<銀河> ごめんな。北斗…お前悪くないんだよ。
だけど…このまま一緒にいたら。
<*> (走りながら心の叫び)
<*> 何とか落ち着いたものの、まだ泣き出しそうな顔のまま、
とぼとぼと歩く北斗。
<北斗> ・・・どうしてあんなに怒ったんだろう・・・。
今朝まではいつもの銀河だったのに・・・
<*> (銀河の心境)
<銀河> これって完全なやつ辺りだよな…。
はぁ。どうしよう。
このままじゃ…あいつをメチャクチャにしちまう。
<*> 北斗は、自宅ではなく出雲家の前に立った。
<北斗> やっぱり、謝ってゆるしてもらわなくちゃ・・・。
このままなんて、絶対いやだもん
<*> チャイム押します?入ります?
銀河の家誰も居ませんから。(笑)
<*> ピンポーン。北斗は出雲家のチャイムを押した(笑)。
<銀河> は〜い(いつもの口調で)
<*> ガチャリ(ドアを開ける)
<銀河> あっ…北斗(少し驚いたような、困ったような表情)
<北斗> 銀河・・・
<*> お互いどうしたらいいのかわからず、立ち尽くす。
<銀河> まぁ…ここじゃ何だから。入れよ。
<*> こくりと北斗が頷き、二人は無言で家の中に。
<銀河> 何か…飲むか? たいしたもんねーけど。
<*> あまり北斗を見ないようにしながら、声をかける
<北斗> ・・・銀河ぁっ
<*> ぶつかるようにして、銀河の背に北斗が抱きつく。
<銀河> ほ・・・北斗ぉ?(すごく動揺)
<*> 段差あり(笑)
<北斗> お願い・・・怒らないでよ・・・
こんな風にすれ違ったままなんて、やだ・・・
<*> ぎゅうっとしがみつく。
<銀河> 怒ってないって言っただろう。
・・・すれ違いか。(最後は吐き捨てるように)
<*> やっぱり怒ってるのを感じて、泣き出す(笑)
<北斗> ふ・・・っ、うっひっく・・・
<銀河> 泣くなって…頼むから。
俺…お前を泣かせたくないんだ。
<北斗> 銀河ぁ・・・大好き・・・。
僕が何かしたんなら、言って・・・。ね?。
遠慮なんてしなくいいよ・・・
銀河に嫌われる方がずっとつらいから・・・
<*> (壊れ気味)
<銀河> ・・・どんな事をしてもか? どんな俺でも・・・ってか?
<北斗> うん・・・?
<*> 少し首を傾げながらも、素直に頷く。
<銀河> なら…来いよ。
(小声で)嫌われるなら…いっその事。