。
「触って」
アタシの手をそこに導き触らせる。アタシはその熱くて固いものを手でしごく。
当たり前のように口をつけ、姫条に髪を弄ばれながら、
口のなかギリギリいっぱいに姫条のものを頬張る。
ゆっくり頭を動かすと、姫条のものはまた大きくなって、喉にひっかかる
「んぐ…ぅ」
「無理しなや、ジブンがくわえてくれるだけで、うれしいんやし」
姫条が優しいからアタシはまた頑張って、姫条を喜ばせたくなる。
頑張って、頭と舌を動かして、手を動かして、姫条の呼吸に耳を済ます。
それはちょっと荒くて、感じてる証拠で、アタシはうれしくなってしまう。
「奈津実、おいで」
姫条の膝の上にゆっくりと座らされる。
「…はぁぁ…ぁん」
姫条がじわじわとアタシを侵食していく。
「最後はやっぱり、ジブンのなかで、イかせて、な?」
「ふぅぅ──ん」
答えにならないアタシの声。姫条がアタシをとろとろにする。
- 473 :バイト×奈津実5/6 :04/10/08 16:51:02 ID:WcLmtJWF
- 腰を掴んで、上下にゆっくりと動かされる。だんだん姫条も腰を動かして、
あたしの腰を落とした時、あたし達は深く深く繋がる。じゅっじゅって、泡が立ってる。
「ああんっ、姫条、奥まであたってる」
「どうや? ゆうてみ?」
「んっ ん ん ん 」
奥にあたるときに声が出るばっかりで、答えられない。気持ちよくて。
頭にもやがかかってきた頃、姫条は動きをゆっくりにする。
「…はぁ はぁ …」
「次は、奈津実の番やで、動きぃ」
微妙な感覚でやめられて、アタシは姫条と上り詰めたくてたまらない。
アタシは姫条の肩を掴んで、動いた。大きくストロークを取って、
アタシの奥へ、姫条のを強くあてた。
最後は姫条に腰を押さえ付けられて、勢いよく動かれて、
ぱんぱんぱんって音の途中で一緒にはてた。
身支度を調えて、あたし達は帰ろうとする。
つ─と液体が流れ出る感覚。
「姫条、パンツ返してよ。アンタの、流れでてきちゃうじゃん」
「見してみ、拭いたるから」
姫条はティッシュでアタシのあそこを拭いてくれた。
「これは俺んちで返したるわ」
ポケットのパンツをちらりとこっちに見せて、またしまった。
- 474 :バイト×奈津実6/6 :04/10/08 16:51:40 ID:WcLmtJWF
- 「ひ、避妊しないの?」
「ま、安全日だったからだけどさ」
「姫条くんて、あの通り、ホントに好きなんだね、エッチ」
「いつでもどこでもってゆーか、猿なんじゃない?」
アタシは調子にのってけらけらと笑う。
あんた達が吹聴してくれたらホントの話になるから、
そしたらもっとエッチな話してあげるからさ、
早めにアノコの耳に入れて。
姫条のことは誰にも渡さない。
「おまたせ、ま、まどか」
「お、おはよーさん」
ホテルの玄関で待ち合わせしているふたり。
誰か、早く昨日の話を、アノコにして。
- 475 :バイト×奈津実 :04/10/08 16:53:45 ID:WcLmtJWF
- なっちんがどんな吹聴の仕方をしたかは謎ですが
イヤー女って恐いですね(w
- 476 :名無しさん@ピンキー :04/10/08 18:43:24 ID:EQWp/JAr
- なつみん‥
- 477 :名無しさん@ピンキー :04/10/08 23:42:20 ID:3vYvjcHX
- こん時主人公って、寝てた?のかなぁ。
行儀が良いというか何と言うか。
- 478 :名無しさん@ピンキー :04/10/08 23:51:03 ID:My1yQbq0
- 眠ってる振りをして、内心嘲笑ってるに1票。
- 479 :名無しさん@ピンキー :04/10/09 00:19:11 ID:HHWY4dXJ
- そこでその時間主人公は(この場合)バイトとコッソリ抜け出してウフンアハンですよ
……と妄想してみる
- 480 :名無しさん@ピンキー :04/10/09 00:42:39 ID:kx4iwHSS
- >>478-479
大丈夫あんたらの方が怖い。
- 481 :名無しさん@ピンキー :04/10/09 02:34:31 ID:ittoq43h
- 女慣れしているようで、本気の女には手をだせないのがバイトだよな…
噂の出どころがわかれば嫌われるのはなつみん・・・
- 482 :名無しさん@ピンキー :04/10/09 14:57:12 ID:llD2SUWE
- >>480
IDがHSS。凄いね。
- 483 :名無しさん@ピンキー :04/10/10 02:05:47 ID:xd91rYB3
- 是非HSSを投下すべきIDだなw
- 484 :名無しさん@ピンキー :04/10/12 18:24:32 ID:pv8k/xTt
- 投下キボンヌ
- 485 :名無しさん@ピンキー :04/10/14 16:22:55 ID:0rsqx9G4
- 初投下宜しいでしょうか?
ちなみに[純粋な主人公タソ]好きーには衝撃かと思われますのでお気をつけください。
バカ×主ですがこんなの主人公タソじゃない(泣)と自分でも思ってしまったよ…orz
- 486 :ヒメゴト。1 :04/10/14 16:25:46 ID:0rsqx9G4
- 「…あっ……ぅぅん…」
一体どうしてこんな事になったんだろう。和馬の前には霰もない姿の彼女が悩ましい声をあげている。
前々から小さな噂はあった。
『ある女子生徒が男子生徒や教師と校内で淫らな行為をしている』
人物の特定も目撃情報も無い信憑性の無い噂。
くだらねぇ…そんなの考えてる位なら部活に汗流した方が何百倍も得だぜ。
和馬は履きなれたバッシュを背中で揺らして階段を降り始める。
「…めてよ」
どこからか話し声が聞こえる。
階段の真ん中辺りで足を止め振り返るが誰もいない。
「今日はそんなつもりじゃないの」
- 487 :ヒメゴト。2 :04/10/14 16:28:49 ID:0rsqx9G4
- 「何だよその態度…」
どうやら屋上に続く階段の踊り場で男女が言い争いをしてるようだ。
「…ちょっ!痛い!!」
女の方が声を荒げた瞬間、和馬は声のする方に急いだ。
女が暴力を振るわれてる。直感的にそう思うと動かずにはいられなかった。
「!?」
いきなり視界に入った物に驚いたのは和馬だけでは無かったはずだ。
彼女も、驚いた様に目を見開いてこちらを見ていた。
見慣れない男子生徒の、モノを口にくわえたままで。
- 488 :ヒメゴト。3 :04/10/14 16:31:03 ID:0rsqx9G4
- 「やべっ!」
男子生徒は和馬に気づくと、乱暴につかんでいた彼女の髪から手を離し、カチャカチャとベルトの音をさせながら階段を掛け降りて行った。
残された彼女は、乱れた髪に着衣、ギリギリまで捲れたスカート、それに…濡れた唇でこっちを眺めていた。
ゴクリと喉が鳴った。
フラフラと頭が朦朧として、階段を一段、また一段と昇る。
何やってんだ、俺?
部活…行かなきゃ。でも…
いつの間にか和馬は彼女の目の前に立ちすくんでいた。
「…見られちゃった…じゃあ…口止めしなきゃね…」
上目遣いで、いたずらが見つかった子供のように彼女は言った。
- 489 :名無しさん@ピンキー :04/10/14 16:33:12 ID:0rsqx9G4
- …以上です。
続けたかったが今は無理だ…
ごめうね、主人公タソ
・゚・(>_<)・゚・
- 490 :名無しさん@ピンキー :04/10/14 18:03:21 ID:JHmH6SBR
- 和馬、呆然としとけっ
アホんになってる間に「口止め」されるがままになっとけ(w
- 491 :名無しさん@ピンキー :04/10/15 00:49:42 ID:G7UdNpSb
- つい先日万人向けでないバイト×奈津実かいたものです。
もう少しアナウンスを強化した方がよかったかなと思っています。
気分が悪くなった方スルーしてくれてありがとう。
>479のウフンアハンが読みたいです。
- 492 :保管庫”管理”人 :04/10/15 01:05:46 ID:5rSDsq1A
- >468さん
なっちんの妄想にハァハァしたりガクブルしたりしながら楽しませていただきました。
ところでこの作品は保管の際、なっちんカテゴリ(その他キャラ)に入れたらよろしいでしょうか?
それともバイトカテゴリのがよいですか?ご指定いただけるとありがたいです。
>485さん
個人的にこういう女の子も好きです。続きお待ちしております。
- 493 :名無しさん@ピンキー :04/10/17 07:37:44 ID:2Gtxn9Zl
- 久しぶりに投下します。
バイト×主です。
本当はてんてー×主で書いてたのですが、重いし前振りの部分が長すぎかな?と思って後回しor没。
軽めのエロコメ……なのかな?エロゲぽいノリになりますた。
女の子のオナヌネタ入ってるので注意よろしくおねがいします。
アナウンスはそれくらいです。
おつまみにドウゾ
- 494 :1人エッチと男心と秋の空 1 :04/10/17 07:40:04 ID:2Gtxn9Zl
- 「ひ、ひとりえっち?」
「そ」
「って、私がするの?」
まどかが笑って頷いた。
でも、その顔はやっぱにやけててちょっとえっちな気がする。
「自分したことないって言うてたやん?」
「だって、普通しないでしょ?」
そりゃ、男の子がするのはわかるけど、女の子なんて出すものないんだからする必要ないんじゃないの?
そう言うと、呆れたようにまどかが言った。
「あんな、こないだ一緒に初エッチしたやろ?」
「うん、した」
正確に言うと"しようと"した。
「でも、出来ひんやったやろ?」
「うん」
「原因、言うたやろ?」
「……うん」
そう。
実はこないだまどかと初体験、しようとしてた。
でも、出来なかった。
原因ってのは物凄く簡単なことで……その、私が痛がってどうしようもなく駄目だったから。
だってだって、初めてなんだもん!
誰にだって初めてはあるし痛いものだって知識だけはあったけれど……あんなに痛いって聞いてなかったよ!?
聞いてたら絶対えっちなんてしないよ!
あんなのが気持ち良くなるなんて絶対嘘!
ってどうしようもなく主張したら、まどか呆れてた。
- 495 : 1人エッチと男心と秋の空 2 :04/10/17 07:41:50 ID:2Gtxn9Zl
- そして言われた一言。
「ジブンな、オナニーしたこと、ある?」
「え……あるわけないじゃん!」
「……した方がええで。めっちゃジブン固いもん」
と、いうわけでその場は発展しようもなくそのままお流れ。
そして暫くして、またまどかの家に遊びに来てそれが今日ってわけ。
「とりあえずな、俺としても早く1つになりたいねんけどジブンその全然手前でめっちゃ痛がるやろ?
せめて最初は少しでも気持ちよくなってもらわんとな」
二人きりになるといっつもそういうことばっかり言ってる割になんだかんだで進展しないからイライラしてんのかなあ?
「でも、そういうのは自然の流れで……」
「……卒業して付き合い始めてから俺らどれくらい立つ?」
「えっと、3月からだから……あ、もう半年過ぎてるんだ。凄いねえ」
「なのに、付き合ったら3日でお持ち帰りのこの姫条様がここまで進展してないんやで?」
「……そんなの私のせいじゃないもん。……って今の言葉、目茶目茶聞き捨てならないんだけど!?」
「いや、その……もう過去の話はええやん!今はとにかくジブン一筋って誓ってるわけやし。
……けどな、俺もそろそろ我慢の限界も近いんや。せやから今日は初エッチ成功とまでは
いわんでもせめて準備だけはできる様になってもらうで」
っていわれても正直どうすればいいかやったことないし、わからないよ。
そう主張すると、ちょっとだけまどかも困った表情になった。
「俺も女の子のやり方そんなに知らへんしな」
「……詳しく知ってたらケーベツするよ?」
「そもそもそーいうの、女の子の雑誌に載ってへん?」
「あるにはあるけど読んでないよ」
とりあえず腕組みをしてうーん、と唸った後、ソファにすわりちょいちょい、と手招きをした。
肘掛の部分を背もたれにして、横に座る。
そして、足を軽くまげてひろげて間に座るように促してくる。
私も促されるままちょん、とその間に座った。
- 496 :名無しさん@ピンキー :04/10/17 07:50:15 ID:2Gtxn9Zl
- 「で、足は体育座りで体はこっちにもたれかかる」
「はい……」
まどかを背に、ソファの上に体育座りになる。
「で、足先は俺の膝の上におく」
「はい……」
ちょん、と膝の上に足をおくとちょっとだけ開いたままになった。
「よし!これで準備完了や。俺も手伝うさかいに、……言う通りにするんやで」
ちょっとだけ熱を帯びたその言葉にただ私は黙って頷くしかできなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とりあえず一旦ここまで。
続きは後で投下します。
って、ここまで書いて気付いたけれど、バイトの相手への呼びかけって「自分」だった……。
ジブンはワタポンだ。
すみませんがここまでの話、脳内変換をお願いします。
- 497 :名無しさん@ピンキー :04/10/17 17:00:50 ID:PNEKEJYi
- 乙! &GJ!
遅くなったけど王子誕生日おめー
SSできたら投下しますー(あともーちょい)
- 498 :名無しさん@ピンキー :04/10/18 12:38:24 ID:HeF3rdvB
- 唐揚げ
- 499 :わたぽん×主1/6 :04/10/19 16:27:21 ID:i33r0LOQ
- ベタな電車プレイです(w
「ど、どうですか、先輩」
「どうって言われても…」
彼と私の小さな声での会話。ここは電車のなか。
「気持ちいいとか…」
「渉だから気持ち悪くないって程度だよ」
「そうっすか…」
知らないおじさんだったら、気持ち悪くて恐くて泣いてたかも。
身動きは取れるけど、自分の前ぐらいしか下は見えない感じの満員電車。
そんなところで向い合せで何をやっているかと言うと、『痴漢ごっこ』
どうも渉が満員電車の痴漢もののビデオか何かを見たらしくて、
実践したがったのだ。なんて向上心豊かな子ども…。
こんなところで、いやらしいことして、恥ずかしくて困ってしまう。
…まだ、お尻をなでられてるだけなんだけども。
「先輩、前も触りたいっす」
前って、胸?
「ばれたら恥ずかしいから、やだ」
「大丈夫っすよ」
ビデオでばれなくてもそれはきっとやらせでしょ。
- 500 :わたぽん×主2/6 :04/10/19 16:28:30 ID:i33r0LOQ
- 渉はシャツの裾からこそこそと手をもぐりこませてきた。
「ひゃっ」
指先が冷たい。
ゆっくりとおなかをなぞって、ブラにたどり着いた。
渉はまん中から指をブラに添わせて胸の上をなでてきた。
気をつけているのか、シャツの上からではそんなコトされてるなんてわからない。
ゆっくりゆっくり指を動かして、ブラのなかに指をすべらせ、
突起を指でこねられてる。ん、声がでそう。
頑張って我慢できても、渉は右と左を交互にこねる。
「固くなりました、先輩」
「い、言わないでよっ」
なるべく不振に思われないようにあたりを見渡した。ば、ばれてないよね。
せいぜいバカップルのいちゃいちゃぐらいに思って下さい皆様っ。
でも、こんな非常識なことしてても、感じるんだなって、驚いた。
渉の少し赤みかかった顔や必死そうな息づかいを聞いてたら、
ベッドのなかのことが思い浮かんで、実は濡れてる。
時々おなかのあたりにあたる渉のアレが大きくなってるのもわかるし、興奮する。
渉の手は私の腰を支えるようにおかれてるけど、逃げられない感じがして、またドキドキする。
すごくキスしたい。この生意気で、エッチな小僧に。
こんな密室でそんなことしちゃいけないのわかってるから、こっそり、
渉にしなだれかかって首に軽く吸い付いた。
「先輩っ?」
「痛かった?」
首を振る渉にもう一度吸い付いた。
あーごめんなさい、乗客の皆様、私達はべたべたバカップルです。
出来れば、見ないで…。
- 501 :わたぽん×主3/6 :04/10/19 16:30:58 ID:i33r0LOQ
- 胸を触っていた手も腰に回って、私は渉にくるまれて胸のドキドキをおさまらせようとしていた。でも、無理。
今日のために履いてきた短いスカートの裾にぴったりと添う手。太股をなでる湿った手のひら。
ゆっくり進むその手のいく先は…。
「渉?」
「先輩、ジブンは痴漢っす」
いきなり下着をずらして指を差し込まれた。
嬉しそうなかおに、濡れてるのがわかったんだと思い恥ずかしくてたまらない。
いつもベッドでするように指が動く。
「渉…だ、めぇ…」
私も渉も好きな場所に指が届く、思わず腰をひくと後ろからささえてる手が元の場所に私を戻す。
ここも固くなってますよ、って強く擦る。
「ぅ…く……ぅ…」
声が、声がでちゃうよ、だめだよ、渉。
我慢しようとして唇を噛もうとしても震えて噛めない。
ふくらはぎに力が入って、電車の揺れにながされそうになっちゃう。
それでも渉は滑らかに指を動かして、私を気持ちよくしようとする。
こんなの誰かに見られてたらって思うと喉が乾いて、唇を何度も舐めてしまう。
電車のゆれで、時々強い振動があそこに加わる。
「んんっ」
「濡れてます、すごくいやらしいです」
耳もとで囁く恋人。だから感じてるんだよね。
こんなところで恥ずかしいことしてるのが気持ちいいわけじゃないの。
渉の指があんまりにスムーズに行ったり来たりして、でも時々ひっかかって、
どんどん濡れてくるのがわかるの、恥ずかしいよ。
誰も、気がつかないで、お願い。
- 502 :わたぽん×主4/6 :04/10/19 16:31:49 ID:i33r0LOQ
- 息が荒くなってくる。足ががくがくしてきた…渉、寄り掛からせて。
恥ずかしいけど、最後までいきたい自分がいて、
わたしは足を焦らすように動かしては気持ちいいのが集まるようにしてる。
「指、入れちゃいますよ」
渉はなにか呟きながらゆっくりと指を2本も入れてきた。
かき回すおとが聞こえる。車両中に響き渡ってる気さえしてくる。恥ずかしい。
でも、きもち、いい…。
「渉ぅ、もっと…」
「はいっ」
元気よく返事して我に返った彼はだまって、私の気持ちよくなるところをどんどん擦った。
呼吸が苦しいよ、目で訴える、もっと、って。本当はあなたがほしいって。
「先輩、色っぽいっす」
君がそんなことするからだよ…。
私は手を彼の股間においた。大きさを確かめるように指を動かす。
硬さを確認するために手のひらを押し付ける。まだ、我慢できるの? すごくなってるよ。
私達、こんな所で、こんなこと、しちゃダメなのに気が付くと本気になってて
だんだんわからなくなってきそうだよ、ここが、どこなのか。
「してもいいっすか…」
苦しそうな顔の彼に首を縦に振りそうになって、今度は私が我に返った。
ここで?
「だ、だめだよ、だめだめっ」
「でも、ビデオでは」
だからあれはやらせだっていってるでしょーっ
「先輩ばっかり気持ちよくなってずるいっす」
ずるいって、誰がやりたがったのよ。
「あとで、しよ。ね、電車おりてから」
わたしだってしたいし。手のひらを押し付けた。わかってよね。
- 503 :わたぽん×主5/6 :04/10/19 16:32:45 ID:i33r0LOQ
- 渉は少し怒った顔をして指を3本に増やした。
やだ、ほんとにしてるみたいで、あそこが反応してる。
「だめ、渉っ立ってられなくなるから、もうやめ…」
「ジブンは痴漢っすから、やめません」
片足をあげて、彼に絡ませたいぐらい腰を動かしたくなってくる。
「渉、ダメ、だめだよ…ぁは…あん…」
なんとか声をだすことで、喘がないようにしてる。でも、でちゃうよ。
「も、許して…」
渉は私の懇願も無視して指を動かす。
このままだと達しちゃうよ。声、でちゃう、ばれちゃうよ。
なんだか涙がでてきたよ。
「せんぱ…」
「ここじゃ嫌。ベッドで、渉のでいかせて…」
泣いた私に驚いて渉は行為をやめて、ずっと私の背中をさすっていた。
渉の部屋についたとたんに優しい彼はただの狼になったんだけど…。
- 504 :わたぽん×主6/6 :04/10/19 16:33:25 ID:i33r0LOQ
- 「先輩っ我慢できないっす」
私達は服を着たまま、まるでさっきの続きみたいに立ったまま抱き合った。
「ベッドが…」
「後にして下さい」
濡れたままの私のなかに、渉は躊躇せずに入ってきた。
立ったままは初めてで、あたりどころが悪くて痛かった。でも、感じた。
抱え上げられた足をなでられても感じる。
わたしは彼の頬を包んでキスした。ずっとキスしたかったんだもん。
上と下と両方から濡れた音が聞こえる。恥ずかしいけど、さっきのとは違う。身体が昂ってくるよ。
ビデオの真似したがったり、雑誌に振り回されたり、子どもだけど、お馬鹿だけど、
「好きよ、渉」
「せんぱい〜」
結局立ったままは出来なくて普通にベッドでいつも通りのエッチをした。
- 505 :名無しさん@ピンキー :04/10/19 18:39:45 ID:voSkFAYm
- >>492
倉庫管理人さんへ
カテゴリーはなっちんでお願いします。
レスが遅くてすみません。
- 506 :名無しさん@ピンキー :04/10/20 01:48:25 ID:27mizweW
- ワタポンの痴漢AV見て実践ワラタ
まだ落としてないからナントモ言えませんが、面白かったです
- 507 :1人エッチと男心と秋の空 4 :04/10/20 03:02:20 ID:JLhRgOnW
- 乙!ワタポン禿萌えたー!
いいね!無邪気?なワタポン。
AVプレイ信じてそうだよね。勉強熱心で(w
エロ書き餅が上がったよ。
そして自分もバイト主の続き投下します。
しかし結構エロ目に書いたのにこの主、色気なくて艶のある雰囲気がでない・・・。
「まずは、胸を触る」
触ってみる。
ふにふに。ぺたぺた。
……つまんない。気持ちいいとか悪いとかじゃなくて、つまんない。
「そりゃあ、そないな子供の砂遊びの砂固めのような触り方で気持ちええわけないやん!」
怒られた。
「だって、触れっていったのそっちじゃん!」
「色気があまりにもなさすぎるんや!」
わ、悪かったわね!色気なくて!ほっといてよ!
上目で見ると、呆れた顔をしてたけどとりあえず続きを促す。
「……まず、服を脱いでな」
「え、脱ぐの?」
「当たり前やろ?」
「……じ、自分で?」
だって、いつも脱がせてくれてたじゃない。
自分でだと、もの凄いエッチしたがってるぽくて恥ずかしい……よ。
「そない言うたら、俺が手伝ってない時に誰に手伝ってもらうねん?パパか?ママか?尽か?」
「……そんなこと出来るわけないじゃない」
「じゃあ、自分で脱ぐ!」
「……はーい」
渋々、ブラウスのボタンを外す。いっこ、にこ、さんこ……。このくらいで大丈夫かな?
- 508 : 1人エッチと男心と秋の空 5 :04/10/20 03:03:59 ID:JLhRgOnW
- 「で、ブラも外す」
「……やっぱり?」
「当たり前やろ?」
当たり前だってわかってるけど、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいんだってば。
「風呂入る時も外すやろ?同じ要領でええやん」
「そ、そういうものなのかな?」
「それ以上の色気は期待できひんから、まず出来るとこからはじめる!これが勉強の基礎や」
……まさか補習コンビの片割れに言われるなんて思ってもみなかったセリフだわ。
ちょっとだけ体を浮かす。
後ろのホックをぴん、と外すとブラは支えを失ったように外れた。
「ん……」
ぱさっと布が床に落ちる音がした。
やっぱ恥ずかしい……。
あんまり胸ないから……あまり見ないで欲しいな。
「俺は自分やったら胸あってもなくても気にせぇへんで」
……男の人ってそういうものなのかなあ?
節操ないなあ。
……ってつい本音を漏らすと、ぽかり、と後ろから頭をはたかれた。
「……あたた……もうっ!いったぁー!」
「なんでここで『体型に拘らずに私のこと好きなんやねー!』とか思わへんのや?!」
「相手によりけりだからに決まってるでしょ、そんなの!
まどかだったら節操ないって思う方が当然じゃんか」
そう言ったらまどかはいきなり黙った。
寄りかかった先の上を見上げるとまどかは宙を見ていた。
はぁ、って溜息をつく。
「……そないに思ってたんやな〜」
「だってまどかだもん!」
今は一筋とかいってくれてるけれど、元々遊び人で通ってた人だしね。
「ま、落ちこまない落ちこまない!」
ぽんぽん、と後ろに手を伸ばして頭を柔らかく撫でる。
さらさらとした髪の感触がとてもくすぐったかった。
- 509 :1人エッチと男心と秋の空 6 :04/10/20 03:05:59 ID:JLhRgOnW
- 「……ひゃっ!」
「隙あり〜」
その瞬間、いきなりまどかの手が胸に回されてきた。
柔らかく柔らかくまどかのおおきな手が私の胸を自分の思いのままに形を変えていく。
「……やっぱごっつ柔らかいな〜」
「んっ……」
……どきどきする。
このどきどき、まどかの手の平にきっと伝わってるはず。
「もう1回、胸を触って。俺の真似して柔らかく揉むように……」
彼の熱を持った甘い声が、私だけに聞こえるように囁いている。
その言葉と共に今まで揉みしだいていた手が、ぎゅっと頂点を軸にしてなぞられた。
胸のふくらみを救うようにして。
彼の言葉のままに自分で触ってみる。
自分の手の上にはまどかの手が重ねられている。
その手は、私の手を包み込んで私の胸をなぞらせる。
……さっき自分で触った時と全然違う。
まどかの動きに合わせて、手のひらを使って弧を描くようになぞっっていく。
……ん、くすぐったいよ。
「先を自分で摘んで。……こう。やさしくやで?」
「ひゃんっ……」
まどかの手が私を頂点に誘導する。
こう、と言った時にまどかの指が軽く摘んできてその瞬間、ぴりっとした刺激を私が襲った。
「自分でやるんや……」
「はい……」
両手で摘んでみる。
……気持ちがよくなるとかじゃなくて、どうしようもなく恥ずかしいよぉ。
自分でしたことないのは当然として、自分ですることがある、なんてことも想像してなかったんだもん。
でも、その恥ずかしさが熱を呼んで体が熱くなってくる。
「あ……ぁんっ」
今まで彼がやってくれてたことを思い出しながら、摘んだその先を軽く自分でひっぱったり捻ったりしてみる。
やだ、どうしよう。ちょっと気持ちいいかも。
- 510 : 1人エッチと男心と秋の空 7 :04/10/20 03:10:48 ID:JLhRgOnW
- 「ん……」
「ほら、気持ちええやろ?……下、濡れてきてんで」
「……え?……っ!はぅん……や、やぁ、擦らないで!」
まどかの手が下着に伸びてきた。
そのまま中心部分を擦る。
その刺激で、胸を弄ぶ手は止まらない。
「なあ、片手はこっちや……」
摘んでたうちの右手を下に誘導される。
まどかの手と一緒に下着に触れた。
ジュン……って濡れた感触。
「な、めっちゃ濡れてんで。お漏らしみたいやなあ」
「……い、言わないでよぉ……はぅっ」
まどかの手は私を掴んだまま下着を擦り始めた。
「なあ、自分でやってみぃ?」
「……やだ、恥ずかしい……ひぁっ!!」
む、胸……やだ、舐めないで!
ぴちゃぴちゃ……。
「……はぅ……音、わざと立ててるでしょ」
返事はない。
ただ、しゃぶる様にわざと音を大きくたてて私の胸を口に含んでる。
「っ!!」
空いてる右手を使う様に、まどかの手が私の指を抑えつける。
やだやだ、すっごい濡れてるよぉ……。
これも、さっきまでまどかがやってたのを真似して、指を下着の上から縦何度もなぞる。
そして、まどかの手が下着の中に伸びてきて……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ続きそうなので一旦切ります。
ただ1回いちゃついてるだけのエロで10キロバイトをこすとは思わなかったよ…。
- 511 :名無しさん@ピンキー :04/10/20 09:06:35 ID:rq8o6aq2
- 神様がイパーイ!
わたぽんの神、エロにハァハァだけでなく主人公のわたぽんへの
愛情も伝わって来ました。素敵でした。
バイトの神、バカの神の続きと王子投下もお待ちしています!
- 512 :名無しさん@ピンキー :04/10/20 20:19:01 ID:SSz13Sll
- お手伝いオナニー萌え
- 513 :1人エッチと男心と秋の空 8 :04/10/21 01:00:39 ID:EqIMKVX4
- 「ひぅっ……ああ、……あぁんっ!!」
耐えきれなくて大きな声、出した。
だってだって!
「ここがな。触ると一番敏感になれる場所、や」
今まで胸を含んでた口を離してそれだけ言葉を放つ。
けど、本当は全然耳に入ってなかった。
「ひぁっ……あぁあああぅ……ふぁぁんっ!」
蕾の部分をぐりぐりと舐るように摘まれていく瞬間毎に、溢れだしてくるものがある。
「……流石。やっぱ敏感やなあ?処女とは思えへん」
いいながらきゅっと指で締めつけてくる。
「はぅ……言わないで……」
まどかの指は止む事なく、あまりにも直接的な刺激で抑えつけてくる。
「あ……あっ……んっ……やぁっ!!はぅん……はぁっ……そこぉ、ぐりぐりしないでぇっ」
はぅ……あそこがひくひくする。
「……刺激、強すぎたか?……はじめてやもんな」
「はぁっ……あ、ふぁぁ……んっ!刺激……つ、つよすぎるよぉ……」
もう、何も……何も考えられないくらい。
「はぅ、いじめないで……でも、でも気持ちいいよぉっ!ひぁっ……」
あそこをすっごく指で直接擦られて、下着が恥ずかしいくらいに濡れてて……。
もう、なんか変になりそう。
……欲しい。なんか身体がむずむずする。
ううん。身体っていったけど、はっきりあそこがむずむずするの。
何か入れたら治まるのかな。欲しい……入れて欲しい……。
何でもいいから入れたいの……。はぅ。
……もうやだやだ!欲しい、欲しいよぉ!
- 514 :1人エッチと男心と秋の空 9 :04/10/21 01:01:57 ID:EqIMKVX4
- 「何か入れたい……入れたいよぉ……あぁんっ!」
さっきからひたすらいじっているまどかの息遣いが後ろから聞こえる。
餌を前にした獣のような荒い息。
……あ、お尻にまどかのがあたってる。……固い。
今なら……入るのかな?
そう思ったけれど、彼の言葉は私が期待したものとはちょっと違った。
「指、入れてみぃ?」
「まどかの……入れてくれないの?……あっ、んっ……」
「……1人エッチが今日のテーマやからな。おあずけや」
ズボン越しからでもはっきりわかる程、こんなに固いのに?
でも、とにかく何でもいいから入れてみたかった。
溢れでてくる場所に蓋をするように。
だから、その言葉がきっかけの呪文のようになって、頷き腰を浮かして、指を一本、入れてみる。
くちゅ、と音がした。
「ひぅ……い、た……!すご……い、く、苦しい……い………圧迫感が……」
中指一本いれただけなのに……なにこれ?凄い辛いよぉ。
これじゃ、第一関節までしか入らないよ。
「これでどうや?」
「ふぁっ……まどかぁ……そこ指で、掻き回さないで!摘まないでよぉ……!」
くちゅ……ぬちゅ……。
「はぁんっ」
まどかにいじられて指がするって入った。指一本入って苦しいし、……全然足りない。
- 515 : 1人エッチと男心と秋の空 10 :04/10/21 01:06:11 ID:EqIMKVX4
- 「ぁう……ぬるぬるしてる……熱いよぉ」
「……一本入ったな。足りへんやろ?もう一本入る?」
その指でずっと蕾を掻き回しながら囁いてくる。
もう今はまどかの言葉だけが絶対、そんな気がしてきた。
でも、もう一本って……恐る恐るいれてはみたけど……。
「はぅ……入らない……苦しい!苦しいよぉ……」
でも何で?もう止められないの……止められないのぉっ!
「まどかぁ……もう指だけじゃ嫌……」
見上げる。
私の言葉で、まどかは一瞬だけ動きを止めた。
まじまじと凝視する。
「そんなに見ないで……それに、やめないで……」
!
やめないでって……。な、何いってるの私?
でも……今この刺激がなくなったらもっとおかしくなりそう。
「あ、ああ……すまん」
「はぁ……あっ、ああんっ!……欲しいのぉっ!もう、入れて、入れてよぉ!」
限界が近いの……。だからお願いよまどかぁっ。
「……めっちゃ痛いで、多分。それでもええんか?」
うん、って頷いた。
……痛いのなんて身をもって知ってる。
だから卒業してつきあいはじめて半年以上一線は越えられなかったんだ。
でも、今はいいとか悪いとかそんなんじゃないの。
もう、限界なの。
「わっかんないよぉ!でも入れて欲しいの……入れてよ。凄く濡れててもうイく……イっちゃうっ!」
まどかの指と私の指だけしか今は感じられないけれど、耳の遠くでかちゃかちゃとベルトを外す音が聞こえた。
ジ……とチャックの音が聞こえる。
/////////////////////////////////////////////////////////////
すみません。今日は眠いので、続きはまたにします。
もう少しで完結予定です。
- 516 :名無しさん@ピンキー :04/10/21 01:18:08 ID:i+63oNSE
- いいところで…
期待してマツ
- 517 :名無しさん@ピンキー :04/10/21 15:35:17 ID:5+6bLzYt
- >496
漏れもドジン作成中の時に、同じ事でどうしようか悩んだけど
「自分」だと、相手の事なのか、本当に自分の事なのかわからない、と
つっこまれて、以後「ジブン」にしちゃった。
- 518 : 1人エッチと男心と秋の空 11 :04/10/22 02:20:12 ID:xCMwQsci
-
「自分な、ちょっと腰を浮かしてなー」
そして、背中から感じるぬくもりが一瞬だけ背から離れる。
まどかの手が後ろから腰に回された。
そのぬくもりだけでまたおかしくなりそう。
もうわけわかんないよ、どうしちゃったの?私の身体って。
「そのまま、腰を下に降ろして……」
後ろから抱っこされるような体勢で、言われるがままでまどかの手に促されて腰掛けるように、下に降ろす。
「っ……」
下着をずらされて、ぬちっとした乾いた感触があそこに当たった。
……まどかだ。乾いた感触……ゴムだ。
いつの間につけたんだろう?
でも、それを考える以上に、まどか自身のそれは大きく上に反りあがってた。
あ、あれ……入るの?指一本だけであんなに苦しいのに?
でも、今はそんな贅沢なんて言ってられない。
だからそれが、あそこにはまるように腰を沈めていこうとした……けれど。
っ……いたぁっ!……痛い!やっぱ痛い痛い……痛いいたいいたいよぉっ!!
唇噛み締めたりしただけじゃ全然足りないくらいに痛いのっ!
圧迫感もさっきの指とは比べられないくらいに物凄い。
「……っ、ぅ……!はぁん!まど……か」
あまりの痛さで降ろしかけた腰を止め、涙声で痛みを訴えた。
「っ、締めつけ……きつすぎやで自分。……これならどうや?」
まどかの指が腰に手を回す瞬間までずっと嬲ってた一番敏感な部分を刺激する。
「ええか。痛みやなくて、こっちに集中するんや……」
言葉通りにまどかにいじられた場所に意識を集中する。
んっ……ずくずくしてる。ふぁ、ぁ、ん……あ……すっごい弄られてるよぉ。
疼いちゃう……。
- 519 : 1人エッチと男心と秋の空 12 :04/10/22 02:21:50 ID:xCMwQsci
- ……!
「ん!……はぅ。痛……はぁん!」
く、苦しい……って……。
「まどかのが奥まで全部……入ってる?」
「……ああ。おかげさまで、な。でも痛みがひくまでしばらくこのままにしといた方がええかな。
自分の締めつけが凄すぎて刺激すると今はちょっと危険やねん」
「う、うん……なんか物凄い圧迫感がする」
でもやっぱり……ふぁ。
気持ちいいのが止まらない……。
なんで?
まどかのでもういっぱいなのに何でまだ足りないの?
刺激が足りないの。もっと欲しいの。
だから、だから……。
「ぁ……ん、だいじょ、ぶ。動いてもいいよ」
苦しいけど、それ以上に疼きが物足りなさを私に告げてる。
もっともっと気持ち良くなりたい。
それに、こーいう時に男の人が動くっていう知識くらいは流石にもってる。
「ええんか?ならもう、…・・遠慮せーへんで」
耳元で囁かれるその言葉は最後まで私まで届かなかった。
後ろから両方の手首を抑えけられる。
「!?」
ずるり、とまどかのモノがぬけた。
それを考える暇なく、一瞬だけ抜けたモノがまた私に打ちつける。
「はぁ……あ、あ……はぁはぁ……あ……はぅ……」
ジュク……チュク……。
まどかに打ちつけられた部分から粘着の水音が響く。
「すごい……や、い、いきそう……」
「まだやで!もう少しもたせるんや……!」
「え……?いやぁっ……はぁぁんっ!」
- 520 :1人エッチと男心と秋の空 12 :04/10/22 02:23:14 ID:xCMwQsci
-
打ちつける音のリズムがいきなり早くなる。身体と身体もぶつかり合いの音が響いた。
「や…・・す、すご……い、イク……イっちゃう!はぁんっ、あ……やぁ……」
なんか……凄い……まどか、激しい……。
動くって……ここまで凄い動くものだってわからなかった。
でも、ここまで我慢してくれてたってこと?
その表情は、後ろにいるから見えない。
でもなんとなく分かった。
ずっと、まどかは私とこうしたかったんだってことが。
「……はぁっ……まどかの……奥に……当たってるよぉ!凄い!奥まで奥まで来てるぅっ!もう駄目……。イっちゃうよぉ!」
「……すまん、……俺もそろそろ限界や!」
まどかの荒い息遣いの中、イクって思って頭の中が真っ白になった瞬間、浮遊する感じがして、まどかのものが私から引き出された。
「はぁっ……はぁっ……」
私は息継ぎをしながら、とすんとソファに落ちると、まどかに寄りかかった。
さっきまでと同じだっこされてるような体勢になる。
そのまま一刻が過ぎた。
「……出来た、な」
「……うん。出来たね。でも……腹筋痛い……」
「……こういうピロートークの色気のなさは……簡単に変わらへんか……」
また、はぁ、って溜息つかれた。
色気はまだ足りないけれど、それでもちょっとだけは大人になったって思ってるんだけどね。
「でも、出来ただけ凄い進歩だと思うの私」
上を見上げて自己主張すると、やっとまどかが笑ってくれた。
「せやな。でも、ぶっちゃけもう1人エッチ必要あらへんから」
「え?そうなの?なんで……?」
- 521 : 1人エッチと男心と秋の空 14 :04/10/22 02:26:57 ID:xCMwQsci
- 必要ないって……今までのは一体なんだったのよ?
聞くと呆れた顔された。
「俺がおるやろ〜!体が欲しい時は自分でするんやなくて、
俺に頼ればええねんってそれだけのことや」
あ、そっか。そういう意味か。
1人エッチはあくまで目的のための過程であって、目的が達成されたならもう必要のないものだもんね。
ぎゅーって後ろから抱きしめられた。
「せやからな、さっきのエッチしてる間の喧嘩売ってるみたいな表情は絶対!俺以外の前でせんどいてな」
「……どゆこと?」
「1人エッチで誰にも見せへんやったとしても、自分が傍にいないってことにヤキモチやいたりせーへんでええしな」
「……」
「後は、どこでも俺以外の人間だったしてもさっきのあの顔を他人に見せたらごっつ、ヤキモチやくからな」
……えっと。やっぱそれって。
なんとなく、薄々そうじゃないかって思ったこともないわけじゃないけど。
これって、やっぱり。
「まどかって、やきもちやき屋さん?」
「……ほっとき!」
慌てたようなその声。……こりゃ図星かな。
「でも、大丈夫!恥ずかしいからまどか以外には絶対言わないよ」
そう言うとまた、ぎゅーって強く抱きしめられた。
「自分のな、恥ずかしいっていうその顔は俺だけが知ってる特典や。
……誰にもこの立場は渡さへんしな」
「……ヤキモチやきっ!」
だっこされたまま、まどかに自分の身体を委ねたまま、私は呆れて呟いた。
エッチなのに、やきもちやさんのまどか。
……うふふ。やっぱりとっても、……大好きだよ!
完
- 522 :名無しさん@ピンキー :04/10/22 02:30:58 ID:xCMwQsci
- 以上です。
もう眠いよママン。最後駆け足になったのは反省点。
はじめは1人エチで終わらせるつもりだったのに、どんどん話がそれていって結局イタしました。
後、やっぱりバイトの喋りが、えちの時セクハラのおやじぽくなってしまいました。
それでは名無しに戻ります。
- 523 :名無しさん@ピンキー :04/10/22 03:41:08 ID:CRq6S8Qs
- >>522
最 高 で す!
ゆっくり休んでくだちい。
- 524 :名無しさん@ピンキー :04/10/22 11:15:50 ID:ynbfrGzT
- GJ!ゆっくり寝てください。
主人公の喘ぎ声でのだめを思い出してしまった…はうん。
- 525 :名無しさん@ピンキー :04/10/22 15:24:06 ID:h5LjNYOe
- >>522
GJ!
ゴチになりました〜
>>524
その一言で、台詞が全てのだめ口調変換されるじゃないデスか!
- 526 :名無しさん@ピンキー :04/10/28 05:43:25 ID:MIqDZPNx
- てんてー誕生日が近いね
- 527 :名無しさん@ピンキー :04/11/03 07:22:04 ID:wXixWqe+
- ほしゅん。農閑期?
- 528 :名無しさん@ピンキー :04/11/06 05:52:43 ID:YMbowFbE
- 王子×主人公だす。主人公受難。誤字あったらごめんなさい。
10月16日に間に合いたかった・・・・・・。
- 529 :手錠 1 :04/11/06 05:55:59 ID:YMbowFbE
- 「・・・珪、帰ったんじゃなかったの・・・?」
大喧嘩の末、部屋を飛び出して行った彼がすぐ隣で眠っていた。
全然気づかなかった。一体いつ戻ってきたんだろう。
着ていたはずのパジャマは行方不明。私をぬいぐるみか何かみたいに抱きしめてる彼も同様、白磁の肌を晒している。
大音量の目覚まし時計もものともせず、規則正しい寝息を立てている。・・・あぁこれは「眠り姫モード」だ。簡単に起きそうに無い。
もう、この駄々っ子は。今日は用事があるって言ったのに。
「・・・起きなくちゃ」
約束の時間は何時だったっけ、キスマークが上手く隠れる服は・・・、と考えながら目覚ましに手を、・・・のばそうとすると。
ジャラッ
聞きなれない金属音がした。
「?」
右手に手錠がはめられていた。
ドラマでしか見たことの無いそれは、珪の左手と繋がっていた。
「な、な・・・、何これー!?」
- 530 :手錠 2 :04/11/06 06:00:37 ID:YMbowFbE
- 「ちょっと! 珪! 起きて! 起きてよ!!」
今迄やったことない、ってくらいの勢いで眠り姫を叩き起こした。
「・・・・・・・ん・・・、・・・・・・・・・・・・何だ?」
「なんだじゃないわよ! 起きてよ! 何なのよ、これは!!」
無理矢理起こされて不機嫌気味だったけど、私と手錠を交互に見るとさらり、と言った。
「手錠」
・・・・・・それは分かってるわよ! それは!!
「な、なんでっ、・・・っこんな・・・」
激昂して言葉が詰まる私。
「俺、右使うから。お前、平気だろ? 左手でも」
対照的に彼は冷静。それはそうよね、張本人なんだから。
「平気じゃないわよ!」
何て事だろう。突拍子もないっていうか・・・、
あまりの事にパニックになってしまって2の句が出てこない。
「よく似合ってる。手錠」
「・・・そ、そうかな・・・、・・・・・・なんて思うわけ無いでしょ!!」
まずい、早速彼のペースにはまってる。・・・最近いつもこんな感じだ。この人の我侭に振り回されてる。
もしかしたら昨日の「大喧嘩」だって、珪には喧嘩の内に入ってないのかもしれない。
怒って出て行って、少しでも反省したかと思ったら、こんなもの持って戻ってくるなんてこの人は!
まだ眠たそうに・・・いや、気だるげに枕に凭れてる姿はまるでどこかの映画の1シーンの様。・・・・・・手錠さえなければ。
私がこんなに怒っているのに、どうしてこんなに涼しげなんだろこの人はこの人はこの人は!!!!
- 531 :手錠 3 :04/11/06 06:04:42 ID:YMbowFbE
- 「じゃ、俺、・・・・・・まだ寝るから」
「ね、寝るからじゃないわよ! 外してよ! 今すぐ!」
「・・・無理」
「どうして無理なの?」
「鍵がないと、無理」
「・・・・・・」
・・・ここで怒っても仕方が無い。だけど今回は、この手錠については本当に何とかしなくちゃならない。
「かっ、鍵はどこよ!?」
「・・・ここ」
今、無理って言ったのにあっさりと! ・・・・・・いや、意外な程素直に、枕の下から小さな鍵を取り出し、ひら、と目の前に見せてきた。
取ろうとすると、見透かされたようにかわされる。
「ちょっと、鍵を」
「・・・欲しい?」
妙に意味深な言い方をし、からかう様に口に咥えてみせた。
「ふざけてないで、鍵を・・・!」
必死で鍵を取り上げようとする私を軽くあしらったその手で・・・・・・口の中へ押し込んでしまった!
「珪!?」
まさかそのまま飲み込んでしまうんじゃ・・・・・・。や、この人だったらやりかねない。
慌てて口に手を伸ばすと、これまた鮮やかに遮られる。
左手は彼の右手に、右手は左手に拘束された。その上引っ張られてベッドに折り重なる格好になった。
真正面で向き合う。・・・見慣れた筈の美貌に今更赤面してしまう自分が情けない。
ああ、駄目駄目! 見蕩れてる場合じゃないのよ私!!
- 532 :手錠 4 :04/11/06 06:11:09 ID:YMbowFbE
- 「・・・珪、鍵を出して。こんな馬鹿な事、止めて。・・・・・・お願いよ・・・・・・」
怒りを思い出し、更にそれを抑えて懇願する。
反して、涼しげで楽しそーな態度のままの珪。
「・・・欲しかったら力ずくで来いよ」
何を言い出すかと思ったら・・・、一体何を企んでいるんだろう。
「ち、力ずくって、手、押さえられてたら」
「まだ手はあるだろ? ・・・よく考えろよ」
手、って、どんな手があるっていうのよ?
戸惑っていると、いたずらっ子がするみたいにペロッと舌を見せた。
・・・・・・まさか、・・・舌で・・・? ・・・・・・舌を使って鍵を取り出せって!?
「・・・何、考えてるのよ・・・?」
「お前が今、考えたこと」
意図が通じて楽しそうに目を細める。・・・でも、そ、・・・そんな事・・・
「・・・出来るわけ無いじゃない・・・」
とんでもない要求にためらっていると、
「やれよ。・・・時間、ないんだろ?」
男の人とは思えない妖艶さで挑発してくる。
・・・多分、どんなに懇願しても、他の方法は望めないだろう。・・・・・・本当にこの人は。
分かった。分かったわよ、やればいいんでしょ、やれば!
意を決して、鍵奪還に取り掛かる。
「・・・・・・目、閉じててよ」
「・・・ああ」
・・・・・・このリクエストだけは普通に応じたわね。珪。
恥ずかしさを堪えながら口元に顔を寄せて、唇を、・・・重ねた。
でもこれって、・・・・・・何だか私が珪を襲ってるみたい。
- 533 :手錠 の人 :04/11/06 06:14:50 ID:YMbowFbE
- 題名、思いつかなくてダイレクトでごめんなさい。続きもうちょっと待っててください。
神様方もご遠慮なくご降臨くださいますよう。
- 534 :名無しさん@ピンキー :04/11/06 09:23:48 ID:gaN/Zq+4
- >533
乙です!
手錠プレイキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!
変わったシチュですがうろたえる主人公ちゃん面白い&かわいいので(・∀・)イイ!
続き楽しみにしております。
- 535 :名無しさん@ピンキー :04/11/06 13:25:32 ID:CYx0qaN2
- キター!
- 536 :手錠 5 :04/11/07 02:28:40 ID:5686yvC1
- 「あ、あの、・・・・・・口開けてくれないと、・・・取れないんだけど」
舌を入れようにも歯が閉じられたままで奥に入れられない。
「歯、食いしばってないで、口、開けてよ」
「まじめにやれよ」
「まじめにって、・・・私、言われたとおりにしてるじゃない」
「本気になってないだろ、お前」
「ほ、本気って、こ、これ以上どうやって」
「じゃ、諦めるのか?」
「・・・・・・」
世の女性達を魅惑する翡翠の瞳が、私を射抜く。
「諦めたらずっと、鍵は手に入らないままだ」
「・・・・・・」
「本気で来いよ。・・・・・・欲しいんだろ?」
「!!」
その一言で、なけなしの闘争心に火がついた。
・・・人に手錠かけといて、やれ本気になれなんて、欲しいんだろなんて・・・・・・、勝手なこと言ってないでよ!
少しでも圧倒されてしまった自分がバカみたい。
きっ、と睨み返してそのまま噛み付く様に唇を押し付けた。お望みどおり舌に力を込めて、歯列をこじ開けた。
あのね、欲しいのは鍵なの! 鍵なんだからね!! お間違えの無いように!!!
- 537 :手錠 6 :04/11/07 02:33:31 ID:5686yvC1
- すぐに見つかると思った。でも甘かった。どこを探ってもそれらしき反応が無い。
あ、これ! ・・・は、・・・・・・歯だ。じゃ、反対側のこれも歯、なんだろうなあ、動かないし。
駄目だあ、こっちにもないよ。・・・もっと奥なのかなあ?
一旦体勢を整えようと口を離すと、早速茶々が入った。
「もう諦めるのか?」
「い、息が苦しくなっただけよ。諦めてなんか!」
絶っっ対鍵は渡してもらいますからね! 負けるもんですか!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・駄目だ、見つからない。何処にも無い。
舌でディフェンスしてるんじゃないかとも思ったんだけど、何度も確かめた。無い。さっぱり無い。
「・・・・・・っは、あぁ・・・」
息も苦しくなってまた唇を離した。
・・・何で無いんだろう。どこにあるんだろう・・・。
気分もへこんじゃって、目頭も熱くなってる。だんだん半泣きになってきた。
と、いきなりぐっと抱きしめられた。強烈な抱擁に息も出来ない。く、苦しい。
背中が震えている。もしかして、珪・・・・・・・・・笑ってる!?
「お前、本当騙されやすいな」
おかしくて たまらない、といった感じだ。身体が離れてもくすくす笑いが収まらない。
顔が少し紅潮している。思いっきりご満悦。といったところだろうか。
「鍵は・・・ここ」
口の中にあるはすの鍵が、枕の下から出てきた。
- 538 :手錠 の人 :04/11/07 02:58:57 ID:5686yvC1
- >>534様、 >>535様、有難うございます。嬉しいです。 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
+
最後の行のところ、 あるはすの鍵 → あるはずの鍵 の、間違いです。すいません。
続きもう少し待ってください。
- 539 :名無しさん@ピンキー :04/11/07 06:22:47 ID:xC6Ut3b7
- イイヨーイイヨー(*´Д`)ハァハァ
- 540 :名無しさん@ピンキー :04/11/07 09:01:45 ID:kYUNVBMS
- 意地悪王子モエー 続き待ってます
ご自分のペースで楽しんで書いとくれ
- 541 :名無しさん@ピンキー :04/11/07 10:15:58 ID:/vKOWlcB
- (*´Д`)ネ申GJ!!
頑張ってくだちい。
- 542 :手錠 7 :04/11/10 01:09:06 ID:goIga5CX
- 最初から口の中になんか無かったんだ。入れたと見せかけて、すぐに枕の中に隠してたんだ。
そうよね。よく考えてみれば、口の中に物を入れたまま普通に喋れるわけ、ないもんね。
してやられた。はめられた。まんまと騙された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くやしい。
なるべく珪と顔を合わせない様にする。怒っているんだからね私。本当に悪戯が過ぎるわよ。
「・・・怒ってるのか?」
問いかけにも背中を向けて、返事もしない。
・・・・・・でも、だからといってずっと黙ってる訳にも、いかないんだよね・・・。
「何でこんなことしたのよ。手錠なんて」
「・・・・・・キス・・・・・・」
は? きす!?
思わず振り返ると「心から反省してます」という雰囲気いっぱいの彼。
「キス、したことはいっぱいあるのに、お前からキスされたこと、一度も無かったから」
「・・・・・・」
そ、そういえば、そうだったっけ?
「それに気づいたら、不安でたまらなくなって」
で、不安のあまり我侭が多くなったって事?
「普通にキスして、って言ってもお前、絶対恥ずかしがって嫌がるし」
「・・・・・・」
それでもっと嫌がることをしてくるんじゃ、こっちはたまんないわよ!
- 543 :手錠 8 :04/11/10 01:18:13 ID:goIga5CX
- 「お前、本気で怒ってたな」
「当たり前でしょ! 本当に!」
「まだ、怒ってるか?」
黙っているとぽつりと言ってきた。
「すまない」
「・・・・・・」
以外に素直に謝ってきた。でもそこから続く言葉に、かなり引いた。
「お前のキス、・・・・・・凄く良かった」
「!?」
な、な、何を・・・何を言い出すのー!?
「激しくて、情熱的で」
「・・・・・・・・・やめてよ・・・・・・・・・」
「何度も、俺を」
「やめてってば! 珪!!」
騙されてした事とはいえ、ものすごい過激大胆な事をしてしまったんだ。うう、ディープキスなんて。・・・顔から火が出そう。
怒鳴ってしまって、肩で息していると、また謝ってきた。
「謝るから、・・・もう、怒らないでくれ・・・」
「・・・・・・」
今にも泣き出しそうな顔。そんな顔をされてしまうと・・・もう、これ以上何も言えなくなってしまう。
どんなに怒っていても、結局、折れちゃうのは私。
「・・・・・・もう、こんな非常識なことしないでよ・・・・・・」
警告を込めて言ったのに、どう解釈したやら満面の笑みを返してくる。まるで花が咲いた様。
「ああ」
「・・・・・・」
- 544 :手錠 9 :04/11/10 01:20:14 ID:goIga5CX
- あー! もう、惚れた弱みっていうか何ていうか、・・・・・・オンナって哀しいっ!
今の「ああ」だって、全っ然悪びれてないよこの人!
恋人っていうよりペットにされてるんじゃないの私!?
四苦八苦してる私を見ては楽しんでるんだよこの人は。絶対!
イキナリ変な要求を突きつけられたりするのも遊ばれてるとしか思えないよ。ああ! なのに!
翻弄されておもちゃにされて、それでもまだ離れられない私って・・・!
ジレンマとストレスでどうにかなっちゃいそう。
頭抱えて悩む私に追い撃ちをかけるように、後ろから微かな呟き声が聞こえてきた。
「次、・・・・・・どんな手使おうかな・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・も、勘弁して。
- 545 :手錠 の人 :04/11/10 01:24:38 ID:goIga5CX
- 以上です。お目汚しですいませんでした。
>>539様 >>540様 >>541様 有難うございます。
励みになりました・゚・。。。・゚・(ノ∀`)・゚・。
実は落ちをどっちにしようか悩みに悩んでおりました。こっちにすれば良かったかなー。
「・・・珪、この鍵、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・開かないよ?」
「・・・・・・違う鍵みたいだな」
「うそーーーーっ!?」
- 546 :もひとつ手錠 の人 :04/11/10 01:25:57 ID:goIga5CX
- キス止まりじゃヤダー!! という方は、・・・・・・・・・・・・・・・どなたか書いてください。
- 547 :名無しさん@ピンキー :04/11/10 20:18:05 ID:e291yfyw
- GJ!!(*´д`)d
キス止まりでも十分モエますた。
また是非降臨してください。
- 548 :名無しさん@ピンキー :04/11/11 12:22:30 ID:1L0po+31
- 同じゲームでも呼び方がいろいろなんだと読んでるとわかるよね
人によってやはりプレイスタイル(というほどでもないけど)
が違うんだね
- 549 :名無しさん@ピンキー :04/11/11 12:49:50 ID:ujbiPycv
- わかるわかる。
名前呼びでも、くん付けと呼び捨てじゃかなり印象が違うよね。
SSだと、呼び方で主人公の性格や二人の関係の雰囲気が変わってくるからまた面白い。
王子を「珪ぽん」呼びでエロSS書く人がいたら超ネ申。
バイトの「兄やん」ならギリギリいけるか?
- 550 :名無しさん@ピンキー :04/11/13 20:20:38 ID:G6Gt78eu
- 保全ageしておきます
どうでもいいことだけど
兄やんと打とうとしたら二イヤンと変換しますたorz
- 551 :名無しさん@ピンキー :04/11/13 22:48:37 ID:OdKVUNap
- >>550
さり気なくワロタw
- 552 :てんてー×主 :04/11/15 16:18:08 ID:blSIUiE9
- てんてーのお誕生日に主人公を差し上げようと思っていたのに
こんなに時間がかかってしまいました。
先生に片思いの主人公のひとりエッチです。
- 553 :もっとみつめて :04/11/15 16:19:26 ID:blSIUiE9
- 先生が私を見てる。
少し離れたところからだけど、見つめられてる。
じわじわ身体が熱くなってくる。
先生…。
数学の授業、あてられた問題が出来なかった人にかわって私が黒板に向かう。
その間先生の視線を感じてドキドキする。
模範解答だなという先生の言葉を受けとってうれしくなる。
私が席へつくのを待って、別の解答方法の数式が私の文字に寄り添う。
こんな幸せな日は先生にもっと会いたくなる。
ちゃんと宿題をすませて、予習もして、ベッドにあがると先生の声が聞こえてくる。
音楽準備室にかわる部屋。
「今日の数学の授業中、君はなにかおかしかったな」
だって…。
「だってではない」
先生がみつめるから…。
「君の解答が間違っていれば訂正を入れるのは私だからな」
先生はデスクとセットになっている自分の椅子をひいて、入り口付近で腰をかけた。
後ろ手で鍵を閉める音が聞こえた。
「デスクに座りなさい」
机になんてお行儀が悪くないですか?
「数学の授業の時は品行方正だったのか?」
お行儀の悪い子でした。
- 554 :もっとみつめて :04/11/15 16:20:07 ID:blSIUiE9
- 私は離れた先生に向かって机にお尻をのせて足をぶらぶらと落とした。
「下着を取りなさい」
恥ずかしいです。
「授業中に感じていたのだろう? 我慢できなくてここに来たのではないのか」
先生は何でもお見通しなんですね。
お尻を浮かせて下着をずらし、片方づつ足を抜いて布を握り締めた。
「足をデスクにのせなさい」
私は机の上で膝を抱え、足先だけを身体の幅よりも開いた。
先生に見えるように。
「どのような状態になっているのか自分でわかるか?」
いっぱい濡れています。
「自分で触ってみなさい」
自分で、ですか…。
先生は顎で私をうながした。
右手の中指で縦にゆっくりとなぞる。指が濡れて水分がまんべんなく広がっていく。
ひっかかりがなくなって指はつるつるとすべる。
先生に見られていると思うとどんどん濡れてくる。
「君の気持ちいいところを擦りなさい」
上の方。指示されたからちょっと戸惑っていると先生の口はまた動いた。
「陰核が感じるのではないのか?いつも声を出しているだろう」
言われた部分がなんだか熱くなって指が吸い寄せられた。
急いで高まるように指を動かす。
んっ…んっ…
お尻とか、太股とかも緊張して、もうちょっとなんだってわかる。
もうちょっとでいきそうです、先生。
「指を入れてみなさい」
はい?
「膣に指を入れてみなさい。ゆっくりでいい」
ちょっと恐いです。
「私が見ているから大丈夫だ」
入り口を確認してゆっくりと指を押し込む。先生が見てくれているのを確かめて指を進める。
なかはぬるぬるしててあったかい。
- 555 :もっとみつめて :04/11/15 16:20:50 ID:blSIUiE9
- 「入ったのか。上側でまわりと感触が違うところを見つけるんだ」
上って、おなか側ですか?
「膣口と子宮口、そして今探しているところが女性の膣で快感をえられるところだ」
これかな?なんだか固い。
触ると、どこってわからないけどおなか全体がもや〜んてします。
「慣れれば感じるようになる」
気持ちいいような、悪いような不思議な感覚です。
「指は2本入るだろうか」
入らないことは無さそうですけど、恐くて無理です。でもここって、男の人の…が、
ってことですよね…。
先生の、がいいです。
指をゆっくり動かすと、たくさん出てきた水分が指と一緒にでたり入ったりして音がします。こういうのいやらしい音って言うんですよね。
はぁ…ん
「数学だけでなく、君はこういう勉強も熱心だな」
先生だから、です。先生が見てくれるから。
先生、後はどうすればいいですか?
「同時に陰核も触りなさい」
片手では難しかったので、反対側の手でします。
ああっなんだかすごいですっ先生っ。
「気持ちがいいのだな」
はい、先生見てくれてますか? わたし、ちゃんとできてますよね。
「君が満足するように好きにしなさい、最後まで見ているから」
なら、安心ですね。
私は我慢出来ずに指を必死に動かした。
はぁ、はぁ、はぁ、
いった後は現実に戻る。私のベッドの上だ。
手とあそこをきれいにしてふとんにもぐった。
先生の夢を見れますように、明日も先生に見てもらえますように。
- 556 :名無しさん@ピンキー :04/11/15 16:23:05 ID:blSIUiE9
- うpしてみれば短かったです(w
最近完結していないのが多いので、
職人様方お暇が出来たらお願いします。
気になるんだよ〜〜
- 557 :名無しさん@ピンキー :04/11/17 14:49:46 ID:PYCjFOWr
- GJ!
- 558 :名無しさん@ピンキー :04/11/23 00:29:36 ID:v18iIgUT
- ほしゅ
- 559 :名無しさん@ピンキー :04/11/24 14:32:01 ID:HP/v6z7X
- ほしゅう
- 560 :名無しさん@ピンキー :04/11/24 20:03:00 ID:zTBadquo
- コンビ
- 561 :名無しさん@ピンキー :04/12/01 05:33:53 ID:lH5gPsOr
- みんなハラシマ中?書き込みなくてサミスィ
クリスマスのエチネタってあまりないね。バイトのスチルからハァハァくらいか。
- 562 :名無しさん@ピンキー :04/12/02 08:20:17 ID:VUjIfAVN
- クリスマスネタキボンヌ
- 563 :名無しさん@ピンキー :04/12/02 11:04:48 ID:KVBeNcF/
- おまいら全員、クリスマスネタの前の一大イベントは忘却の彼方ですか?
- 564 :名無しさん@ピンキー :04/12/02 12:39:22 ID:sOfiCypG
- えと、バカタンかな?
- 565 :名無しさん@ピンキー :04/12/02 17:23:21 ID:7UtVTovu
- 期末テストか。大変だよな。今年は3年だから受験との兼ね合いもあるしな。
……ゴメンバカタン ホンキデワスレテタヨorz
- 566 :社会見学と(先生×主) :04/12/03 10:32:45 ID:U0JNCS63
- 「先生、今日もとても勉強になりました。ありがとうございました」
「君は向上心があるので、私にとっても、有意義な社会見学となった。
また興味があるものに出会ったら私に言いなさい」
「はい」
氷室は大事な生徒にシートベルトの着用を促し、そつなく車を発進させる。
このまま彼女を自宅へ送り届ければ、今日の社会見学は終了である。
運転中、全方向に意識を向けている氷室は、
当然助手席の彼女の様子にも気を配っていた。
その彼女が、先ほどからしきりに何かをいいだそうとしてためらっている。
いったい何事なのか。
「どうした。質問でもあるのか?」
氷室は前を向いたまま声をかけた。
言いかけた言葉を飲み込んでいる彼女。
視点が定まらず、氷室の様子をうかがうというよりは、
自分の決心する時を探しているかのようである。
「わからない事は、思ったときに解決しておかないと、
結局わからないまま終わってしまうぞ」
「…はい」
彼女は大きく息をすって、吐く息とともに言葉も吐き出した。
「ラブホテルに行ってみたいんです」
- 567 :社会見学と(先生×主) :04/12/03 10:33:43 ID:U0JNCS63
- 「それはいいな、では来週にでも行…!!!」
シートベルトがなければ、頭をフロントガラスに打ち付けていたかもしれないくらいの
急ブレーキを、氷室は踏んだ。
「きゃあっ」
「きき君は何をっ」
「だってみんな行った事あるっていうんですっ教えてっていうの恥ずかしいし先生ならなんでも知ってるしちゃんと教えてくれると思ったしみんなが知ってる事もしらないなんて氷室学級のエース失格だし」
緊張のあまりか、思っていた事をまくしたてる彼女と、
先ほどの言葉にあっけにとられて、身動きのとれない氷室。
ほんのわずかに取り戻した意識で車を路肩に寄せて止めた。
「と、とりあえず、落ち着きなさい」
それは彼女に言ったのか、それとも自分に言い聞かせたのか。
「だいたい『みんな』というのは統計的に調べた全てのものでなければ…」
「なっちんのくれた本じゃあよくわからないんです…」
「そんなことは期末試験にはでない」
「…先生が駄目なら、他の人に連れていってくれる人を探します」
全く会話は成り立っていなかったが、話が大きくなっていっている事は氷室にも感じられた。
氷室の脳裏には、ベッドの上でからみ合っている男女を観察しながら、
メモをとっている彼女の姿が浮かんだ。
氷室にも覚えがある男の手が彼女を引き寄せ、何か囁きながら彼女の制服を脱がせていく。
「駄目だ!」
予想の立たない出来事に、氷室の思考回路はショートしかけていた。
いや、既に壊れていたのかもしれない。
「わ、わかった、では来週の予定に入れておこう」
氷室は無駄にからブカシをしながら、非常に燃費の悪い運転で彼女の自宅へ向かった。
- 568 :社会見学と(先生×主) :04/12/03 10:37:03 ID:U0JNCS63
- 氷室にとってそれは長い長い一週間となった。
彼女のために調べたホテルの数は数えきれないほどで、
行った事もないのにこんなに予備知識を持っているのは自分だけだと自負できるほどだった。
「ふむ。ラブホテル紹介業でも副業で立ち上げられそうだな」
回線の切れた頭でも、生徒とラブホテルに行く事が言い訳のきかない社会見学である事はわかっていたらしく、
氷室は場所をはばたき市から少し離れた所に選んだ。
しかし、それで安心したのか、元々そんなことは頭になかったのか、
いつも通り、頭の先から足の先まで氷室らしい、いつものスーツ姿だった。
見る人が見れば遠くからでも人物の認識が出来るほど氷室らしい姿だったのだ。
「休憩をとる」
彼女は、車を走らせてから1時間も経たないうちにそんな事を言う氷室の顔を覗き込んだ。
「まだ、どこにもよっていませんが、今日は遠くへ行くんですか?」
「ここで、社会見学を行う」
氷室はエルビスプレスリーのフリンジのような布をかいくぐって車をその中に進め、
いつものように安全に停止させた。
車のナンバーを隠すための看板を立て掛け、建物の中に入った。
入り口には部屋の内装の写真があり、氷室は冷静に見回して彼女に向いた。
「希望の部屋はあるのか?」
「い、いえ…」
初めての彼女は戸惑った。値段が書いてあるがゆえによけいに選べない。
「では私が決めよう」
氷室は平均的な値段の部屋を取り、授業のときと同じように顔色を変えずに、
受付で料金を払い、彼女の前を歩いた。
- 569 :社会見学と(先生×主) :04/12/03 10:38:30 ID:U0JNCS63
- 「あ、あの…」
「どうした」
氷室は彼女に向き直らずに前を向いたまま答えた。
「せ、んせいは…こういうところ慣れてらっしゃるんですね」
「なぜそう思う」
「私、初めてで、どうしていいのかわからないのに、
先生はすべきことがわかっているようなので…」
彼女の声が小さくなっていき、氷室はやっと彼女へ顔を向けた。
ほんの1メートル、氷室の歩幅で3歩、彼女なら5、6歩というほどの距離がふたりの間にはあった。
「当然だ。社会見学をするのに教師が導くことが出来ない場所にいくはずがなかろう」
彼女の顔が一瞬こわばった。
「予習はし過ぎて損するものではない。ましてや誰にでも最初があるものだ」
キーを差し込んで、彼女をドアの中へ促した。
氷室は先に進む彼女の背中しか見えずに、
彼女の顔にわずかに落胆の色が浮かんだことには気がつくことはできなかった。
「お風呂、ですね」
「そのようだな」
扉を開け、バスルームを覗き込んでいる彼女の後ろから、氷室も覗き込む。
「ジャグジーです、先生」
「好きなのか?」
「はいっ。女の子はみんな泡のお風呂に憧れますよ」
氷室は”みんな”という言葉にひっかかったが、彼女が学校とは違う、
うきうきしたような顔を見せたので、水をさすまいと、黙っておく事にした。
ふたりで、ひととおり部屋の中を見学し、次の行動にどう移るべきか立ち尽くした。
「先生…次はどうすべきか、教えて下さい…」
「もう少し、休憩するか、君が満足したなら部屋をでてもかまわない」
ただ、ラブホテルを見学に来たつもりの氷室は次の行き先の予定も考えていた。
「……休憩、します…」
- 570 :社会見学と(先生×主) :04/12/03 10:39:08 ID:U0JNCS63
- 床を見ながら小さく言葉を吐き、ベッドに腰掛けた彼女の隣に、氷室も腰をおろした。
「今日の社会見学、いつもと違うような気がします」
彼女の声が普段よりも堅く響いた。
「いつもはコンサートを聴いたり、ビリヤードを教えてくれたり…」
氷室の方には顔を向けずに彼女は下を向いたままだった。
「ここは、どのような事をするところなのか…先生は教えてくれないんですか?」
「…知っていて、ここに来たのではないのか?」
氷室はいつも以上に冷静であろうと今日を心掛けてきた。
慣れない場所で、あってはならない事が起こってしまわぬように。
「具体的には、知りません。たぶん知っているけど、理解できていません」
彼女の顔が氷室の方を向いた。
「だから、教えて下さい」
彼女が泣いてしまう。そう氷室は感じた。初めて見た表情だった。
「ここは…主に性行為を行うために立ち寄るところだ」
一瞬唇をかたくして、彼女は小さくうなづいた。
「最初は何をしますか?」
「入浴するものが多いのではないのか?」
彼女は意を決したように立ち上がると、氷室を見ずに呟いた。
「先生も後で来て下さいね」
- 571 :社会見学と(先生×主) :04/12/03 10:40:04 ID:U0JNCS63
- そう言われても氷室はその場を動くわけにはいかず、ただジャグジーの重い音を聞いていた。
「あまりにも、遅くはないか?」
はかっていたわけではないので、彼女が姿を消してからの時間はわからない。
実際よりも長い時間が経っていると思い込んでいたのかもしれない。
彼女が向かった先は、風呂だ。慣れない風呂で、溺れていたり、
のぼせていたりはしていないだろうか。
氷室は考えだすと、どんどん不安要素ばかりが頭に浮かんだ。
血の気の引いた彼女の顔が、泡の間から見えかくれする。
氷室は気が焦って風呂のドアを開けた。
「先生、遅いです」
赤い顔をして少しすねたふうにしてみせた彼女の前に氷室は膝をついた。
「君が倒れているのではないかと…」
彼女は目を細めて微笑んだ。
「もう少しでのぼせるところでした」
彼女がふいに付き出した腕を、氷室は反射的に掴んで引き上げようとした。
力を入れなおそうとした隙に彼女は氷室の腕を引き、風呂に引きずり込んだ。
彼女に抱きつくような格好で泡にうたれ、呆然とする氷室を見て、彼女は嬉しそうに笑った。
「先生、お風呂に入るときはちゃんとスーツ脱いで下さいね。心配してくれてうれしいです」
彼女はそっと氷室の首に腕をまわし、耳に息を吹き掛けた。
「社会見学の実技、出来ないなんて先生言いませんよね。
名実ともに『氷室学級のエース』にして下さい」
少し顔を離し、目を閉じた彼女に氷室は吸い寄せられた。
- 572 :名無しさん@ピンキー :04/12/03 10:42:21 ID:U0JNCS63
- 続きます。
少々お時間下さいませ。
- 573 :名無しさん@ピンキー :04/12/03 20:55:33 ID:xeVnoqKn
- ラブホで社会見学(・∀・)イイ!!
続き待ってます
- 574 :名無しさん@ピンキー :04/12/04 00:29:23 ID:gRIdxCof
- いけない社会科見学ハァハァ
待ちます待ちます
- 575 :社会見学と(先生×主) :04/12/04 20:48:27 ID:rZOKQefj
- バスローブを羽織り、ベッドに腰掛けている氷室の前に彼女はバスタオルを一枚まいただけで、たった。
「先生、困ってますね」
そのことばの通り氷室の顔には困惑の色が濃く浮かんでいた。
先ほどキスしてしまったこともその要因のひとつだった。濡れたスーツが縮まずに乾くかどうかよりは重要な要因だった。
「先生、教えて下さい。私が知っていること、本当かどうか確かめさせて下さい」
「なにを確かめたいんだ」
「好きな人に抱かれたら気持ちよくて幸せな気分になるって。先生は、知っているんでしょう?」
そういう気持ちを経験したことがないと言えば嘘のような、本当のような難しい質問だった。
「私は君とのキスだけでも幸せな気分になった、しかし同時に恐怖も感じた」
「恐い…? 先生が?」
「物事には原因があって、結果がある。その結果に対する恐れだ。今の君にはまだわからないことだ」
「経験がないから、わからないってことですか? …妊娠とか、ですか?」
「そういうことも含まれうるが、もっと違うことだ。君の予想のなかにはあり得ない解答だろうと思う」
彼女はバスタオルの合わせ目を掴んだ。
「私には想像も付かないこと…」
「私が私ではなくなるかもしれないということだ」
「…先生が、先生じゃなくなる。先生やめさせられるかも、ってことですか?」
氷室の目が少し見開かれた。
「そうか、それは考えていなかったな。当然あり得るな」
思考能力が空回りしはじめたな、と眉間にしわを寄せて微かに笑った。
「それは、私が黙っていれば誰にもばれませんっ。秘密です、秘密。私だけの秘密…」
「当事者の私をほっておく気なのか、君は」
ベッドに腰掛けている氷室と直立の彼女の目線の高さはあまりかわらず、
氷室の伸ばした手のひらに彼女の頬は簡単に包まれた。
「君と、私の、秘密だろう」
大概の生徒のイメージとは違う、氷室の大きくて優しい手のひら。
その甲の部分に彼女は自分の小さな手のひらを押しあてる。
「先生と、私の、ふたりの秘密」
- 576 :社会見学と(先生×主) :04/12/04 20:49:21 ID:rZOKQefj
- 彼女は心臓の音が大きくなるのを感じた。熱く、大きく。強くなった気がしたのは自分の想いか、
それとも絆か。教師の氷室に寄り添う生徒としての自分とそして女の…。
「先生が先生じゃなくなるって、男の人になるって、こ、と?」
「氷室学級のエースとしてはなかなかいい答えかもしれないな、90点」
彼女は頭の中で自問する。私も生徒じゃなくなるの?
「満点の解答を教えて下さい」
氷室の瞳に問いかける。私は何になるんですか?
彼女は、頬に触れていた氷室の手をはずして自分の胸に抱き締めた。
「や、やめなさいっ」
「わからないけど、きっとこの手のひらに答えが書いてあるような気がするんです。
先生が先生じゃなくなったら、なにになるのか見当もつかない、でも嫌いになんて絶対になりません…
先生は先生じゃなくなったことがあるんですね」
彼女は、男女のこういった行為が初めてではなく、時折慣れているかのようにさえ見えた氷室にショックを受けていたことに気が付いた。
使い方を知っているホテル、あえて避けていた行為の流れ、経験がないはずはないのだが、
目の当たりにすると美しくあった偶像が傷付いていった。
なのに自分には行為に及んで欲しいというのは矛盾している、自己中心的でわがままな自分を恥ずかしく思った。
「教師になる前だがな」
彼女の手に自然と力がこもった。
「今、君を抱けば以前よりも我を失う自信すらある。
私の箍を君はいったいいつはずしてしまったんだ…」
彼女の腰を引き寄せ、唇を近付けた。
「俺に理性を失わせたのは君だ」
彼女の唇の上でそっと囁くと、氷室は自分のそれを合わせた。
- 577 :社会見学と(先生×主) :04/12/04 20:51:37 ID:rZOKQefj
- 押し付ける唇は何度も角度を変え、固くなっている彼女をこじ開けようとした。
彼女からすれば慣れないことに、呼吸の仕方を忘れ息苦しくなって口を開いたところに
氷室の生暖かい舌が入り込んで、彼女は鳥肌をたてた。
バスタオル一枚の姿で身体が冷えただけが理由ではなかった。
自分のものでない舌の感覚は想像できない未知の生物のようで一瞬それが氷室のものということを忘れた。
震えた身体を氷室は抱き寄せ、ベッドに横たえた。
氷室はなにも言葉を発しないまま唇の動きだけは止めようとしなかった。
彼女に馬乗りにまたがり、瞼のふち、耳の形をなぞり、すっきりとした彼女の顔の輪郭を舐めていった。
未だバスタオルを胸のあたりで握り締めている彼女の拳にも唇を這わせ、
拳と共にゆるんで滑り落ちたバスタオルに隠されていた胸にも濡れた痕をつけた。
彼女は身体を固くしてただ氷室の愛撫を受けていた。白く見えそうなほどの熱い呼吸をし、
時折我慢しきれずに小さく声を漏らす他はなにも出来ずにいた。
「あっ先生、そこはやっ」
氷室の頭部が彼女の腰よりも下がり、ながい指が内腿をなぞった時、彼女は初めて拒否の声を出した。
次の行為が予想通りなら恥ずかしすぎると。
「俺の好きにする」
氷室は予想に違わぬ場所に予想以上の刺激を与えた。
唾液が必要ないほど濡れた彼女の秘部を固く叩き、柔らかく舐め、噛んだ。
「やああっ───っ」
脊髄反射のように身体を仰け反らせ、彼女は酸素を求め口を大きく開けた。
彼女は氷室の口元で、ぴくぴくと秘部を反応させ、無意識に女を主張していた。
男は女とひとつになるために距離を近付けた。
「もう止められない、覚悟するんだ」
秘密を共有し守り抜く覚悟、彼女の身体が受けとる痛みへの覚悟、
尊敬する氷室への偶像が壊れるかもしれない覚悟。彼女の頭に浮かんだ覚悟の数々。
「氷室学級のエースを侮らないで下さい」
後悔しない、そう口のなかで声なく呟き、奥歯に力を入れた。
「んんっ」
どちらのものかわからないくぐもった声がその瞬間に部屋にこぼれた。
- 578 :名無しさん@ピンキー :04/12/04 20:57:57 ID:rZOKQefj
- 改行が多すぎると怒られながらも続きます。
またお時間下さい。
- 579 :名無しさん@ピンキー :04/12/04 22:35:11 ID:k9YJXvOY
- 「俺」キター 続き期待
- 580 :名無しさん@ピンキー :04/12/05 04:44:13 ID:06qTkHFY
- エクセレントォォォ!
- 581 :名無しさん@ピンキー :04/12/05 12:07:17 ID:LX2VfXgv
- 続き待ってます
- 582 :名無しさん@ピンキー :04/12/05 21:03:02 ID:ryPgdW/c
- グッジョブ
- 583 :名無しさん@ピンキー :04/12/11 13:53:22 ID:qoJuagO4
- クリスマスもの書きたいのぅ。王子かわたぽんで。
- 584 :名無しさん@ピンキー :04/12/12 21:24:12 ID:fu6jnj8o
- あつかましいかもですが出来れば王子でお願いします
- 585 :名無しさん@ピンキー :04/12/15 00:49:00 ID:47i09N7n
- hosyu
- 586 :名無しさん@ピンキー :04/12/20 05:32:42 ID:2eQZrl/u
- あ
- 587 :名無しさん@ピンキー :04/12/22 01:15:16 ID:A3wGPAJD
- クリスマスもの、エロ妄想には持って行きにくいな……
- 588 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 01:18:38 ID:QkKQ1STt
- バイト×奈津実です。
ふたりはセフレで、なっちんの悲しい片思いという設定です。
肉体的にバイト×奈、精神的には奈→バイト、という感じです。
短いので一気にいきます。
- 589 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 01:20:08 ID:QkKQ1STt
- これ以上距離が開かないようにアタシは姫条を誘う。
断られないように、その気のある時を狙って。
アタシがシャワーを終えてベッドへいくと、姫条はベッドの上にあぐらをかいてテレビを見ていた。
ラブホにお決まりのやらしいやつ。
「姫条、シャワーは?」
「後でええ」
テレビ見るのやめてくれない?
バスタオル一枚のアタシは、姫条とテレビの間に場所を確保して勝手にコトに及ぶ。
ズボンのファスナーをおろして姫条のモノをとりだす。性欲を満たすために仕方なくってふりで。
「アンタさあ、やる気あんの?」
姫条にとってアタシはこんな程度のものかと傷付いた。
中途半端なそれを軽く叩く。ホントは触れるのにもドキドキするのに。
「不満ならジブン、しゃぶってぇな」
不満でもそうでなくても言われなくても、そうするつもりだった。
アタシは姫条のまだ軟らかなところに舌を伸ばした。あぐらをかいた姫条の前に四つん這いのアタシ。
いろいろ優しくされたいけど顔を見られたくないからこの体勢でいい。
アンタに抱かれる喜びが顔にでてるかもしれない。まだ、見ないで。
「お、お、そこそこ、もちょっと強めに。おお、ええで」
髪を撫でながらほめる。気持ちいい? うれしい。でもあからさまな顔は出来ない。
姫条のものは立派になり、アタシの喉にあたった。
時々気持ち悪くなるけど、気持ちはよかった、アタシが感じさせてるんだ。
テレビの音はまだ聞こえるけど、姫条の口からそれについての感想みたいなのはでてこなくなった。
テレビはただのBGM。女優の喘ぎ声だけど。
- 590 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 01:21:01 ID:QkKQ1STt
- 「ジブンホンマ好きなんやな。俺のしゃぶっただけでこんなに濡れとる」
姫条の指がアタシのお尻を撫でてその先に触れた。
アンタに抱かれるのに濡れないわけがないじゃん。誘うって決めた瞬間から濡れてるなんて知らないでしょ。
アタシはアンタに抱かれたいの。アンタだけに。アンタには何人いるかしらないけど。
ゆっくりと確かめるように指が埋められていく。1本、2本。
そして円をかく。そのちょっとくせのある動き方はアタシの感覚を刺激する。
あたし専用の動きなのか、誰にでもそうなのか考えると目尻まで濡れてしまいそうだから、
あたしのツボを知ってるって思うことにした。
唾液を擦りつけてる場所から上に向かって姫条を剥がしていく。
前を全部開いて喉仏に歯をあてると姫条は微かに引きつる。
その頃にはアタシのバスタオルはどこかにいってしまってて、肌の温度差も気にならなくなってくる。
姫条にまたがってキスをする。唇の端に。セックスのテクニックのひとつみたいに軽く舐める。
抜き差しされる指ごと濡れたところを擦り付けて姫条を煽る。
焦れているのはアタシじゃなくてアンタだって思わせるように。
いつだって触れたい長めの髪に手を入れる。躊躇しないように勢いをつけたら髪を引っ張っちゃって、
ごまかそうと押し倒すようにキスした。
激しく舌を絡ませて姫条を翻弄してやりたいのに、あそこをかき回す指がびりびりとした快感を呼んで、
息があがって、アタシはがっついたセックスをしている気になる。姫条が欲しくてたまらない。
姫条がアタシにするようにクールに、一歩ひいてセックスを楽しむような女になりたいのに。
だって姫条は別にアタシじゃなくてもいいんだから。心も身体も。
せめて身体だけでも他の女よりアタシを選んで欲しくて、あたしは割り切ったふりでセックスを楽しむ女の顔をする。
気持ちよければ別にアンタじゃなくてもいいんだからね、そんな顔。
本当にそう思われたら嫌だけどさ…。
- 591 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 01:22:55 ID:QkKQ1STt
- 「なぁ、ジブンめっちゃ感じやすいんか? それともオレがうまいんかなー」
抜いた指をアタシに見せて、含みをもって笑う。唇に塗られたからその指を舐めた。アタシの味。
そのまま姫条の指がアタシの身体を降りていく。チア部で鍛えたアタシの身体。姫条の好みだったらいいな。
姫条にたくさん濡らされたアタシは、早く姫条が欲しくて姫条のモノに手を添えた。
上になってるアタシから挿れなきゃって思って。
男にされるがままじゃなくって、自分が気持ちいいように攻める。きっとそれが正しい関係だから。
アタシはゆっくりと、わざとらしいくらいゆっくりと腰をおろした。
自分から挿れるのは慣れてなくて難しいから、それをごまかすために。
痛いような、痛くないような、ちゃんと入っていないような、大丈夫なような。
姫条の立派なモノはアタシのおなかを苦しくさせる。大きくて。うれしい。
『ジブンとやりたい』って言われているようで。
ぎこちない上下運動をごまかすように腰をひねりながらアタシは姫条と繋がる。
姫条の大きくて少しだけ無骨な手がアタシの胸を包むように触る。
気持ちよくてだんだん頭が回らなくなってくる。アタシは今、この男を抱いている。
目の前にいるきれいな顔には汗が滲んできた。
「ジブン、今日なんか感じ違わへん?」
「ふふん、気持ちいいんでしょ」
大人なアタシ。女優になれそう?
「ああ、うまなったな、ジブン誰に仕込まれたん?」
「そんな野暮なコト聞くー?」
ちょっとやきもち入ってる? 泣きそうだよ。うれしいのと誤解されてる悲しさで。
- 592 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 01:24:44 ID:QkKQ1STt
- アンタが気持ちいいようにアタシは夢中で腰を振った。いつもそう、
最初は『ちょっとセックスしてすっきりしたい』ぐらいの顔をしながら、すぐに姫条の身体に夢中になってしまう。
身体だけだって言うのを忘れてしまいたいように。姫条の身体だけでも離れていかないように。
簡単に気持ちいいことが出来る女、それでもいいじゃん、姫条はアタシを抱くんだから。
他の女よりも1回でも多く選ばれれば、それでいいじゃん、ね、奈津実。
もっと頑張るから、もっと気持ちよくしてあげるから、アタシを選んで。アタシを抱いて。
一度くらい許して『まどか』って。
姫条がセックスをうまいのか、それとも相性がいいのか、アタシが姫条を好きだからか、わからないけど、
アタシは結構早く頂点を見る。しかも何度も。
姫条をイカせたいのに、繋がったままでアタシは輪ゴムをはじくように何度も身体を仰け反らせて、
イッたことを姫条に伝える。
「姫条、アンタさいこ、ぅ」
そんな時もアタシとアンタの関係らしく言葉を吐き出す。
「あたりまえやん」
姫条は掴んだ腰を自分勝手に動かして最後には、アタシの身体でイッた。
気持ちよかった?
「後で」の言葉通り姫条はセックスの後でシャワーを浴びている。
アタシはまだだるくて、姫条に抱かれたこの身体を両手で抱き締めてる。
飽きられないように、ウザがられないように、頭が回る間はいつも意識して。
ただの友達よりただのセフレを選んだのはアタシ。アタシが決めたこと。
姫条、いつかアタシに決めて。
一緒にシャワーを浴びて、優しくキスして。
- 593 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 01:26:38 ID:QkKQ1STt
- おしまいです。
- 594 :名無しさん@ピンキー :04/12/23 09:48:30 ID:Wpq1gQgB
- クリスマス前に神様降臨!ヒィヤッハー
切なくてエロくてイイヨイイヨー
ぶっちゃけちょっと泣けたよ
おいしゅうございました。ゴチでした!
- 595 :名無しさん@ピンキー :04/12/24 21:39:43 ID:rMYh14Y2
- イヴに徘徊してたら、昨夜神が現れていたのですね!GJ!
個人的には、なっちんとバイトがラブラブなのは想像出来ないので
よい感じでしたよ。(好きな人スマソ)
ついでにどなたか、モリリンで完結しているお話を投下オネガイ・・・
- 596 :名無しさん@ピンキー :04/12/30 00:21:22 ID:FDHev8/a
- 奈津実→バイトを書きましたものです。
かなり読む人を限定してしまうものをかいてしまったんですが、
感想をくれた人は私の込めた思いをわかってもらえたようで
うれしいです。
つぎはきっとなるべく多くの人に読んでもらえるネタを考えてきます。
- 597 :名無しさん@ピンキー :05/01/02 23:48:19 ID:/Gpty0Vw
- あけおめ!ヒメハジメ!
- 598 :名無しさん@ピンキー :05/01/07 01:38:27 ID:IbyaKahJ
- 遅れたけどあけおめ〜。王子達は今年で卒業か……
- 599 :バイト×主 :05/01/08 02:59:27 ID:rSSRNSct
- 468-474の修学旅行の夜の話(バイト×奈津実)の
主人公側を書きました。
バイト×主です。
大部屋か、数人の洋室、旅行中に不公平がないように日で変えられてわけられてる。
今夜の部屋割り、私は数人のベッドの部屋。
修学旅行の部屋割りって、同じクラスでも仲のいい友達と一緒になれるとは限らないよね。
今夜、私の部屋の子達はみんなバラバラに誰かの部屋に散らばっていった。
私はこの部屋で仲良しの友達と集まる予定だったんだけど、メールの返事がこなくて、電話も繋がらなかった。
どうしようか考えてる時に電話をくれたのは姫条くんだった。
「いまどこ? エッチな話で盛り上がってたら呼んでぇな」
「やぁだぁ。盛り上がるどころか誰もいないの」
「ひとりなん? ちょうどええやん、出て来れるやろ。お月見うさぎさんしよや」
「鍵もってるの私なんだけど、出かけてまずくない?」
そう言って、同室の子にはメールしておけばいいかと気が付いた。
そんなに遠くには行かないだろうし。だけど姫条くんにオッケーという前に向こうに提案された。
「ならそっち行くわ。別に部屋でもええしな」
私は姫条くんに部屋番号を教えて電話を切り、ちょっと身だしなみを整えた。
姫条くんは、今一番仲のいい男の子。一緒に出かけるのはデートだと思ってるんだけど、姫条くんは女の子に人気あるみたいだし、どう思っているんだろ。
でも、修学旅行の自由行動一緒に回る約束したんだ。誘ったのが私が最初だったのか、選んでもらえたのかはわからないけど。
- 600 :バイト×主 :05/01/08 03:02:11 ID:rSSRNSct
- 「ほんとにお月見だったんだ〜」
姫条くんはどこで買ってきたんだか、みたらしだんごをもってきた。
窓際のベッドに腰をおろしてふたりで月を見た。
「ぼやっとした月だけどそれもきれいだね」
「うさぎは見えへんけどな」
「姫条くんは月のうさぎより、バニーガールがいいんじゃないの?」
「うわっひど、ジブンなんか色気より食い気やろ」
確かに手には既にだんごを握っている私。反論できません。
「いーだ。全部食べてやる」
だんごの入れ物ごと姫条くんから奪い取った。ニコニコ笑ってる姫条くんに最後はちゃんと半分渡しましたけどね。全部食べたら太っちゃう。
お茶まで買ってきてくれた姫条くんに感謝しつつ、ごちそうさま。
「たれ、ついてんで」
姫条くんは、私の唇をはみだした所についていただんごのタレを指で擦りとってくれた。
「ごめ、あ、ありがと」
なんだか恥ずかしいよね。
「な、鍵のかかった部屋にふたりっきりなんやで」
姫条くんの顔はさっきまでとは違って、へらへらしてなくて。
「食い気がみたされたら、次は色気って期待したらあかんか?」
声はびっくりするほど近くで発されていて、姫条くんの方を向いたのに目しか視界に入らなかった。それも姫条くんの手のひらで覆われて私の視界は手のひらだけに、そして暗くなった。
- 601 :バイト×主 :05/01/08 03:04:28 ID:rSSRNSct
- 優しく触れるだけのキスが離れても、余韻を探すように目を閉じたままの私の唇に、彼はもう一度キスをくれた。
ゆっくり目を開けた私の様子を、姫条くんはうかがっているみたいだった。
その不安そうな顔を見て、いたずらや遊びじゃないって思いたかった、だけど、
「ファーストキスもセカンドキスも姫条くんに奪われちゃった」
冗談で流せるように頑張って笑った。
たまたま今日、私なだけで、明日は違うかもしれない。デートだって他の子ともしてるかもしれない。
姫条くん、どっちなの?
笑ったつもりだったのに姫条くんの目を見たら涙が出た。
「嫌やったんならすまんっ、せやけどっ」
好きって強く思った。だから冗談でもいい。それでも、
「次も姫条くんが、いい…」
3回目のキスは自分からした。押し付けるだけのへたくそなキス。
「100回目も1000回目も俺にさせてくれへん?」
「101回目も1001回目も…」
「ずっとずっと俺だけとキスして」
4回目以降は唇を離れて違う場所にキスをされた。
どうなってもいいって、頭がさっきのお月様みたいにぼんやりしたけど、姫条くんの手が体操着をずらしたから我に返った。
- 602 :バイト×主 :05/01/08 03:07:09 ID:rSSRNSct
- 体操着の裾を掴んで身体をひいた私に姫条くんは、らしくなくどもった。
「す、すまん、いそぎ、すぎたよな…。我慢できひんで…、せやけど、ジブンが受け入れてくれる思うたら今すぐ手に入れたくなったん、や…」
私が拒まなかったら、このベッドで私達はそういう関係になってたってことだよね。
さっきはただびっくりしただけなんだけど、私は遊びの関係でもいいの?今、エッチしたいの?
もしかしてセフレになるのかな…。
やっぱり、他の人とエッチするんだって思いながらなんて耐えられないよ。
「姫条くんが私だけじゃないなら、嫌…」
「…?」
「他にもキスしたり、エッチしたりする子がいるなら、私は嫌。初めても2回目も姫条くんがいいけど、その間に姫条くんが他の子とエッチするんだったら、嫌なの。ごめんなさい」
沈黙は長かったのか短かったのかわからない。
「俺な、ジブンに誤解されるような、他のやつに誤解されるような態度とってきたかもしれん。せやけどな、…俺にはジブンだけやねん。今ここでふられてもそんなすぐに他の女ってわけにはいかんし、だいたいジブンの事諦められるとは思えへん。信じて欲しい。お前だけや」
真摯な目だった。
「ずうっとジブンと一緒にいてるのにいつ他の女にちょっかいだす暇があるんや?」
ちょっと調子のいい言葉使い。いつもの姫条くんに戻ってきた。
「これからもずうっと一緒にいよ、な? 俺のこと見張れるように、べったり傍にくっついとけばええやん」
うん。
私達はこの夜を一緒に過ごすための始まりのキスをした。
- 603 :バイト×主 :05/01/08 03:08:53 ID:rSSRNSct
- 「嫌やったらゆうてな」
「痛くしないでね」
「…それは確約できひん」
「あ、でも」
「まだなんかあるんかいな」
「みんなが帰ってくると思う…」
「大丈夫や。どうせ他のやつもおんなじようなことやっとるって。それに、鍵かかっとるやろ」
もうええやろ?と姫条くんは私の唇を塞いだ。
私よりも体温の高い指が私の身体をなぞっていく。恥ずかしくて、でも気持ちよくて、私の身体の上をふわふわな月のうさぎが歩いたり、走ったりしてる、そんな感じだった。
100回目よりは少ないと思うけど、もう何回目だかわからなくなったキスの時に私は私の好きな人と結ばれた。
変な格好だし、痛いし、うれしかった。しがみついた彼の背中は暖かくて、ずっとこのままならあまり痛くないし、幸せって思った。
「そろそろ動いてエエ?」
まさかあんなに痛いとは思わなかったから頷いて後悔した。
頑張って我慢して我慢して、涙がでた。
「い、痛いんやろ。噛んでもエエし、ひっかいてもエエで」
「んんっ姫条くんっっ」
- 604 :バイト×主 :05/01/08 03:12:22 ID:rSSRNSct
- 「痛すぎたんか?」
「ん」
あまりの痛さに彼に爪を立てた記憶がうっすらとあるだけで、彼がどうこうしたって言う記憶は私のなかにはなかった。初めてのエッチ。
ぼやけた月になった気分で姫条くんを見てたら、コンドームをはずしてなんかして、ゴミ箱に投げた。
私は彼と離れたはずなのにまだ繋がってる感覚でむずむずしてた。
「ジブン、痛かったのに、俺だけ気持ちエエなんて卑怯モンやな」
「卑怯モン、卑怯モン」
本当にそう思ってたわけじゃなかったけど、姫条くんの言葉に便乗した。この人はこんな時でも笑わせてくれる。
「なら、痛くなくて気持ちようしたるな」
さっきまで痛かったのが嘘みたいに、姫条くんの指は私をじわじわと気持ちよくしてくれた。
「あ、あ、姫条くん、姫条くんっ」
「ちゃんと気持ちようしたるから、ちゃんと名前呼んでな、『まどか』て」
「まどか? やぁーーっ、まどかっまどか… …」
何度か彼の名前を呼びながら私は彼の指で…。
恥ずかしすぎてもう彼の顔は見られなかった。
- 605 :バイト×主 :05/01/08 03:13:22 ID:rSSRNSct
- 私、寝てたのかな? 気が付いたら姫条くんが横にいて、私の髪を触ってた。
「朝まで一緒にいたいとこやけど、俺、部屋戻るわ。なんか外音がするし、また明日も会えるしな」
お互いに身支度をして、扉へ向かう姫条くんを送ろうとベッドから足をおろした。
い、た、い。
「ええよ。ベッドで寝とき」
「ん、ありがと、姫条くん」
ドアの前で振り返って姫条くんはちょっと睨んだ。
「まどかやろ、まーどーか」
頭が沸騰しそうになった。
姫条くん、いや、まどかと入れ違いに何人かが入ってきた。この部屋の子とそうでない子と。
ひそひそ声のなかに姫条くんの名前が聞こえたような気もしたけど、ま、いいや。朝まで、しっかり寝て、クマつくらないようにしなきゃ。明日も、もう今日かな、まどかと一緒なんだもん。
まどか、呼ぶと思い出しそうで恥ずかしいなー。
- 606 :名無しさん@ピンキー :05/01/08 03:17:24 ID:rSSRNSct
- おしまいです。
なっちんの話をかいている時は
バイトと主人公は名前を呼ぶ仲になったか
せいぜいちゅーをしたくらいで考えていたんですが、
どなたかのレスでウフンアハンというのがあったので、
それで書いてみました。
肝心の本番の部分はないですが スマソ
- 607 :名無しさん@ピンキー :05/01/13 18:44:42 ID:lZbAR9V1
- おっ楽しみにしてます!GJ!
職人様か絵師様に絵をもらったらどうだろうか。
- 608 :名無しさん@ピンキー :05/01/13 18:46:15 ID:lZbAR9V1
- あ、誤爆った。スミマセン。
ちょっと初めての誤爆でビビった(笑)
- 609 :名無しさん@ピンキー :05/01/13 23:59:51 ID:V0JS2Bsd
- 当時ウフンアハンとレスつけた者です。
まさかあんな戯言がこんな萌えSSになろうとは!神GJです。
この甘アマな時間になっちんがあんな話をしてると思うと非常に怖い。
その話を聞いた子が主人公にそれを喋ったりしたときを想像するとその後の修羅場がもっと怖い。
- 610 :名無しさん@ピンキー :05/01/19 02:12:42 ID:X2IEn/Ng
- ほしゅっとく。もうすぐ卒業式がやってくる…
- 611 :名無しさん@ピンキー :05/01/19 10:23:43 ID:c8RYSWzu
- 卒業式の前にバレンタインだろう!
- 612 :名無しさん@ピンキー :05/01/19 11:30:30 ID:34jP/whU
- 明日はありりんの誕生日ではなかろうか
- 613 :名無しさん@ピンキー :05/01/20 03:12:17 ID:wJWZOh75
- ありりん誕生日おめ
女の子の中では最萌なので、部屋選択いつもありりんを選んでしまうよ。
- 614 :名無しさん@ピンキー :05/01/20 08:58:26 ID:UGULsdcy
- ありりんおめでとー。
彼女ほどエロに縁遠いキャラもいないような。
過去ログでもありりん話ってなかったよね?
- 615 :名無しさん@ピンキー :05/01/20 09:44:33 ID:wrtLTPYR
- あったよ。ありりん話。
ありりんが激しいエチー求めるんだけど、もりりんが淡白で…みたいな。
- 616 :名無しさん@ピンキー :05/01/20 13:18:17 ID:UGULsdcy
- あったっけかそんな話。保管庫潜ってくる。
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