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インターネットって、楽しいよな。
いろんな奴が、いろんなモノを作っててさ。
おっと、このオレの絵、すんげえカッコよくねえ?
カキーーン!
武王、今の時間は仕事中のはずですが?
執務室を抜け出して、何をなさっているのです?
お、邑姜。オレがここに居るってよく分かったな・・
(それにしても釘つきバットで殴るこたねぇだろう?)
まあいいや、せっかく来たんだからちょっと遊んでけよ。かてぇこと言わずにさ。 人生楽しまなきゃいけねえぜ?
このオレの絵とか、結構いいだろ?
・・・インターネットですか。
(反省の色もないのね、仕方のないひと。一国の王がメールも使えないというよりはましかしら?)
遊ぶのは仕事の後にしていただきたいのですけれど?
それでも確かに、この絵はよく描けていますわね。実物よりもよほど凛々しいのじゃありません?
ぐっ・・・・お前なあ、褒めるときには素直に褒めろよ。
あら?絵を描いた方のことは素直に讚えたつもりですが。
他意があるように聞こえるのでしたらそれは貴方の問題では?
まあ、こちらの小説も愉しいですね。
でもこれ、どなたが描いていらっしゃるのかしら?
わたくしたちのもともとの作者、藤崎竜氏ではないですよね、もちろん。
いいのかしら?
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楽しくてならないインターネットという世界。 その楽しさは「いろんな人が」「いろんなものを」発信している、そこにこそあるのですが。 絵でも小説でも「もともとの作者」が存在しているものを発信の題材とするとき、 そこには「もともとの作者」の権利の問題が避けがたく出てきます。 イントロとも言えないような中身のない導入部でごめんなさい。 周王室の方々ほかの手をお借りしつつ 亀の歩みで進んでいく予定でございます。 (13.4.24) |