「暇だね〜フェイトちゃん、学校も講義が朝しかなくて午後は休講になっちゃったね」
私は隣にいるフェイトちゃんに話しかけました。
「うん…そうだね。私やアリサ達も講義が午前しかないから暇だよね」
フェイトちゃんがそう言うといつものメンバーが頷きました。
「そうよね〜」
「そうだね」
今、私たちがいるのは大学の学食です。
「何かいい案はないの?なのは」
いきなりアリサちゃんが私に話を振ってきました。
私は、う〜んっと悩みながら一つの案に辿り着きました。
「そうだ私たちって、もう既に二十歳だよね?午後は予定ないなら誰かの家でお酒を飲まない?」
私の発言にミンナは頷いてくれてホッとしました。
「それなら、はやても誘わない?」
すずかちゃんがそういいました。確かに、はやてちゃんの事を忘れていました。
「そうだね。はやてちゃんも誘おっか、メールで聞いてみるね」
私は早速ケータイの登録蘭から八神はやての文字を見つけてメールしました。
少し待っていたらメールの返信が来ました。
「うん、午後は平気だって来たよ。待ち合わせ場所はどうしようか?」
私が訪ねたらフェイトちゃんが「校門の前でいいんじゃないかな?」って言ってきました。
私は他の二人にフェイトちゃんの案が良いか聞きました。そうしたら二人とも大丈夫と言ってきました。
私は、はやてちゃんに待ち合わせの場所は大学の校門前と待ち合わせ時間は午後12:30と書いて返信しました。
「あと少ししか時間内から早く行きましょうよ」アリサちゃんが先に学食を出て私たちを呼びました。
ここから校門まで約10分なので丁度私たちが校門の前に付くと同時にはやてちゃんの姿を確認できました。