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あれから何日か経ちました。もちろん、それからもずっと、夜はお兄様と一緒に過ごしてきました・・・・
何か・・・毎日一緒に過ごしても、欲望がおさまりきってないというか・・・・私とお兄様の愛って、よっぽど強いのでしょうか?何だか・・・毎日お兄様に抱かれてますけれど・・・・まだ、何かが足りない気がしてしまって・・仕方ないんです。
ウワ〜ン。私、自分がこんなに淫らだなんて思いませんでしたけど・・・・ですけどお兄様も、毎日その・・・激しい、んですよ?出される精の量も、多い、というか・・・・私もお兄様も、若いから、なのかもしれませんけど・・・・な、何だか・・そう考えますと、私とお兄様って・・すごい兄妹なのかもしれませんね〜。
あっ、それでですね!今日は何をしてるのかと言いますと・・・・実は家をあげての私の快気祝いパーティーを開いて下さるのだそうです!!それで私は、今専用のメイクさんの方が来て下さってて、ドレスアップ中・・なんですけれど・・・・・
「はい、スピカ様。鏡の真正面を向いて下さいませね。」
「あ、はい。」
何だか・・・いつもよりフワフワッとしたドレスを着てしまっているので・・・ちょ、ちょっと緊張です。こんな素敵なドレスを着れるなんて・・ウフフッ。まるでお嫁さんに行くみたいです。
そう考えて・・・・ふと、お兄様のお嫁さんにはなれないかな?なんて思ったりもしたのですけど・・・・やっぱり、無理ですよね。兄妹では結婚出来ませんものね・・・・うぅ〜っ。私もお兄様も、お互いに結婚しなければずっと一緒ですけれど・・・・そんなこと言ってられなさそうです・・・・
いえ、やっぱりお兄様は、この家の跡継ぎさんですから・・・・ちゃんとした方を、お嫁さんに迎えないといけないんですよね・・・・その時、お兄様との関係が途絶えるのだと思うと・・・・うぅっ。か、悲しすぎます・・・・・
「?スピカ様・・どうなされたのですか?そんな悲しそうなお顔をなさって。」
「え?あっ!!・・わ、私・・・・」
「今日はスピカ様の快気祝いパーティーなんですよ?そんな悲しそうなお顔なさらないで下さいませ!常に笑顔ですよ!」
うわわ〜っ。メイクさんにたしなめられちゃいました〜。ですけど・・その通りなんですよね。今は・・こんなこと考えてる場合じゃないですよね!
「はい、すみません・・・笑顔、ですよね?」
と言って私は作り笑顔を浮かべてみました。それでもメイクさんはウンウンと納得して下さったみたいです。
「えぇ、それでいいんですよ。え〜っと〜、ドレスもOKですし、お化粧の方もOKですね・・・それでは、私はこれで!何か不備がありましたらお申し付け下さい。」
「あ、はい。すみません・・よろしくお願い致します。」
「いえいえ〜。それでは失礼致しました〜・・って、あら?レグルスお兄様〜!!」
「えっ?」
「やぁ、お勤めご苦労様・・・・あぁ、スピカ。用意は出来たのかい?」
そうなんです!メイクさんが全てのお仕事を終えてお部屋を出られようとした時、こちらにいらっしゃったのがお兄様だったんです!
「お兄様!えぇ、はい・・・・」
「ウフフフッ・・レグルスお兄様。スピカ様どうでしょうか?私が腕によりをかけたのですけど・・・元がお美しいですから、更にその美しさを映えさせてみました。」
「あぁ、そうだね・・・・本当に美しいよ、スピカ・・・・とても良い光景だね。私からも礼を言うよ・・ありがとう。」
「いいえ〜、とんでもございません〜!それでは、失礼致しました〜。」
「あっ、はい。どうも・・・・」
「あぁ、それじゃあね。」
そうして、メイクさんは去られてしまいました・・・・キャ、キャ〜ッ!!い、今よく見てみましたら・・・お兄様のお衣装、とても素敵です・・・・正装、ですよね・・・・いつものお兄様も素敵ですけど・・・今日はまた一段とカッコ良くて、とても魅力的だなって思います。
「お兄様・・・・」
「スピカ・・・」
「!・・・・」
お、おにい、さま・・・・!?気が付いたら・・・お兄様と、キス・・してました・・・・・軽く、お兄様と舌を絡めて・・・私とお兄様は離れました・・・・
「・・本当に美しいよ・・・・他の誰にも、おまえを触れさせたくないね・・・・このまま、2人だけで快気祝いパーティーをしてしまおうかな?」
「えぇっ!?あ、あの・・お兄様・・・・!?」
な、何か・・・お兄様の瞳・・本気っぽくて怖いんですけど・・・・
「アハハハハッ!なんてね。もうパーティーの準備は着々と進んでしまっているから無理なんだけど・・・・フゥ〜。どちらにしろ、私は心配だよ・・・・今日は、同じ貴族階級の者達があちこちから来訪する予定だから・・・・おまえが変な男に捕まらなければいいんだけど・・・・」
「・・・もう・・お兄様に捕まっちゃってますよ・・・・?」
「・・おやおや。そう返されるとは思わなかったね〜。」
とお兄様は仰いました。わ〜、お兄様が驚いてらっしゃいます。珍しく・・私が勝てたのでしょうか?
「えぇっ?違うんですか?」
「フフッ、違わないけどね・・・・私はね、1度捕まえたものは・・2度と離さないよ・・・・?」
「!おにい、さま・・・・」
お兄様に抱き締められて・・・再度私とお兄様は、キスしました・・・・今度は触れるだけのキスです。
「・・・絶対に、おまえを離したりしないよ・・・・」
「・・お兄様・・・・はい・・私も、お兄様から離れません・・・・ずっと、お傍にいます・・・・」
「スピカ・・・・」
もう1回、お兄様とキスしました・・・・な、何か・・こんな、こと・・してたら・・・・私の体の中から・・自然と、お兄様を欲する気持ちにかられてしまって・・・・いけない。私・・・こんな、気持ち・・・・!
お兄様と唇が離れてからも・・・自然とお兄様の温もりが欲しくて・・・・私、お兄様に抱きついてしまいました・・・・
「・・スピカ・・・・!今すぐ、おまえが欲しいよ・・・・」
と、お兄様が私を抱き締め返して・・そう、言って下さいました・・・・わ、私・・・!
「お兄様・・・!私・・・・」
「・・・おまえも、同じなのかな?」
「はい・・・・!」
「そうか・・・まだ開始時間までは少し早いから・・・1回位、やれそうかな?」
「!・・おにい、さま・・・・」
「スピカ・・・ここからは、「お兄様」じゃないからね?」
ヒャ〜ッ。言われてしまいました・・・・あの時以来、お兄様とする時は・・・お名前でお呼びするっていうの・・改めてお約束したんです。
「はい・・レグルス様・・・・」
「フフッ・・あぁ。そういえば・・今日は随分このドレスに時間をかけていたみたいだったけど・・・脱がせていいのかな?」
「あっ、えぇ〜っと・・・・厳しい、です・・はい・・・・」
そういえば・・結構着にくかったんですよね〜、このドレス・・・・メイクさんのお手伝いがあって着たものでしたから・・・・
「う〜ん・・・じゃあ、これならいいかな?」
とお兄様は仰って・・・ドレスを一気にめくり上げてしまいました!そして・・私の下着に手をかけられて・・・・
「キャーーーーッッ!!やっ・・・!」
「シーッ!スピカ・・・あまり大声を出してはいけないよ?」
「あっ・・す、すみません・・・・!」
私は下着だけ脱がされて・・・後ろから腰を抱かれて・・・な、何か・・お兄様に、お尻を突き出してるような姿勢になっちゃってます・・・・!うぅ〜っ、すごく恥ずかしいです〜・・・・!
ですけど・・・後ろから、私の敏感なそこに触れてくるお兄様の指が・・とても気持ち良くて・・・・!欲しかった快楽が得られて、嬉しいです・・・・!私は自然と、脚を広げてしまいました・・・・
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