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[198]名無し君 2005/10/23(日) 18:19:05 ID:TvI0fzPI
[199]名無し君 2005/10/23(日) 18:31:23 ID:TvI0fzPI
[200]名無し君 2005/10/23(日) 18:34:54 ID:TvI0fzPI
[201]名無し君 2005/10/23(日) 18:51:40 ID:TvI0fzPI

魔法少女リリカルなのはSTAR'S (5)

「何だと亀!?人が強いやつと戦うのが
好きって知ってて」
「かまへん。その子は管理局自体とは
無関係や!!このバカ猿!!」

突如やってきた男の子?と喧嘩を始める蓮。
これに一番困ったのはなのはだった…

心の中ではフェイトちゃんを早くアースラに
連れて行ってやりたいが・・・二人とも完全に
なのはを忘れている。再び思い出して攻撃してくることも
十分考えれるためレイジングハートを解除する訳にもいかない。

「まぁ・・・いい。今日はお前に譲ってやったんだから
次はなしだぞ」
「フン」
「俺の名前は・・・城島晶だ。覚えとけ!!」

突如としてなのはの方を振り向く晶に
なのはは少々あっけにとられていた。

そして二人組は時空転移魔法を使い
姿を消した・・・

なのははその後、レイジングハートを解除し
フェイトの所による。

フェイトは完全に意識を失っている。
時々苦しそうに息をはいている。

『クロノ君!!フェイトちゃんが大変なの!!』
クロノはこれを聞いた時ちょうどアースラで
裁判などの予定を立てていた。

なのはがしたこと・・・それはレイジングハートを
中継に使っての念話だった。
本来ならばあまり届かないそれもレイジングハートという
増幅器を使うことによりクロノまで届いているのだ。

『分かった・・・じゃあすぐに時空管理局のメンバーを送る
後どういう状況でそうなったのか教えてくれ』
念話が切れる。

クロノは正直自分がおかしくなったのかと
思った。フェイトは元々スゴく強い。
そのフェイトを倒した輩とやらが出てくるのか・・・

なのはの目の前でゲートがひらかれ
一人の魔導師が姿を現す。それは・・・

「なのは!!大丈夫?」
「ゆユーノ君!?」
「ああ・・・とりあえず動けるのが僕だったから。」
「私は大丈夫だけど・・・」
「フェイトだったら多分・・・大丈夫。
アルフがフェイトのこと心配してるから
早く行こう」

そうして時がしばらく流れてフェイトは管理局の医務室に運ばれて
なのはは艦長室でその一部始終をクロノやリンディーたちに話す。

「私・・・ダメだね・・・。フェイトちゃんが
あんなになっても助けてあげることも・・・
出来なくて・・・友達・・・失格だよね」
なのはの涙は当たり前で悲しい物だった。
誰よりも友達想いで責任感の強いのが
よけいに苦しく感じられる。

「そんなことないよ!!なのははちゃんと
守ろうとしたんだし」
ユーノの優しい一言に更に涙を流すなのは。

その時リンディーが優しくなのはのことを抱きしめる。
「なのはさんがそんなに悲しいのはフェイトのことを
思っているからでしょう?それにフェイトもなのはさんに
悲しんでほしくないはずよ。確かフェイトの傷も
それほど深い物じゃなかったし・・・」
なのははそれを聞き少し安心したが、その安堵感が更に
涙を流させる。

「なのはとりあえずもう泣くな!」
クロノはなのはを元気づけようと少し強めに言う。
「とりあえず・・・この件は本部に連絡をして
管轄をウチにしてもらおう。嘱託とはいえウチの
魔導師が傷ついたことには・・・変わりないしね」
「そうね・・・。エイミィー!!すぐに報告書を作成して!!
後アレックスになのはさんたちの世界に
監視を入れておくように伝えて。」
リンディーのしっかりした提案にエイミィーは敬礼をする。
「わかりました。艦長!!」

そのころ・・・アースラでのとある一室。
「さて・・・とりあえずこれですべてのデータがそろったな」
「その辺は抜かりないよ。」
「よし。ゲルマとナトルに連絡して至急逃走の用意。」
「分かった。このデータがあれば・・・
お兄・・・マグネス大丈夫だよね・・・?」

闇が近づいてくる音が少しずつだがする。
だから・・・今まで以上に結束を固くして
挑む。たとえどれだけ傷ついても
その先には光があると信じているから・・・


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