立場逆転  
 
「う…具合悪い……」  
「40度2分…か。バカだなまったく。連絡寄越せば迎えに行ってやったのに」  
体温計を振りながら呆れ顔で僕を見るアイリス。  
何でこんなになっているのかと言うと、昨日同僚と飲みに行って酔いつぶれて若い女の子、ではなくて 
カーネルサンダース人形を抱いて、そのまま朝まで寝てたからなんだけど。 
阪神タイガース万歳。  
「だって……あまり遅いと迷惑じゃないの」  
「何、妙な気を使ってるんだオマエ。別に私は構わないぞ。人間じゃないんだし」  
頭の上の手拭いを取り替えながら、答えるアイリス。  
「優しいねえ、アイリスは。…でも、あの時の記憶が無いからどちらにしろ、連絡は無理だよ」  
「お世辞言っても何も当たらないぞ。……とりあえず、買い物行ってくるかな。夕食は食べるか? 何にする?」  
僕の言葉に、そっけなく答えて立ち上がり、着替え始めながら僕に問いかけてくる。でも、頬が少し赤いけどね。  
「ありがと。…できればあっさりしたのを少しだけ、食べたいな……。あと、リンゴジュース。果汁 
100%の」  
「ああ、分かった。おとなしく寝てるんだよ」  
アイリスは耳元で囁きながら、頬を人差し指で軽く突っついてきたかと思うと、身を翻して買い物へと 
出て行った。  
ホント、優しいよね。アイリスは。…そんなことを考えながら、僕の意識はいつしか遠ざかっていた。  
 
 
「う〜ん…」  
「あ、起きたか? もう少ししたら出来上がるから待ってなよ」  
目が覚めると、アイリスがエプロン姿で台所に立っていた。……エプロン以外に服を着ていないんだけど。  
何か……いい香り…。  
「ん。とりあえず、具は少なめのうどんにしたから。それならあっさりしてるだろ?」  
そうか、うどんか…。それにしても、アイリスってどこで料理を覚えたんだろ?  
「そうだね。その前にリンゴジュース飲みたいんだけど、いい?」  
上半身をふらりと起こした僕を見て、顔を曇らせるアイリス。どうしたんだろ?  
「…悪い。売り切れてたんだよ。代わりにリンゴ買ってきたから、それを擦ったので勘弁してくれないか?」  
「ああ…仕方ないよ。別にアイリスのせいじゃないんだからさ。じゃ擦りリンゴ、待ってるね」  
「はいよ。…じゃ、すぐに擦るから横になって待ってなよ」  
アイリスの言葉に従っておとなしく横になった。  
台所からシャリシャリという、恐らくアイリスがリンゴを擦っているであろう、小気味よい音が響き、 
それを聞いているうちに再び眠ってしまっていた。  
 
「お〜い、出来たぞ」  
「…? あれ? もしかして眠ってた?」  
「ああ、ほんの少しだけどな」  
手に擦りリンゴの入った器を持ってアイリスが枕元で微笑んでいる。  
そうか…。よいしょ…っと。  
「あ、そのまま横になってていいよ。食べさせてやるからさ」  
僕が上半身を起こすのを見て、横になっているように促すアイリス。…そ、そこまでしてもらっちゃ悪いよ。  
「何言ってるんだ。病人は病人らしく甘えてればいいんだから」  
肩をすくめて、相変わらずぶっきらぼうに言うアイリス。ああ、ホントに何でこんなに優しいんだろ?  
「?? 何目つぶってる? 口開けなよ」  
「あ、はいはい」  
思わず考え込む僕の耳にアイリスの怪訝そうな声。僕は素直に口を開けた。  
「んっ。…もぐ…もぐ……。んっ…」  
「! …んっ」  
アイリスは、擦りリンゴを自分の口に含んだかと思うと、口移しで擦りリンゴを流し込んできた。  
僕は意表を突かれ、思わず頭の中が真っ白になってしまう。  
「ぷ…は……あっ。さ、次いくぞ」  
くちびるを離して悪戯っ娘の目で微笑み、再び擦りリンゴを口に含むアイリス。  
……もしかして、これがしたかっただけ、じゃないよね…?  
 
「ふ〜。ふっふっ…。じゅる…じゅるじゅるっ。…うん、やっぱりおいひいよ」  
「そうか、そりゃよかった。でもな、子供じゃないんだから、口に物を入れたままで喋るなよ」  
うどんをすすり、思わず口を突いて出る感想。アイリスの返事はそっけないけれど、顔は 
ほころんでいる。  
かつおぶしと刻み葱がたっぷりとのっていて、あつあつで美味しい。  
確かに、具の種類は少ないけれど、カゼ引きの僕には丁度いいくらいだ。  
ああ…幸せ。きっかけが10円の本だもんな…。僕はうどんを咥えながら思わず遠くを見つめていた。  
「………? 気持ち悪いヤツだな。何、ニヤニヤしてるんだ?」  
「いや、何でもない。何でもないよ…」  
怪訝そうに見つめるアイリスを見て急に恥ずかしくなった僕は、つゆを飲み干すフリをして、思わずど 
んぶりで視線を隠した。  
「ま…いいや。とりあえずさ。シーツとか替えておくから、その間にシャワー浴びてきなよ。その方が 
スッとするだろ」  
アイリスはあまり気にしてなかったみたいで、話題を変える。…シャワー?  
「どうした? 何を考えてる? シャワー中に襲って欲しいのか? それはそれで構わないぞ」  
「いっ!? い…いや、いいよいいよ。シャワー浴びておとなしく寝るから、さ。明日は仕事休めないし。 
ごちそうさまっ」  
僕の心を見透かすように、悪戯っ娘の目で語りかけるアイリスだが、丁重に断って立ち上がった。  
「ちっ、残念。それじゃあさ、着替えは置いておくからそのまま入ってていいよ。  
で、それはさっき買って来たカゼ薬。これ飲んでたっぷり汗かいて、ゆっくり休めば明日には治ってるだろうさ」  
どんぶりを流しに運びながらアイリスが言った。ああ、僕ってホント幸せ者だよ……。  
 
カゼ薬を飲み、シャワーを浴び終えた俺はベッドに向かった。  
枕カバーを入れ替えているアイリスの後ろ姿が目に入る。何だか…我慢できない…かも……。  
「きゃっ!? …な、な…?」  
背後からアイリスの胸を両手で鷲掴みにする。不意を突かれたアイリスは思わず悲鳴をあげていた。 
…すごく、イイ…。  
「ちょ…ちょっと…あ……あんっ。……ん…っ」  
こちらを振り向き、驚愕の表情を見せるが、俺が弾力のある胸を揉んでいると、たちまち甘えた声になる。  
そのままくちびるをそっと塞ぎ、舌を侵入させる。アイリスの舌が触れる。…柔らかい、温かい……。  
 
しゅるっ  
 
片方の手はひたすら胸を揉み続け、もう片方の手でエプロンをほどく。  
向こう側に置いてあるテレビが反射して、俺たちの姿を映し出している。  
「それにしても……ホント、見事な身体だよな」  
「も…もうっ、カゼ……悪化しちゃうよ…あ、…んんっ」  
くちびるを離して感想を漏らすと、アイリスがたしなめようとする。が、下腹部に手を伸ばすと途端に 
喘ぎ声に変わった。  
「大丈夫だろ。汗かけば治るんだろ?」  
「あ、汗をかけとは言ったけど、かきかたが……はあっ……」  
アイリスを押し倒しながら言う。何か返事をしようとしてたが、俺が割れ目に舌を這わせればてきめん、 
喘いでくれる。  
その声と身体と仕草で興奮した俺は、アイリスの下に潜り込み、いきりたったモノを口元に近づけた。  
 
「あぐ……ぐ…ぐうっ…」  
「おいおい、まだ何も言ってないのに咥え込むなよ」  
多少呆れ気味な声でつぶやきながら、割れ目に人差し指を捻じ込む。  
その中はすでに蜜であふれ、造作も無く俺の指を飲み込んでいた。  
「ひゃ…ひゃぐ……ひゃぐっ…」  
「あ〜あ。上も下も賑やかなもんだな」  
俺のモノに必死に唾液を絡め、咥えながら顔を上下に動かしている。  
時々、アイリスの喘いでいる声が聞こえる。俺は割れ目から溢れる蜜をすすりながら再びつぶやいた。  
その一方で、人差し指だけでなく中指も一緒に割れ目の中へ潜り込ませて出し入れしている割れ目からは、 
ぐちゅっ、ぬじゅっという音が部屋全体に響き渡っていたからだ。  
「だ…だって……。き、気持ちイイんだ…はうんっ!」  
抗弁しようとするアイリスだが、俺が舌を伸ばして割れ目の付け根にあるクリトリスに舌を伸ばしたとき、 
悲鳴をあげて全身をビクンと震わせる。そのときアイリスの歯がモノを軽く擦りつけ、俺に微妙な刺激 
を与えていた。  
 
「はあ…あ……あ!?」  
体を入れ替え、アイリスの両足を大きく開かせ、モノをアイリスの割れ目にあてがう。  
同時に甲高い声をあげ、結合部を見つめるアイリス。思い切って、一気にモノをアイリスの中に潜り込ませた。  
「はあ〜〜〜あっ! イイ! イイようっ!」  
モノが中に入り込んだ途端に大声を出すアイリス。  
熱くて、きつく絡みつくようでいて、優しく包み込むような感触……。何だか…すごく安心できる………。  
ずっちゅっ! ぐちゅっ! ずちゅっ! ずちゅっ!  
「あっ! ああっ…、あんっ、んっ…んんっ…。んっ」  
本能の赴くままに夢中で腰を動かし続けていると、アイリスがゆっくりと上半身を起こしてしがみついてきた。  
腰の動きはそのままに、思い切り抱きしめてくちづけを交わす。  
と、視界にちょこちょこ動くものが入り、気になった俺はそれに手を伸ばす。  
「ん゛っ?」  
一瞬、ピクンと身体を震わせるアイリス。そう、それは彼女の尻尾だった。  
少し悪巧みを思いついた俺は、尻尾を下の方へと持っていく。  
「ん゛? …ん゛ん゛〜! ん゛ん゛〜! ん゛!! ん゛ん゛!!」  
尻尾の先端が、アイリスのすぼまりをちょんちょんと突っついたとき、彼女は俺の意図を悟ったように 
暴れだした。  
……俺の初めてを奪ったのは、誰だったかな?  
「ん゛ん゛!! ん゛ん゛! ん゛!」  
くちびるを奪われているため、くぐもった悲鳴をあげ続け、両手で俺をポンポン叩き続ける。  
その目にはうっすらと涙が浮かんでいるが……。ほんの少し気になった俺はくちびるを解放してやった。  
「ぷはあっ! はあ…はあ…。…あ…あの……。その…私…、うしろは…その……はじ…めて…なん 
……です……」  
アイリスの口から語られる真実。ふうん、手馴れてる割には意外な話だこと。  
「それで……。お願い…です……。初めては…その…御主人サマ…に…いただき…たい…です…」  
「ふうん。…そうなんだ。分かったよ」  
「あ…ありがとう…ございますっ…んっ…」  
俺の返事に嬉々としてしがみつき、再びくちづけをしてくる。そんなアイリスを、俺はそっと抱きしめかえした。  
 
「お…お願い…します……」  
四つんばいになり、俺に向かって真っ白いヒップを見せつけるアイリス。その顔は真っ赤に染まっている。  
「なあ、今更恥ずかしいのか?」  
「え? えっと……はい…」  
素直にコクンと頷くアイリス。俺はそっと、モノの先端をすぼまりにあてがう。  
「あっ」  
軽く声をあげ、上半身を仰け反らす。思い切ってモノをすぼまりに潜り込ませる。  
「ああ…あっ」  
先端部分が中に入り込んだとき、身をよじらせ、声をあげる。  
…いつもの割れ目と違って、締め付けが強い。俺はゆっくりと、慎重にモノをアイリスの中に潜り込ませる。  
「く……んっ…」  
「痛いか?」  
「へ…平気…。もっと、動いて…いいよ……」  
くぐもった声をあげるアイリスに思わず声をかける。だが、アイリスは涙をこぼしながらも健気に笑い 
かけてきた。  
そんな彼女を見て、たまらなくなった俺はモノを奥まで潜り込ませた。  
「入って…る。中に……御主人サマの…熱…いっ」  
俺はアイリスを抱きかかえ、結合した状態のままあぐらをかき、胸に手を伸ばす。  
豊かで、弾力のある揉み応えのある胸……。  
「あ…あんっ、イイ、イイようっ…」  
感度も良好だ。と、俺は胸を揉みながらゆっくりと腰を動かし続けた。  
 
「ん……あんっ……」  
甘い声で喘ぎ続けるアイリス。まるでそれは甘美で妖艶な歌声のように俺の耳に届いていた。  
と、左腕に彼女の尻尾が絡まってきた。俺は右腕でその尻尾を掴みあげた。  
「は…あっ! ああっ! あんっ! ダ、ダメッ!」  
「何だ? 尻尾で感じるの?」  
「う……うん。…は、ああんっ! い、意地悪〜!」  
あられもない声で叫び続けるアイリスに質問した。  
コクリと頷くアイリスを見て、俺は軽く尻尾をしごきながら下腹部に擦りつけた。  
「はあ、あん…あっ、あん! はっ! ああっ!」  
上半身を揺らしながら、ひたすら叫び続ける。俺はそのまま尻尾を彼女の割れ目に潜り込ませた。  
「は…あっ! ダメ! それダメ! ホントにダメェッ!」  
羽をピンと広げて、全身を大きく震わせながら叫ぶアイリス。もちろんその程度で許すはずがない。  
俺はさらに自分の腰と彼女の尻尾を激しく動かし続けた。  
「あ…当たってる! 中で…中で……御主人サマのおちんちんと、私の尻尾が…中で…擦れてるよっ!」  
アイリスの言葉どおり、俺も彼女の中で尻尾がモノとぶつかり合う感触を覚えている。  
う…これは…もう、イッちゃうかも……。  
「キテ! キテください! 御主人サマ! 私の…私の中で…キテくださぁいっ! イク…イク…あ… 
もう…もうダ、ダメッ!」  
「くうっ!」  
まるでアイリスの声が合図だったかのように、モノから計り知れない快感がこみあげ、彼女の中に精を 
放出していた。  
その快感のあまりの刺激に耐えられず、俺は意識を失っていた―――  
 
 
 
「さて、じゃあ行って来るね」  
「はひ…。ひってりゃっひゃい……ひをふへへね… 
(はい…。いってらっしゃい……気をつけてね…)」  
翌日、すっかり体調が回復した僕を、体温計を咥えたアイリスがベッドから手を振りながら見送る。  
カゼうつしちゃったか…。悪いコトしちゃったかな。  
「ひにひなふてひひよ。ほへより、ひほふひひゃふひょ… 
(気にしなくていいよ。それより、遅刻しちゃうよ…)」  
「あ〜分かった分かった。今日は一日何もしないでゆっくり休んでなよ。帰ってきたら何か作るから」  
「わかっは、ほうふふ…(分かった、そうする…)」  
僕の問いかけにどうにか答え、手の代わりに尻尾を振っている。  
「じゃ、行ってくるね〜」  
後ろ髪を引かれそうになりながらも、どうにか自宅を後にする。カゼ薬が効いたか、頭がスッキリしている。  
でも…昨日って、シャワー浴びた辺りから記憶が無いんだよね。まさか、倒れちゃってアイリスに運ん 
でもらったのかな?  
その辺りを聞こうとしても、あの状態じゃ聞けるはずがないし。ま、いいや。治ったらそれとなく聞い 
てみよっと。  
 
 
ふう…。まさか、あんなになるなんて、ね。  
アイリスは、カゼでぼうっとする頭で考えながら、視線を枕元に向ける。  
そこには昨日、主人に飲ませた”カゼ薬”がある。  
でも…あんな荒々しい御主人サマも…ちょっとイイ、かも…。  
今度また…こっそり飲ませてみようかな?  
顔がかあっと熱くなりながら、思わず誰が見ているワケでもないのに、布団を頭からすっぽり被ってし 
まっていた。  
 
おわり。  
 
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