どうして、こんな事をするの?私は悪い子だから仕方ないかもしれない
でも、なのはまで・・・
「二人とも、秘密にしていることまだあるよね?」アリサが声を低くして
言った。
「フェイトちゃんのお母さんのことは、フェイトちゃん自身の問題だから
良いとして、私達に教えてくれていない事ってまだあるよね?」
すずかが笑顔で言った。アリサが手首を縛った縄を持ち上げる。
私は痛みに耐えられず、声を漏らしてしまった。
「本当は、この痛みが好きなんでしょ?」すずかがにっこり笑って
アリサに細い紐のような物を渡した。
「縄跳びじゃ物足りないかな?でもこれで我慢してね」
ヒュッと鋭い音を出して、縄跳びが背中に打ち付けられる。
私は、歯を食いしばって耐えた。
・・・私は、痛いのは嫌いだけど、それが母さんとのつながり
そう思って耐えてきた。今でも、縄をふるわれるたびに
優しかった母さん、怖い母さん、でも大好きな母さん
色々とな想いがこみ上げてくる。
「・・・何泣いてるのよ、もっと喜んだら?」アリサが少しばつの悪そうな、
そしてつらそうな顔をして呻いた。
「すずか、もう止めようよ」すずかは微笑んだまま、
「私達に隠し事をするなのはちゃん達にお仕置きをしないと、
そういったのはアリサちゃんでしょ?それに私、なのはちゃんが
可愛く鳴く声を聞いてみたいもの」そういってなのはのもとへ
歩いていった。