私立孟宗女学院は近隣屈指の名門校だ。かつては卒業生の一流大学進学率が200%、つまり全卒業生が2校以上に合格したという記録をうちたて、TVでも取り上げられたことがあるほどすごいところなのだ。そればかりか今現在、この孟宗市から山田太郎世界大統領閣下の性奴隷を排出した学校は、孟宗女学院ただ1校だったりする。
おかげで来年度の初等部受験倍率は2000倍を越える勢いだとか。
すごいというか、なんというか。
「あ、こんにちわ。姉がいつもお世話になっています」
「ああ、結婚したんですってね」
顔なじみの守衛のお姉さんがニコッと笑いかけてきた。
「おめでとう。お母さんとお姉さん、大切にするのよ」
「はい、がんばります」
俺はパスを受け取ると裏門を抜け、教職員用玄関から学院の中に入った。
「こんにちわ」
「こんにちわー」
「あ、お兄さんだ。こんにちわー」
全裸のT等部生徒たちがすれ違いざまに挨拶してくる。
毎週のように訪れているから、もうほとんどの生徒とは顔なじみだ。なにしろ先月は見学実習としてペニスを見せるバイトをしている。S等部への志願者は多かったそうだが、山田太郎世界大統領閣下の性奴隷になるまえに盛られた男に処女を奪われては話にならない。結果的に年上好みという特殊な性癖を持つ俺が最終選考に残り、理事とPTA役員といった年上の女の人たちを相手に、夢のような選考会を経て採用された──という感じだ。
あれは良かった……。
母さんや姉さんには悪いけど、発情しまくっった年上の女の人たちを次々にむさぼるなんて経験、あんな時でなかったらできなかったもんな……。
「……世之介!」
不意に姉さんの鋭い声が真正面から響いた。
ハッとなると、全裸の姉さんが両手を腰にあて、むっとした様子でにらんできていた。
「また選考会の時のこと、思い出してたでしょ!」
「あ、ご、ごめん……」
出会い頭ですぐ見ぬかれるなんて……さすが姉さんだ。
「もう……」
姉さんはため息をつきつつ、俺に駆け寄り、腕を絡めてきた。
「あんまりデレデレしないの。姉さんだって嫉妬ぐらいするんだからね?」
「ごめん……あっ、それより今日は何の用事?」
「ほら、山田太郎世界大統領閣下の性奴隷選考、来月に予定されてるでしょ? その第一選考の作戦会議。いろんな意見、集めてるんだけど、どうしても“普通の人(ロリコン)”って意見が似てくるのよ。だから世之介の考えを聞こうってことになったの」
「ああ、そういうことなら」
俺は姉さんに連れられ、教室の1つへと向かった。
ちなみに孟宗女学院は1学年3クラス、1クラス30人としており、S等部からK等部まで全体を通じた生徒会が1つだけ設けられている。そのためクラス委員を集めての生徒議会は、全36クラスの代表が1名ずつ集まることになり、教室1つを埋め尽くすことになってしまう。
「そういえば今日はみんな全裸なんだ」
「今日はすべての女子校の生徒が全裸ですごす。宇宙の真理よ?」
宇宙の真理なら仕方がない。
というわけで案の定、俺が連れて行かれた教室には、下はまだまだ幼いS学イ年生から上は成熟しかけているK校S年生まで、いろんな年代の女の子が全裸で待ち受けていた。そして、きゃー、と黄色い歓声と拍手で出迎えられた。
「はいはい、しずかにー」
教壇には全裸の生徒会長、K等部S年生の矢田(やだ)さんが立っている。
「世之介くん、まずは……結婚、おめでとう」
「「「おめでとうございまーす!!」」」
またもや黄色い声と拍手が鳴り響く。
俺と姉さんはさすがに照れくさくなり、顔を赤らめながら目を合わせて苦笑しあった。
「はいはい、しずかにー」
矢田さんが再び皆をおさえた。
「もう聞いてると思うけど、今度の性奴隷選考の対策をみんなで考えているところなの。あくまで生徒が自主的にやるのが選考の第一条件なんだけど、アドバイスは許されているから思いついたことはなんでも言ってね」
「あー、でも……知っての通り、俺の好みって年上ですよ?」
「だからいいのよ」
矢田さんはニコッと微笑んだ。
「“普通の人(ロリコン)”の意見は、もういろいろと聞き出してるの。でも、他の学校もそういう人から話を聞いてくるわけでしょ? だったら少し毛色が違っても、印象に残る何かを打ち出せたほうが選考に残る可能性が高いと思わない?」
「そこなんですよね……やっぱり、餅は餅屋って言うじゃないですか」
「世之介くんは気にしなくていいのよ。私たちは私たちの意見として、“普通の人(ロリコン)”ではない男性からの意見を積極的に採用することで、他とは違ったものをうちだすことにしたんだから。あ、だから世之介くんは一番前の席よ。周りはS等部の子ばかりだけど、今日はそういう意味でのサービスはないから、我慢してね」
「えっ……ちょっとは期待したのになー」
「もう」
姉さんが肘でこずいてきた。
笑いが起こる。
うん。いい空気だ。
「はいはい。じゃあー、机を全部下げてー」
ガタガタと皆が立ち上がり、机を下げていき、空いたスペースの後ろ側にバスタオルが敷かれていった。皆はそこに座っていく。俺もS等部の女の子たちの間に腰を下ろした。すると当たり前のようにS等部I年生の子たちが、あぐらをかいた俺の膝上に座ってきた。ついでに左右にも寄りかかってくる。
いわゆる4Sというやつだ。
膝上というか股間に座るのが1人の場合は3S。
さらに背もたれ役が2人入ると+2になる。
さすがは名門校。誰が支持するまでもなく、S等部の子がこうも動けるとは感心するしかない。
でも……こういう時、いじってあげたほうがいいのかな?
「世之介くん、特になにもしなくていいわよ。みんなも困らせちゃダメよ? 世之介くんは結婚したばっかりなんだから」
「「「「はーい」」」」
女の子たちは明るく答え、俺は微妙な居心地の悪さを感じている。その光景がおもしろいのか、姉さんを含むみんながくすくすと笑っていた。なんだかなぁ。
「じゃあ、まずはすでに出ている案だけど……」
矢田さんはいろいろと書かれている黒板に振り返り、ふぅ、とため息をついた。
「第一選考は書類審査だから問題ないとしても、第二選考の写真審査、第三選考のビデオ審査が問題なの。今のところ第二選考ではコスチュームで凝る案がたくさんでていて、第三選考ではドラマ仕立てに行く案がいろいろ出ているわ。世之介くん、どう思う?」
「そうですね……」
俺は黒板に書かれている内容をザッと読んだ上で考えてみた。
「やっぱり、人によるんじゃないですか? どういうのが似合うかってところも……」
「じゃあ、選抜者。前に出てきて」
俺の前に女の子たちが並んだ。
「はい、まずは自己紹介からね」
矢田さんの言葉を受け、1人ずつ自己紹介していく。
S等部のS年生から2名、Y年生から2名の計4名が今度の選抜者だった。いずれもその年齢とは思えないほど体が細く、手足が長く、肌はきれいで、長い髪も艶やかだ。胸がほんのりとふくらんでいるかどうかというレベルなのも、山田太郎世界大統領閣下の好みを想像すると最適だと思う。つるつるの恥丘もそう。秘裂が一本筋なところもそうだ。
「なるほどなぁ……成長したら母さんに匹敵できるかもなぁ」
思わず素朴な感想を口にしてしまう。
皆がくすくすと笑った。
選抜者の4人も笑いをこらえている。
「あ、えっと……」
「世之介」
顔を赤らめた姉さんがたしなめてきた。
「はい……」
俺は素直に反省した。そんな俺の頭を左右と膝上の女の子たちが、いいこ、いいこ、と撫でてくる。
「はいはい。それぐらいにして」
矢田さんも口元をゆるませながら、ぱんぱん、と手をたたいた。
「それで、世之介くんから見て、この4人ならどう演出すればよくなると思う?」
「……違いを出すんですよね?」
確認の意味で尋ねてみる。矢田さんはうなずき返してきた。
「だったら、写真はあえて制服のまま、ほんのちょっと微笑んでるぐらいな感じにしたらどうですか? 多分、他は少し奇抜な方向で……ええっと、そこにあるみたいにネコミミだとか、幼稚園スモッグだとか、あとオナニーだとか、そういうところで来るのが多いと思うんで……」
「ええ、それは私たちも考えていたところだけど……あまりにも地味じゃない?」
「写真は何枚なんですか?」
「2枚よ。バストアップと全身像の2枚」
「2枚か……」
俺は考え込んだ。自然と膝上の2人を抱き寄せてしまったのは、俺のくせみたいなものだ。家でも何か考え込む時は、クッションを抱きかかえたほうが妙に落ち着く。それだけのことなのだが、さすがは名門校の児童だ。俺の抱き寄せられた2人は俺の頬に額を押しつける形で、全身の力を抜き、ゆったりとした様子で抱きしめられていた。
すごく自然な感じ……んっ? 自然?
「矢田さん。背景の指定とか、ありますか?」
「え? ええっと……どう?」
書記の人が大急ぎで選考規定の書面を見返していく。
結果、背景の指定が無いことがわかった。
「じゃあ、写真のほうは、孟宗女学院のブランドを前面に押し出す形にしませんか?」
「うちのブランド?」
「どっちも授業中の写真っぽくするんです。バストアップは普通に制服のまま撮影、全身のほうは……こっちはインパクトが欲しいから、周りの子は普通に顔を伏せて勉強してるっぽくさせたうえで……」
俺は選抜者の4人を凝視した。
「うん、全員スタイルがいいから、いっそ、その4つ目にある縄で緊縛する案なんかどうですか? 少し賭けなところもありますけど、縄緊縛は性奴隷の制服のひとつだっていうのが宇宙の真理ですし……あえてそこを狙うというのは?」
「……あえて王道を行くわけね」
矢田さんが腕を組みつつ考え込んだ。
学生の制服と性奴隷の制服の組み合わせ──確かに王道だ。しかし、王道だからこその説得力があるのも事実だと思う。
「みんな、どう思う?」
矢田さんの言葉を皮切りに、熱い討論が始まった。
王道すぎるという意見もあれば、王道だからこそ良いという意見もある。それでも授業中の教室を背景にし、同級生にも出演してもらうという案には誰もが賛成してくれた。
「じゃあ、写真審査は同一背景、授業中の1コマを想定するという部分だけ決定にしましょう。バストショットの制服も反対は少ないみたいだから、こっちは仮決定。フルショットの服装については、もう少し話し合うという方向でいいかしら?」
矢田さんのまとめに皆が賛同する。
「じゃあ、次ね。世之介くん、動画のほうは?」
「そっちは……おそれ多いけど、山田太郎世界大統領閣下の気持ちで考えれば、五つ目にある学園レズものが一番いい……かな? ただ男としてはやっぱり、挿入シーンがあって欲しいから、単なるレズじゃなくて……うーん、二つ目の陵辱モノとの組み合わせかな」
「陵辱はどこまで?」
「時間、1校につき1時間ですよね? だったら……あ、いっそのこと精巧なディルドーで陵辱側をフタナリ設定にして、4人全員がアナルセックスしながらオナニーするシーンを……ああ、でもだめか……いや、待った。それを露出っぽい演出で見せつけていることにするのはどうですか? もちろん舞台はこの学院で。あくまで孟宗女学院のブランドを活用するわけなんですけど」
矢田さんは黙り込んだ。
みんなもそうだ。
想像しているらしい。
「……悪くないわね」
矢田さんがつぶやく。
「細部を煮詰める必要があるけど……大筋では悪くないと、私は思うわ。特に孟宗女学院であることを最大の武器にするところがいいと思うの。選抜者は1人で1人で戦うわけじゃないでしょ? 私たち全員が、孟宗女学院そのものが支えているんだもの。写真もそうだけど、学院を前面に押し出す考えは素晴らしいと思うわ。どうかしら?」
賛同の声が次々とあがった。
特に選抜者の女の子たちが、力強く矢田さんにうなずき返している。
なるほど。この団結力が名門校の底力なのか。
「じゃあ、満場一致で学院を前面にうちだす世之介くんの案を採用するわね」
話し合いはそれからも続き、下校時間のチャイムが鳴るまであれこれと話し込んだ。
みんなが一体となってひとつの目標に邁進する。
孟宗女学院を名門校としている本当の理由を、俺はまざまざと感じ取ったのだった。
♥ ♥ ♥
生徒会議が解散したのは下校時間の午後5時をすぎたあとのことだ。
「今日はご苦労様」
姉さんが着替え終わるまで生徒会室で待たせてもらっていると、先に着替え終えた矢田さんがやってきた。
「いえ、大したこともできなくて……」
「謙遜しないの。孟宗女学院の良さを再認識させてくれたのは、あなたなのよ?」
矢田さんはパイプ椅子に座る俺の前に両膝をつき、俺の股間をまさぐってきた。
「お礼をしたいけど……学校でもたくさんしてるんでしょ?」
「ええ。共学なんですけど、結果的に男は俺ひとりなもんで……」
「そうなんだ……少し残念」
「あの、ちょっと気になってたんですけど……俺が処女奪ったこと、家の人、なんか言ってませんでした?」
「ううん、全然。お父様は“今時三次元に萌えられる男は貴重だから大切にしろ”って言ってくれたし、お母様は……あ、そうそう。お母様が、今度は通行審査を厳しくするつもりだから、呼び出されることを覚悟しなさいって」
「それって……」
「ふふ。お母様も世之介くんのコレが忘れないのよ」
矢田さんのお母さんはPTAの会長だ。そのうえ、性については驚くほど経験が薄く、あの時に犯した時も始めての子のように恥ずかしながら身もだえていたものだ。あれはあれでなかなか良かった……うん、本当に良かった……。
「あ、固くなった……ふふふ。本当に年上が好きなのね」
「俺としては10年後、20年後の矢田さんも楽しみですよ」
「安心して。世之介くん好みの淫乱な人妻になってるから。その時は私のこと、牝奴隷にして種付けしてね」
「あっ……もぅ」
制服を着込んだ姉さんが生徒会室に入ってきた。
「会長ぉ。世之介を誘惑するのはなしって約束ですよ?」
「ごめんなさい。でも、ちょっとはいいでしょ? 生徒会執行部のみんな、ここで世之介くんに処女を奪ってもらったんだもの。少しぐらいは……ね?」
「もぅ……世之介、大丈夫?」
「今日は何人?」
「9人。出さなくていいけど、平気?」
「まあ、なんとか。まだ副会長の人と書記の人に膣内射精してないから、できれば今日は、ちゃんとしておきたい……かな? ああ、あと、今日は姉さんも参加だよ?」
「もちろん。だってもう、婚約者だもん♪」
姉さんは俺の後ろにまわると、ギュッとだきついてきた。
ほぼ同時に、他の執行部の面々が生徒会室にやってくる。俺がいるということで最初から期待していたのか、少しだけ頬が赤らんでいる様子だった。
矢田さんが立ち上がる。
「みんな、挿入だけならできるんだって」
やったー、という黄色い声があがった。
生徒会室は普通教室の半分程度の広さしかなく、その中央に長テーブルを2つ並べるkとで打ち合わせや諸々の作業の場として活用されている。そのテーブルを左右の壁際におしやり、パイプ椅子を片づけ、左右に4人と5人に分かれてテーブルに手をついた上で、スカートをめくりあげ、お尻を尽きだしてきた。
もちろん、学内ノーパンは宇宙の真理だから8つの可愛らしいお尻が突き出された。
「世之介くん、今日も1分ずつね」
矢田さんが、1分ごとに電子音を響かせるアラームをセットした。
その矢田さんが一番濡れているうえに、もう充血した陰唇が淫らな花びらを押し広げていたので、さっそく矢田さんから挿入することにした。
「あん……」
「すごい濡れてる……会議の時からですよね?」
「あ、んっ……だ、だって……あ、ん、ひっ……あ、んぁ、んっ……」
遠慮なく矢田さんの膣肉でチンポをしごかせてもらった。
──ピピピッ
おっと、時間だ。
俺はあわててチンポを抜くと、隣の副会長さんに挿入した。
「ん、んぐ……は、はうぅ……!」
「はぁ……よくしまって、いいマンコですね」
──ピピピッ
次はT等部代表、いわゆるT等部生徒会長だ。
「や、あ、ああっ! こん、な……ダメ!」
「相変わらず狭いね……痛い?」
「あ、んっ、だめ、お兄ちゃん、大きすぎて……あああああ!」
言い忘れていたが、俺はS等部とT等部の子たちから『お兄ちゃん』と呼ばれている。
──ピピピッ
次はT等部副代表。幼い秘裂を、ぬちゅ、と自ら開いて待っていてくれた。
「は、はぁ……う、ぐ……ぐ……」
「おっ……根本まで入るようになったんだ。練習した?」
「は、はい……わたし、性奴部で……あ、んっ……!」
──ピピピッ
次はT等部書記。アナルをひくつかせていたので、親指をねじこみながらマンコを使わせてもらった。
──ピピピッ
反対に移って、今度はS等部代表。本当なら許されないことだけど、山田太郎世界大統領閣下の好みがS学S年生からY年生のあたりなため、S等部R年生の彼女たちも俺の肉棒奉仕に加わってくれているのだ。
「あ、あ……う……んんっ!」
「ああ、キツキツだ……俺にはもったいないマンコだなぁ」
「んん……っ! わたし、もうR年生だから……お兄ちゃん専用で、いいよ……んっ!」
「そんなこと言われたら出ちゃうよ……中だしは、未経験の副代表にね?」
「うん……あ、んっ……」
──ピピピッ
次のS等部副代表は踏み台を容易したうえでお尻を突き出してきてくれていた。
貴重なS学生マンコに挿入する。
「もう出そうだから……出すよ?」
「あふ……ん、んく……あぅ……ふぁ、ああっ!」
「くっ……!」
──びゅるる! どぷっ、びゅくっ、びゅるるる!!
「んあ! い、いっぱい、出てる……あ、出てる……出てるぅううう!」
彼女は初膣内射精の気持ちよさに体を震わせ、呆気なくイッてしまったようだ。
「ふぅ……妊娠したら、俺の性奴隷になってもらうからね?」
「はい……
♥ 」
絶頂マンコで余韻を楽しみながら、肩越しに振り返る彼女と濃密な口づけを交わす。
──ピピピッ
「じゃあ、またね」
「……はい
♥ 」
ぬぷっ、とチンポを抜くと彼女の幼いマンコから精液が垂れ落ちてきた。
俺はそのまま、S等部書記の子に挿入する。
「んっ、あ……お、お兄ちゃん、出したばっかりなのに……あっ」
「次は君に膣内射精してあげるからね」
「あ。ああ! だ、だめ……は、あ……あああ……んくうっ!」
俺のつぶやきだけで彼女は達してしまった。
──ピピピッ
次はK等部書記の姉さんだ。
「はい、休憩ゾーンよ……姉さんのマン肉だけ味わってね」
「ふぅ……やっぱり姉さんと母さんのマンコは落ち着くね」
「当然よ。だって、世之介のお嫁さんよ?」
──ピピピッ
こうして2週目に入る。
S等部書記の子に膣内射精できたのは3週目の途中のこと。ちょうどT等部代表の子を犯しているところで限界に来たので、次を彼女にしてもらい、膣内射精させてもらった。
「ふぅ……」
「「「おつかれさまー」」」
座り込むと、みんなが俺に抱きついてきた。
1人ずつ感謝のキスをしてくる。
そのうえでT等部の3人がチンポを舐めてきれいにしてくれた。
「はあ……今日もいっぱいイッちゃったわ」
矢田さんが満足そうに吐息をもらした。
「私も世之介くんみたいなご主人様が欲しいな……」
「だめっ」
姉さんが俺の頭を抱きかかえた。
「まだ結婚式だってしてないんだから。今はまだ、ダメっ」
「ふふふ、わかってるってば」
矢田さんはくすくすと笑った。
「でもね……本気で内定だけもらってもいい?」
「え? 内定って……?」
「山田太郎世界大統領閣下の性奴隷になれるのが一番なんだけど……多分、うちの卒業生、これまでみたいに大学に進学する子が多いと思うの。そうなると一生、ご主人様がいない身の上になるでしょ? 旦那様はお見合いとかでどうにかなるにしても……ね?」
「ああ、なるほど……」
俺は真剣に考え込んだ。
結婚は恋愛感情だけでするものじゃない。特にお嬢様が多い孟宗女学院の卒業生は、家の事情などで結婚相手を決めなければならないことのほうが多いくらいだ。だからまあ、人妻にクラスチェンジするのはそう難しくないが、今のご時世、将来的にセックスレス夫婦になるのは目に見ているわけで……。
「考えておきます。まだ……俺もこれからどうするか、悩んでるところなんで」
「うん。考えておいて。できれば私たちが卒業するまでに」
矢田さんと副会長さんの顔は真剣そのものだ。
T等部の3人もそう。
S等部の3人も、期待を込めたまなざしを俺に向けている。
やれやれ。
なんというか……名門女子校は名門女子校で、いろいろとたいへんらしい。そんなことをぼんやりと実感しながら、俺は姉さんの胸の谷間に顔をうずめることにした。
あとがき