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[305]名無しさん@ピンキー 2006/01/13(金) 23:47:21 ID:FvoD6Hwq
[306]名無しさん@ピンキー 2006/01/13(金) 23:48:00 ID:FvoD6Hwq
[307]名無しさん@ピンキー 2006/01/13(金) 23:49:02 ID:FvoD6Hwq
[308]名無しさん@ピンキー 2006/01/13(金) 23:49:57 ID:FvoD6Hwq

魔法少女リリカルなのはB't〜漢達の挽歌〜 第2話「それ?はだれのせいなの?キューキュー」

クロノ「久しぶりだな」
ザフィーラ「うむ。それで話とは?」
ユーノ「それはエイミーから説明を」
エイミー「あいよ! 今から36時間前管理局で謎の消滅現象が起きたの。
      管理局の三地点から同時に反応が出たのまで確認できたけど未だ調査中なのが実際問題だよ。
      それから10時間後に周りの世界を少しずつ侵食しながら範囲が拡がってるところ。
      とりあえずなのはちゃん達の世界はまだ...?! ない?!」
クロノ「?!」
ユーノ「?!」
ザフィーラ「?!」
エイミー「ちょっと待って!! ・・・やっぱり『なくなってる』・・・」
クロノ「そんな馬鹿な!! ほんの数時間前にはまだ...!!」
エイミー「・・・冗談じゃないよ... さっきまでの進行速度が数十倍にまで速くなってる...」
ユーノ「そんな...」
クロノ「クソっ!!」



エイミー「計測の結果がさっき出たよ。新しいことが分かったから説明するね。
      まず、周辺宙域、アレは「消滅した」のではなくて「切り取られた」って感じになってるみたい。」
クロノ「? どういうことだ?」
エイミー「つまり、なんらかの力で切り取られてどこかに保存ないし移転させられてる可能性があるってこと。」
クロノ「ロストロギア級のものか...」
エイミー「そうなんだけど似たようなものはあってもこれクラスのものは登録も何もされてないからまだ何も分からないんだよねー」
クロノ「そうだな簡単に結論を出すべきではないな。続けてくれ」
エイミー「うん、それでもう一つ、管理局は健在...とまでは言わないけど不安定ながら存在してるんだ。
      しかもその管理局に異様な魔力集中ポイントが三ヶ所見つかったよ。」
クロノ「どこだ?」
エイミー「一つは無限書庫、二つはロストロギア封印施設S-16、三つ目は生体兵器研究部門の凍結施設。
      この三つから異様なほどの魔力数値が...ってみんな顔青いわよ? 大丈夫?」
クロノ「だ、大丈夫だ...」
クロノ(おい、ユーノ、ザフィーラ、お前ら何か知ってるんじゃないのか?)
ユーノ(クロノこそ何か隠してるんじゃ...)
ザフィーラ(む...むむむ...)
ユーノ(はぁ...とりあえず僕からだ...この間無限書庫を整理してたら見つけちゃったんだ...)
クロノ(何をだ?)
ユーノ(ロストロギア『切り裂く世界の書』)
クロノ(あの第一級指定ロストロギアをか?! 闇の書と同系統で空間に作用するってアレか?!)
ユーノ(何か随分古びてる本があると思ってさ...開いて調べてたら...)
クロノ(調べてたら?)
ユーノ(ちょうどなのはの戦技訓練映像を流すって聞いて開いたまんま放置しちゃったテヘッ♪)
クロノ(・・・シネ)
ユーノ(そういうクロノはどうなのさ)
クロノ(ん...この間フェイトと魔道生命体の事件追っててな。その生命体というのが...)
ユーノ(何をいいたいか分かる気がするけど...言うのが?)
クロノ(暴食の巨兵って呼ばれるその世界に寄生して少しずつ世界の存在を「食う」ってアレ...orz)
ユーノ(でも、デュランダルで凍結したんじゃないの?)
クロノ(・・・実は途中でフェイトのバリアジャケットも食われてさ。)
ユーノ(・・・食われて?)
クロノ(育ちきってない胸があらわになって思わず術構築間違えてhahahaなことになって、
    先輩である手前失敗とはいえなくて、とりあえず後でゆっくり再凍結しようと思ってたんだけど、
    再凍結のこと忘れて記録室に行ってさっき戦闘時の映像を取ってじっくり見てましたとさテヘッ♪)
ユーノ(・・・シネ)
ザフィーラ(ふふふ...)
クロノ(何がおかしいんだ?)
ザフィーラ(さすが我らが12代前の主と15代前の主の創りし魔道兵器。一部の隙も無かろう!!)
ユーノ(って、おまえの元主の作成物かよ!!!)
クロノ(・・・も、もうその話はこの際言い...とりあえずザフィーラの心当たりは何だ?)
ザフィーラ(む? うむ、アレは主はやてと共に封印したロストロギアを封印施設に安置しに行った時のことだ。
       封印されたロストロギアを見つけてな。何かと思えばタダの変哲も無い鏡だったので
       ハニーを悩殺するポーズを考えて色々ポーズを取っていたのだが...
       鏡が突然唸り声を挙げたかと思えば割れてしまい、ばれると朝のおやつを抜かれるから黙って居たのだが...
       今思い出してみればアレは噂に聞く同系統の魔力を相乗する『無限の合わせ鏡』だったのではないかと...」
クロノ(・・・結論からすると・・・世界の存在を食べて糧とする魔道兵器と、)
ユーノ(世界を切り裂き保管する魔道書と、)
ザフィーラ(それらを二つに反応して爆発的に効力に高める鏡による偶発的な事件ということか。)
クロノ(ばれたら良くて執政官の地位剥奪の上に放逐、悪ければ幽閉空間に永久凍結か...ユーノは?)
ユーノ(僕もクビは確実だよ...最悪一族にも手が回ればミッドチルダ博物館の標本か転生処分の後動物園行きだ...)
クロノ(お前の一族本当に裏で何やってるんだよ...)
ザフィーラ(我は主はやてにごはんを貰えなくなる...由々しき事態だ...)
クロノ(誰も聞いてない)

クロノ(とりあえずこれは僕らだけ内密に解決しなければいけないな)
ユーノ(でも解決法が...ザフィーラは魔道兵器とか造った人から何か話を聞いてない?)
ザフィーラ(うむ、12代前の主は尻が実に素晴らしかった。乳は15代前だがいやいや23代前の主のふとももも...)
クロノ(鍋にするぞこの犬が...)
ユーノ(無限書庫は使えないしもしロストロギアを止めても後付で設定を弄るためには...)
ザフィーラ(管理局のマザーコンピューターに接続するのはどうだ? あそこはまだ生きているのだろう?)
クロノ(無限書庫も使えないとなると後は本国の無限図書館で調べるしか...)
ザフィーラ(いかにロストロギアといえども元は同じ術体系、そうそう違うものでもないと思うのだが。)
ユーノ(それだと時間がかかりすぎる)
クロノ(ふぅ...ザフィーラ、なんでもいい、本当になんでもいいから何か考えはないか?)
ザフィーラ(・・・)
クロノ「エイミー! 打開策を建てた。」
エイミー「本当?!」
クロノ「ただ、これが最初で最後のチャンスかもしれない...だから僕が信頼できる人物だけ行こうと思う」
エイミー「クロノ君...」
クロノ「でも、大丈夫だ、きっと帰ってくるから...」


ユーノ「口がうまくなったね」
クロノ「どこかの悪魔と付き合い始めてから本心を隠して人の心のツボを押すことなんて...って何を言わせるんだ。」
ザフィーラ「それではそろそろ参ろうか」
クロノ「あぁ、僕達の(切実な)未来のために!!!」


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