「違う違う!全く何しに来たんだキミは・・・?」
「ん〜、遊びに・・・?」
「帰ってくれ」
「あ〜っ!ひっど〜い!私の優しさを〜!」
「どこが優しさだ!安眠妨害の間違いだっろってってい、いててててっ!!」
思わず身体起こそうとしたクロノ君が痛みに悶える
「だ!大丈夫!?クロノ君!?お医者様呼ぼうか?」
「だ、大丈夫だ、ちょっと傷が響いただけだ」
「ふぅ〜っ、もう大丈夫だ落ち着いた」
「ちょっと凄い汗だよ、拭いてあげようか?」
「いや、大丈夫だ。それよりエイミィ、今日はもう自分の部屋に戻って寝たほうがいい。明日は仕事だろう」
「あたしは大丈夫よ。こう見えてもクロノ君より年上なのよ。」
理由になっていないような気もしたが、とりあえずクロノ訓は納得してくれた
「それより、エイミィ。今日は、悪かった・・・」
「えっ?何が?クロノ君?」
「い、いや、約束の観光のこと・・・。
エイミィとの約束が先だったのに、フェイトとの訓練を優先してしまって」
「もういいわよ、クロノ君のそういうとこ、わたしはもう解りきってるし、そういうとこ好きだし」
「そうか・・・すまない」
「それよりクロノ君。この事はフェイトちゃんには内緒だよ。」
「ああ、解っている。フェイトがこの事を知ったらあの娘は必ず自分自身を責めるだろう。
自分が無理な訓練に誘わなければ僕が怪我することは無かった・・・と」
「うん。フェイトちゃんは自分のせいって強く思っちゃうよね。」
「あぁ、これ以上フェイトに辛い想いはして欲しくない」