微熱なはな

僕のとなりで彼女が寝ていた。

寝ている顔は、昼間の無邪気な笑顔とも違うし、えっちをしているときの気持ちよさそうな顔とも違う。

本当に安心しているような、顔。

「エゴ」

「自己満足」

「勘違い」

なんとでも言ってくれて構わない。

今、彼女は「僕が隣にいて安心して」寝ているものだと信じているから。

今、彼女は「僕に全てを委ねて」寝ているものだと信じているから。

人間なんて、一人じゃぜったいに生きられない。

誰かを頼りながら。

誰かに助けられながら。

誰かを必要としながら。

生きている。

そう。

今、隣で寝ている女性は「僕を信頼して」寝ている。

頼られている。

助けている。

必要とされている。

そんな寝顔が。

僕を明日へと向かわせる活力になる。

時間外労働時間80時間な２月をなんとか乗り切りました。

ありがとう！

自分にありがとう！

「タマシイ出てますよ」

なんて言われてたはなですたが、世の中にはもっともっと忙しい人もいるはず。

がんばろ！

・３月って31日あるんだっけ？

・今月より忙しいのは目に見えてるけど……？

・っていうか、土日も出ないと間に合わない？

そんな事実は無視の方向で。←有効期間、土日のみ。

今日はムリ。
美女が隣でハダカになったってムリ。

でも。

ぽっちゃり女子なら受け入れ体制の方向で。←壊れ。

<登場人物>

主人公(男子)←あなた
女友達←あくまで友達(重要)

<舞台>

ある晴れた夏のお昼。
某有名遊園地のお化け屋敷。

<設定>

友達として始めてのデート。
しかし、お互いに相手が気になっている。
女子はかなりの恐がり屋。←表向きは

<シチュエーション>

暗闇。
あちこちで聞こえる悲鳴。
重たい空気。
ひんやりした室内。
お香の匂い。

<結果>

お化け役のスタッフ「うおーっ！」

女子「キャアアアアッ！！」

ぷにっ。←腕につかまり

むぎゅっ。←抱き付き

ぎゅうううっ。←体ごと抱き付き

男子「(し・あ・わ・せ)」←恍惚

も一回だけでいいからカミサマお願い。←星人

はなはPalmというもので日記を書いてます。

主に日記用の絵を描いているんですが、このPalmはそれ以外にもイロイロできて――スケジュール管理やメモ帳、ゲーム、ToDoなどの多彩な機能を備えています。

実際、はなはインターネットで公開している小説をこのPalmにダウンロードして出勤途中に読んだりしています。

そんな機能の中、一つだけあんまり使わない機能があります。

赤外線を使用したメッセージ交換。

このPalmには赤外線がついていて、同じ電車のなか程度だったらその赤外線を通じて同じPalmに何かの情報を送れるんです。

実際にやっている人は見たことないんですが、ソフトさえあればチャットなんかも可能だそうです。

そこで。

＜以下、妄想＞

ここに、一人の女子がいます。

この女性は通勤電車で物憂げに（眠そうに）しているはなのことを気になっていて、いつか話しかけようと考えていたとします。

でも、なかなかチャンスがない。

しかも、女子である自分から男子であるはなに話しかけるという行為が恥ずかしかったりしています。

そんなある日。

はながPalmを取り出して何か読んでいるのを発見しました。

Palm。

女子はふと思い出しました。

会社の同僚たちがPalmでメッセージのやりとりを行っていたことを。

女子はPalmを購入しました。

自分の名刺情報を入力し。

メッセージも添えて。

翌日の通勤電車に乗り込みました。

いつもどおりの車両でPalmを持っているはなを発見。

そして、その女子は勇気を振り絞って赤外線通信を……。

Palm「赤外線通信をしています」

はな「（なんだ？ボタンでも間違えたのかな？）」

？？「はじめまして。いつも同じ電車に乗っています。前からお話がしたいと思っていたんですけど、電車の中で声をかけるのも失礼かなって思って、Palmでメッセージを送ってみました。もし良かったら、お話してくれませんか？今、電車の入り口にいるのが私です」

ふと、その方向を見るはな。

そこには、頬を赤くそめて照れながらPalmを持っている女子が――。

次の駅。

はなとその女子は目で合図をし、電車を降りました。

二人が向かうところは――。

ホテル。

そんな出会い、カム！←だから殺されるっての！

今日、洗濯したんですよ。

自分のを洗って、干して。

で、妹の部屋に遊びに行ったとき。

洗濯物が干してあって。

よく見たらパンツが干してあったんですね。

色が。

色がヘンなんですよ。

ブルーの生地にグリーンのストライプ。

おかしくない！？←なんて、つっこめませんでした