レストラン山猫軒

(6)
「あ…!」
「どうした塔矢?」
「さっき下着をつけていたから、ここだけはクリームを塗り残したよ」
「え、そんなの別にいいじゃないか」
「キミは『耳なしホウイチ』の怪談を知ってる?」
「(……!)」
「知っているようだね。全身にくまなく塗らないと大変なことになるよ」
「(大変なことって何?レストランじゃねーのかよ…)」

「キミはそのまま脚を広げていて。ボクが塗ってあげるから」
「あ…、やだっ!握んな、とうやっ…」
「あんまり自分でしたことないんだ?かわいいね、進藤」
「ン――――…んっ、だめ…ぇ!」
「イっていいよ。このクリームとキミのが混ざってますます美味しそうだ」
「や…――んぁ、ああ――――っ」

「はぁはぁはぁはぁ……。とうやぁ…」
「その唇も美味しそう…進藤」
「んっ…む…」

「――とうやぁ…」
「なに進藤」
「おいしい料理…まだあ…?」

(7)
「…キミの食欲には感服するよ。もう待てないよね。美味しいものをいただくことにしようか」
「うん…早くして…」

「どうして塔矢も服を脱いでんだ?」
「キミだけそんな姿じゃ申し訳ないからね。ボクも同じになるよ」
「そっか。ん、ちょっと安心した」

「あー、ズボンさげただけじゃん。おまえズルイぞ」
「ボクはこれでいいんだよ」

「料理の前に口を十分に慣らしておこう。アペリティフだ」
「あぺ…?なにそれ」
「ボクたち未成年だからお酒はいけないけど、代わりに指で我慢してくれる?」

「指…?…あ、うっ…とうや!なんでそんなとこに指突っ込むんだよぉ…!」
「口を慣らすって言っただろう。下の口」
「だからなんで…あぁっ!やだっ…、あん!ソコ…変っっ」
「…ここ、イイんだ…」
「あっ…あっ…と――やぁっ!」

(8)
「ごめん、ボクももう待てない…――いい?進藤」
「はぁ…とー…やぁ…。  いいって、なに…が?」

「挿れるよ…進藤。もう我慢できない…。では『いただきます』」
「あ…――ぁ…

うぁ…っ。う…く……



(塔矢のが……入ってくる…)

(9)
――――「あれ?オレ、夢でも見てたのか?
レストラン山猫軒は…?跡形もなくなってる…。塔矢は?」

「ヒカルたーん!大丈夫かい?」

「猟師の人たち、あなたたちが助けてくれたの?」
「(;´Д`)ハァハァ俺たちヒカルたんのためなら!」
「ありがとう。オレ変なところへ迷い込んじゃったみたいで…夢まで見てたし」
「さあ、この道を行けば山を下りられるよ。ふもとまで俺たちがついていってあげよう(;´Д`)ハァハァ」

「んー、でも待って。塔矢が…」
「あんなことされても若゛のことが心配なのかい?ヒカルたんは優しい子だね(;´Д`)ハァハァ」
「あいつどこにいるの?」
「仕方ない、おかっぱを解放しよう。パパラパー」

(10)
「――進藤……」
「とうやーっ!無事だったんだな」

「突然息遣いの荒い連中に拉致されて…」
「どこも怪我はない?」
「うん、それは平気」
「よかった。じゃあもう帰ろうぜ。オレすごく腹へってるんだ」
「そうだね。今度こそ美味しいものを食べようね。ボクの家においで」
「お寿司とるのか?ああー、食いてーなあ。行く行く、おまえん家!」
「きっとすごく美味しいよ…進藤」


「ヒカルたーん!(;´Д`)ハァハァついてっちゃダメだああああああーー…ぁー…ぁー……」

レストラン山猫軒―完―

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