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ホーム > 投資コラム > スイングトレード(スウィングトレード)関連2
[ 目次 ]   ◇リスクコントロール  ◇時間効率  ◇テクニカル分析論 
投資関連コラム:スイングトレード(スウィングトレード)関連1

リスクコントロール

株式を売買する上でリスクは切っても切れないものです。「負けない」なんて題した必勝法がいっぱいありますが、本当に100%負けないものなんてありませんよね?いかにリスクを減らせるかどうかが重要なのです。
さて、株式を売買する上で超短期(デイトレード)短期(短期スウィングトレード)中期(中期スウィングトレード、コバンザメ)長期(成長株投資)その他(倒産狙い空売り)などがありますが、基本的に短期で勝負するものほどリスクは高くなります。さらには信用を使うとリスクが上がる代わりにリターンも大きくなります。ちょっと大まかにデイトレードスウィングトレードのリスクとリターンを計算してみます(コバンザメ、倒産狙いは計測不可能)。

デイトレード
1日利益幅:±3% 年間最大:152600% 最短挫折日数:40日

デイトレード(信用買いのみ)
1日利益幅:±9% 年間最大:191324897500% 最短挫折日数:13日

デイトレード(信用売り)
1日利益幅:±18% 年間最大:67*10の18乗% 最短挫折日数:6日

スウィングトレード 
1日利益率:±1% 年間最大:1100% 最大挫折日数:120日

スウィングトレード(信用買いのみ)
1日利益率:±2% 年間最大:13500% 最大挫折日数:60日

スウィングトレード(信用売り)
1日利益率:±4% 年間最大:1675900% 最大挫折日数:30日

これは仕手株に類する作為的な不自然な波を形成する株、特殊な条件の急上昇株は扱わないことを前提に1日の概算利益幅からうまくいけば年間どれくらいまで儲かるか、また最短何日で株ができないような状況に追い込まれる(最大損失を連続で重ねた場合資産が30%以下になる日数)かを計算したものです。信用売りは値下がり益も取れるので単純に倍で計算しています。
あくまで概算ですが、うまくやれば利益を格段に取れるのがデイトレードなのは分かると思います。ただしリスクも跳ね上がります。そしてリターンが多く得られるということはリスクが上がるということであり、同時にレベルの高い争いが展開されているということです。
コバンザメ投資法は多くの人に受け入れられましたが、それはすなわちリスクが少なくリターンも少ない、そして高度な争いが展開されていない初心者向けの投資法だからです。すでにコバンザメ投資法は一人歩きし始め、企業の成長度を踏まえた高度な投資法へと姿を変えつつあります。もうコバンザメ投資法は使えないでしょう。必勝法は必勝法でなくなってしまったのです。
長くなりましたが自分のレベルに合った投資法を選ぶというのは非常に大事なことです。火傷はしないように皆さんもがんばりましょう。

今回リスクの話でデイトレードの話をしたのには裏の意味があります。それは大きな波は小さな波で形成されるということです。スウィングトレードの波はデイトレーダーとスウィングトレーダーによって大部分形成されます。波を見極めることが重要なスウィングトレードではデイトレードのことを知ることも重要になります。そのあたりの話はまた今度。


時間効率

ちょっとだけスロットの話をします。自己紹介でスロットで生活を・・・ってことを書いていましたが。私がスロットで稼いでいたころやっていたこと、それは完全なイベント高設定狙いです。通常のプロやその店の常連の方からみるとかなりうざい存在ですね。稼いでいる以上店にとっても微妙な存在ですが・・・。私がなぜこの方法を選んだかというとそれがもっとも効率がいいからです。店のメール会員に登録しておけばイベント情報は待っているだけで手に入ります。あとはその店のイベント情報が信頼が置ける情報かどうかという情報があれば朝一で並んで設定判別、高設定でなければきっぱりあきらめて帰ります。下調べもほとんど必要なくやめどころもしっかりしています。高設定をつかめばあとはひたすら速く、効率よくまわす技術(設定判別する知識もひつようですが)があれば利益は上がっていきます。長期的に見てスロットでもっとも時間効率のよい方法はこの方法です。私はこの方法で平均時給(スロットを打っている時間)3000以上を得ていました。最近はこの方法はあまりつかえませんね、やっぱりこの必勝法も死にかけのものです。理由は同じことを考える人が増えてきたことと、それによって設定判別をしにくい機種が増えていることです。メーカーの対策ですね。

さて、株の世界に話はもどります。もっとも時間効率のいい投資法はなにでしょうか?答えは高収益を得られる投資信託に投資することです。投資信託を選べば自分は投資のために何もしなくてよいのですから当然ですね。そして次に効率がいいのがシステムトレードです。これは銘柄選択の手間がなくなるぶん効率が上がります。分析の分スウィングトレードは効率が下がります、ただし、投資信託やシステムトレードよりも利益を得ることができれば時間効率は上がるので一概には言えませんね。最も時間効率が悪いのはデイトレードでしょう。朝から相場が引けるまでトレードをするのですから。その点スウィングトレードであれば投資にかける時間は極端に少なくなります。特にサラリーマン投資家におすすめの投資法になります。私のメルマガはこの分析時間をさらに減らし時間効率を上げていただくために発行しています、目指すは時給100万円!

今回は宣伝ですね、申し訳ない。ぜひメルマガの方もよろしくおねがいいたします。


テクニカル分析

チャートによるテクニカル分析(以下テクニカル分析)を全面否定しているサイトを見つけました。
値動きから将来の株価を予想することは不可能だからだそうです。それに加えて過去のシミュレーションを行っても意味がないとのことです。かなり頭にきました。
よってここで大いに反論しておきます。

まず、テクニカル分析が効果がないというのはとんでもなく間違った考え方であり、古い考え方です。確かに株価をチャートから予測することはすごく難しいことです。しかし現在商品の世界から始まったテクニカル分析は金融商品世界ではどこでも使われています。単純に波として価格を予想するもの、人間の心理をついて予測するもの、カオス理論を使ったもの、指標などから比較したもの、相当数あります。そしてこれを信じて売買する人がいます。一番重要なことは予測が当たるかどうかではなく、それを信じて売買する人がいるかどうかなのです。
株価が上がると予想したテクニカル指標があるとしましょう、それを信じた投資家がその株は上がると判断し購入します。すると株価は結果として上がります。結果論じゃないか、と思った方、そうです。テクニカル指標は結果論なのです。じつは突き詰めていくとほとんどのテクニカル指標の成功率はイーブンになります。そう、効果はありません。しかしただテクニカル指標を見て売買するのはテクニカル分析ではありません。テクニカル分析はチャートから上がると思う人が多くなることで、それがテクニカル面での好材料となりその好材料を予測することで利益が上がるのです。そこを決して勘違いしないでいただきたいと思います。

次に過去のシミュレーションについてです。これは過去にも触れた話題ですが、最近出回っているシステムトレードシミュレーション結果というのはシミュレーション結果のよかった銘柄を選択して行っています(ちなみに私は全銘柄で行っています)。これは少し考え方が間違っています。上昇トレンドの銘柄でシミュレーションすればシミュレーション結果はかならずいいものが出ます(特に順張りシステムでは)。ただし、逆にシミュレーション結果がいいものを選択することで上昇トレンドの銘柄を導き出す。という意味を持ちます(多くのシステムトレーダーがそこまで考えているかどうかは不明ですが)、そのため結果として成果を得ているシステムはかなりあります。こんなシステムだと相場ががらっと変わったときが怖いですね。過去のシミュレーションを否定したのはこういう理由からでしょう。しかし過去は繰り返されるものです。シミュレーションが無駄だなんて決して思わないでください。

感情的な文章になったことを反省して今回はこのへんで。


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