お前のことなんか好きじゃないのに
※注意 : 両性具有の小スカ(おもらし)の表現があります※
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人気のない空き教室で仁王立ちになった城戸は、ズボンのベルトを外していた。
静まり返った空間に、バックルを外す金属音が響く。
ズボンのチャックを下し、下着を引き下げると、硬く怒張し、反り返ったモノが、膝立ちになった長瀬の目の前に、弾かれるように突き出された。
「舐めろ」
むせ返るような雄の臭いに、長瀬は吐き気を催した。
唇が触れるほどの距離に城戸のモノを近づけられ、長瀬は嫌悪感に満ちた上目遣いで城戸を睨み付ける。
「何だ? その反抗的な目は。てめーの立場ってもん分かってんのか? あぁ?」
城戸は硬く勃ち上がったモノで、長瀬の頬をはたいた。
ぬるりとした先走り汁が、長瀬の頬を濡らす。
城戸は、髭の生えた長瀬の顎を掴み、無理やり口を開けさせる。
「歯立てんじゃねーぞ。噛みついたら、どうなるか分かってんだろうな?」
威圧的な口調で言って、城戸は長瀬の口内に自らのモノを突き挿れた。
「! っんぐ……っ!」
喉奥まで一気に突き挿れられ、長瀬の目に薄い涙の膜が浮かぶ。
城戸は両手で長瀬の頭を掴み、オナホールで自慰をするように前後に動かす。
くちゅくちゅと濡れた音が響き、熱く濡れた粘膜が女性器のように城戸の強張りを包んだ。
興奮と快感に息を荒げながら城戸は上ずった声を上げ、欲望のまま手と腰を動かす。
「……っ、いいぜ、お前のクチマ○コ……熱くって、ぬるぬるして……たまんねぇ……っ!」
「んッ、んぐぅッ……!」
硬く大きなモノで何度も喉奥を突かれ、長瀬は吐き気と息苦しさにもがいた。
口端からは、飲み込み切れないよだれが顎を伝って髭を濡らし、ダラダラと床に流れ落ちていく。
硬く膨れ上がった雄肉は、圧倒的な存在感を持って長瀬の口内を喉奥を犯した。
屈辱と気持ち悪さと苦しさで、長瀬の目から涙が溢れる。
「いい眺めだな、長瀬。まさか、晴嵐のキングが男のチ○ポしゃぶらされてるなんて、誰も想像できねえだろうな」
挑発的に言って、城戸は長瀬の口から自らのモノを抜く。
そして、よだれと我慢汁でドロドロになったモノを長瀬の頬に押し付けた。
ぬるっとした硬い感触が頬に当たる。
長瀬は城戸を軽蔑するような、強気な目で睨み付けた。
「ふん、クソが。ケンカで勝てないからって、こんな卑怯なやり方しかできねえとはな。てめえは、マジもんのゲスなクズ野郎だな」
「は、何とでも言え。どうあがいたって、てめーは俺に従うしかねえんだからな」
罵倒する長瀬に、城戸は余裕の態度で言い放つ。
そして、再び長瀬の口に自分のモノを突き挿れると、喉奥まで激しく犯し始めた。
硬く張ったモノは容赦なく長瀬の口内を蹂躙し、喉奥を塞いだ。
「んぐッ、んん……ッ!」
気道の入口を硬い肉で塞がれ、窒息しそうな息苦しさに長瀬は目を剥いてもがく。
だが、そんなことには全く構う様子もなく、城戸は限界まで硬く張り詰めた自らのモノを長瀬の喉奥にブチ当て、長瀬の口内を女性器のように犯した。
「いいぜ、長瀬……っ、イクっ……!」
瞬間、長瀬の口内で、硬く膨れ上がった肉棒がドクッと熱く脈打ち、喉奥に生暖かい精液が溢れた。
長瀬の目が大きく見開かれ、こみ上げてくる嘔気が反射的に喉奥の異物を押し出そうとする。
「えずいてんじゃねーぞ。全部飲め」
城戸は長瀬の喉奥に自らの精液を流し込みながら、長瀬の顎を掴み、顔を上に向けた。
「ぅぐ……っ」
こみ上げる吐き気をこらえながら、涙目の長瀬は口の中の精液を飲み下そうとする。
だが、途中で激しく咳き込んでしまい、飲み込み切れなかった精液が口からだらりとこぼれる。
むせて気管に入ったせいか、鼻からも精液が垂れた。
「おい、コラ。こぼしてんじゃねーよ。もったいないだろうが」
城戸は長瀬の口からこぼれた精液を手で受けると、それを長瀬の顔と髪になすりつけた。
青い草いきれのような雄臭いにおいが、精悍な頬に、うねったくせ毛の黒髪に塗りこめられ、白く汚していく。
「次はてめーのマ○コに注いでやるからな。オラッ、下脱いでケツ向けろ!」
城戸は精液で濡れた長瀬の髪を掴むと、そのまま壁際に突き飛ばした。
バランスを崩してよろけた長瀬は、壁に寄り掛かるように肘をつく。
そして、俯いて唇を噛むと、無言でベルトを外し、学ランのズボンと下着を脱いでいく。
下着からあらわになった長瀬の男の部分は、痛いぐらいガチガチに勃起し、多量の愛液で濡れ溢れた女の部分は、濡れた下着との間に糸を引いていた。
気持ちよさとは程遠い、苦しくて屈辱的な暴力行為だったはずなのに、長瀬の両性器は性的に興奮し、発情していた。
昂った両性器を自ら城戸の前に晒す屈辱と恥ずかしさを感じながら、長瀬は女性器の奥が、内性器がどうしようもなく疼くのを感じていた。
昨日、城戸にされた行為が……逞しい男性器で処女を破られ、自らの女性器で初めて味わった絶頂の快感が身体によみがえってきて、長瀬の中の雌は、これからされるであろう行為を無意識に期待してしまう。
男である自分はそんなこと一つも望んでいないのに。
ズボンと下着を脱ぎ落した長瀬は、城戸に背を向けた格好で壁に両手をつくと、城戸に向かって尻を突き出した。
城戸の目の前に、ぱっくりと割れ、濡れ溢れた長瀬の女の部分の内側があらわになる。
「スゲエな、長瀬。お前のエロいマ○コ丸見えだぜ。グチョグチョに濡れて、チ○ポ欲しがってヒクついてるじゃねえか」
城戸は左手で長瀬の尻たぶを掴むと、硬く勃起したままの雄肉を押し付けた。
「ん……っ」
硬くぬるりとしたモノが、長瀬の引き締まった筋肉質な尻に強く押し付けられる。
直接自分の性器に触られたわけでもないのに、城戸の言葉と硬い男性器の感触に長瀬の雌は反応し、膣粘膜から新たな愛液を溢れさせた。
「触ってもねーのに、マ○コトロトロだな。チ○ポしゃぶって発情したか?」
言いながら城戸は、無防備に開かれた長瀬の女の部分に、自らの精液まみれの指を突き挿れる。
「くぅっ……!」
硬くがっちりした武骨な男の指の突然の侵入に、長瀬は尻を突き出したまま、思わずビクッと身体を反らせた。
昨日散々なぶられた女の部分は、処女だった時よりは柔らかく、城戸の指を受け入れた。
城戸はそのまま、精液にまみれた指を二本、三本と増やし、グチョグチョと卑猥な音を立てながら、膣口からこぼれ落ちそうなほどに濡れ溢れた愛液と、指に付着した自らの精液とを、熱く潤った長瀬の膣内で混ぜ合わせる。
「あぁっ……ん、ぁふ……っ」
硬く武骨な指が、充血して膨らんだ膣粘膜をこすり上げる。
入口付近の浅いところにある気持ちのいい膨らみを執拗にこすられ、城戸に指を出し挿れされるたびに、長瀬は尻を揺すりながら快感に声を上げた。
「オマ○コすげー濡れてるぜ、長瀬。俺のチ○ポ欲しくなってきただろ。……言えよ。挿れて欲しい、って」
吐息を感じられるほどの距離で、背後から低い声でささやかれる。
まるで心の声が読まれたかのような城戸の言葉に、長瀬は羞恥の感情に震えた。
城戸は荒い息をしながら、硬く膨らんだ自らのモノを長瀬の尻にこすりつけてくる。
その尿道口から新たに溢れ出した我慢汁が、ぬるりと長瀬の尻たぶを濡らした。
「だっ、誰が……っ……」
快感に屈してしまいそうな理性を奮い立たせ、長瀬は震える声で必死に抵抗した。
弱みを握られ、どんなに好き放題されていてもプライドはあるのだ。
ここで負けるわけにはいかない。
喘ぎながら必死に虚勢を張る長瀬に、城戸はへっと嘲笑すると、
「相変わらず強情なやつだな、晴嵐のキングは。まっ、その様子じゃ、どーせすぐに落ちるんだろうけどよっ!」
長瀬の女の部分から指を抜き、愛液まみれの手で長瀬の男の部分を握った。
そして、自分でする時のように扱きだす。
「! ぅあぁ……っ!」
自らの愛液のぬめりで男の部分を扱かれ、ぬるぬるの気持ちよさに長瀬は思わず声を上げた。
「どうだ? 自分のマ○コ汁でチ○ポ扱かれる気分は……気持ちよくてたまんねえんだろ?」
城戸はニヤついた笑みを浮かべながら、背後から長瀬の男の部分を扱いた。
ぬめった愛液は、尿道口から溢れ出した我慢汁と混ざり合い、濡れた卑猥な音を奏でる。
城戸の手の中で長瀬の男の部分はますます硬くなり、今にもイキそうなぐらい大きく膨らんでいた。
男の部分に加えられた性感に女の部分も反応し、止めどなく愛液を溢れさせている膣が、疼いて降りてきた子宮が、先ほどから尻にこすりつけられている城戸の硬く逞しいモノでこすり上げ、突いてもらえるのを待ち焦がれている。
長瀬の尻に自らのモノを押し当て、こすりつけながら城戸が言う。
「言えよ。『俺のドスケベなオマ○コに、ぶっといおチ○ポハメて犯してください』って言え」
「! 言えるか! クソが! てめえ、何考えてんだ!」
わざと下品な言葉を要求してくる城戸に、長瀬は猛然と振り返った。
理性を取り戻した強気な目が城戸を睨み付けている。
「……長瀬、てめぇ……」
反抗的な態度を見せる長瀬に、城戸の顔色が変わった。
「口答えしてんじゃねーよ!」
城戸は脚を振り上げると、上履きのかかとで長瀬の尻を力任せに蹴り飛ばした。
「! っがっ……!」
城戸に蹴られて前のめりにバランスを崩した長瀬は、壁に叩きつけられ、そのまま城戸の足元に崩れ落ちる。
「おい、コラ。ヘバってんじゃねーぞ、立て」
城戸は左手で長瀬の髪を乱暴に掴むと、自分の方に顔を向かせたまま、立って尻を突き出した元の体勢になるよう立たせた。
「長瀬、お前、てめーの立場分かってんのか? あぁ?」
お互いの息がかかるぐらいの、キスできそうなほどの距離で城戸が凄む。
「どうもよく分かってねえみてーだから、教えてやるよ。いいか、てめーは、俺の女だ。俺に逆らうことはできねえんだよ!」
言って、城戸は長瀬の髪を掴んだまま、右手を振り上げ、長瀬の尻めがけて振り下ろした。
城戸のがっちりした大きく厚い手が風を切り、長瀬の尻たぶを打つ。
「ぐぁっ……!」
尻に強い痛みと衝撃が走り、苦痛に長瀬は声を上げた。
城戸は立て続けに何度も何度も長瀬の尻を引っ叩く。
「てめーが女だってこと、あいつらにバラされてーのか? バラされたくねえなら、大人しく俺の言うこと聞いてろ!」
「ぐ……っ、うぐぁあっ……!」
勢いよく肉を引っ叩く音が響き、長瀬の尻はみるみるうちに赤くなっていく。
だが、痛みとは裏腹に、叩かれた振動で女の部分の肉がこすれ合い、快感を感じた長瀬の女性器はグチョグチョに濡れていた。
膣口から新たに溢れ出した愛液は内股を伝って流れ落ち、滴って、足元の床を濡らした。
「ははっ、マン汁漏れまくってるぜ! 叩かれて感じてんのかよ!」
「ぅぐ……ぅっ……クソがぁ……っ」
城戸の嘲笑う声に、長瀬は奥歯を噛んで悪態をついた。
こみ上げる快感とヒリつく痛みがグチャグチャに混ざり合い、痛いはずの感覚すら快感だと錯覚してしまいそうになる。
「これで分かっただろ。俺に逆らったら痛てぇ目に遭わすぞ。大人しく言うこと聞いてりゃ、悪りぃようにはしねえ。てめーが泣いて悦ぶぐらい気持ちいいこといっぱいしてやる。どーせヤルなら、てめーも気持ちいい方がいいだろ?」
城戸は左手で長瀬の髪を掴んだまま、勝ち誇ったような笑みを浮かべ、長瀬の顔を覗き込んでくる。
ニヤついた笑みを浮かべる濃茶色の目が、悔しそうな表情で睨み返す長瀬の姿を映していた。
「……っく……」
確かに。痛いのは嫌だ。どうせヤラれるのなら、気持ちいい方がいいに決まっている。
城戸にヤラれるのが避けられない決定事項ならば、城戸の言う通り、大人しく言うことを聞いておいた方が得策というものだろう。
こんなヤツの言うことを聞かなければならないというのは、癪に障るが。
「……分かった。お前の言う通りにしてやる。その代わり、痛てぇことしてくんじゃねーぞ」
「相変わらず、ずいぶんとでけー態度だな、晴嵐のキングは。てめーの立場、全然分かってねえだろ」
立場は弱いはずなのに、尊大な態度で上から目線の横柄な口を利く、ふてぶてしい長瀬に、城戸は呆れたように苦笑した。
まあ、これが長瀬が長瀬たるゆえん……晴嵐のキングと呼ばれる由縁なのだろう。
弱みを握られて立場は弱くとも、どこまで行っても長瀬は長瀬なのだ。
「本当ならその強ぇー鼻っ柱、木っ端みじんにへし折ってやりてーとこだけどな。ただ従順なだけじゃ面白くねえ。多少反抗的な方が、征服しがいもあるってもんだ。……あんまり調子乗ってっと、また痛い目に遭わすけどなぁ?」
城戸は左手で長瀬の髪を掴み上げると、右手のひらで長瀬の頬を軽く数回叩いた。
ニヤついた表情でこちらを覗き込んでくる城戸の顔を、長瀬は無言で睨み付けている。
「じゃあ早速だ、俺がチ○ポハメやすいように、自分の指でマ○コ広げろ」
城戸は右手で、壁についた長瀬の右手を掴むと、その人差し指と中指を尻の方から長瀬の女の部分にあてがい、指を開いて左右に広げさせた。
ごつくがっちりした長瀬の指の間から、柔らかく濡れ潤ったサーモンピンク色の膣壁があらわになる。
筋肉質でガタイのいい長瀬だが、唯一、女の部分だけは柔らかく、それが余計に他の部分との異質さを際立たせていた。
「すげー濡れてるな。……こっちでオナッたことはあんのか?」
「! あるわけねーだろ!」
猛然と即答する長瀬に、城戸はニヤついた笑みを浮かべる。
「ふーん……じゃあ、自分で触ってみろよ」
城戸は長瀬の手を掴んだまま、女の部分の入口を広げさせていた二本の指を、濡れた膣に突き挿れさせた。
「! ぅあ……っ!」
愛液でぬるぬるに濡れ潤った膣は、長瀬自らの指を柔らかく受け入れる。
初めて触れた自らの女の部分の内部は、信じられないほどグチョグチョに濡れていて、驚くほど柔らかく、どう見ても男な自分の身体の一部とは思えないほどだった。
これが、俺のオマ○コ……。
すごく柔らかくて、トロトロで……自分の身体じゃないみたいだ……。
昨日、城戸に無理やり処女を奪われるまで、月一の生理の時以外は、自らの女性器の存在をないものとして生きてきた長瀬にとって、性的な意味合いで自らの女性器を触るなどということは、あり得ないことだった。
「どうだ? 自分で弄るマ○コの感触は。自分で指マンするのも気持ちいいんじゃねえのか?」
城戸は長瀬の手を掴んだまま、その手を前後に動かし、濡れた膣内で長瀬自らの指を抜き挿しさせる。
「ん……っ、くっ……ぅ……」
くちゅくちゅと濡れた音が響き、自らのごつくがっちりした男の指の感触に、発情し充血した膣粘膜は新たな愛液を溢れさせる。
すげえ……めちゃくちゃ気持ちいい……。
女の部分でオナニーするのが、こんなに気持ちいいなんて……。
もしかすると、男の部分でするより気持ちいいかも知れない。
城戸にされたように、入口付近の浅いところにある膨らみ……Gスポットをこすってみると、膣内に電気のように快感が走り、長瀬は思わず喘ぎ声を上げた。
快感を感じた膣粘膜から愛液が噴き出し、膣に突き挿れた指を伝って、長瀬の手のひらを濡らす。
今まで触れようともしなかった自らの女の部分は、圧倒的な快感を持って、長瀬にその存在を主張してきた。
「く……っ、んぅ……っ……」
自らの女性器を指で慰める快感に憑りつかれた長瀬は、城戸の手が離されたことにも気づかず、夢中で抜き挿しを繰り返していた。
そして、あともう少しで絶頂しそうという、まさにその時。
「おい、コラ。てめー一人で勝手に気持ちよくなってんじゃねーよ。続きは後だ」
「! あ……っ……」
いきなり城戸に手を掴まれ、膣から指を強引に引き抜かれる。
快感の行き場を失った長瀬の女性器は、濡れ溢れ、指で掻き混ぜられて白く泡立った愛液を膣口から垂れ流しながら、切なげにヒクついていた。
城戸に掴まれた長瀬の手は愛液で濡れていて、指先はふやけ、白く泡立った愛液が指の根本までべっとりとついて、指と指の間には糸を引いている。
城戸は長瀬を自分と向かい合わせに立たせると、愛液で濡れた長瀬の手に、硬くなった自らのモノを握らせた。
「今度は俺を気持ちよくさせる番だ。俺のチ○ポに、てめーのマ○コ汁なすりつけて扱け」
長瀬は、指に粘りついた愛液を、我慢汁を溢れさせている城戸の亀頭になすりつける。
そして、言われるままに、愛液まみれの手で城戸のモノを扱き始めた。
長瀬の手の中で、城戸のモノはガチガチに硬く膨らみ、表面に凹凸ができるほど浮き出した血管は力強く脈打っている。
城戸のこれが、俺の中に……。
昨日、暴力的に長瀬の処女を奪い、プライドを粉々に打ち砕いて、知るはずもなかった快楽の淵へ叩き堕とした元凶は、長瀬の手の中で我慢汁を溢れさせ、ドクドクと熱く脈打っていた。
城戸の凶悪な雄肉に、長瀬は胎の奥が、子宮がどうしようもなく疼くのを感じた。
この手の中にある、硬く逞しいモノで、グチョグチョに濡れてヒクつく女性器を、子宮を突いて絶頂させて欲しい。
先ほどイキそうでイケなかった焦れと切なさが、長瀬の心を、身体を支配していた。
「……っ、いいぜ、長瀬……たまんねぇ……。ああ、早く俺のコイツで、お前のマ○コ犯しまくりてぇな。……お前もそれを望んでるんだろ? チ○ポハメて欲しくてたまらないって顔してるぜ」
「! っ……」
心を見透かしたような城戸の言葉が、長瀬の心をえぐる。
図星なだけにいたたまれず、長瀬は唇を噛むと、城戸から顔をそむけた。
ふいに、城戸の手が長瀬の男の部分を掴む。
突然のことに顔色を変える長瀬に、城戸はニヤついた笑みを浮かべた。
「?! ……っ!」
「お前のも扱いてやるよ……チ○ポ扱かれんのも、たまんねえだろ?」
言いながら、城戸は自分でする時のように、長瀬の男の部分を扱き始めた。
「ぁ……あぁ……っ……!」
胎の奥から発情している女性器の影響を受けてか、長瀬の男の部分は既に硬く勃ち上がり、城戸のモノと同じように、尿道口から我慢汁を垂れ流していた。
「すげー勃ってるな。お前のチ○ポ、俺の手の中でビクビクしてるぜ」
言って、城戸は、長瀬の手の中にある自らのモノを、自分の手の中にある長瀬の男の部分に押し付け、こすりつけてきた。
止めどなく溢れ出るお互いの我慢汁が、城戸のモノになすりつけられた長瀬の愛液が、とろけ合い、混ざり合う。
二人はお互いの手を我慢汁でベトベトにしながら、濡れた音を立て、お互いのモノを扱き合った。
「こっち向けよ。長瀬」
城戸は横顔を見せている長瀬の顎を掴むと、強引に自分の方へ向かせた。
そして、噛みつくようなキスで唇を奪う。
「ん……っ」
城戸の舌が長瀬の口の中に侵入し、お互いの舌がねっとりと絡まり合った。
城戸は長瀬の男の部分を扱き、自らのモノを長瀬の男の部分にこすりつけながら、角度を変えて何度も深く口づける。
「口でもチ○ポでもキスしてるぜ、俺たち……」
キスの合間に低い声で城戸がささやく。
男の部分に与えられる快感と、キスの気持ちよさに、長瀬はもはや抵抗することもできず、城戸にされるがままになっていた。
そして、男の部分で快感を感じれば感じるほど、長瀬の女性器は切なく疼いてしまい、自らの手の中で硬く勃起した城戸のモノが欲しくてたまらなくなる。
「んっ……」
城戸の左手が長瀬の尻に触れたかと思うと、ごつい指が女の部分に触れる。
くちゅ、と濡れた音がした。
「オマ○コ汁、すげー溢れてるな。キ○タマにまで垂れてるぜ」
城戸は、長瀬の女性器の入口に溢れたぬるぬるを指で掻き混ぜる。
そして、溢れ出した愛液が伝って濡れた、長瀬の男の部分の根本にある膨らみの縫い目を指先でなぞり上げた。
「! ぅあッ……!」
長瀬の背筋にぞくっと快感が走る。
城戸は長瀬の男の部分から手をほどくと、その手を自らのモノを握っている長瀬の手の上に重ねた。
そして、そのまま長瀬の手ごと、二、三回扱く。
「散々焦らしまくってやったけど……さすがに俺ももう限界だ。今度こそ、俺のコイツをお前のマ○コにハメまくってやるからな」
「……っ」
我慢汁で濡れたごつい手と、熱く脈打つ硬いモノが長瀬の手に触れている。
それらの感触と、城戸の切羽詰まった荒い息遣いに、長瀬は自らの身体が、心が、たまらなく発情していくのを感じていた。
城戸が欲しくてたまらない。
そんな長瀬の心を読んだかのように、城戸の声が響く。
「長瀬。壁に手ぇ着いて、ケツこっち向けろ」
言われるまま、長瀬は城戸に背を向けると、壁に両手を着き、城戸に向かって尻を突き出した。
愛液でぬるぬるに濡れ溢れた長瀬の女性器が、城戸の目の前にあらわになる。
城戸は長瀬の尻たぶを掴むと、硬くいきり勃った自らのモノを、長瀬の女性器の入口に押し当てた。
「んっ……」
硬い男性器が入口付近の気持ちのいい膨らみを押し潰し、膣内からじんわりと痺れるような快感に長瀬は思わず声を上げた。
亀頭の先がくちゅ、と濡れた音を立てて、愛液の溜まった窪みに埋まり、尿道口から溢れ出した我慢汁が、膣の入口で愛液と混ざり合う。
だが、城戸はそれ以上挿入ってこようとはしない。
「城戸……?」
胎の奥から発情しきった女性器を疼かせながら、長瀬は切なげな表情で振り返る。
途端に城戸の手が伸びてきて、長瀬の前髪を乱暴に掴んだ。
「! ……っく!」
髪を強く引っ張られ、苦痛の表情を浮かべる長瀬に、城戸は息を荒げながら尋ねる。
「どうして欲しいんだ? オマ○コの奥まで俺のチ○ポ挿れて欲しいんだろ? ……だったら、言えよ。マ○コにチ○ポ挿れて欲しいって、チ○ポハメて欲しい、って……言え」
「っ……んなこと……っ」
ためらっている長瀬に、苛立ったような口調で城戸が言う。
「言えよ、長瀬。俺だって、お前のマ○コにハメたくて、お前とオマ○コしたくてたまんねえんだよ。……だから、早く言え」
「……っ」
硬く膨らんで張り詰めた雄肉が、柔らかく濡れた雌穴にぐいっと強く押し当てられる。
あと少しでも強く押し当てられたら、一気に奥まで全部挿入ってしまいそうだ。
お互いの性器が密着している部分から、我慢汁と愛液が混ざり合った汁が溢れ、とろりと流れ落ちた。
城戸の生々しい要求に顔から火が出そうな長瀬だったが、切羽詰まった性的欲求は理性よりも快楽に忠実だった。
恥ずかしさよりも、快楽が欲しい。
「っ……、お、俺のオマ○コに、チ○ポ……お前の、城戸のチ○ポ、挿れて……、オマ○コに硬いチ○ポハメて欲しいっ……!」
この切ない疼きから解放されたい一心で、長瀬はためらいながらも、恥ずかしい言葉を口にした。
「いいぜ、長瀬……そんなに欲しいなら、くれてやる!」
恥じらいながらも、自らの望んだ言葉を口にする長瀬に、城戸はにやりと満足そうな笑みを浮かべる。
そして、両手で長瀬の腰を掴むと、既に挿入りかけている女性器に、自らの硬い剛直を思いっきり突き立てた。
「あぁ……ッ!」
切なく濡れ疼いていた空っぽの女性器が、硬く怒張した男のモノで埋められていく。
長瀬は自ら尻を突き出し、城戸の腰に押し付けるようにしながら、硬い男性器を突き挿れられる快感に叫び声を上げていた。
「くっ……たまんねーな……クチマ○コも気持ちよかったけど、やっぱ、こっちのマ○コの方が気持ちいいぜ……っ」
城戸は息を荒げながら、腰と手を前後に動かし、発情してトロトロに絡みついてくる長瀬の女性器をメチャクチャに突きまくった。
バックからの激しいピストンに、興奮でせり上がった城戸の睾丸が、長瀬の男の部分の根本にある膨らみとぶつかり合い、音を立てる。
その刺激もまた、長瀬にはたまらない快感に感じられてしまう。
「ぅあッ、あぁ……ッ!」
「キン○マ、すげー当たってるな。マ○コ汁でぬるぬるだぜ」
愛液でぬるぬるに濡れた男の部分の膨らみを、城戸の指でなぞり上げられ、長瀬はびくりと身体を震わせた。
硬く怒張した城戸の男性器は、愛液で濡れ溢れた長瀬の膣粘膜をこすり上げ、膣奥の突き当たりにある子宮口を容赦なく突く。
発情した胎を執拗にいたぶられた長瀬は、城戸の責めに耐えきれず、早くも絶頂してしまいそうになっていた。
散々焦らされ、高め上げられた性感が、爆発しそうなぐらいの勢いで一気に燃え上がる。
「あッ、あぁっ、いく、いくッ……オマ○コ、イクッ……!」
「いいぜ、イけよ。チ○ポにマ○コ突かれてイけっ!」
あられもない喘ぎ声を上げる長瀬の子宮口に、城戸は自らの硬い肉棒をひときわ強く、刺さるほど強く突き込んだ。
その瞬間、長瀬の喉から悲鳴のような叫び声が上がり、城戸のモノを根元までずっぽり咥えこんでいる膣が断続的に強く痙攣する。
「……うぅっ、すげー締まるっ……気持ちいいぜ、長瀬っ……!」
まだ出てもない精液を搾り取ろうとする膣の動きに、城戸は呻き声を漏らした。
だが、長瀬の女性器が絶頂しても、城戸の行為は終わらない。
「あぁッ、な、なんで……俺、もう、イッたのに……っ……」
「バカか、てめー。俺はまだイッてねーんだよ。てめーが勝手にイッたからって終わるワケねーだろ!」
戸惑いの声を上げる長瀬を罵倒しながら、城戸は自らの硬い肉棒で、感じて降りてきている長瀬の子宮を乱暴に突く。
「俺がてめーのマ○コでイクまで終わんねえんだよ!」
「ッひぃ……ッ!」
絶頂の余韻にヒクつく女性器を奥まで激しく突かれ、長瀬はかすれた叫び声を上げた。
城戸の硬いモノが食い込むほど強く押し当てられた長瀬の子宮口から、どろりとした子宮頸管粘液が溢れ、密着した亀頭の先に粘りつく。
粘り気のある子宮頸管粘液は、尿道口から溢れ出した我慢汁にとろけて混ざり合い、膣奥を満たした。
絶頂の余韻で発情したままの子宮口は、尿道口から吐き出されるであろう子種を求めて亀頭の先に吸い付き、とろけた汁で満ちた膣奥で濃厚な口づけを交わしている。
硬く張った雄肉に掻き回され、白く泡立った愛液が、膣奥でとろけ合った交尾汁と混ざり合い、結合部からトロトロと溢れ出た。
ふと、教室の外から聞こえてきた誰かの足音に、長瀬は息をひそめた。
足音と一緒に、何やら話し声のような声も聞こえてくる。
どうやら、それらの音はこちらに向かってきているようだ。
『なあ、そー言えば、長瀬のやつ、どこ行ったんだ?』
「!」
聞き覚えのある声と、自分の名前に長瀬はビクッと反応した。
これは、長瀬派の幹部の声だ。
声は聞こえないが、足音から察するに、他にも何人かいるのだろう。
な、なんで、あいつら……どうして、ここに……。
派閥の頭である自分が、対抗派閥の頭にヤラれている。
しかも、その自分は普通の男ではなく、女の部分も持つ半陰陽なのだ。
こんなところを彼らに見られたら、見つかったらどうなるか。想像しただけで破滅の予感しかない。
徐々に近づいてくる足音に、長瀬は心臓の鼓動が早鐘のように打つのを感じた。
「ぁん……っ!」
ふいに、子宮口を強く突き上げられ、外に気を取られ油断していた長瀬の口から、予期せぬ喘ぎ声が上がる。
頬に吐息を感じ、振り向くと、口づけできそうな距離に、ニヤついた笑みを浮かべる城戸の顔があった。
城戸は心底楽しそうな悪い笑みを浮かべると、長瀬の耳元で低くささやく。
「今、すげー締まったな。ビビってんのか? あいつらにお前のエロいとこ見せつけてやるのも面白そうだな」
「……っ、クソが……」
城戸の悪趣味な物言いに、長瀬はぎりっと奥歯を噛んで睨み付け、押し殺したような声で抗議する。
そうこうしている間にも、複数の足音はこちらへどんどん近づいてくる。
『さあ……何か用事があるとか言ってたけど……、ん?』
『どうした?』
『いや、何かさ、変な声聞こえなかったか? この辺で』
これは、さっき長瀬が発した喘ぎ声のことを言っているのだろう。
近づいてきた足音は、長瀬と城戸がいる空き教室の前でぴたりと止まった。
「……」
静寂が辺りを包む。聞こえるのは、お互いの荒い息遣いと、激しく打つ心臓の音、混じり合い絡み合う濡れた性器がこすれ合う音だけだ。
緊張状態にある長瀬に、城戸の容赦ない責めが再び襲い掛かる。
「……っ!」
硬く勃ち上がった男の部分を扱かれ、城戸の硬いモノが食い込むほど子宮口を強くなぶられて、長瀬は、危うく叫び出しそうになる声をすんでのところで何とか飲み込んだ。
「……っ、やめろっ、城戸……! バレるだろっ……!」
「知らねーよ。バレんのが嫌なら、声出さねーように、せいぜい頑張ることだな」
小声で必死に抗議する長瀬に、城戸は他人事のように、よそよそしく言い放つ。
そして、長瀬の男の部分を扱きながら、自らの硬い剛直で、長瀬の膣奥を、子宮を激しく突き上げ始めた。
「ぅんっ、んぐ……ッ……!」
長瀬は片手を壁につき、もう片方の手で口を塞いで、今にも大声で漏れ出てしまいそうな声を必死に抑えた。
教室の前にいるであろう舎弟たちが自分たちに気づかないまま、どうか早く立ち去ってくれと願いながら。
城戸に激しく突かれながら 長瀬の中で永遠とも思えるほどの長い時間……実際には一分にも満たなかったのだが……が、流れた。
そんな長瀬の必死な願いが天に通じたのだろうか、やがて再び、教室の外で舎弟たちが話す声が聞こえてきた。
『? ……何も聞こえねーぞ? 気のせいなんじゃねえの』
行こうぜ、と促す声がして足音が遠ざかり、教室の外の気配が消え去る。
舎弟たちが立ち去り、辺りから張り詰めた空気が消え去っても、長瀬の動悸はまだ治まらないままだった。
肩で息をしている長瀬に、揶揄するような口調で城戸が言う。
「なあ、長瀬、知ってたか? オマ○コイッてる時にザー○ン中出ししたら、デキやすくなるんだってよ」
「……何が言いてえんだ」
振り向いた長瀬は、鋭い眼光で城戸を睨み付けた。
城戸はニヤついた笑みを浮かべ答える。
「つまりだ。お前のマ○コがイッてる時に俺がザー○ン中出しすれば、お前は俺の子どもを孕むかも知れねえってことだ」
「!」
城戸の言葉に、長瀬の顔色がさっと変わる。
だが、それはほんの一瞬のことで、長瀬はまたすぐにいつもの強気な表情に戻ると、城戸を睨み付け、悪態をついた。
「……っ、ふん、てめーのチ○ポなんかでイッてたまるか」
「は、昨日もさっきも俺のチ○ポでマ○コイキまくりだったくせに、よくそんなことが言えるな。……まぁ、んなこと言って強がってられんのも、今だけだろうけどよ!」
呆れたやつだ、と蔑むような笑みを浮かべ、城戸は左手で長瀬の髪を掴む。
そして、軽く腰を引くと、自らの硬いモノが突き刺さるほど強く子宮を突いた。
「! ぅが……ッ!」
内性器を直接突かれる衝撃に、長瀬の喉から叫び声が上がる。
子宮を強く突き上げたまま、硬いモノをグリグリとねじ込みながら、酷薄な表情で城戸が言う。
「俺のチ○ポが当たってるお前のマ○コの奥……これ、お前の子宮だろ? ここチ○ポで虐められんのが感じるんだよなぁ、長瀬は」
「ぅぐ……ッ……」
痛みと快感の狭間で、長瀬は苦痛の表情を浮かべながら喘いだ。
そんな長瀬に追い打ちをかけるように、城戸は激しく責め立てる。
「お前の子宮を……俺の子どもを孕むとこをチ○ポで突きまくって、マ○コイかせながら、たっぷりザー○ン中出ししてやるよ。孕めよ、長瀬。俺の子どもを妊娠しろ!」
「うるせえ、クソが! てめーの子どもなんて欲しくねえよ!」
「何だと? てめえ……」
激しい責めに打ちのめされそうになりながらも、長瀬は必死で悪態をつき、抵抗する。
長瀬の反抗的な物言いに顔色を変えた城戸は、長瀬の髪を掴んだまま、頭を壁に叩きつけた。
「ぐぁ……ッ!」
鈍い衝撃音とともに、長瀬の悲鳴が上がる。
城戸は長瀬の髪を掴んだまま、強引に顔を自分の方へと向かせた。
「てめーが欲しいかどうかは関係ねえんだよ。孕ませんのは、お前の胎に種付けすんのは俺なんだからな!」
そして、先ほどよりも激しく長瀬の子宮を突き上げ、責め立てていく。
「あっ、あぁッ、あぁ……ッ!」
トロトロに濡れ潤った女性器を、硬く張った男性器で乱暴に突き犯す濡れた音に混じって、長瀬の喘ぎ声が響いた。
城戸の硬いモノで散々突き上げられ、責め立てられて、虐め抜かれた長瀬の子宮はすっかり発情し、長瀬の意志とは無関係に、城戸の雄にしゃぶりつき、もっと突いて欲しい、虐めて欲しいとねだっていた。
とろけるような、ゾクゾクするような快感が、長瀬の胎の奥底から湧き上がってくる。
つい先ほどにも味わった、女の部分での絶頂が間近であることを感じ、長瀬は城戸に髪を掴まれたまま、首を左右に振って叫んだ。
「あっ、あぁッ、また来る……ッ……いっ、嫌だっ……イキたくねぇっ……お前の子どもなんか妊娠したくねぇっ……!」
「諦めろ。どんなに嫌がって、もがいて拒もうが、お前が俺の子種で孕むのは逃れられねぇ、決定事項だ」
酷薄な笑みを浮かべ、城戸は肉厚な舌で長瀬の唇を舐めた。
そして、ねっとりと深く口づける。
「ん……っ」
「お前は俺のものだからな。てめーのマ○コもその奥の子宮も、全部俺だけのものだ」
口づけの後、低い声で勝利宣言のように断言された城戸の言葉に、長瀬は城戸の硬いモノで強く突き上げられている子宮がキュンと切なく疼くのを感じていた。
こんなこと……女みたいに犯されて孕まされるなんて、嫌でたまらないはずなのに、心とは裏腹に、長瀬の女性器は、長瀬の中に潜む雌の本能は、城戸に犯され、彼の子どもを妊娠させられることを望んでいるのだ。
?! そんな、嘘だろ……?
こんなやつにヤラれて、妊娠させられたいだなんて……。
自らの奥底から強く訴えかけてくる生々しい雌の本能に、長瀬は愕然とした。
そんな長瀬に追い打ちをかけるように、城戸の言葉が意地悪く響く。
「お前は嫌がってるかも知れねえけどな、お前のマ○コや子宮は俺のこと大好きって言ってるぜ? 俺のこと大好きで、俺の子ども孕みたいって、妊娠させて欲しいって」
「! ちがっ……ちがうちがうちがうっ! そんなバカなことあるはずねえっ……!」
城戸の言葉は、長瀬の心の奥底に秘められた欲望を容赦なく暴こうとする。
それをかき消すように、長瀬は大声で必死に否定した。
だが、どれほど必死に打ち消しても、発情した絶頂間近の身体の火照りは隠せない。
今にも絶頂しそうな子宮を乱暴に突かれ、絶頂しそうなほどに硬くなった男の部分を扱かれて、長瀬は押し殺した喘ぎ声を上げた。
獲物を追い詰める獣のように荒い息をしながら、城戸は容赦なく、そして確実に長瀬を追い詰めていく。
「意地張ってんじゃねーよ。俺にベタ惚れの子宮に、子種ビチビチの濃いザー○ン、たっぷり出して孕ませてやるからな。イけよ、長瀬……俺にザー○ン中出しされて、オマ○コ絶頂しながら、妊娠しろ!」
「! あぁッ、そ、そんな……ッ、いやっ、嫌だ……ッ……! あッ……いっ、いくッ……オマ○コイクぅッ……!」
限界まで硬く張った絶頂間近の城戸のモノを、乱暴に強く子宮に打ち付けられ、長瀬は悲痛な叫びを上げながら女性器で激しく絶頂した。
城戸のモノを根元まで丸ごと咥えこんでいる長瀬の膣壁がうねり、強く断続的に痙攣する。
長瀬の女性器の絶頂に締め付けられ、限界まで高まった性感が一気に頂点に達した城戸は、発情してしゃぶりついてくる長瀬の子宮口に、自らの硬いモノを、めり込むほど強く押し付けながら叫んだ。
「うッ……俺も……いくっ……イクぜ、長瀬……ッ!」
その瞬間、長瀬の子宮口に突き刺さるほど密着した城戸の尿道口から、どろりとした濃厚な精液が勢いよく噴き出した。
絶頂を感じ、激しくヒクついている長瀬の膣奥を、どろっとした生暖かい白濁液が満たしていく。
「あっ、あぁッ……いい、いいぜ……オマ○コ射精たまんねぇッ……! すげー気持ちいい……ッ!」
昨日童貞を捨てたばかりで、まだセックスの経験が浅い城戸は、生の女性器の中で射精する慣れない強烈な快感に声を上げ、夢中で快楽を貪る。
「ぅあぁ……ッ……俺のオマ○コの奥で、城戸の熱いのが……いっぱい出てる……っ!」
壁についた両手を突っ張らせ、長瀬は後ろに突き出した尻を城戸の腰に強く押し付ける。
絶頂しっぱなしの女性器をヒクつかせながら長瀬は、生暖かくどろっとした精液を吐き出す城戸の亀頭のヒクつきを、膣奥の子宮口で感じ、快感のあまり叫んでいた。
発情して降りてきた長瀬の子宮は、妊娠するための子種を求めて、どろりとした濃厚な精液を吐き出している城戸の亀頭に食らいつき、尿道口にしゃぶりつきながら、新鮮で元気な子種が何億と泳いでいる濃厚な白濁液を、子宮口から子宮内へと吸い込んでいく。
心では嫌で逃れたくて仕方ないはずなのに、絶頂で激しくヒクつき、痙攣している女性器には、発情した雌の本能には、膣奥に溢れる生暖かくどろりとした精液の感触や、城戸の子種で孕まされるかも知れない危機感さえも、とろけそうなほどの甘い快感に感じてしまう。
城戸の言う通り、長瀬の女の部分は城戸の雄に本気で恋しているに違いなかった。
強く逞しい雄を恋い慕い、受け入れ従うという雌の本能で。
その力があまりにも強すぎるからだろうか、あくまで肉体の生殖本能で恋しているに過ぎないはずなのに、城戸に犯されて女性器で味わう快感は、身体だけでなく、心でも城戸のことが好きなのだと、長瀬に錯覚させようとする。
卑劣な手で長瀬を陥れ、暴力で無理やり犯して処女を奪った城戸を憎みこそすれ、好きだなんて思うはずもないのに。
何考えてんだ、俺は……!
こんなヤツのことなんか、好きなわけねえだろ……!
突然浮かんできた突拍子もない考えを強く否定するように、長瀬は首を左右に振った。
やがて、発情した子宮の疼きと女性器の絶頂が止まらない長瀬に、更なる快感が襲い掛かる。男の部分の絶頂だ。
「んッ……! いっ、いくっ……チ○ポもイクぅ……ッ! あ、あぁ……ッ!」
城戸の手の中で硬く膨らみ、ダラダラと我慢汁を垂れ流していた長瀬の男の部分が、突然ビクンと震えたかと思うと、尿道口から白く濁った液体が勢いよく放たれた。
射精の快感に長瀬は声を上げ、埃っぽい床に濡れた色の染みを飛び散らせる。
同時に、愛液とは違う薄黄色の液体が、城戸と繋がったままの女性器の入口から音を立てて流れ落ちた。
流れ出した液体は長瀬の足元に水たまりを作り、ツンと鼻を突くようなアンモニア臭を漂わせる。
「うわっ、何だこれ……小便か?」
普通の男にはあり得ない箇所から勢いよく流れ出した尿らしき液体に、城戸は驚きの声を上げた。
実は長瀬自身も気づいていなかったのだが、長瀬の女性器には普通の女性と同じように尿道口があり、床にまき散らかされた尿はそこから漏れ出したものだった。
普段の長瀬は、女の部分からではなく、普通の男と同じように男の部分から用を足しているのだが、今回は、男の部分の方の尿道が射精によってせき止められていたためか、快感のあまり緩んだ女の部分の尿道口から尿が漏れ出してしまったらしい。
突然自分の身に起こった予想だにしない出来事に、長瀬は呆然と固まっていた。
そんな長瀬に、城戸は揶揄するような口ぶりで話しかける。
「長瀬。お前、マ○コから小便漏らしてんのかよ。オマ○コイキながら漏らすとか、マジ女みてーだな」
「……ちが……っ! 俺は女じゃねえっ!」
「違わねーよ。お前は俺の女だ。俺専用の性処理マ○コ穴だろ」
女みたいとだと言われ、猛然と反論する長瀬に、城戸はあっさり言い放つ。
そして、性交の終わった自らのモノを、長瀬の女性器から抜いた。
途端に、愛液と精液が混ざり合って白く泡立った雄と雌の交尾汁がどろりと溢れ出す。
「あ、あぁ……っ……」
膣奥に溜まった城戸との交尾汁が溢れ出す感触に、感じてしまった長瀬は思わず声を上げた。
「オマ○コの中出し汁で感じてんのかよ。俺にザー○ン中出しされんのも、気持ちよくてたまんねえんだろ? まだ二回しかヤッてねーのに、すっかり、俺専用のヤリマンビッチになってんな。昨日まで処女だったって言っても、誰も信じねーだろうな」
「っく……」
ニヤつきながら挑発的なセリフを吐く城戸を、長瀬は奥歯を噛んで睨み付けた。
城戸は長瀬を自分の足元にひざまずかせると、先ほどまで長瀬の女性器に挿れていた自らのモノを、長瀬の目の前に突きつけた。
「てめーのスケベ汁でベトベトだ。舐めてきれいにしろ」
射精した後にもかかわらず、城戸のモノは硬く張り、反り返っていた。
青臭い草いきれのような臭いとアンモニア臭が混じり合い、白く泡立った交尾汁でべっとりと汚れたモノが、長瀬の目の前に突き付けられる。
「ぅぐ……っ」
むわっと臭い立つ雄と雌の混じり合った生々しい臭い、鼻を突く尿の刺激臭に、長瀬は顔をしかめながら口を開け、城戸のモノに舌を這わせた。
ピチャピチャと音を立て、長瀬は懸命に舌で城戸のモノの汚れを拭う。
正直気持ち悪くて吐きそうでたまらなかったが、逆らったら自分が不利な目に遭わされるのは明らかだ。
こんなこと嫌だし、屈辱的だが、従うしかない。
「く……」
吐き気からか、屈辱からか、いつしか長瀬の目には薄い涙の膜が浮かんでいた。
「チ○ポの中に残ってるザー○ン汁も、全部吸って飲め」
頭上から城戸の威圧的な声が降ってくる。
長瀬は城戸の亀頭を口に咥えると、尿道口に吸い付き、尿道に残っている精液を口の中に吸い出した。
粘ついた精液のどろりとした感触が口内に広がる。
「ぅ……っ……」
その生々しい気持ち悪さに吐きそうになりながらも、どうにかこらえ、目をつぶると、長瀬は口内に溜まった城戸の精液を一気にごくりと飲み下した。
「いいぜ、長瀬……残さず全部飲めよ」
城戸の顔に勝ち誇ったような笑みが浮かぶ。
さて、これで今日はもう解放してもらえる……かと思いきや、長瀬の受難はまだ終わってはいなかった。
「?! なっ、何しやがんだ、城戸っ!」
背後から無理やり押さえつけられ、尻を上げた四つん這いの体勢にされた長瀬は抵抗の声を上げる。
そして、自らの尻たぶに、城戸の硬く怒張したモノが押し当てられていることに気づき、あっ、と短い声を上げた。
長瀬の背後で膝立ちになった城戸は、長瀬を押さえつけ、硬く張った自らのモノを長瀬の尻にこすりつけている。
「お前のクチマ○コ気持ちいいから、また勃ってきちまったぜ。長瀬、てめーのマ○コで抜かせろ」
「! いっ、いい加減にしろ! てめっ、何回ヤるつもりだ!」
「てめーに拒否権はねえんだよ。バラされたくなかったら、大人しくオマ○コさせろ」
猛然と言い返す長瀬に、城戸は有無を言わさぬ強引な態度で、長瀬を押さえつけた。
そして、先ほどのセックスの名残で、既にトロトロに濡れ溢れている長瀬の女性器に、自らの硬い肉棒を押し当て、力任せにずぶりと突き挿れる。
「! あぁ……ッ!」
四つん這いになった長瀬は、膝立ちになった城戸に獣の交尾のように後ろから貫かれ、切ない声を上げた。
「お前のマ○コ、すっげートロトロだな……気持ちいいぜ……。俺がさっき中出ししたザー○ン、まだマ○コに残ってんだよなぁ? てめーのマ○コで、俺のザー○ンとお前のマ○コ汁混ぜまくってやる」
城戸はガチガチに張った自らのモノで長瀬の女性器を容赦なく突き、膣内で愛液と精液を掻き混ぜ、こね回す。
グチョグチョと濡れた卑猥な音が響く中、結合部からは愛液と精液が混ざり合って白く泡立った交尾汁がトロトロと溢れ出し、糸を引きながら床に滴り落ちた。
「あ、あぁ……っ……ん……」
まだ残る絶頂の余韻でヒクついていた女性器を硬いモノで奥まで突かれ、再び急速に高まっていく性感に、長瀬は甘く切ない声を上げる。
城戸の顔に、にやりと笑みが浮かんだ。そして、揶揄するように言う。
「気持ちいいんだろ、長瀬……エロい声出しやがって……。お前のマ○コ、俺のチ○ポに絡みついてくるぜ……俺のこと好きで、離したくないって、ねだってるみてーだな」
「んなことっ……」
あるワケねえっ、と叫び出したい長瀬だったが、濡れ潤った膣粘膜を城戸の硬いモノで擦り上げられ、発情した子宮を突かれる快感に、否定しようと発せられた頑なな言葉は、とろけるような喘ぎ声へと変わっていく。
城戸の硬いモノで突かれこね回された長瀬の膣肉は、白く泡立った汁にまみれて城戸の剛直に絡みつき、めくれ上がっていた。
ふいに城戸のモノが長瀬の膣から抜かれ、ぽっかりと穴の開いた雌穴から白く泡立った汁が溢れ落ちる。
「あ……っ……」
長瀬の口から切ない声が上がり、声を出さずに唇だけが、なんで……、と動いた。
切ない表情で振り返る長瀬に、城戸が言う。
「仰向けになって、股開け。前からハメてやる」
言われるまま、長瀬は仰向けになると、両膝を立て、脚を左右に開いた。
硬く屹立した男の部分の下には、城戸の硬いモノでこね回され、濡れて発情した女性器が口を開け、ヒクついている。
「俺のこれが欲しくてたまんねえんだろ。チ○ポ挿れて欲しくてたまんねえって顔してるぜ」
城戸は薄く笑うと、長瀬の手に自らのモノを握らせた。
「っ……」
ぬるりとした感触の、硬くゴツゴツしたモノが長瀬の手に触れる。
白く泡立った汁にまみれた城戸のモノは、長瀬の手の中で熱く脈打っていた。
「どうだ? 挿れて欲しかったら、てめーでマ○コに挿れてみろよ」
切なげな表情でこちらを見上げる長瀬に、城戸は薄く笑い、挑発するような口ぶりで言う。
「……っ」
長瀬は城戸から顔を背けると、城戸のモノを自らの女性器の入口に押し当てた。
開いた窪みに亀頭の先が埋まり、くちゅ、と濡れた音がする。
「いいぜ……挿れてやる」
城戸は満足そうな笑みを浮かべると、長瀬の身体を押さえつけ、奥まで一気に貫いた。
「! あぁ……ん……ッ!」
充血して膨らんだ膣粘膜を硬いモノでこすられ、発情した子宮を強く突かれる衝撃に、長瀬の口から切ない喘ぎ声が上がる。
「バックでヤるのもいいけど、やっぱこっちの方がいいぜ。てめーのスケベな顔がよく見えるからな」
長瀬の子宮を突きながら、城戸は薄く笑う。
そして長瀬に覆いかぶさると、髪を掴んで強引に口づけた。
「ん……っ……」
城戸の肉厚な舌が長瀬の口内に侵入し、長瀬の舌と絡み合う。
目を閉じ、されるがままになっている長瀬の耳元で、城戸がそっと囁く。
「可愛いぜ、長瀬。お前は俺だけのもんだ。これからも毎日可愛がってやるからな」
「うっせ……っ……バカにすんなっ……俺は女じゃねぇ……っ!」
城戸の言葉に、長瀬の真っ黒な目が強く見開かれた。
強気な目で城戸を睨み付け、長瀬は猛然と反論する。
「そうだな。てめーは女じゃねえ。だから俺が女にしてやったんだ」
事もなげに言って、城戸は意味ありげな笑いを浮かべる。
「お前は俺の女だ。女みてぇに、マ○コ穴にチ○ポハメられて、気持ちよくてたまんねえんだろ?」
「誰が……っ……てめぇのせいだろうがっ……!」
城戸に強く子宮を突かれ、快感に喘ぎながら長瀬は叫ぶ。
半陰陽であることを隠し、ただの男として生きていれば、恐らく一生知ることもなかったであろう、女性器で味わう快感に無理やり目覚めさせ、教え込んだのは、他ならぬ城戸なのだから。
やがて、城戸のモノを咥えこんでいる長瀬の膣に、絶頂間近に感じる、疼くような快感の波が押し寄せてきた。
いや、正確には膣ではなく、前立腺に、なのだが。
見た目は男でありながら、女性器を持つ半陰陽である長瀬の前立腺は、普通の男のような直腸の前側ではなく膣の前側にあるため、感覚的には膣で味わう快感と区別がつかないのだ。
「あ、あぁっ……なっ、中が……っ……」
城戸の硬いモノで膣越しに前立腺を圧迫され、精液が押し出されるような感覚に、長瀬は身もだえした。
「俺のチ○ポでオマ○コ気持ちよくなってんだろ? もっとよくしてやるよ……オラッ!」
ずぶっと濡れた音がして、城戸の硬い雄肉が長瀬の膣壁をこすり、えぐる。
その瞬間、射精で感じる男の快感とは異なる、女性器で味わうような長い絶頂が、怒涛のように長瀬に訪れた。
射精せずに前立腺で絶頂する、いわゆるドライオーガズムというやつだ。
「ぅあぁぁ……ッ……!」
あまりの快感に、長瀬は狂ったように絶叫しながら女性器を痙攣させ、全身で城戸にしがみついた。
我慢汁とも精液ともつかないとろりとした液体が、硬く張った男の部分の尿道口からトロトロと溢れ出す。
溢れ出した汁は、学ランの下に着ているダークグレーのTシャツに染み込み、濡れた色の染みを作った。
「! っく……いい、いいぜっ、長瀬……っ! お前のマ○コ、すげーヒクついて、気持ちいいっ……!」
城戸は盛りのついた獣のように息を荒げながら、発情した長瀬の子宮を激しく突く。
イキっ放しになっている長瀬の口から、悲鳴のような切ない喘ぎ声が上がった。
「うぅっ……いくっ、イクぜ、長瀬……お前の子宮の中に、ザー○ンたっぷりブチ込んでやる……っ!」
城戸は長瀬の子宮口に、限界まで硬く張った自らのモノを強く突き当てると、長瀬の身体を強く抱き、射精した。
密着させた雄肉の先にある尿道口から、白濁した濃厚な精液が勢いよく飛び出し、長瀬の子宮口を激しく叩く。
その衝撃に、子宮で味わう長瀬の快感は一気に最高潮に達した。
「あっ、ま、また、イクっ……! オマ○コイクぅッ……!」
膣奥の子宮口に城戸の熱い迸りを感じながら、長瀬は胎の奥をヒクつかせ、再び女性器で絶頂した。
【to be continued...】 2014/10/23UP
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