「お邪魔しま~す」
私はクロノ君の了解を得て部屋に入る
久しぶりに入るクロノ君の部屋
なんだろう・・・?
前に来た時より何か雰囲気が違う感じがする・・・
う~ん・・・・・?
「何をしてるんだ?」
入り口で考え事をしている私に不信感を持ったのか、クロノ君が問い掛ける
「えっ?いやぁ・・・なんか前と部屋の雰囲気が違うかなぁっと思って。」
「そうか?別段模様替えとかもしていないが。」
でもこの謎はすぐに解ったの、クロノ君の側に座った時・・・
「(あっ、これ、クロノ君のにおいなんだ・・・)」
部屋に入ったときの違和感
それはクロノ君自信のにおいだった
汗とかのにおいじゃなくて、男性自信が発するにおい
「(そうか~、クロノ君ももうそんな年齢になってたんだ・・・)」
「な、なんだよ、人の顔みてニヤニヤして・・・」
「えっ、う、ううん。何でもないよ!」
「で、何か用があるのか?わざわざこんな時間に部屋に来るなんて」
「う~ん、まぁ用って程のものじゃ無いんだけど、どうしてるかなぁ~って思って」
「見てのとおり寝たきりだよ・・・」
「あはは♪ほんと、ミイラみたい」
「笑い事じゃないぞ、トイレだって一苦労なんだから。」
「ふ~ん、じゃぁ、私が手伝ってあげようか?」
「ばっ、馬鹿!何言ってるんだ!」
「あ~、クロノ君顔が赤いよ~、何かイケナイことでも想像したのかなぁ?」
久しぶりにクロノ君とじゃれあう・・・
なんか最近こういうの忘れてた感じ
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