【名人による進藤ヒカル研究会】
(25)
ピンク色のふっくらした尻。その側面にはなだらかな凹みがあって、やはり女の尻とは違っている。
だが、一番張り出している部分はプルンと上を向いていて、触れたらどんな感触がするのだろうか
と妄想をかきたてるに十分だった。
ヒカルは息を詰まらせながら脚を硬く閉じていた。
「脚も開いて。」
「――いッ…!」
「もっと開いてごらん。よぅく見えるようにね。」
「――や…やだよ先生…もう勘弁して…」
ようやくそこでヒカルが涙混じりに懇願しはじめたが、もはや芹澤を止めるには遅すぎた。
「キミが言い出したんだろう?――さぁ、キミの素敵な姿を見せてくれ。」
芹澤のモノもすでに痛いほどに張り詰めていた。触れることもかなわないのなら、いっそここで
手淫する手もある。だが、そればかりにエネルギーを取られるのもシャクだ。ヒカルの艶姿を目に焼
きつけ、匂いを鼻腔にまとわせ、空気を身体に覚えさせ――そして、あとで何度でも再生するつもり
だった。