(アースラ内。フェイト、アルフ帰還)
( `ー´) 「…そうか、捕獲には失敗したか」
/( ・_・) 「ごめんなさい…」
( `ー´) 「フェイトが無事で良かった…」
<//;`ω´)>「(私は無視?ひどい…)」
( `ー´) 「とりあえず、詳細な報告も聞きたいし、それに実は…」
⌒*( ・∀・) 「フェイトちゃんお帰り!大丈夫だった?」
/( *・ヮ・) 「なのは…明日外界訓練をするって本当?」
⌒*( ・∀・) 「うん!今だからこそ必要だと思うの!クロノ君にも了解もらったし」
( `ー´) 「そのかわり、何かあったらすぐに転送するからな」
⌒*( ・∀・)「わかってる!そのときはお願いね!」
( *`ー´) 「…」
/( ・ヮ・) 「じゃあ、私はこれで失礼するね。また後で」
⌒*( ・∀・)「うん!またあとでね!」
(会議。なのは、フェイト、ユーノ、クロノ、管理局員)
/( ・_・)「ユーノ…じゃなくて、スクライア博士の予想通り、彼らはバルディッシュを狙ってきました」
(○∀○-:) 「やはりそうか。これではっきりしました。」
( `ー´) 「もったいぶってないで何がはっきりしたのかさっさと言ったらどうなんだこのフェレットもどき!」
⌒*( ;・∀・)/( ;・_・)「…」
管理局員A 「えーと、スクライア博士、続けてください」
(○∀○-:) 「はい。魔族の狙いはC-級指定ロストロギアクリエイション・オーブと見て間違いないでしょう。」
⌒*( ・∀・)「へぇ…ロストロギアにもC-なんてのがあるんだ…」
( `ー´) 「そうか、なのははA級しか見たことないんだよな」
(○∀○-:) 「えー、C-とはなっていますが調べたところこれがかなり危険な代物でして…」
/( ・_・)「危険?闇の書よりも?」
(○∀○-:) 「クリエイション・オーブは世界環境を術者の思い通りに変えるもの。ですが『ノアザルク』という別名を持つように、
術者と術者の選んだ2名を除いては全てその世界から消滅してしまう、そういうものなのです。それに…」
⌒*( ・д・)「それに?」
(○∀○-:) 「このロストロギアは全部でアクア・クリムゾン・ライトニング・フォレスト・カスタムの5つのオーブからなり、
それが一人の手に渡った瞬間に発動するため、最悪の場合、全く関係の無い人々を巻き込みかねない」
煤ワ*( il・д・)/( il・д・) ( il `д´) 「!!」
(○∀○-:) 「それに、さっき調べてもらったら、少なくともそのオーブのうちの1つが例の襲撃地点の近くにあるらしくて…
おそらく彼らはその反応を追ってきたに違いない。そこにいた修練生が運悪く水・氷の魔法を主軸とするストレージデバイスを持っていた」
( `ー´) 「アクアと勘違いされたのか」
(○∀○-:) 「その通りです。そして次にあそこに行った調査部隊のうち、シグナムが持っていた『炎の魔剣』レヴァンティンが狙われた。」
/( ・_・)「こんどはクリムゾンと…」
(○∀○-:)「そこで僕はフェイト執務官に行ってもらった。雷魔法が得意なあなたを、彼らはきっとライトニングの持ち主と勘違いすると思って。予想通りでした」
( # `ー´)「お前人の妹を囮に使ったのか!!え!?」
(○A○-;)「わわわわわ・・・」
管理局員A「艦長落ち着いて!!」