なのはちゃん、相当苦しそう。かといって防御を解けば
機動力と瞬発力が桁違いになっているノエルに攻撃される。
私が防御、なのはちゃんが攻撃の分散でやっと力が均衡している感じ。
でも、少しずつ押されてきている。私も少し疲れてきた。
一瞬気が抜けてバリアを張るのが一瞬遅れる。私がなのはちゃん危ないと叫ぶも、
疲れているなのはちゃんの反応が鈍く避け切れそうもない。間に合わないと目をつぶった時
"Round Shield"男の人の声をした電子音が聞こえた。目を開けるとなのはちゃんの目の前で刃がぴたりと止まっていた。
「まったく、あたしがいないとだめね」上空を見上げると同じ髪の色をして似たような髪型の二人が
こっちを見下ろしていた。
アリサちゃん、戻ってきたんだ。私は嬉しくてアリサちゃんに手を振る。
アリサちゃんは少し恥ずかしそうにしてそっぽを向いた。
「なのはに恩を売るチャンスをあたしが見逃すと思ってるの?」少し強がり。
私となのはちゃんは顔を見合わせてくすりと笑った。
フェイトちゃんも少し顔をほころばせている。
と、フェイトちゃんが急に真剣な表情になり、ノエルの方を見つめる。
「ゆっくり話してる暇はないみたい」見るとノエルが腕をなのはちゃんに向けて発射するところだった。
私は当たる直前になのはちゃんのへフィールドを張り。なのはちゃんがタイミングを見計らって攻撃を仕掛ける。
私はなのはちゃんとのエルの攻撃パターンと隙の出来る瞬間について移動しながら念話でアリサちゃんとフェイトちゃんに話した。
後、刀に攻撃が当たると揺らぎが出来ることについても
<<…分かった。私とアリサで隙をくるから、封印はなのは、お願い>>
<<分かった>>なのはちゃんが頷くとフェイトちゃんとアリサちゃんが頷いて二手に分かれ攻撃を開始した。