それでもやっぱり君が好き







<北斗> 銀河、一緒に帰ろう♪
<銀河> あ〜ん?もう良いのかよ?

<北斗> うん、もう帰れるよ。
       今日は銀河の部屋で宿題するんでしょ?。
       着替えたらすぐ行くから
(にこにこ)
<銀河> ああ・・・そうだっけ。

<北斗> ・・・銀河・・・? どうかしたの・・・?
<銀河> 別に…。宿題するんだろう。早く帰らねーとな。

<北斗> ・・・銀河・・・?


<*> 様子がおかしいのに気付き、おろおろ。


<北斗> 銀河、何かあったの・・・? なんか変だよ・・・
<銀河> 別にって言ってんだろう。早く帰るぞ!


<*> 無造作にバックを持つと北斗より先に教室を出てしまう。


<北斗> ま、待ってよ銀河!


<*> 慌てて北斗も銀河を追って教室を出る
<*> 何にも言わず、スタスタ歩いて行く銀河。(かなりいらついてます。)


<北斗> 銀河、待ってってば!
       ・・・ねぇ、何怒ってるの?何か言われたの?



<*> 上級生とかに因縁とか(笑) 


<銀河> 何かって? 誰が誰に? 何でもねーよ。
<北斗> 銀河・・・?


<*> 気付く。


<北斗> (もしかして・・・僕に怒ってるとか?)


<*> でも別に思い付かない。


<北斗> 銀河・・・怒ってる・・・?
<銀河> 怒ってない


<*> そのまま黙る銀河。/怒ってるのを確信(笑)。


<北斗> (どうしよう・・・僕、何かしたのかなぁ・・・
        あんなに銀河が怒ってるなんて・・・)
うにゅ〜


<*> 北斗の仕草には気付くが…。


<銀河> 本当に怒ってないから。(口調は少し穏やかに)


<*> でも北斗を見ようとはしない。


<北斗> じゃあ・・・どうして僕を見ないの・・・?


<*> ますます大きな瞳に涙を浮かべて


<銀河> 別に…意味はないぜ。


<*> 北斗を見ようとはしないが、北斗の頭を軽く叩く。


<北斗> 嘘!怒ってるよ!
       怒ってなかったら、いつもみたいに僕の方を見てくれる
       じゃないか!

<銀河> 見ればいいんだな。


<*> 北斗の顔を見るが、すぐに目を逸らしてしまう。


<北斗> ・・・銀河・・・


<*> うりゅ〜っと涙を浮かべたまま


<北斗> 言ってよ。何で怒ってるの・・・? 
       ・・・僕、何かした・・・?

<銀河> 何もしてない。何も悪くない。俺、先に帰るわ。


<*> 北斗を置いて先に走って帰る


<北斗> …銀河・・・


<*> 呆然と立ち尽くす。
      置いていかれたことなど、一度もない。それなのに・・・。


<北斗> 嘘・・・どうして? いやだよ…こんなの…銀河ぁ・・・


<*> ぽろぽろと泣き出す








        





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