マスコットキャラクターとポケモンショック以前
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ヨーロッパの諸国ではこの国の日記が日本でもよく知られている。ベアトリス・ディディエ『日記論』によれば、この国では「都市と市民階級の勃興期」である15世紀以降、日記が数多く現れるとのことであるが、以下のようにわずかながら14世紀段階のものも存在しているようである。根占献一「イタリア・ルネサンス期の日記―西欧の古記録が語るもの―」によれば、近代西欧の日記の起源は、もともと帳簿であった、リコルダンツェあるいはリコルディとよばれる、14世紀から16世紀にかけて書かれた私的な覚書にあるといわれる。それらは、13世紀末に市民であり商人が随時書き留めておいた家の記録にはじまり、主として土地と金銭にまつわる記事、すなわち不動産の売買や賃貸借、金の一般的貸し借りや日々の諸経費が記録されるとともに、家族の出生・結婚・死亡の日時などか記された。婚姻の記事も婚資に関係し、財産の相続に関係する製紙の記録とともに経済的な意味合いが強いものである。しかし、当時から算術的で冷めた筆致のそれらの帳簿にまったく個人的な覚えが記入されはじめ、次の世紀の初めには、自分の生い立ちを記しているものが出、ここに自伝的要素の芽生えがうかがえるという。中野記偉によれば、日記という語の英語の文献における初出は文芸復興期の1581年であり、元来丸太の意味であったlogという語に、航海日誌の意味が加わったのもほぼ同じ頃であるとのことである。さらに日記の発生について「日記が人間記録として明確に出現するのが、近代人の誕生と時を同じくしているしていることに意味があろう。自分の目でものを見て、自分の意思で生き、その結果については自分が責任をとるといった習慣の発生は大きな関係があるといわねばならない。したがって日記をつける行為は自我の覚醒とも密接に関連し合うのである」と述べられている。
フィルムカメラ写真のアスペクト比はカメラ・写真フィルムの規格や印画紙のフォーマットに倣う場合が多い。カメラと印画紙の主要なものを挙げる。デジタルカメラ写真のアスペクト比については次のものが主である。長辺が短辺に比してより長いものから挙げる。以前はパソコンのディスプレイとの整合性から「4:3」の機種が多かった。DPE店などで「フロンティア」や「QSS」によって印刷される写真の用紙の規格は以下のものなどがある。DPE店の店頭でフィルムから印刷された写真が銀塩写真の限界ではないこと、DPE店の色補正や濃度決定は不適切な場合も多いことを付言しておく。
1990年代まで、1年が最も一般的で6ヶ月から9ヶ月は少数であった。その後の情勢の変化で、全日帯アニメは6ヶ月、深夜アニメは3ヶ月・6ヶ月が放送期間とする放送権契約が主流になった。放送期間は、視聴率や関連商品の売り上げ等で延長されることもあれば、視聴率不振などの理由で打ち切りや放送枠が早朝・深夜枠に移動される例も多い。。近年ではNHKや在京キー局およびその系列局制作アニメ作品の一部においても、時間帯を問わずに制作スケジュールなどの関係で2クール分放送後、一定期間をおいて3クール目以降を放送する手法を取る作品も現れている。