Present for You3


足を立てて開いていた美香が、快楽のために力を失い、両足を
横に倒してしまいそうだった。
それを無理に腕の力で立てさせ、俺が舐めやすいように開かせた。
「ああ…………」
もう抵抗する力も湧いてこないようだ。
もっと、もっと快楽に酔わせてやる。
今度は濡れすぎるくらいに潤う膣口に指を当てる。
そのままゆっくりと、右手の中指と人差し指の二本を入れていく。
美香は声にならない大きな溜息をつき、それに応えた。
美香のそこは、指二本を入れるのでもきついくらいだ。
入り口もそうだが、中も狭い。
俺の指を四方から締め付け、熱く蠢いていく。
まもなく俺の指が、美香のGスポットを探り当てた。
表面のざらつく突起を指でそっと撫で、押すようにすると美香は身体を
のけぞらせて喘いだ。
「ここ、いいだろう?」
俺はわかりきっていることを尋ねる。
「ああっ……いい……ああ、そこ……」
「ここが美香のGスポットだな。ここが、俺も気持ちいいところなんだよ」
「……え……?」
「数の子天井、って奴だな。知ってるか、どういう意味だか?」
美香が明らかに頬を赤くさせて、唇を結んでしまった。
知らないなら知らないと言う筈なのに。
ということは、こんなことも知ってるってことだろう。

「ここが擦れて、感じるんだよ」
俺は美香の膣内のへこみを、さらに指で押した。
「あ……!」
美香は声をはりあげ、苦痛をこらえるのに似た表情をした。
けれど、内部からはますます潤いが増していく。
俺の指が淫らな湿った音をさせながら、ゆっくりと前後に動くと、彼女は
断続的に喘ぎ声を絞った。
「ああ〜〜っ……はぁ……。あ、ああっ…………」
締め付けが強くなっていき、美香の足に緊張が走る。
ここでもう一度、クリトリスを親指で撫でてやると、腰が浮いたり沈んだり
して、美香は反応していく。
もうほとんど吐息だけになり、太ももも、ふくらはぎやつま先までに
力がこもっている。
またイキそうになっているはずなのが、俺の指を熱く包み、吸い込んで
いる部分からもわかる。
声も出せないらしい美香が、ああっ、と苦しげな息を吐いた。
「ああ、イクっ……ああ、あ、いや!またイク、イっちゃう……」
指だけで、美香は三度目の絶頂を迎えた。

こう繰り返しイクと、美香の身体からどっと汗が吹き出てくる。
暖房がほどよく効いた快適な部屋と、セックスの興奮で生み出す
身熱が、決して汗かきではない彼女を、汗ばむまでにさせた。

ぐったりと力を抜いて横たわる美香に、寄り添うようにして俺も
横になった。
俺は大して疲れていないが、美香の消耗が激しそうだった。
俺はベッドから起きあがり、冷蔵庫にあったポカリスエットを飲む。
そしてそれを、口に含んで美香に口移しで飲ませた。
彼女はまだ愛欲にかすむ瞳で俺を見つめ、「ありがとう」と弱く
微笑んだ。
「三度もイったな」
「ええ……」
美香は大きく息をついた。
「もう、しばらくはイけないわ」
彼女が溜息まじりにそう言うと、俺は美香の足元近くに移動した。
「そうかな?」
俺は彼女の閉じた足首を両手で掴んだ。
「あ……。なに……」
美香は少々怯えた風な顔で、俺を見つめている。

美香の足の間から、俺は意地悪く微笑んで見せた。
「どこまでイけるのか、してみようじゃないか」
「あ……あ!やめて!やめて……」
俺の科白に驚いた美香は、俺の手を足から離させようとした。
「やめてよ……やめて。もうだめなの。少し休ませて……」
美香の身体に俺の身体を覆いかぶらせる。
腕の力で開かせた足に上半身を乗せて、体重をかけてしまえば
美香の下肢の抵抗を封じることができる。
「気持ちよくさせてやるって言っただろう。何度でも……」
俺は、彼女のまだ充分に濡れている部分に手をやった。
「ここがいいんだろう。もっと可愛がってやるよ」
俺は力を抜いて抵抗をやめた美香のそこに、舌を這わせた。
「ああっ……」
大陰唇と小陰唇の境目のあたりに、舌先を滑らせる。
幾度も下から上に舐めてやると、美香はまた悶え始めた。
それを繰り返しながら、ときおりクリトリスの周囲をそっと舐める。
舌を膣口の中にゆっくりと入れてやると、美香は大きな声を放った。
嫌がっていながら感じている。
俺が焦らすように、じっくりと時間をかけて愛撫を重ねてやるごとに
美香の身体は熟し、俺を迎え入れる準備を整えていく。
濡れまくっているから、俺が舐めてやるまでもなくそこは滑り、
分泌していく愛液が溢れ出てくる。
半分透明な粘液が、俺の舌も唇をも潤す。
 
「嫌だと言ってたくせに、感じまくりじゃないか。え?」
俺は美香を言葉でいたぶってやる。
「いやぁ……」
美香は俺から顔を反らし、向こうを向いてしまった。
「欲しいんじゃないのか?」
俺はそう言ってやった。
美香はただ黙って首を振っている。
「欲しくないのか?」
そう言っても、彼女はまだ小刻みに首を振るばかりだった。
「イキたいだろう?」
俺は美香のその部分に、今度は手を当てた。
また指をゆっくりと出し入れさせながら、今度は舌でも嬲りを加える。
蜜がこぼれる中を指で感じさせ、さらに外性器、とりわけクリトリスの
周辺には優しく、ゆっくりと舌を遣ってやる。
いやらしい音が、俺に責められる股間から切れ目なく響く。
それをかき消すように、美香のせつない吐息も激しさを増した。
はぁっ、はぁっと苦しげな呼吸が続く。
快感が切迫しすぎて、全身の筋肉がこわばり、そしてその時を待つ。
俺が美香のクリトリスを下から押さえるようにしてやる。
それが止めだった。

「あ、あっ……あ……あああっ!!」
美香は、まるでブリッジをするように背中をたわませ、のけぞっていく。
イク時の表情は苦痛を我慢しているようにも思えるが、徐々にそれが
弛緩し、やがてうっとりとした顔に変わる。
美香のイク時の顔も、声も、俺の好みだ。
なによりも反応が素晴らしい。
どこに触れても声が出てしまうほど敏感なようだし、美香の素肌は
とてもなめらかで、すべすべとしていて感触が心地いい。
色白の肌が興奮とともにピンクに染まり、長い美しい黒髪が乱れ、
俺の腕に、胸にからみつく。
その様子がひどく艶めかしく、俺の欲情を誘う。

挿入していないのに、4回もイかせてやった。
さすがの俺も、一度風呂場で美香の口を犯し、射精しているとはいえ
もう限界に近かった。
脱力しきり、身体を胎児のように折り曲げている美香の唇にキスをする。
舌を入れると、彼女の方からも絡めてくる。
美香の手が、俺の首に巻き付いてくる。
キスを続けながら、俺は勃起したものを美香の腰に擦りつけた。
「ああ……」
美香は俺の唇から逃れ、可愛らしい高い声で喘ぐ。
「どうだ。こいつが欲しいか?」
俺はそれを美香の股間に当てた。
「ああん……あん……」
甘い声音を漏らしながら、美香は俺の腰に両膝をこすりつける。
「欲しいだろう?欲しいと言ってみろよ」
俺は冷笑を浮かべながら、そのものをぐっと押しつけた。
「あ…………」
俺の首に回した両腕に、力がこもる。
俺は美香の胸元近くに引き寄せられ、ついでに彼女の耳元に囁いた。
「俺のなにが欲しい。言ってみな」

「いや……恥ずかしい……」
美香はまた嫌がっている。
恥じらう表情が、余計に俺を惹きつける。
「言えないんなら、入れないぜ」
俺は声を低めて柔らかく脅した。
「欲しかったら、ちゃんと言え。俺のなにが欲しいのかをな」
「………………」
美香は唇を噛んで、少し震えている。
「欲しい……の。あなたの…………が」
かすれた小さな声で、美香はようやく言った。
「どっちから入れる?前からか。それともバックからか」
美香に体位を選ばせる。
俺はどちらからでもいい。
「お願い、前から……普通にして……」
「そうしてやるよ」
俺は笑いながら、美香に覆いかぶさった。
キスを繰り返しながら、乳房を揉む。
両手で、両方の乳首をこすり、交互に吸ってやると美香はあられも
なく悶えた。
敏感な乳首を吸い、乳輪を舐めまわすついでに、乳房にキスマークを
つけてやる。
美香の声が高く、か細くなっていく。
俺は彼女から離れ、ベッドサイドに置いてあったコンドームをつける。
その間に、美香は目を閉じ、荒い息を整えるために横たわっている。

俺は美香の股間に、もう硬くそそり立っている欲望の源を当てた。
秘唇に擦りつけ、感触を楽しんだあとにゆっくり、ゆっくりと腰を沈める。
ぬかるんだそこは、なんの抵抗もなく俺を受け容れ、そして締め付ける。
「あ…………」
美香は感嘆するような声をあげ、俺を迎えた。
温かい内部が、濡れてよく滑り、俺はたまらなくなって腰を動かした。
「いい……おまえは、ほんとにいい女だよ」
俺は素直な感想を口にした。
「あっ……あ……」
俺の突きに応えながら、美香は身体を揺り動かした。
「ああ!凄い……熱い。ああ……。気持ち、いい……」
官能に支配されている淫らな声と表情をして、美香は俺の下で喘ぐ。
挿入の前に何度もイかされ、長く焦らされていた快感はよほどのもの
だろう。
俺はゆっくりと、美香のよく締まるそこを堪能しながら、徐々に増して
いく快楽を味わっていた。
刻みつけるように、遅いピッチでスライドさせる。
「あ……あん!お願い、もっと…………」
美香はぎゅっと俺を抱きしめながら、そう叫んだ。

「もっと……なんだ?」
俺は唇の端に笑みを浮かべながら、半分開かれている美香の瞳を
見つめた。
「もっと、早く……」
美香はそう言った。
「もっと奥まで、来て……」
艶っぽい声と表情で、そうねだられては、俺も感じていってしまう。
あまり早く動かすと、こちらがもう保ちそうにない。
美香の方が先にイって、その後に俺がイク形がいい。
いくら入れてやる前に4回もイかせたからといって、このまま俺が
先にイクことはしたくない。
俺はグッと奥までひといきに突き入れ、美香が感じいって顔をそらすと
彼女の性感帯、首筋と耳元を責める。
首を舐めあげながら、耳たぶの下を唇ではさむ。
「ああっ!あっ!!」
途端に美香は声をはりあげ、同時にあそこもきゅっと俺を締めつける。
「締まったぜ」
俺はそう教えてやった。
「ここが気持ちいいからか。そうだろう」
そう言うと、今度は美香の耳の穴にまで舌を入れてやる。
「ああ〜〜っ!あっ!ああ!」
そうされたことで、美香は悶え狂った。
俺にとっては耳などくすぐったいだけだが、彼女にとっては弱点の一つ
らしい。
身体をひくつかせ、もう声もとぎれとぎれになりながら、それでも
貪欲に俺を離すまいとして締め付ける。

「気持ちいいか……」
俺は優しく耳元に囁いてやった。
俺自身もかなり快感が高まっており、あと暫くで射精してしまうのは
わかりきっていた。
「ほら……もっとよくさせてやる。いいだろう。ほら、どうだ」
俺は少しペースを上げて抜き差しを始めた。
腰を引くたびに、そして突くごとに、俺にも快楽の波が押し寄せてくる。
柔らかな、優しい手で握られ、そして愛撫を続けられているようだ。
もう、美香は声をあげることもできず、乱れた吐息を続けるだけだった。
俺の背中に回した手にも力が入り、じっとりと汗がにじむ。
美香が大きく息を吸い込んだ。
そしてそのままの姿勢で、身体を強く突っ張らせる。
俺を包み込んでいる膣が、不規則な蠢動と、短い規則的な動きを
繰り返す。
遅れて、はあーっと大きな溜息をつく。
美香がイったのを察して、俺ももう我慢するのをやめる。
「イったのか……」
俺がそう囁くと、美香は無言のままうなずいた。
「俺もイクぞ。おまえの中に、出してやる。いいか、ほら。イクぞ!」
俺はもう感じるままに、素早い突き引きを繰り返した。
美香の足を抱えあげ、突きあげる快楽の引き金を絞った。

勢いよく脈打ちながら、俺は美香の中に思う存分精を放った。
美香の身体の震えはまだ続いている。
一滴残らず注ぎ終えると、俺は深く息を吐いた。
少しの間そのままでいたあと、俺は温かい虚から抜け出した。
二度目だというのに大量の精液が溜まっているゴムを始末しながら
俺は苦笑したくなった。
美香はイったあとの姿勢のまま、ベッドに横たわっている。
さすがに俺も、彼女も汗をかいてしまった。
ひと休みしたら、シャワーを浴びたい。
俺は美香の側に寄ると、美香は眠ってしまったようだった。
俺としたあとで、幾度かこんな場面に遭遇したことがある。
これは失神、というのだろうか。
俺に女の快感のシステムはよくわからないが、どうもサーモスタットが
焼き切れたのと似たような状態、になるらしい。

こうして見ていると、可憐な少女のように見える。
そうかと思うと、中身は立派な成熟した女だ。
俺も驚かされるほど色っぽく、まさしく女そのもの、というものを感じる
こともよくある。
昼は淑女、夜は娼婦……ただし、誰にでも媚びる女ではない。
俺だけのために媚態を見せる、それが美香だ。

安らかな寝息を立てて眠っている穏やかな顔を見ていると、愛おしいと
素直に思う。
美香が風邪をひかないように、布団をかけてやって、額にキスをした。
俺はとりあえず、シャワーを浴びに行った。


一応続く…

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