■ 魔薬なラブひな〜第3話[前編]〜 ■

 




「ぁ・・・ふ…ンン・…」



どこからか、女の短い吐息のような声が聞こえてくる。

色気を伴ったそれは、確かに景太郎の部屋から聞こえてきた。



「…一体、何をしているんだ?」



ふと景太郎の部屋の前を横切ろうとして、素子はそう疑問に思った。

声からすると、しのぶのような声だが、しのぶはこんなに艶やかな感じの声ではない。

よもや、浦島の奴がしのぶになにか如何わしい事を…!

いきなり障子を開けてやろうかと思ったが、これでなんともなければ赤っ恥だ。

まずは、真相を確かめる必要があるな…



「どれどれ…」



「…!?こ、これは…」



少しだけ開けた障子の隙間から覗き込んで、素子は驚愕した。

目の前で自分には想像もつかない行為が行われていたからだ。

あまりの驚きに、素子はしばらく覗き込んだまま動けなかった…





「あうっ…!だめ…イっちゃう!!あああぁ!!」



景太郎の部屋に少女の嬌声が響いている。

まだ幼げな様子が抜け切れぬその声は、しのぶちゃんの声だ。



「はしたないなあ…こんなにも嫌らしい声を張り上げながら、イっちゃうなんて。」



クスリ…と微笑を漏らしながら俺は、手にすっぽりと収まってしまう小振りの胸を揉みほぐす。



「あん…!だめぇ…動きを止めないでください…」



しのぶちゃんにすれば、愛撫よりも腰の動きのほうが重要らしい。

俺の愛撫には、あまり反応せずに腰の動きを止めた俺に腰を動かすようにせがんで来た。

そんなしのぶちゃんの声を聞いて、俺は胸を揉んでいた手をしのぶちゃんの秘部へと移動させる。



「おねだりまでしちゃうなんてイケナイ子だな…しのぶちゃんは。」



そう声を掛けながら、俺は小さなクリトリスを探し出すとそれをクリクリと刺激する。



「ひゃう…!ごめんなさい…」



「謝らなくていいよ。俺はしのぶちゃんみたいなHな子は大好きだよ。」



「ああ…先輩…」



俺の好きだという言葉にしのぶちゃんは感激したみたいだ。

目をうるうるさせて俺の顔を見つめ、唇を突き出してキスをせがんできた。

俺は、差し出された唇に優しくキスをすると最後の仕上げに掛かることにした。



「さあ、しのぶちゃん、俺をイかせてくれよ。」



「…はい!」



そう力強く返事をしてしのぶちゃんは俺の上にまたがる様な格好で腰を降り始めた。

しのぶちゃんの一番好きな体位である騎乗位だ。



「ん…いいよ…しのぶちゃん。」



「ん…あ…はあ…深いよう…センパイのが…」



俺のモノが子宮に触れるたびにしのぶちゃんは歓喜の声を上げ、膣を痙攣させた。

だがしのぶちゃんは自分だけが快楽を得るのではなくきちんと俺の上で動いて俺にも快楽を感じさせてくれる。



「は…はあ…んくっ…んああ…」



息を荒げて俺の上で激しく動くしのぶちゃん。

それはまるでしのぶちゃんがロデオに乗っているように見える。



「ふっ…んっ…気持ちいい?俺の突き上げは。」



「あ…は…はい…下から、気持ちいです…」



もちろん、俺もただしのぶちゃんに任せるのみではない。

自分も下から突き上げるように動く。



「ふ…ああっ…だめ…またイっちゃう!」



「まだ、早いよ。もう少し我慢してね。俺より先にイったら、お仕置きだよ。」



「ん…ふ…そ、そんな…あうっ…!」



俺の酷な要求にしのぶちゃんは、困った風な顔になる。

これがまたしのぶちゃんによく似合う表情だ。

本人には悪いが、この困ったような表情が見たくてついつい意地悪をしてしまうのだ。

今も先にイったら駄目といいながら俺はしのぶちゃんの乳首を指で刺激していた。



「うう…どうして…こんな…意地悪するんですか…」



「はは…ごめんね…しのぶちゃんが可愛いから、しのぶちゃんの事が好きだからこんな事をするんだよ。」



イきたいのにイけずに快楽と理性の狭間で朦朧としながらもしのぶちゃんは、で俺への非難の声をあげる。

その声に対し、俺は優しくしのぶちゃんにそう言った。



「それとも、俺に抱かれるのは嫌?」



「ズルイです…先輩…そんな事言われたら私、何も言えないじゃないですか…」



そう言ってしのぶちゃんは騎乗位を崩して俺のほうにもたれ掛かってきた。

その潤んだ瞳の目尻には涙がたまっている。

それは悲しさからではなく嬉しさからだろう。



「センパイ・・・キスしてください・・・」



本当にしのぶちゃんはキスが好きだ。

しのぶちゃんにとってキスは大事な愛情表現なのだろう、Hも含めてだが。



「うん・・・」



俺は、しのぶちゃんの望みどおりにしのぶちゃんの唇に自分の唇を合わせた。

今度はディープキスだ。

俺は舌をしのぶちゃんの舌と絡ませる。



「んん・・・」



体が繋がったままのキスというのはいい物だ。

しのぶちゃんもそう思うらしく、安らかな顔でキスに興じている。



だが、このままというわけにもいくまい。

俺はキスを続けたまま腰を動かし始めた



「ん・・・ふあっ・・・」



俺の動きを感じたしのぶちゃんも、腰を動かし始める。

ぐちゅ・・・くちゃ・・・

結合が深くなったり、浅くなったりする度、淫らな音を立てる。



「く・・・」



不意にきゅう、としのぶちゃんの膣が収縮して俺のモノを締め上げた

先ほどからの挿入で俺の射精感もずいぶん高まってきている。

これは、たぶんしのぶちゃんはお仕置きを受けなくてもいいな…



「よかったね、しのぶちゃん。どうやらお仕置きは必要ないみたいだよ。」



「それって・・・」



「しのぶちゃんのアソコがとっても気持ちいいからイっちゃいそうだよ。」



「嬉しい・・・です・・・」



俺の言葉にしのぶちゃんは俄然張り切って腰を上下に動かし始めた。

じゅぷ、ぐちゃ、くちゃ・・・!



それとともに淫らな音も大きく早くなっていく。



「く…出る…!」



「く・・・う・・・ん!ま、またいっちゃうよぉ!」



しのぶちゃんに絶頂が訪れる。

大きく収縮した膣が限界寸前の俺のモノを締め上げた。

俺のモノが限界を迎えてしのぶちゃんの中に精を放つ。



ゴプリッ…



中で収まり切れない精液が溢れ出て、しのぶちゃんの太腿に垂れる。

最後まで精液を出し切った事を確認して俺はしのぶちゃんの秘部からちOぽを引き抜いた。



「ふう…しのぶちゃんのHな汁でちOぽがべとべとだよ。」



俺は、そう呟いて肉棒にこびれ付いている精液や愛液をしのぶちゃんの髪の毛ににじり付けた。

さらさらとした髪の毛の感触が気持ちいい。

一方、しのぶちゃんも嫌ではないのか、特に抵抗はしない。



「先輩の精液の匂いがする…」



そううっとりとしのぶちゃんは言って髪の毛についたそれの匂いをいとおしげに嗅いだ。







(凄い…あんなに・・・嫌らしい…何だか、私まで…変にドキドキして…)



(っ…!?いかんいかん!!何を考えているのだ私は!)



素子が、自分の思考にはっと気づき頭をぶんぶんと振って雑念を振り払う。

驚きと動揺と好奇心のあまり、つい見とれてしまったようだ。

浦島の嫌らしい魔の手から、しのぶを救わねば!







その次の瞬間、いきなり障子がバーンと開けられた。

そして、素子ちゃんの声が聞こえてくる。



「浦島…!しのぶに何をしているんだ・・・」



俺が障子の方に顔を向けると、そこにはきつい表情で素子ちゃんが立っていた。

どうやら、俺としのぶちゃんのHの一部始終を見ていたらしい。



「あれ、素子ちゃん。どうしたの?」



それでも俺は少しも慌てずにぬけぬけとそう言ってやった。

一方、俺の横にいるしのぶちゃんは少し不安を感じたのか俺に寄り添ってきた。

どうでもいいけど、あまり近寄られると髪の毛についた俺の精液が臭っていやだな。



「何をしているのかと聞いている!」



俺のあまりに白々しい態度が頭に来たのか、今度は大声で俺を問いただすように言った。

それでも、俺は慌てたりうろたえたりはしない。

こちらには魔薬がある。

この場で素子ちゃんを快楽の虜にすればいいだけだ。



「見てわからないかな?セックスだよ。」



「なっ…!?」



俺は素子ちゃんの反応を楽しむようにさらに挑発するように言った。

俺の言葉に、一瞬驚きの表情をした後、キレたのか鬼のような形相に変化していく。

ふん…武士たるは常に平常心を持って行動すべきなのだが、素子ちゃんは短気なのだ。

まあ、モノホンの武士じゃないし。



「浦島ァ!そこに居直れぇ!!」



ひなを構えて向かってくる素子ちゃんにも俺は少しも慌てない。

俺は、やれやれといった感じに言葉を発した。



「はあ…これはしのぶちゃんから頼まれたんだよ。」



「ほら、しのぶちゃん。ちゃんと説明してあげて。」



俺はしのぶちゃんに素子ちゃんを説得するように促した。

これで素子ちゃんも頭ごなしに怒ることもできまい。



「はい…あの…素子さん…これは私から…」



「しかし、しのぶはまだ…」



しのぶちゃんがそう言っては、やはり素子ちゃんも頭ごなしには怒れないようだ。

素子ちゃんは俺の時とは違い、諭すようにしのぶちゃんに言う。

だが、それは言い終わらないうちにしのぶちゃんの言葉によって遮られた。



「私は、もう大人です!子ども扱いしないでください!」



「しのぶ…」



素子の言葉にしのぶちゃんが珍しく感情的な声で言い返した。

普段おとなしいしのぶちゃんの怒声に素子ちゃんは、戸惑う。



「素子ちゃん、だめだよ。しのぶちゃんは立派な、お・と・な・だよ。」



「浦島…!貴様…!」



しのぶちゃんを盾にするように俺がふざけて言うと、それが素子ちゃんの気に障ったらしい。



「くくくっ…」



俺は魔薬をポケットから取り出して見る。

次は素子ちゃんだ…彼女はどんなすてきな表情を見せてくれるかな。

いつものあの凛とした表情が愛欲で淫らに歪むんだ。

それはそれはとってもいい顔だろう。



「素子ちゃんも…すぐにしのぶちゃんの気持ちがわかるよ。」



「黙れっ!」



怒りモードに突入した素子ちゃんが恐ろしい形相で俺を睨みながらひなを俺に突きつけた。

そんな事に俺はまったくうろたえずに手にした魔薬を素子ちゃんの顔の前に持っていく。



「好きだよ、素子ちゃん。」



「え…な、何を言う…!」



俺の言葉に、一瞬素子ちゃんは困惑した。

困惑する素子ちゃんにさらに言葉を続ける。



「だからそんな恐い顔、可愛い素子ちゃんには似合わないな。素子ちゃんには…」



シュッ…!



後半へ



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