ダイニングに行くと、お皿がきれいに並べられていた。
桃子さんがキッチンへ向かい、コンロに火をつける。
「おかーさん、何か手伝うことない?」私となのはもキッチンに向かい、桃子さんに聞いた。
「私にも何か手伝うことはありませんか?」すずかとアリサ、そして忍さんもこっちにきた。
「別にいいわよ、少しだけだからゆっくりとくつろいでて。みんななんだか疲れてるみたいだし」
「でも・・・おかーさん明日もお仕事でしょ?」桃子さんは少し考える。
「準備は特にすることもないし・・・じゃあ、お片づけのほうお願いしようかな。」
なのははハーイと返事をして引き返した。みんなもなのはに続いてテーブルのほうへ
戻っていった。桃子さんに言われて気が付いたけど、確かにみんなどこか顔色がさえない気がする。
最後に私が引き返そうとすると、桃子さんに呼ばれた。