「気持ち良かったね」
シャーレンは、羞恥と快感のあまり放心しているフィルシスの後始末をした。
ウエットティッシュで、肛門の汚れをぬぐう。
「や……っ」
足を開かされておむつを脱がされ、まだ赤ん坊にするような世話をされて、フィルシスは恥ずかしさに小さく泣いた。
「泣かないでくださいよ。おもちゃでも持ってきてあげましょうか」
意地の悪い笑みを浮かべたまま、フィルシスの様子を眺めた。
汚れたおむつやティッシュを魔術の焔で焼失させると、フィルシスの股間にそっと触れる。
「あ……っ」
刺激を与えられてフィルシスは、頬を赤く染めながら喘いだ。
排便は済んだが、まだ射精も放尿もさせられていない。
その疼きに連鎖するように後孔の奥も、指よりも太い刺激を求めて熱くなり始める。
「イかせて……」
フィルシスは恥ずかしそうに頼んだが、シャーレンは無言でベッドに座った。
「昨夜はこの人形を作るために徹夜したので、そろそろ眠くなってきましたよ。私はしばらく昼寝します」
そう言って、フィルシスの横に寝転がって耳をなでた。
「…拘束具をはずすだけでいいから…」
「私が起きる前に起こしたら、お仕置きですからね」
しがみついてくるフィルシスの言葉にはわざと返事をせずに、優しく抱き締める。
「じゃあ…一人で寝ればいいじゃないか……」
きゅうっとしがみついたまま、フィルシスは呟いた。
本当は、抱き締められるのは嬉しかったが、酷い事を散々されて何か言い返さずにはいられない。
「かわいい抱き枕がないとだめです」
額にちゅっと軽くキスをして、シャーレンは目を閉じた。
「あ…シャーレン……」
そのまま頭をなでられたが、しばらくするとその手が止まった。
やがて規則正しい寝息が聞こえる。
フィルシスは顔を上げて、そっとシャーレンを見た。
幸せそうな微笑みの浮かぶ寝顔…
そんな顔をされたら、少しぐらい我慢してもいいかな…
と、そう思えたのは最初の一瞬だけだった。
密着していると、勃起した股間が、シャーレンの体に擦れる。
「く、んぅ……」
気持ち良くて我慢できない。
放尿したくて、股が熱く疼く。
内股に力を入れて、下肢を炙る様な快感に耐えようとしたが、乱れた呼吸を整えられない。
「や…ぁん……シャーレン…っ」
思わず黒いローブをきゅっと握って、シャーレンの下腹部に陰茎を擦り付けてしまった。
「ん…っんう……」
一度始めると、快感のために止められなかった。
自分で気づかないうちに、擦り付ける力がどんどん強くなっていた。
「…私の体に擦り付けるのが、そんなに気持ち良いですか?」
びくりとしてフィルシスは、シャーレンの胸に埋めていた顔をあげた。
「あ…っ」
起きてしまったシャーレンにあごをゆるく掴まれる。
「まだ10分しか経ってないじゃないですか」
時計を見て、つっと指でフィルシスの股間をなぞった。
「だっ…て……ぁ……ッ」
「お仕置きしましょうね」
再びシャーレンは、枕元に置いていた人形をとって、印を刻んだ。
今度は直立不動の体勢にされたフィルシスは、人形の魔力でぴくりとも動けなくなった。
「あ…っ」
「本当に抱き枕みたいですね」
さらにベッドサイドの引き出しから、二種類の張り型を取り出す。
「や……!嫌だ…」
フィルシスの鈴口にはめ込んでいる拘束具をはずすと、代わりに尿道用の張り形を挿入した。
「ぁう……っ!」
後孔には太い張形を奥までしっかりと挿入する。
最後に口に球体の枷を咬ませて、ベルトを止めた。
「ん…っんぐぅー……!」
目尻に滲ませていた程度だった涙が、ぽろぽろと溢れて頬を伝っているのを見て、シャーレンは優しく微笑んだ。
そっと耳をなでられてフィルシスは、止めてくれるのかと期待したが、そんな事はなかった。
「ちゃんと色々な動きにしてあげますからね」
呪文を唱えると、尿道と後孔の中で、張り型が振動し始める。
「んうぅ…ッ!んんー!」
枷をはめられ、涎をだらだらと零す口元から、くぐもった悲鳴が漏れる。
体が自由なら、きっとよがり回っているはずだ。
「ではおやすみ」
逃げることもできずに、快楽の波に飲まれているフィルシスをぎゅうっと抱っこして、シャーレンはもう一度寝た。

「ん…っんく……ッ!」
後孔の中の張り型が前立腺を突き、尿道の中に挿入された細い張り型が内部を刺激し続ける。
同時に性器がびくびくと熱く脈打つのを感じた。ごぽりと涎が零れて、顎を伝っていく。潤んだ赤い瞳はぼんやりと宙をさ迷っていた。
このまま延々と突かれるのかと思ったが、しばらくすると、弱いところへの刺激が、不意に離れていった。
尿道内をこすっていくような刺激も止まってしまう。
「……ッ!」
そのまま後孔の中は、弱点を外した所を刺激される。
激しすぎる快感から解放された事に安心したが、微妙な場所ばかりをこすられると、もどかしくなってくる。
無意識の内に、動かせない体に力を入れて擦りつけようとしたが、肌がびくびくと震えるだけだった。
浅い部分の内壁だけを擦られて焦らされると、先程のように、最奥を何度も突いて欲しくて、ねだるように尻尾を振ってしまった。
「んう……ッふ……」
乱れてかすれた声が漏れる。
長い間、後孔も尿道も、微細な動きだけを繰り返されて、体中が疼いて仕方ない。
「…んうぅ……っ」
わざとなのか、自分の体を抱き締めているシャーレンの腕は、刺激を求めている乳首には触れずに、胸の下部を抱いている。
物欲しそうにしている薄紅色の乳首は、空気にさらされぴくんと尖っていた。
あまりのじれったさに、気絶しそうになった頃、いきなり後孔の奥まで強く突かれ、止まっていた尿道への刺激が再開した。
「んんッ!」
突然の刺激に、目を見開いて、尻尾が反射的に大きく跳ねた。
前立腺を抉るような激しい動きが与える快感に、涙があふれ出す。
「…ふ…ッ……ぅ…」
快楽の波に失神する寸前、強い刺激が止まった。
後孔の中の張り型は奥を突かずに内壁をゆるくこすり、尿道内の刺激は、微弱なものに変わる。
再び、じっくり焦らすような、あのもどかしい動きに戻っていった。
「ん……っ……ッ!」
疼きともどかしさが苦しくて、涙が次々とあふれる。
不規則に繰り返す強弱のついた快感が、体を疼かせて、熱を煽っていく。


日が暮れて、部屋が暗くなり始めた頃、やっとシャーレンが目を覚ました。
抱き締めていたフィルシスは、体中を小刻みに痙攣させて、気絶していた。
時折自由な白い尾が、びくんと跳ねる。
白い腹の上には、漏れ出した先走りがこびりついて乾いている。
後孔と尿道の中で絶え間なく動き続けている張り型を見てシャーレンは微笑んだ。
「あなたも寝ちゃったんですか」
人形の呪縛を解いて、失神しているフィルシスの口枷と、後孔に挿入した張り型をはずす。
涎があふれ出す口元に自分の唇を重ね、舌を入れて口内をまさぐった。
そうしながら乳首を弄くると、刺激にフィルシスが目を覚ます。
「…ふ…んう……っ」
そのままフィルシスが抱きつき返してくると、シャーレンは口を離した。
「あ…っシャーレン……ッもうやだ…イかせて……」
太股をもぞもぞとすり寄せながら、すすり泣くフィルシスの耳をなでる。
「いいですよ、ちょっと待って下さいね」
優しげな口調で言いながら、シャーレンは枕元の人形を手に取ると、再び印を刻んだ。
「その人形もう嫌だ……」
「折角作ったんですから、使わないとつまらないでしょう?」
耳をしゅんとさせているフィルシスを抱き上げて、先程と同じように鏡の前で膝立ちにさせた。
「ん…っやだ……」
人形のせいで、顔を鏡の真正面から全くそらす事ができない。
そのまま、股間をすき始める手が、鏡に映る。
「ぁ…やあ……ッあ……っ」
自分の手で、睾丸を揉んで、陰茎をなでている。
尿道に差し込まれたままの棒をぐりぐりと動かしていく。
シャーレンが後ろに立って、先走りをあふれさせたまま欲情している股間を観察している様子も見える。
恥ずかしくてたまらないはずなのに、同時に何故か見られていることに得体の知れない快感が湧き上がっていた。
「あ…っあぁ……ッ!」
やっと、鈴口に差し込まれていた棒を、自分の手で抜かされる。
射精の瞬間、手は性器を覆うように動かされた。
手の平に、べとりとした精液が飛び散る。
「はあ……ッ!」
射精した直後、陰茎から手を離される。
後ろからシャーレンに、股の間に手を入れられて、鈴口に拘束具をはめ直された。
「あぅ……っ」
「こうしておかないと、いつもすぐ漏らしちゃいますからね」
「嫌…トイレも……」
射精の欲求がなくなると、放尿の欲求を思い出した。
何時間もさせられていない。
「その前に舐めなさい」
膝立ちから、しゃがまされる。
右手は両足の間の床に据えるように置かされ、精液まみれの左手は口元に持っていかされる。
「ん…く……っ」
仕方なく、きつい臭いのする自らの体液を舐めた。
鏡に映る姿は、毛繕いをしている犬のようだった。
「かわいいね。では、きちんとできたご褒美ですよ」
今度は四つ這いにさせられた。
「あ…っ」
さらに四つ這いのまま、腰のあたりから胴をひねらされ、右足を上げさせられる。
犬が小便をする時の格好だった。
「こんなの…やだ……」
「ちゃんとこの容器の中にするんですよ」
シャーレンは消え入るようなフィルシスの呟きを無視して、頭をなでた。
足をあげた事で、顕わになっている股間の下に、ガラスの容器を置いた。
「やだ…トイレで……」
羞恥に声を震わせながら、フィルシスが小さく呟いた。
「痛みで教え込まないと、できませんか?」
そう言いながら、性器を爪の先できゅっとつまむ。
「や……っ」
呻くフィルシスの耳をなでて、拘束具をはずした。
「んあ……」
陰茎をさすって、排尿を促す。
「あっ…んう………っ」
しゃーっと水音を立てて、尿が勢いよく放出された。
「はあ…っ!…あぁ…ん……ッ」
長い時間、我慢させられ続けた後の放尿は、その解放感が激しい快楽をもたらした。
「そんな声出して、気持ちいいの?」
意地悪くからかう声と、じっと観察しているような視線が恥ずかしい。
透明な容器の中に、黄色い液体が溜まっていき、目の前の鏡に映し出されるのが見える。
「や……っ」
尿が迸る音と共に、じょろじょろと容器の中に溜まっていく音もする。
鏡に映る姿はとても見ていられるものではないのに、人形のせいで顔を背ける事ができない。
それでも凝視させられていると、どこか心の奥に被虐の快感があるように思えた。
「ん…っ」
尿の筋がぽたぽたと滴る雫になり、何も出なくなると、優しく耳をなでられる。
「少し、床を汚しましたね」
鋭い声がする。
腕を引っ張られて、尿の溜まった容器の前に移動させられる。
「あ…っ」
「ほら、飛び散ったものもあるでしょう?」
今度は人形を四つ這いから、伏せの体勢にされる。
口が床につく。
仕方なく、舌をそっと出した。
容器の周りで雫になっている、床に飛び散った尿をぺろぺろと舐める。
「ん…っうぅ……」
「そうそう、いい子いい子。可愛いですね」
ぴちゃぴちゃと音をたてて、舌を動かすフィルシスの頭を優しくなでた。
「ん……っ」
フィルシスが零した自分の尿を全て舐め終えると、シャーレンは人形の呪縛を解いた。

「よくできましたね」
ぐったりと、床に崩れているフィルシスを抱き起こして、耳をなでる。
「く…っん…やだ……」
抱き締められるとフィルシスは、恥ずかしさを思い出して、腕の中ですすり泣いた。
「今度はお風呂で気持ちよくしてあげましょうね」
そのまま優しく抱き上げられる。
「もうやだ……」
シャーレンの胸にもたれて、ぎゅっとしがみつきながら呟く。
「私はまだ挿れてないでしょう」
「……」
その言葉に、これから与えられる甘い快感を想像して、頬を赤く染めながらフィルシスは何気なく俯いた。
不意に自分の足を抱えているシャーレンの手が目に入ると、あの人形を持っている事に築いた。
「…どうしてその人形を持っていくの」
「これは主に土で作ってありますからね。水につけて溶かさないと、壊す事ができないんですよ」
「……」
まだ疑っているようだが、人形をやっと壊す事に安心したのか、フィルシスは小さく頷いた。
だがもちろん、元が土だとはいえ魔術で作ったものが、そんな簡単に壊れるはずはない。
風呂の中で淫乱なポーズをさせたまま焦らそう…
と思いながら、フィルシスを抱いて浴室に向かった。

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