「♪ふ〜ふふ〜ん ふ〜ふ〜ん♪」
小気味いい鼻歌がコントロールデッキ内に響く
楽しげな歌の主は・・・・
「(♪明日は久しぶりの非番〜)」
「エイミィご機嫌ね」
「あっ、艦長。ハイ!明日は非番ですし、なのはちゃん達の世界を観光する予定なんです」
「あら、良いわねぇ。楽しんでらっしゃい♪」
「ハイ!勿論!」
満面の笑みでリンディの答えた
「(最近非番が無かったし〜、明日は・・・・・・ふふふふ・・・)」
仕事を終え自分の部屋に戻る途中、廊下でクロノに会った
「あっ、クロノ君!明日のことなんだけど!」
「あぁ、ちょうど良いところで逢った。エイミィ、明日の観光のことなんだが、中止にしよう」
「えっ?えぇぇぇぇぇっ!!な、なんでぇ!?」
「なんでいきなり!?」
「さっきフェイトから模擬戦闘訓練の相手を頼まれたんだ。」
「魔道士たるもの、常に戦闘の勘を保つ必要が有るからな。闇の書の一件が終了して以来、戦闘訓練していなかったから丁度いい機会だと思ってね」