ハセガワ:マッキMC202”バラッカ”



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 なんとなく毛色の変わったのが作りたくなってきたので、イタリア製のマッキ202「フォルゴーレ」戦闘機なぞこさえてみました。フォルゴーレとは英語に直すとサンダーボルト、日本風に言うと雷電てとこでしょうか。どの国でも戦闘機につけたいネーミングって共通するもんですなぁ。
 「バラッカ」てのは部隊名でして、第一次世界大戦のイタリアのエース、フランチェスカ・バラッカ少佐に由来するようです。
 普通のイタリア機の迷彩パターンと比べて、グリーンの部分が多いです。なんか色合い的には…毒虫って感じでしょうか('A`)キモカッコよくて自分は好きですがー。
 大戦全期間を通じてイタリア戦闘機が共通して抱えていた問題が「高出力エンジンの供給不足」でしょうか。

 結局大戦後半のイタリア機は、ドイツからのエンジン供給によって急場をしのぐ形となり、供給されるエンジンに合わせてそのつど進化を繰り返しました。MC202も例外ではなく、もとはMC200サエッタなる戦闘機の機体でして、それにドイツのDB601エンジンを組み合わせて設計しなおしたのがMC202と言えます。
 心臓だけは列強の戦闘機並になりましたが、火力、航続距離共にかなり見劣りするスペックです。デザイン自体はレーサーというか、工芸品的な美しさがあって好きなんですが…この機で英米の第一線機とガチンコの戦いをするのはキツかったかと思います(つД`;)
MC202 その2

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