競馬は胴元が3割とるそうです。ほとんどのギャンブルに言えることですが、要するにずっと何も考えないで確率だけで勝負した場合確実に負けるということです。
さて、そんな
競馬にはこんな
必勝法があります。
まず小額小倍率で1点買いをします。外れたら掛け金を前回の掛け金を取り戻せる額に変えて同じく小倍率の馬にかけ、勝つまで繰り返します。例えば最初は2倍の馬に100円、次は2倍の馬に200円、次は2倍の馬に400円といった具合です。
小倍率ならずっと負けることはないので、最終的には必ず勝てる!という考え方です。
さて、懸命な方はお気づきかと思いますが、この
必勝法危険な面を持っています。すなわち資本金の限界の問題です。この
必勝法はその倍率の馬が連続で負ける回数が一定回数以上負ける回数を確率的にない!と判断することで成立します。確立が限りなく0に近づく(もしくは許容できる)まで掛け金を増やさなければなりません。すなわちこの
必勝法は十分な資本金を持っていてこそ可能な
必勝法なのです。それではいくらぐらい持っていれば
必勝法足りえるのでしょうか。実際にシミュレーションしてみましょう
まず倍率の問題です。倍率はそれこそピンキリなので今回は2倍の馬に限定します。
胴元が3割とることから2倍の馬が勝つ確率が逆算できます。
期待値は0.7なので『2倍x確率=0.7』確率=0.35 ですね。
少し大雑把に計算しましょう。負ける確率は 0.65 続けて負ける確率が10万回に1回以下であればそれは負けないとして計算してみましょう。
27回連続で負ける確率が 0.00000888507 10万分の1を下回りました。
最初の掛け金を100円とすると次回は利益を出すためには100円以上、次はの今までの負けを取り戻しかつ利益を上げるために200円以上、次は400円以上と以降倍倍になって行きます。26回負けたとすると27回目には 3355443200円(33億5千5百万...)最低でも必要です。ここまで行けば必勝と言ってもいいのではないでしょうか。ただし、この計算では自分の掛け金による倍率の変化などは含んでいません。すなわち実際にはもっと必要ということです。
まぁ2倍にかけ続けて10回も連続で負ける確率ですら100分の1程度ですから最低 25600円あればこの
必勝法は楽しめます。ただし、所持金が低いほど全額失うリスクが高くなります。
※実際にやってみてお金がなくなっても抗議のメールは送らないでください。すべて自己責任においておこなってください。
なんかその他の項目がギャンブルコーナーになりそうな予感がしますが今回はオンラインカジノの
必勝法です。
オンラインカジノは勝てる!なんて話を聞いたことがありませんか?
カジノでは
スロットやポーカー、ルーレット等、いろいろなゲームで楽しむ事ができます。
オンラインカジノで勝てる!と言う人は何を根拠に行っているのか?
それはペイアウト率、
競馬の
必勝法を書いたときにも言いましたが、ギャンブルというのは胴元がどれくらいの割合のサヤを抜くかでその良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
もしあなたが
パチンコや
スロットをするのならばお客が着いてない店はほとんど勝てないことを知っているはずです。
これは胴元がサヤを抜いて設定を悪くするため顧客が減少→利益が上がらなくなるので設定が低下→顧客が・・・以下悪循環となります。
よい店と言うのは日によっては赤字で経営を行って客を引き、客が定着すると設定を下げてサヤ抜き、客が減ると設定を良くして客引きを繰り返します。
よい経営者は店の資金全体のことを常に考えているのです。
株でもこれは同じことですね。目先の利益ばかり追求して先を見ることができない人は勝つことができません。
少し話がそれましたがペイアウト率、すなわち顧客が支出に対して得る利益の割合です。
スロットの優良店と呼ばれる店はこれが90%や95%といった数字になります。
優良店は一人の客から多くとらないでたくさんの客から少しずつとる、と言うような手法をとっているわけです。
競馬の場合はペイアウト率が60%、競輪、競艇も同じくらいだと聞きます。これらが
パチンコや
スロットに比べて低いのは馬主や選手等に賞金が与えられたりするからです。また運営資金も多額になります。
もっとも低いのは実は宝くじ、ペイアウト率は40%程度だそうです。まさに夢を買う、といった感じです。
さてカジノはというと実は平均すると95%程度、99%なんて言う人もいますがそんなことはありません。
カジノは胴元がサヤを抜きません。
スロットなどと違って最初から設定でどの程度のペイアウト率になるように仕組まれているわけでもありません。
単純にそれぞれのゲームの勝ち負けによって利益率が決まります。
こう聞くと勝ち負けがイーブン、すなわちペイアウト率100%となるように聞こえませんか?
※これが最大の落とし穴です。
カジノゲームを楽しんだことがない人は勝ち負けは5分だと思うかも知れませんがカジノのゲームというのはすべてディーラー、すなわち親が有利なようにできているのです。ルーレットの赤or黒にだって実はどちらでもないパターンが存在します。
ちょっと前置きが長くなりましたが、カジノの
必勝法というのは1つはこのゲームの選択がキーになります。
知っている人は知っているでしょう。カジノゲームの中で攻略法が確立しているゲーム、ブラックジャックです。
まず先にブラックジャックの簡単なルールと普通にブラックジャックをやるとディーラーが有利な理由を説明しておきます。
ブラックジャックでは最初に親と子にそれぞれ表向きにしたカードが一枚ずつ、伏せられたカードが一枚ずつ配られます。
親と子はそれぞれ相手に見えないように自分のカードを確認しどちらもブラックジャック(10以上の数字とA)でなければ子が納得のいくまでカードを引いて21に近づけまず。このとき21を超えてしまうと子の負けとなります。
すべての子がカードを引き終わると親がカードを引きます。
親は手持ちのカードが17以上になるまで引き続けなければならないというルールがありそれに従ってカードを引き17を超えると残っている子と数字の大きさを競い子が親を上回っていると配当が得られます。また、親が21を超えてしまった場合残っている子はすべて配当を得る事ができます。
配当は掛け金と同じ額、すなわちルーレットの赤と黒にかける場合のように掛け金が0になるか倍になるかというゲームです。配当が変化するルールもありますが、今回は割愛します。興味のある方は詳しく調べてみてください。
さて、問題はどこにあるでしょうか?勝つか負けるか、そして0になるか倍になるか。
単純に勝敗の確率が2分の1ならばペイアウト率は100%ですね。
一番の問題箇所は親も子も21を超えてしまった場合先に21をオーバーしたほう、すなわち子の負けとなるルールです。これがあるがために勝率は格段に下がります。じゃんけんであいこでも負けって言われているようなもんですよね。
単純に素人が勝負を行うとペイアウト率は90%ぐらいになると言われています。
しかし、ブラックジャックに存在するスプリットやダブルダウン、そして親が17以上でなければ勝負ができないというルールを利用してペイアウト率を上げることができるのです。
ブラックジャックでは10、J、Q、Kはすべて10としてカウントされます。
そのため10という数字の出現確率が上がっています。
例えば親の1枚目の表になっているカードが6だったとします、このとき2枚目が10で合計16になる可能性は比較的高いですよね。
親は17にならなければ勝負できませんのでもう1枚カードを引かなければいけません。16だと6以上のカードを引くと21を超えて負けになってしまいます。
このため親の1枚目が6だった場合は子は大きく勝負に出る必要がありません(子には手持ち合計がいくらであろうともカードを引かないという選択ができます)。
このようにディーラーの手とこちらの手を見て確率的にカードの引く、引かないを選択することで勝率を5分に近づけることができます。
そして特殊ルールで配当を上げることでペイアウト率を限りなく100%に近づけるというのが一般に知られるブラックジャックの
必勝法です。
この
必勝法は相手の手と自分の手のパターンで引く引かない、特殊ルールを使う使わないを覚えるだけでよいのです。
オンラインカジノだったらその表を手元に用意しておけばよいのですから簡単ですよね。
ただし、ここで注意しなければいけないのはペイアウト率は100%に近づくだけであって100%を超えない、ということです。
ペイアウト率が100%を超えないギャンブルは長期的に見て負ける事は明らかです。
100%に近いペイアウト率をたたき出せればあと一押しで
必勝法になりえます。
気が遠くなるような一押しかと思うかもしれませんが、実は簡単です。
一つはイベント、私は
スロット時代にこのイベントを利用してペイアウト率ははるかに高く保っていました。オンラインカジノにもイベントが存在するのです。期間限定のイベントをうまく利用すれば1%や2%は簡単にペイアウト率を増やせます。
そしてもう1つ、実はこれが今回の肝
ちょっと長い文章になってきましたが最後までお付き合いください。
買ったら掛け金が倍、負けたら0
だったら
勝つときはたくさん掛けて、
負けるときはあまり掛けなかったらいいじゃないですか
そんなことできないと思っていますか?
実はできるんです。
最初は掛け金10$、負けたら10$追加して勝負、勝ったら10$に戻す。
たったこれだけです。
簡単にシミュレーションしてみましょう。
10$ 勝ち
10$ 負け
20$ 負け
30$ 勝ち
10$ 勝ち
10$ 負け
20$ 負け
30$ 勝ち
10$ 負け
20$ 勝ち
10$ 負け
20$ 勝ち
10$ 勝ち
10$ 負け
20$ 負け
30$ 勝ち
勝ち数:8 勝ち合計:160$ 負け数:8 負け合計:110$
いかがですか?
勝敗は5分ですが勝ちの掛け金の方が負けの掛け金より多いですよね?
もちろんこれは理想的なパターンであってかならずこんなにうまくいくとは限りません。勝ちや負けが連続で起これば起こるほど負け金額の方が大きくなりますが掛け金を増やし続けられる限り金額は長期的に買った時の方が大きくなります。
金額を10$づつではなく倍倍にしていけば長い目で1割程度の差が生まれます。もちろん払いきることができればですが(500万回のシミュレーションにて実験済み:上限を設定すると実は同じになります)。
オンラインカジノの場合金額に上限がありますので(250$が普通)このように初回掛け金が10$で10$づつ増やすのがもっともよいと思います。
この場合シミュレーション上は1%弱程度勝ち金額の方が大きくなりました。そのためあくまでこの
必勝法は上記のブラックジャックの
必勝法で99%以上のペイアウト率を保てる実力があることが前提条件ですね。
さてさて、長くなってしまいました。今回はこの辺で
※実際にやってみてお金がなくなっても抗議のメールは送らないでください。すべて自己責任においておこなってください。