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突き出た照準機がキュートですな(*´Д`) 玉石混合の感のあるイタレリキットですが、この機はかなり「玉」の部類に入ると思います。少ないパーツ数で合いも良く、潰れたカエルのような(失礼)この機の特徴を上手く捉えていると思います。合いは全体に良いのですが、主脚だけは接着の際主脚庫と干渉するので、主脚庫内を薄く削りました。手を加えた点は機銃孔を開口し、テグスでアンテナの張り線を行ったくらいでしょうか。…アンテナは支柱が製作途中で折れ、再接着後張り線がたるんでしまいましたが('A`) 唯一の泣き所は、75ミリ砲が砲身、マズルブレーキ共に形状がじぇんじぇん違う点です。ただ、小さいガス抜き孔が無数にある(しかも微妙に逆テーパー)このデザインを自分の技量で再現できるとは思えずTT、スケールも考えると効果は薄いと思って諦めました。 |
塗装ですが、幾多の戦場を飛び回った歴戦機っぽく見せたかったので、ところどころ塗装が剥がれて下地のプライマーが出ているように塗りました。あ、赤いのは錆じゃなく下地塗装ですぞ^-^;無塗装のFW190にリベットライン上だけプライマーを塗っている写真を見たことがあるので、その印象を頼りにリベットラインを中心にレッドブラウンを塗っています。その上で控えめに銀チョロを施しました。 エピソードがなかなか伝わってこない機体ですが…数少ない残存機がベルリンの防衛戦にも参加しています。ドイツ滅亡の日まで、この小さい攻撃機は上空からその不釣合いな巨弾を吐き散らしていたに違いありません。 |