小さな事件が終わってから二年が経とうとしていた。
今現在ではなのはの部屋でリアルタイム通信をしていた。
フェイトはリンディーの誘いを受け養子になっていて、
今はなのはの家にお世話になっていた。
「明日はもう始業式だね。」なのはの少し残念そうな声がする。
「うんそうだね。」フェイトはさしずめ
そのような雰囲気は無い。
元々人が集まるような場所には行かせてもらえなかったため、
人が集まる場所はやはり今でも楽しいみたいだった。
「その日は僕も非番だし、艦長と一緒に見に行こうかな。」
クロノのちょっとした提案がユーノの頭に突き刺さる。
「じゃじゃあ僕も。」
「あらユーノ君その日は勤務の日でしょ。」リンディーの
冷静な一言がユーノに衝撃を与えた。
「ああ。そうだった。」ユーノの残念そうな声が。
あの事件の時に結界の腕が認められ今ではアースラに勤務していた。
アースラでもこの種は少ないためけっこう敬われている。